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英検®︎準2級のレベルは?合格点・単語数や3級との違いを徹底解説

英検®︎準2級のレベルは?合格点・単語数や3級との違いを徹底解説
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「英検®︎準2級のレベルはどれくらい?」
「3級と比べて急に難しくなると聞いたけれど本当?」
「中学生でも合格できる?」

これから英検®︎準2級の受験を考えている方や、その保護者の方の中には、このような疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、英検®︎準2級の具体的なレベル感や合格ライン、必要な単語数、そして3級との明確な違いについて徹底解説します。

【この記事の結論(サマリー)】

  • レベルの目安: 高校中級程度(高校1〜2年生レベル)
  • 必要な単語数: 約2,600〜3,600語(3級から約1,500語の増加)
  • 合格基準スコア(一次試験): 1322点(各技能のバランスが必須)
  • 3級との違い: 長文の文字数が増え、環境・教育・科学など社会的なテーマが出題される
  • 対策のポイント: 単語力の強化と、長文読解へのスタミナづくりが合否を分ける

英検®︎準2級は、大学入試での優遇や高校受験での加点対象となるなど、取得することで多くのメリットが得られる重要な級です。

正しいレベル感を把握し、効率的な対策をスタートさせましょう!

英検®︎準2級のレベルと難易度

英検®︎準2級は、基礎的な英語力を測る3級までとは異なり、より実践的で応用力のある英語が求められるレベルへの入り口となります。

ここでは、具体的な難易度と対象者の目安について解説します。

目安は「高校中級程度(高校2年生レベル)」

公益財団法人 日本英語検定協会によると、英検®︎準2級のレベルの目安は「高校中級程度」とされています。

これは、日本の高等学校の1年生から2年生の間に学習する英文法や語彙の知識が求められるレベルです。

日常生活で使われる英語だけでなく、教育、科学、自然環境といった社会的な話題についても、英語で理解し、自分の意見を表現できる力が問われます。

英検®︎3級(中学卒業レベル)との違いと壁

英検®︎3級(中学卒業レベル)と準2級の間には、多くの受験生が直面する「大きな壁」が存在します。

主な違いは以下の3点です。

  1. テーマの抽象化: 3級までは「学校」「趣味」「家族」といった身近な話題が中心ですが、準2級からは「ボランティア活動」「環境問題」「テクノロジー」など、少し抽象的で社会的なテーマが頻出します。
  2. 長文のボリューム: リーディングセクションの長文問題が大幅に長くなり、複雑な構文(関係代名詞の連続、不定詞の意味上の主語など)が含まれるようになります。
  3. 単語の難易度: 日常会話ではあまり使われないような、少し硬い表現や学術的な単語が登場し始めます。

3級までは感覚で解けていた問題も、準2級からは正確な文法知識と語彙力がないと正解を導き出すのが難しくなります。

中学生や小学生でも合格できる?

「高校中級程度」とされていますが、近年では英語教育の早期化により、中学生や小学生で英検®︎準2級に合格するケースも珍しくありません。

しかし、小学生や中学生が受験する場合、前述した「社会的なテーマ」に対する日本語での理解(背景知識)が不足していると、英語の文章が読めても内容が理解できないという事態が起こり得ます。

早期受験を目指す場合は、単語の暗記だけでなく、日頃からニュースや社会問題に関心を持たせるなど、国語力や一般常識を同時に育てることが合格への近道となります。

英検®︎準2級の合格点・合格率

合格を目指す上で、ゴールとなる「合格点」を正しく把握することは学習計画を立てる上で不可欠です。

英検®︎準2級の採点システムと、気になる合格率について解説します。

合格基準スコア(CSEスコア)について

現在の英検®︎は、素点(何問正解したか)ではなく、「英検®︎CSEスコア」という国際標準規格に基づくスコアで合否が判定されます。英検®︎準2級の合格基準スコアは以下の通りです。

  • 一次試験(リーディング・リスニング・ライティング): 1322点(満点:1800点)
  • 二次試験(スピーキング): 406点(満点:600点)

試験ごとに問題の難易度が調整されるため、「〇問正解すれば必ず合格」と断言することはできませんが、一般的には各技能で約6割〜7割前後の正答率が合格の目安と言われています。

各技能のバランスが最重要な理由

英検®︎CSEスコアの最大の特徴は、「各技能(リーディング、リスニング、ライティング)に均等にスコアが割り振られている」という点です。

英検®︎準2級の一次試験では、3つの技能すべてが各600点満点となっています。

問題数が多いリーディング(37問)も、問題数が1問しかないライティング(1問)も、同じ600点満点として扱われます。

そのため、「リーディングは満点だったが、ライティングが0点だった」というような偏った点数の取り方をしてしまうと、不合格になる可能性が極めて高くなります。苦手分野を作らず、バランス良く得点する総合的な英語力が求められます。

英検®︎準2級の合格率はどれくらい?

