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「No matter what」に込められた思い|子供を励ます英語フレーズを学ぼう

「No matter what」に込められた思い|子供を励ます英語フレーズを学ぼう
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英語コラム

子供が落ち込んでいたり、自信をなくしているときに、親としてどんな言葉をかけるかはとても大切ですよね。

英語には、そんなときにぴったりの、あたたかい表現があります。

それが「No matter what」です。

どんなことがあっても」「たとえ何が起きても」という意味を持つこのフレーズは、シンプルでありながら、深い愛情や信頼を伝えることができます。

今回は、親子で使える「No matter what」の意味と使い方、そして家庭での英語コミュニケーションに活かすヒントをご紹介します。

「No matter what」ってどういう意味?

英語で自分の決意や思いを伝えたいとき、シンプルだけど力強い言葉があります。

それが「No matter what」。

映画やドラマのセリフ、海外アーティストの歌詞にもよく登場するこのフレーズは、「どんなことがあっても」「何が起きても」という強いメッセージを込めた表現です。

この章では、「No matter what」の意味や使い方、よくある例文をわかりやすく解説します。

どんな状況でも変わらない思いを表す言葉

「No matter what」は直訳すると「何があっても構わない」「どんなことがあっても」という意味になります。

ここでの「no matter」は「~に関係なく」、「what」は「何が」という意味で、合わせると 「何があっても変わらない」 というニュアンスを表します。

たとえば、子供が失敗して落ち込んでいるときに、

I love you no matter what.
(何があっても、あなたのことが大好きだよ。)

と伝えたら、きっと心がほっとするでしょう。

この一言には、「条件付きではなく、無条件の愛」というメッセージが込められています。

「たとえ何があっても」という励ましのニュアンス

「No matter what」は、励ましの言葉にもよく使われます。

失敗を恐れずに挑戦してほしいとき、

No matter what, don’t give up.
(どんなことがあっても、あきらめないで。)

というフレーズをかけると、子供は「見守ってもらえている」と感じられます。

英語では、「完璧にできること」よりも「挑戦すること」「自分を信じること」が大切だとよく言われます。

このフレーズを通して、そんな前向きな考え方も一緒に伝えられますね。

親子の会話で使えるシーンを紹介

たとえば、子供がテストの結果に落ち込んでいるときや、スポーツで思うように結果が出なかったとき。

そんなときにこう声をかけてみましょう!

例文

No matter what happens, I’m proud of you.
(何があっても、あなたを誇りに思うよ。)

たった一言でも、子供の心には「結果よりも自分を見てくれている」という安心感が届きます。

どんな状況でも寄り添う気持ちを伝えられる、温かくて力強い表現です。

日常で使える「No matter what」の英語表現例

「No matter what」は、日常会話の中で非常に便利に使えるフレーズです。

困難な状況や予想外の出来事があったときにも、揺るがない気持ちや愛情、信頼を相手に伝えることができます

単に励ますだけでなく、決意や思いやり、親しみの気持ちを伝えるときにも活躍し、相手との距離をぐっと近づける力があります。

ここでは、親子や友人、仕事の場面など、さまざまなシーンで使える例文を紹介します。

状況に応じてフレーズを選ぶことで、英語がより自然で心に響くコミュニケーションツールになります。

日常の会話の中で少しずつ取り入れるだけで、英語力だけでなく、家族や友人との信頼関係も深まります!

No matter what happens, I’ll love you.

例文

No matter what happens, my love for you never changes.
(何があっても、私のあなたへの愛は変わらないよ。)

No matter what happens, I’m proud of you.
(何があっても、あなたを誇りに思うよ。)

子供が思春期で距離を置きたがるときでも、無条件の愛情を伝えられるフレーズです。

どんなときも、あなたの存在そのものを大切に思っている」という気持ちを込めて伝えることで、子供に深い安心感を与えます。

No matter what, don’t give up.

運動会、受験、部活動の大会など、プレッシャーのかかる時期にぴったりです。

「結果よりも、最後までやり抜くことが大事だよ」という前向きな励ましの気持ちを伝えられます!

例文

No matter what, don’t give up.
(どんなことがあっても、あきらめないで。)

No matter what, you’ll always be my child.
(何があっても、あなたは私の子供だよ。)

No matter what people say, be yourself.

