英語でよく聞く「catch up」とは?基本の意味をやさしく解説

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英語の会話やドラマでよく耳にする「catch up」。
なんとなく意味はわかるけれど、はっきり説明できないという人も多いのではないでしょうか。
「catch up」は「追いつく」だけでなく、日常会話ではさまざまな意味で使われる便利な表現です。
英語学習初心者や中学生にとっては、使い方を間違えやすい表現でもあります。
この記事では、「catch up」の基本の意味から、よく使われるフレーズまでを、やさしい言葉と例文で解説します。
会話で英語を使う第一歩として、ぜひ押さえておきたい表現です。
「catch up」とは?まずは意味を一言で

「catch up」とは一言で言うと、「遅れている状態から追いつく」という意味の表現です。
英語の会話や文章でとてもよく使われ、勉強・仕事・人間関係など、さまざまな場面で登場します。
まずは基本の意味と使われ方を押さえていきましょう。
「catch up」の基本の意味
「catch up」のいちばん基本的な意味は、「遅れを取り戻す」「同じレベルに追いつく」 です。
例えば、次のようなイメージです。
- 勉強が遅れていて、あとから追いつく
- 走っていて、前の人に追いつく
- 情報や話題についていく
英語では、「前にいる人・基準・状況」に近づく動きを表すときに「catch up」が使われます。
日本語ではどう訳される?
「catch up」は、日本語では文によってさまざまに訳されます。
よくある日本語訳は次の通りです。
- 追いつく
- 遅れを取り戻す
- ついていく
- 近況を話す(会話の場合)
1つの日本語に決めて覚えるより、「差を縮めるイメージ」で理解するのがポイントです。
どんな場面で使われる表現?
「catch up」は、日常英会話でも学校英語でもよく使われます。
- よく使われる場面の例
- 勉強・仕事の遅れを取り戻すとき
- 誰かに物理的に追いつくとき
- 久しぶりに会って近況を話すとき
例文を見てみましょう。
例文
I studied hard to catch up with my class.
(クラスに追いつくために一生懸命勉強しました。)
I couldn’t catch up with him.
(彼に追いつけませんでした。)
Let’s catch up sometime.
(今度近況を話そう。)
このように「catch up」は、動き・変化・人との関係を表す便利な表現です。
「catch up」のよくある使い方

「catch up」は、「追いつく」というイメージを持つと理解しやすい表現ですが、実は使い方によって意味のニュアンスが少し変わります。
ここでは、特によく使われる2つの意味を中心に見ていきましょう。
人に追いつくという意味の「catch up」
まず基本となるのが、人や物に物理的に追いつくという意味の「catch up」です。
走る、歩く、移動するなど、目に見える動きがある場面で使われます。
ポイントは、
- 前にいる人・物がある
- それに近づく、同じ位置になる
というイメージです。
例文
I ran fast to catch up with my friend.
(友達に追いつくために速く走りました。)
He walked quickly to catch up with his teacher.
(先生に追いつくために速く歩きました。)
このように、「誰に追いつくのか」をはっきりさせたいときは、「catch up with + 人」の形がよく使われます。
遅れを取り戻すという意味の「catch up」
「catch up」は、物理的な動きだけでなく、勉強・仕事・情報などの遅れを取り戻すという意味でもよく使われます。
こちらは、英語学習や学校生活で特によく出てくる使い方です。
この場合のポイントは、
- 自分が遅れている
- その差をなくしたい
という状態を表していることです。
例文
I studied hard to catch up with my class.
(クラスに追いつくために一生懸命勉強しました。)
She is trying to catch up on her homework.
(彼女は宿題の遅れを取り戻そうとしています。)
「catch up on ~」は、「~の遅れを取り戻す」という意味でよく使われます。
例文で確認
最後に、意味の違いが分かるように例文をまとめて確認してみましょう。
例文
He couldn’t catch up with the bus.
(彼はバスに追いつけませんでした。)
→ 人・物への追いつく動き
I need to catch up with my studies.
(勉強の遅れを取り戻す必要があります。)
→ 学習の遅れを取り戻す
I will catch up on the news tonight.
(今夜、ニュースをまとめてチェックします。)
→ 情報の遅れを取り戻す
このように、「catch up」は、「誰か・何かとの差をなくす」という共通イメージで使われていることがわかります。
「catch up with」「catch up on」の違い

「catch up」には前置詞がつく形があり、特に、「catch up with」と「catch up on」は混同されやすい表現です。
この2つは意味がはっきり分かれているので、ポイントを押さえれば迷わなくなります。
「catch up with」の意味と使い方
「catch up with」は、人・集団・基準に追いつくという意味で使われます。
ポイントは、「相手」がはっきりしていることです。
よく使われる対象
- 人(友達・先生・家族など)
- 集団(クラス・チーム)
- レベル(勉強・仕事の進み具合)
例文
I ran fast to catch up with my friend.
(友達に追いつくために速く走りました。)
I studied hard to catch up with my class.
(クラスに追いつくために一生懸命勉強しました。)
He is trying to catch up with others.
(彼は他の人たちに追いつこうとしています。)
「誰に・何に追いつくか」が言えるときは「with」を使います。
「catch up on」の意味と使い方
「catch up on」は、遅れていること・たまっていることを取り戻すという意味で使われます。
こちらは、人ではなく内容・作業・情報が対象になります。
よく使われる対象
- 宿題・勉強
- 仕事
- ニュース・情報
例文
I need to catch up on my homework.
(宿題の遅れを取り戻す必要があります。)
She spent the weekend catching up on her work.
(彼女は週末に仕事の遅れを取り戻しました。)
I will catch up on the news tonight.
(今夜、ニュースをまとめてチェックします。)
「何をやるか・何を片づけるか」を言うときは「on」を使います。
どれを使えばいいか迷ったときの考え方
迷ったときは、次の質問を自分にしてみましょう。
1. 相手は「人・集団」?
はい → catch up with
いいえ → 次へ
2. 相手は「作業・内容・情報」?
はい → catch up on
違いを表でまとめると、次のようになります。
| 表現 | 何に対して? | イメージ |
| catch up with | 人・集団・レベル | 同じ位置に並ぶ |
| catch up on | 宿題・仕事・情報 | たまった分を消化 |
最初は間違えても問題ありません。
- 「人なら with」
- 「内容なら on」
このルールを意識するだけで、使い分けはぐっと簡単になります。
英会話でよく使われる「catch up」