難易度を測る指標として合格率が気になるところですが、正しい情報を把握するためには事実と推測を明確に分けることが重要です。

現在、日本英語検定協会から英検®︎準2級の公式な合格率は発表されていません(2016年度以降、合格率の非公開化が行われています)。

ただし、過去に公開されていたデータや、現在各教育機関が独自に集計しているデータを基にした「推測・目安」としては、おおよそ35%〜40%前後と言われています。

3級の合格率が50%強と言われていることと比較すると、やはり準2級からは難易度が一段階上がっている(約3人に1人の合格)と考えるのが妥当でしょう。

英検®︎準2級に必要な単語数と頻出単語

語彙力(単語力)は、英検®︎準2級レベルをクリアするための最大の武器となります。

必要な単語数と傾向を見ていきましょう。

必要な単語数は「約2,600〜3,600語」

英検®︎準2級に合格するために必要な単語数の目安は、約2,600〜3,600語とされています。

英検®︎3級の必要単語数が約1,250〜2,100語であるのに対し、準2級ではさらに1,500語近い新しい単語を覚える必要があります。

この「単語数の大幅な増加」が、準2級のレベルを高く感じさせる最大の要因です。

頻出する単語の具体例

準2級の語彙問題(大問1)では、単なる物の名前(名詞)だけでなく、文脈から意味を推測する必要がある「動詞」や「形容詞」、複数の単語が組み合わさった「熟語」が頻繁に出題されます。

【英検®︎準2級で頻出する動詞の例】

  • accept(〜を受け入れる)
  • improve(〜を向上させる、改善する)
  • realize(〜に気づく、実現する)
  • require(〜を必要とする、要求する)
  • provide(〜を提供する)

【英検®︎準2級で頻出する熟語の例】

  • take part in 〜(〜に参加する)
  • depend on 〜(〜に頼る、〜次第である)
  • figure out 〜(〜を理解する、計算して出す)

これらの単語は、リーディング問題だけでなく、リスニング問題の選択肢や長文の中にも当たり前のように登場します。

準2級レベルに特化した単語帳を1冊用意し、繰り返し学習して瞬時に意味が引き出せる状態にしておくことが不可欠です。

英検®︎準2級の問題形式と試験時間

長時間の試験を集中して乗り切るためには、事前に出題形式と時間配分を体に覚えさせておくことが重要です。

一次試験と二次試験の具体的な構成を解説します。

一次試験(筆記・リスニング)の構成

一次試験は、リーディング・ライティング(筆記)とリスニングで構成されています。

試験時間は筆記が75分、リスニングが約25分の合計100分という長丁場になります。

【筆記試験(75分)の構成】

  • 大問1:短文の語句空所補充(20問)
    • 単語や熟語、文法の知識が問われます。
  • 大問2:長文の語句空所補充(5問)
    • 文脈を正しく読み取り、適切な語句を補います。
  • 大問3:長文の内容一致選択(12問)
    • Eメールや説明文など、長文の内容に関する質問に答えます。
  • 大問4:英作文(1問)
    • 与えられたQUESTION(質問)に対し、自分の意見とその理由を2つ、50〜60語で記述します。

【リスニング試験(約25分)の構成】

  • 第1部:会話の応答文選択(10問)
    • 対話の最後に続く適切な応答を選びます。※音声は1回のみ再生
  • 第2部:会話の内容一致選択(10問)
    • 2人の対話を聞き、その内容に関する質問に答えます。※音声は1回のみ再生
  • 第3部:文の内容一致選択(10問)
    • 短い説明文(パッセージ)を聞き、その内容に関する質問に答えます。※音声は1回のみ再生

筆記試験(75分)の中で、ライティングに約15〜20分、見直しに5分程度を残せるよう、リーディング問題をスピーディーに解き進める「時間配分」の練習が必須です。

二次試験(面接・スピーキング)の流れ

一次試験の合格者のみが進める二次試験は、面接委員と1対1で行う個人面接形式です。時間は約6分間と短めですが、実践的なコミュニケーション能力が問われます。

【二次試験の主な流れ】

  1. 音読(パッセージの朗読): 渡されたカードに書かれた50語程度の英文を黙読後、声に出して読み上げます。
  2. パッセージについての質問: 読んだ英文の内容について1問質問されます。
  3. イラストの描写: カードに描かれた人物の行動や状況を、現在進行形などを用いて英語で説明します。
  4. 受験者自身の意見を問う質問(2問): カードのトピックに関連した事柄や、日常生活における身近な事柄について、自分の意見と理由を答えます。

