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各国徹底比較!親子留学の費用はどのくらいかかる?

各国徹底比較!親子留学の費用はどのくらいかかる?
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英語コラム

「親子留学」と聞くと、皆さんはどんな留学を想像しますか?

「親子留学」という名でひとくくりにされていますが、親子留学には大きく分けて5つの形態があります。

<親子留学の5つの形態>

  1. 親も子も英語レッスンを受ける
  2. 子供のみ英語レッスンを受ける
  3. 親のみのレッスンで、子供はベビーシッター・託児所に預ける
  4. 親子で英語講師宅に滞在し、親子でプライベートレッスンを受ける
  5. 親子でホームステイをして親子で異文化コミュニケーションを楽しむ

この記事では、

  • 親も子もレッスンを受ける親子留学(1週間・1か月)
  • 子供の留学、親はサポーター(1年以上の長期留学)

といった形の親子留学費用を、おすすめ5カ国で比較しています。

また、国別の特徴やメリット・デメリットも合わせてご紹介していきます。

皆様の決断のお手伝いができれば幸いです。

親子留学におすすめ「5カ国」の費用比較

「子供を留学させたいけれど、海外に一人で行かせるのは心配」という保護者さまでも、一緒に留学できる親子留学なら安心ですね。

ただし親子となると、その分費用もかかります。
でも「どのくらいかかるのか?」が分かれば、準備をすることができるでしょう。

下の図は、親子留学におすすめのフィリピン、マレーシア、カナダ、オーストラリア、ハワイに留学した場合にかかる、平均的な費用を算出しています。

為替や物価、渡航費などの変動がありますので、1つの目安としてご参照ください。

1週間・1ヶ月の親子留学・費用比較

国名1週間1ヶ月
フィリピン30万円40万円
マレーシア35万円55万円
カナダ45万円70万円
オーストラリア50万円75万円
ハワイ55万円85万円
※親子で留学、2人分のおおよその費用です。

詳細な内訳の一例を見てみましょう。

【1週間】フィリピン:親子で留学

航空券15万円
学費+滞在費(食事、洗濯代含む)13万円
生活費2万円
合計30万円

1週間の留学でも、航空券や入学金、SSP※などといった固定費がかかるので短期の場合は割高になります。
※1週間の留学でも必要な特別許可証

(1か月の場合は、学費+滞在費で約40万円前後が相場です)

<こんな親子におすすめ>

  • お子さまに異文化を体験させてあげたい
  • 英語を学ぶことへのモチベーションを高めたい

【1ヶ月】カナダ:親子で留学

航空券30万円
学費20万円
居住費10万円
生活費10万円
合計70万円

<こんな親子におすすめ>

  • 将来お子さまの長期留学を考えている
  • 長期留学への下準備
    ※カナダは1週間の短期留学は少ないのが特徴です。

また、各国その他にパスポート取得費用海外旅行保険料がかかります。

1年間の親子留学・費用比較

国名1年間
フィリピン250万円
マレーシア350万円
カナダ550万円
オーストラリア600万円
ハワイ700万円
※子供のみ留学・親はサポーターの場合のおおよその費用です。

内訳の一例を確認してみましょう。

【1年間】マレーシア:子供留学+親サポーター

航空券20万円
インターナショナルスクール学費50万円 ※20万円~300万円の幅あり
居住費(コンドミニアム・プール付き)96万円 (8万円×12ヶ月)
生活費※180万円 (15万円×12ヶ月)
合計346万円
※食費、電気代、ガス代、水道代、移動費、通信費、娯楽費、日用品、習い事など

<こんな親子におすすめ>

  • お子さまの英語力を向上させたい
  • お子さまに英語を習得させたい

その他にかかる費用として、以下があげられます。

  • パスポート取得費用
  • 海外旅行保険料
  • VISAの取得費用
  • 海外留学生保険
  • エージェントに相談・手続きの代行を依頼する場合は手数料