「catch up」は、勉強や仕事だけでなく、英会話でとてもよく使われる表現です。
特に友達同士の会話では、「追いつく」という意味よりも、人との関係を表すカジュアルな意味で使われることが多くなります。
ここでは、その使い方をわかりやすく整理していきましょう。
「久しぶりに話す」という意味の「catch up」
英会話での「catch up」は、「久しぶりに会って近況を話す」という意味で使われることがあります。
この場合の「catch up」は、
- しばらく会っていなかった
- 最近どうしていたかを話す
といった場面で使われます。
例文
Let’s catch up.
(近況を話そう。)
We talked and caught up for hours.
(私たちは何時間も近況を話しました。)
ここでの「catch up」は、「追いつく」というより「話を通して距離を縮める」イメージです。
友達同士でよく聞くフレーズ
「catch up」は、友達とのカジュアルな会話でとてもよく使われます。
特に、久しぶりに連絡を取るときや、別れ際によく登場します。
例文
We should catch up sometime.
(また今度ゆっくり話そう。)
Let’s catch up over coffee.
(コーヒーでも飲みながら話そう。)
It was great to catch up with you.
(話せてよかったよ。)
このように、「catch up」は
- 「また話そう」
- 「久しぶりに話せてよかった」
という気持ちを自然に伝えられる便利な表現です。
そのまま使える定番表現
最後に、覚えておくとそのまま使える「catch up」の定番表現をまとめます。
例文
Let’s catch up.
(近況を話そう。)
Let’s catch up soon.
(近いうちに話そう。)
I’d love to catch up.
(ぜひ話したい。)
It was nice catching up with you.
(話せてよかったです。)
これらは文法を難しく考えなくても使えるため、英語初心者にもおすすめです。
フレーズごとに覚えることで、英会話で自然に使えるようになります。
英語初心者がよく間違えるポイント

「catch up」は便利な表現ですが、似た言葉や日本語の感覚に引っ張られて、間違えやすいポイントも多い表現です。
ここでは、英語初心者が特につまずきやすい3つのポイントを整理します。
「catch」と「catch up」の違い
まず多い間違いが、「catch」と「catch up」を同じ意味だと思ってしまうことです。
それぞれの違いを整理すると、次のようになります。
catch
- つかまえる、捕まえる
- ボール・バス・病気などが対象
catch up
- 追いつく、遅れを取り戻す
- 人・勉強・情報などが対象
例文
I caught the ball.
(私はボールを捕まえました。)
I caught a cold.
(私は風邪をひきました。)
I need to catch up with my studies.
(勉強の遅れを取り戻す必要があります。)
「追いつく」なら「catch up」
「つかまえる」なら「catch」と覚えましょう。
時制(過去・現在・進行形)の注意
「catch up」は、時制によって形が変わる点にも注意が必要です。
- 現在形:catch up
- 過去形:caught up
- 進行形:catching up
特に、過去形が「caught up」になる点は間違えやすいポイントです。
例文
I am catching up with my homework.
(私は宿題の遅れを取り戻しているところです。)
I caught up with my friend yesterday.
(昨日、友達に追いつきました。)
動詞の形が変わっても、意味のイメージは「差を縮める」のままです。
日本語の直訳に引っ張られないコツ
「catch up」を「追いつく」とだけ覚えてしまうと、英会話で意味が分からなくなることがあります。
特に次のような表現は、直訳すると混乱しやすいです。
例文
Let’s catch up.
(近況を話そう。)
It was nice catching up with you.
(話せてよかったです。)
ここでの「catch up」は、「追いかける」ではなく、「久しぶりに話して距離を縮める」というイメージです。
コツは、
- 日本語に無理に直さない
- 「差をなくす」「距離を縮める」と考える
ことです。
まとめ|「catch up」は「追いつく・近づく」イメージで覚えよう

「catch up」は、「追いつく」という日本語だけで覚えてしまうと、意味が分かりにくくなりがちな表現です。
大切なのは、
- 「遅れている状態から近づく」
- 「差を縮める」
というイメージで理解することです。
このイメージを持つだけで、勉強・仕事・人間関係など、さまざまな場面での使い方が自然につながります。
「catch up」には、
- 人や集団に追いつく
- 勉強や作業の遅れを取り戻す
- 久しぶりに会って近況を話す
といった使い方がありますが、共通しているのは「距離や差をなくす」という考え方です。
日本語に直訳しようとせず、「今、何に近づいているのか」を考えると理解しやすくなります。
英語学習初心者や中学生にとって、「catch up」は少し難しく感じるかもしれませんが、完璧に使いこなす必要はありません。
まずは意味を知り、例文にふれながら少しずつ慣れていけば大丈夫です。
「catch up」は、英語の感覚をつかむための良い表現です。
焦らず、イメージを大切にしながら覚えていきましょう。


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