【分野別】英検®︎準2級レベルを突破する勉強法

英検®︎準2級の高い壁を乗り越えるためには、がむしゃらに勉強するのではなく、技能ごとに適切なアプローチを取る必要があります。

リーディング対策(単語力強化と長文のコツ)

最も重要なのは、前半でもお伝えした「単語力・語彙力の強化」です。大問1の語彙問題を確実に得点源にするため、専用の単語帳をスキマ時間に何度も反復しましょう。

長文読解(大問3)のコツは、「段落ごとに要旨をつかむ」ことです。英検®︎の長文は論理的に構成されており、「1つの段落に1つの主張」というルールで書かれています。

設問の順番と長文の段落順がリンクしていることが多いため、設問を先に読んでから該当する段落を探すという解き方が効果的です。

リスニング対策(英語特有の音声変化に慣れる)

英検®︎準2級のリスニングは1回しか放送されないため、高い集中力が求められます

対策としては、音源を聞きながら少し遅れて発音する「シャドーイング」が最も効果的です。

単語同士の音が繋がる「リンキング(連結)」や、音が消える「リダクション(脱落)」など、英語特有の音声変化に耳を慣らすことで、スクリプト(台本)を見た時の「知っている単語なのに聞き取れない」という現象を減らすことができます。

ライティング対策(定型フォーマット・型の習得)

ライティングは、「序論(自分の意見)」「本論(理由2つと具体例)」「結論(意見の再提示)」という定型フォーマット(型)に沿って書くことが絶対条件です。

  • 序論: I think that 〜. / I do not think that 〜.
  • 本論(理由1): First, 〜.
  • 本論(理由2): Second, 〜.
  • 結論: Therefore, 〜.

このフォーマットに沿って、自分が確実に書ける文法と単語だけを使って表現する練習を繰り返しましょう。

難しい単語を使ってスペルミスをするよりも、中学レベルの単語でミスなく論理的に書く方が高得点につながります。

スピーキング対策(実践練習の重要性)

二次試験で最も大切なのは「沈黙しないこと」です。面接委員の質問が聞き取れなかった場合は、”Pardon?” “Could you say that again, please?” と聞き返しても、自然なコミュニケーションの範囲内であれば減点対象にはなりません。

頭の中で英文を組み立ててから話すのではなく、知っている単語を声に出しながら繋いでいく瞬発力が必要です。

オンライン英会話などを活用し、外国人の先生を相手に模擬面接を行うなど、実践的なアウトプット環境を作りましょう。

英検®︎準2級を取得するメリット

難易度が上がる英検®︎準2級ですが、取得することで学習面において強力なアドバンテージを得ることができます。

高校受験や大学受験での優遇・加点

多くの高校や大学の入学試験において、英検®︎準2級の取得者は「内申点への加点」「英語試験の得点換算」、あるいは「英語試験の免除」といった優遇措置を受けることができます。

特に私立高校の推薦入試などでは、準2級を持っていることが出願条件になっているケースも少なくありません。

将来の英語学習(共通テストなど)の基礎固め

英検®︎準2級で扱う「社会的なテーマの長文読解」や「自分の意見を論理的に表現するライティング」は、大学入学共通テストや、さらにその先の英検®︎2級・準1級への重要なステップとなります。

高校レベルの基礎となる文法・語彙をこの段階でしっかりと固めておくことで、その後の英語学習が劇的にスムーズになります。

英検®︎準2級レベルに関するよくある質問(FAQ)

最後に、英検®︎準2級に関してよく寄せられる疑問をまとめました。

Q1: 英検®︎準2級のレベルはTOEICに換算するとどのくらいですか? 

A: 公式な換算表は存在しませんが、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)などの国際指標を基にした推測値としては、おおよそTOEIC 400点〜500点程度のレベルに相当すると言われています。

ただし、出題形式や求められるビジネス語彙が全く異なるため、あくまで目安として捉えてください。

Q2: 勉強は何ヶ月前から始めればよいですか? 

A: 現在の英語レベルによって大きく異なります。

英検®︎3級に合格した直後(中学英語が身についている状態)であれば、約3〜4ヶ月前から専用の対策を始めるのが一般的です。

Q3: 過去問は何回分やればいいですか?

 A: 最低でも直近の過去問3回分は解き、出題傾向と時間配分を体に覚えさせましょう。

理想は6回分を解き、間違えた問題をなぜ間違えたのか解説を読んで完全に理解できるまで復習することです。

まとめ

レベルを正しく把握して対策を始めよう

英検®︎準2級のレベルは「高校中級程度」であり、3級までとは異なる長文のボリュームや社会的なテーマへの対応が求められます。

しかし、必要な単語(約2,600〜3,600語)をコツコツと暗記し、各技能のバランスを意識した学習を行えば、中学生・小学生でも十分に合格を狙える資格です。

正しい情報を基に学習計画を立て、一歩ずつ対策を進めていきましょう。

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