2023年現在は、円安原油高の影響を受けており、費用は例年に比べ高めになっています。

  • 格安航空を利用する
  • シーズンを外して留学に参加する

などの工夫で、費用を大幅に抑えることができます。

親子留学におすすめの国

  • フィリピン
  • マレーシア
  • カナダ
  • オーストラリア
  • ハワイ

上記で費用を紹介した、親子留学におすすめの国の特徴と、その国で親子留学をするメリット・デメリットをお伝えしていきます。

一緒に確認していきましょう。

フィリピン

フィリピンは東南アジアに位置し、マニラを首都に「島々から成る共和国」です。

フィリピンの公用語はフィリピノ語と英語であり、英語力の高さは、非英語圏英語能力測定テストでも証明されています。

アジア圏の国で英語力が高く、比較的安く留学できるのがフィリピンの魅力です。

治安が心配という保護者さまも多いかと思いますが、フィリピンの語学学校では、校舎内、または校舎近隣に宿舎があり「3食・掃除・洗濯」をスクール側で提供してくれるので、生活と学びを校舎内で完結させることが可能です。

フィリピンに親子留学するメリット・デメリット

<メリット>

  • 語学学校が沢山あるので、選択肢が豊富
  • フィリピン講師は温厚で朗らかなので、リラックスしてレッスンを受けることができる
  • マンツーマンレッスンが主な形態なので、個々のレベルにあったレッスンで短期間でも英語力向上が期待できる

<デメリット>

  • 慣れない気候や食べ物で体調を崩す心配がある
  • 治安の悪い地域がある

治安が心配な方は、比較的治安のよいドゥマゲッティ・セブ島での親子留学がお勧めです。

マレーシア

マレーシアは多様な民族が共存している多民族国家です。

国際水準の教育プログラムが安価で受けられることが、近頃増えている「教育移住」や「親子留学」に人気の理由です。

マレーシアに親子留学するメリット・デメリット

<メリット>

  • 多民族国家かつ留学生も多いため、多様な文化に触れることができる
  • グローバル教育先進国である
    (180校ものインターナショナルスクールがあり、国際水準※の教育が受けられる)
    ※英国式/米国式/欧州式/カナダ式/国際バカロレア

<デメリット>

  • 英語に独特なアクセントがあるので、ネイティブの英語に慣れていると聞き取りにくい
  • 高温多湿 (25-35℃)の気候で体調管理に注意が必要

カナダ

カナダは、多国籍・多民族・多言語による「多様な文化、価値観が混在する」移民国家です。

雄大な自然に囲まれたカナダの人々は穏やかでフレンドリーで、英語初心者に優しい国です。

英語圏として知られていますが、カナダの公用語は英語とフランス語です。

街には英語とフランス語の表示が溢れています。

カナダに親子留学するメリット・デメリット

<メリット>

  • カナダの教育は世界でも評価されており、高い水準の教育が受けられる
  • 多国籍の友人ができ、異文化理解と価値観の違いを尊重できるようになる

<デメリット>

  • 日本よりも冬が長くて寒さが厳しい

カナダでは親が学生ビザや就労ビザを持っていると、子供は無料で公立の小学校に通う事ができる州もあります。

オーストラリア

オーストラリアはオセアニアに位置する国で、季節は日本と反対になります。

美しい自然と文化的な観光スポットがあり、留学先としても人気の一つです。

オーストラリアでの留学はホームステイが一般的ですが、親子で受け入れてくれる滞在先は少ないようです。

オーストラリアに親子留学するメリット・デメリット

<メリット>

  • 子供向け留学プログラムが豊富(体験を含む)
  • オーストラリアの自然を体験しながら英語を学べる

<デメリット>

親子別々の語学学校が多い

ハワイ

ハワイ諸島は132の島からなるアメリカ合衆国、ハワイ州です。

観光地で訪れることができる島は6島、ホノルルで有名な島はオアフ島です。

ハワイでは親が語学学校や、資格を取得するための専門学校に通い、子供が幼稚園や小学校に通う形が一般的ですが、観光を兼ねた短期親子留学も増えています。

ハワイに親子留学するメリット・デメリット

<メリット>

  • リゾート地で楽しみながら英語が学べる
  • 日本語が通じる施設や病院があるので安心

<デメリット>

  • 物価が高い

また、幼稚園のプリスクール(3歳から5歳)1週間~のプランも昨今は人気です。

まとめ

親子留学にかかるおおよその費用を、5カ国で比較してお届けしました。

選択肢がたくさんあると、留学先に迷うかもしれません。

そんな時は今一度、「ご家庭の留学の目的」を再考してみてください。

きっとお子さまにピッタリの留学先が見つかるはずです。

そして、留学先で英語力を伸ばすには、ベースになる「基礎力」が必須です。

親子留学のその日まで、オンライン英会話レッスンを継続していきましょう。

※2回の無料チケットは2回の無料体験後、24時間以内に契約された方が対象です。

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