「運動会」は英語でなんて言う?親子で覚えたい人気競技名ベスト5!

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「運動会って英語でなんて言うの?」
子供にそう聞かれて、答えに迷ったことはありませんか?
実は「運動会」は英語で「Field Day」や「Sports Day」 と表現されることがあり、国によって使い方や意味が少し違うんです。
この記事では、親子で一緒に学べるように、「運動会」の英語表現と、かけっこ・リレー・玉入れ・綱引き・組体操など、人気競技の英語での言い方ベスト5をわかりやすく紹介します。
英語を使って運動会をもっと楽しくしたい方や、英語教育に興味のある保護者の方にぴったりの内容です。
今日から使える英語フレーズも盛りだくさん!ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「運動会」って英語でどう言うの?
子供に「運動会って英語でなんて言うの?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?
実は、「運動会」をそのままぴったり英語にできる単語はありませんが、一番近い表現がいくつかあります。
英語では 「Sports Day」?それとも 「Field Day」?
日本語の「運動会」を英語で表すとき、よく使われるのが以下の2つです。
英語表現 | 意味・使われ方 | 特徴 |
Sports Day | イギリスやアジア圏(シンガポールなど)で一般的な言い方 | 学校で行うスポーツイベントの正式名称。日本の運動会にかなり近い。 |
Field Day | アメリカの小学校でよく使われる | 「体を動かして遊ぶ日」という意味が強く、競争よりも楽しむことが目的。 |
使い分けのポイント
海外の学校を紹介したり、英語の授業で使うなら「Sports Day」が最も通じやすい
アメリカ文化を紹介したり、日常会話や海外ニュースで目にしたりするのは「Field Day」
「Sports Festival」と「Field Day」の違いって何?
「Sports Festival」も学校のイベントで使われる英語表現のひとつです。
では、「Field Day」「Sports Day」「Sports Festival」にはどんな違いがあるのでしょうか?
わかりやすく整理してみましょう。
英語表現 | 日本語訳のイメージ | 主な使用地域・場面 | ニュアンス |
Sports Day | 日本の運動会に近い学校行事 | イギリス、シンガポール、インドなど | 競技中心、順位あり、保護者参加あり |
Field Day | レクリエーション中心の運動イベント | アメリカの小学校など | 楽しく遊ぶ日、勝ち負けにこだわらない |
Sports Festival | 体育祭、文化祭のようなイベント | 日本や韓国の英語訳、または大学の行事 | 規模が大きく、公式な響きあり |
まとめると…
日本の小学校の運動会を表すなら → Sports Day
アメリカ式の遊び中心の行事なら → Field Day
中学・高校・大学の大規模な体育イベントなら → Sports Festival
英語で説明するときのフレーズも紹介!
「運動会って何?」と外国の友達に聞かれたとき、英語でどう説明すればよいのでしょうか?
ここでは、子供でも使えるやさしい英語フレーズを紹介します。
日本語 | 英語フレーズ |
私の学校には毎年「運動会」があります。 | We have a sports day at school every year. |
運動会ではいろいろな競技をします。 | We do many sports and games on that day. |
チームで競争して、勝ったチームが表彰されます。 | We compete in teams, and the winning team gets a prize. |
保護者も参加する競技があります。 | Some games include parents, too. |
応援合戦やリレーもあって、とても楽しいです。 | We have cheering battles and relay races. It’s really fun! |
親子で練習してみよう!
簡単な英会話練習として、こんな会話もおすすめです。
例文
子供:What’s a sports day?
(スポーツデイって何?)
親:It’s a school event with games like races, tug-of-war, and relays. It’s fun!
(レースや綱引き、リレーなどの競技がある学校のイベントだよ。とっても楽しいよ!)
人気競技その1:かけっこ(徒競走)
運動会といえば、やっぱり「かけっこ(徒競走)」
短距離を思いきり走るこの競技は、子供たちにとって一番盛り上がる種目のひとつですよね。
英語でも、かけっこを表す言葉はいくつかあります。
状況に合わせて覚えておくと、とても役立ちます!
「かけっこ」は英語で「Race」 や 「Sprint」
「かけっこ」は英語で一般的に 「Race」 と言います。
もっと正確にいうと、短い距離を全力で走る場合は 「Sprint」 という言い方もあります。
使い分けのポイント
英語 | 意味 | 使い方の例 |
Race | 競走(全般) | I ran in a race at the sports day.(運動会でかけっこをしたよ。) |
Sprint | 短距離走・ダッシュ | He won the 50-meter sprint.(50メートル走で優勝した。) |
「徒競走」や「かけっこ」は、日常会話では 「race」 がいちばんよく使われます。
英語で「よーい、ドン!」は何て言う?