周りの意見や流行に流されやすい時期だからこそ、「あなたはあなたのままでいい」という自己肯定感を育てるメッセージになります。

例文

No matter what people say, be yourself.
(誰が何と言っても、自分らしくいてね。)

子供に伝えるときのポイント

「No matter what」という言葉は、ただの英語表現ではなく、親の愛情や信頼を伝える大切なメッセージです。

けれど、同じ言葉でも伝え方やタイミングによって、子供が受け取る印象は大きく変わります。

励ますつもりで言った言葉が、場合によってはプレッシャーになることもあります。

大切なのは、子供の気持ちに寄り添いながら、安心できる言葉として伝えること。

ここでは、「No matter what」を子供に伝えるときのポイントを紹介します!

優しく、安心できるトーンで伝える

英語のフレーズは、意味よりも「伝え方」が大切です。

「No matter what」を言うときは、焦らず、穏やかな声で、相手の目を見ながら伝えてみましょう。

言葉の正確さよりも、声のトーンや表情から伝わる温かさのほうがずっと心に響きます。

たとえ英語が完璧でなくても、優しい気持ちで伝えるだけで、子供は「自分は大切にされている」と安心できます。

「応援しているよ」という気持ちを込める

「No matter what」は、命令ではなく応援の言葉です。

「頑張りなさい」や「諦めないで」というよりも、「あなたなら大丈夫」「いつも味方だよ」という気持ちで伝えるのがポイント。

このフレーズの本当の力は、相手を信じる気持ちにあります。

子供にプレッシャーを与えるのではなく、「どんな結果でもあなたを見守っている」という安心感を届けるように伝えましょう!

日本語訳も添えて繰り返し聞かせる

英語のフレーズを使うときは、最初は日本語を添えても大丈夫です。

たとえば、「どんなことがあっても、あきらめないでね。No matter what, don’t give up.」というように、日本語と英語をセットで話すと、子供も自然に意味を理解できます。

繰り返し聞くことで、英語のリズムや響きにも慣れ、親子の会話の中で英語が自然に身につくようになります。

親子で英語を学ぶ小さな習慣

英語学習は「勉強」として取り組むよりも、日常の中で自然に触れることが大切です。

特に親子で一緒に楽しみながら学ぶと、英語へのハードルがぐっと下がります。

難しい教材を使わなくても、日々の会話やちょっとした習慣の中に英語を取り入れるだけで、子供の耳と心が英語に慣れていきます。

ここでは、親子で楽しく続けられる「英語を学ぶ小さな習慣」を紹介します。

一日ひとつ「心が温かくなる英語」を話す

英語=勉強」と思うと続かなくなります。まずは一日一回、「心が伝わる英語フレーズ」を話すことから始めてみましょう。

「No matter what, I’m proud of you.」のように、短くて気持ちのこもった言葉を日常に取り入れるだけで十分です。

家族の中にやさしい英語があるだけで、毎日が少しあたたかく、ポジティブな空気に包まれます。

絵本やアニメのセリフから英語に親しむ

ディズニー映画や絵本の中にも「No matter what」はよく登場します。

たとえば「ズートピア」や「モアナ」などのストーリーでも、「あきらめない」「自分を信じる」といった前向きなメッセージの中で使われています。

物語のセリフや歌詞の中でこのフレーズが出てきたら、「これが No matter what だね」と親子で一緒に確認してみましょう。

楽しいストーリーと結びつけて覚えることで、英語が自然に心に残ります。

英語を「勉強」ではなく「気持ちを伝える言葉」として使う

英語を単語や文法で覚えるよりも、「気持ちを伝える言葉」として使うことで、自然に身につきます。

たとえば寝る前に

I love you no matter what.
(何があっても、あなたを愛しているよ。)

と伝えるだけでも十分です。

完璧な発音や文法を気にせず、心を込めて伝えることが一番大切。

英語が「勉強」ではなく、「家族をつなぐ優しい言葉」になっていきます。

まとめ

「No matter what」は、シンプルだけれど、愛情や信頼をまっすぐに伝えられる言葉です。

どんなことがあっても味方だよ」というメッセージを、英語でも伝えられるようになると、子供の心にも英語の温かさが届きます。

親子で一緒に、少しずつ英語を「気持ちを伝えるツール」として取り入れてみませんか?

きっと「No matter what」が、家族の絆をさらに強くしてくれるはずです。

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