「よーい、ドン!」は、日本の運動会でおなじみの掛け声ですね。
英語ではこのような表現で伝えられます。
例文
On your mark, get set, go!
(位置について、用意、スタート!)
これは英語圏でよく使われるスタートの合図です。
特に競技やレースの始まりで使われます。
このフレーズは、3つの短い命令文からできています。
まず、「On your mark」は「位置について」という意味で、スタートラインに立つことを表します。
次に「Get set」は「用意!」という意味で、今まさにスタートする準備をする段階です。
そして「Go!」が「スタート!」
ここで一斉に走り出す、という流れになります。
家の中でミニレースをしたり、おもちゃで競争ごっこをするときにこのフレーズを使ってみると、英語が自然と体に染み込みます。
楽しみながら英語のリズムや意味を覚えられるので、親子でぜひ取り入れてみてくださいね!
人気競技その2:リレー
運動会のクライマックスといえば、やっぱりリレー!
みんながバトンをつないで走り抜ける姿は、応援する側も力が入りますよね。
この「リレー」は、英語でもそのまま 「relay(リレー)」と表現されます。
さらに、「バトン」や応援のときに使える英語フレーズもあわせて覚えておくと、英語での表現の幅が広がります。
「バトン」は英語で 「Baton」
リレーで欠かせないのが、「バトン」。
英語では 「baton(バトン)」 と書きます。
読み方は「バトン」または「バターン」に近い発音で、ネイティブの発音では「バターン」に聞こえることもあります。
例文
Pass the baton quickly!
(バトンを素早く渡して!)
Don’t drop the baton!
(バトンを落とさないで!)
She ran the last leg of the relay and crossed the finish line.
(彼女はリレーの最終走者でゴールを切った。)
「leg」 はリレーなどでの「区間・走者」を表すときに使います。
応援するときの英語フレーズもチェック!
リレーの応援も、英語でできたらもっと楽しくなります!
運動会でそのまま使える応援フレーズをいくつか紹介します。
親子で使える英語の応援フレーズ
日本語 | 英語フレーズ |
がんばれー! | Go for it! / You can do it! |
いいぞ、その調子! | Keep it up! / Great job! |
走れ走れー! | Run, run, run! |
最後まであきらめないで! | Don’t give up! |
ナイスバトンパス! | Nice baton pass! |
例文
Go, go, go! You can do it!
(がんばれー!できるよ!)
Keep running! Don’t stop!
( 走り続けて!止まらないで!)
運動会の練習中や、おうちでのごっこ遊びでも使えるフレーズなので、英語に慣れるきっかけになります。
人気競技その3:玉入れ
小さな子供から大人まで楽しめる、運動会の定番競技「玉入れ」。
紅白に分かれて、かごに向かって玉を投げるこの競技は、運動が苦手な子でも参加しやすく、まさに「みんなで楽しめる」イベントのひとつです。
でも実はこの「玉入れ」、海外にはあまり見られない日本独自の競技。
では英語ではどう表現したらよいのでしょうか?
「玉入れ」って英語でどう言うの?
「玉入れ」に対応する英語表現は、残念ながらひとことでぴったり当てはまる単語はありません。
ですが、いくつかの表現を組み合わせて、英語で説明することは可能です。
使える表現の例
ball toss game
(ボール投げゲーム)
beanbag toss
(豆袋を投げる遊び:アメリカの類似遊び)
どちらも、「ものを投げて、的に入れる遊び」という意味で使われます。
例文
We played a ball toss game at the sports day.
(運動会で玉入れをしたよ。)
You try to throw as many balls into the basket as you can.
(できるだけたくさんのボールをかごに入れるゲームです。)
The team with the most balls in the basket wins!
(かごにたくさん玉を入れたチームが勝ちます!)
海外にはない?日本ならではの競技を紹介
「玉入れ」は、日本の伝統的な運動会らしさを感じられるユニークな競技です。
英語圏の学校では見かけないため、外国の人に説明するととても興味をもたれます。
なぜ海外にはないの?
アメリカやヨーロッパの運動イベントは、個人競技やチーム競技の勝敗を重視する傾向が強く、「玉入れ」のような遊び要素のある協力ゲームは少なめ。
日本の運動会は、集団行動や協調性を重んじる文化が反映されていて、「玉入れ」や「組体操」などがよく行われます。
人気競技その4:綱引き
力を合わせて綱を引く「綱引き」は、運動会でも大人気のチーム競技。
みんなで「せーの!」と声をそろえて引っ張る姿は、団結力が試される場面でもあります。
この「綱引き」、英語ではとてもおもしろい名前で表現されます!
英語では 「Tug of War」!由来がおもしろい
「綱引き」は英語で 「Tug of War(タグ・オブ・ウォー)」 と言います。
Tug は「引っぱる」
War は「戦い」
つまり、「Tug of War」は「引っぱり合いの戦い」という意味になります。
まさに綱引きそのものですね!
例文
We had a tug of war at the sports day.
(運動会で綱引きをしたよ。)
Our team won the tug of war!
(私たちのチームが綱引きで勝ったよ!)
実は古代オリンピックでも、綱引きは公式競技だった時代があったと言われています。
親子で遊べる英語アクティビティに応用も!
綱引きは、大きなロープがなくても遊べます!
例えば、タオルやゴム紐を使って簡易版の綱引きをすれば、おうちでも英語で遊ぶことができます。
例文
Ready? Pull! Pull!
(よーい、引っぱれー!)
Don’t let go!
(手を離さないで!)
We win! / You win!
(勝ったね! / 君の勝ちだ!)
家の中や公園で「英語で綱引きごっこ」をしてみると、英語がぐっと身近になります。
遊びながら覚えることで、英語に対する苦手意識も自然と薄れていきますよ。
人気競技その5:組体操
運動会の最後を飾ることも多い「組体操」。
みんなで体を使ってピラミッドやタワーを作る姿は、とても迫力があり、見る人の心にも残りますよね。
でも、「組体操」って英語でどう言えばいいのでしょうか?
「組体操」は英語でどう表現する?
「組体操」をぴったり一言で表す英語はありませんが、いくつかの表現を組み合わせて伝えることができます。
よく使われる表現
group gymnastics
(グループで行う体操)
human pyramid
(人間ピラミッド)
group acrobatics
(団体アクロバット)
「組体操」は日本独自の学校文化で、海外にはほとんどないため、「どういうものか」を英語で説明する力が大切です。
例文
We made a human pyramid at the school sports day.
(運動会で人間ピラミッドを作ったよ。)
Group gymnastics is a team performance using our bodies.
(組体操は、体を使ってチームで行う演技です。)
We worked together to balance and hold each other.
(みんなで協力して、バランスを取り合いました。)
体の部位を使った英語も覚えちゃおう!
組体操では、お友達の背中・肩・ひざなどに乗ったり支えたりしますよね。
その時に使う「体の部位」を英語で覚えると、英語の理解もぐんと深まります!
よく使う体のパーツ英語
日本語 | 英語 |
手 | hand |
足 | leg / foot |
ひざ | knee |
肩 | shoulder |
背中 | back |
腕 | arm |
例文
Put your hands on my shoulders.
(ぼくの肩に手を置いてね。)
Stand on my back carefully.
(ぼくの背中に気をつけて立って。)
Bend your knees a little.
(ひざを少し曲げて。)
遊びながら英語にふれよう!
おうちで簡単なポーズをまねしたり、ぬいぐるみを使って「ピラミッドごっこ」をするのもおすすめです。
その中で体の名前を英語で言ってみると、遊びながら自然に英語を覚えられますよ!
【まとめ】運動会の英語フレーズを覚えてもっと楽しもう!
運動会は、子供たちにとって思い出に残る大切な学校行事。
今回ご紹介したように、「かけっこ」「リレー」「玉入れ」「綱引き」「組体操」など、それぞれの競技にも英語で表現できる言葉があるんです。
一度に完璧に覚えなくても大丈夫。
「これは英語でなんて言うんだろう?」と興味を持つことが、英語を好きになる第一歩です。
今日からできる親子での取り組みアイデアとして…
- おうちでミニ運動会ごっこをしながら、英語で声をかけてみよう
- 覚えた英語フレーズを日常の遊びの中で使ってみよう
- 運動会の絵や写真を見ながら、英語で説明してみよう
英語を「勉強」ではなく「遊びや生活の一部」として取り入れていくと、親子で楽しく続けられます。
運動会をきっかけに、英語を通じたコミュニケーションの楽しさをぜひ感じてみてくださいね!