英語でもっと野球を楽しもう!よく使う野球用語15選

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野球観戦が好きなお子様や、野球チームに通っている子供たちにとって、 「英語で野球のことが話せたら、もっと楽しいかも!」と感じる瞬間ってありませんか?
実は、野球と英語の相性はとてもいいんです。
なぜなら、野球はアメリカ発祥のスポーツで、たくさんの用語や掛け声が英語そのままだからです。
だからこそ、好きなスポーツを通して英語にふれることは、自然で楽しい学びのチャンスになります。
たとえば「ストライク」「ホームラン」「ピッチャー」など、日本語でもおなじみの言葉は、実はそのまま英語から来ているものばかり。
ちょっとした言い換えや使い方を覚えるだけで、お子様の世界がぐっと広がりますよ。
今回は、そんな野球好きキッズのために、覚えておくと楽しい「野球の英語用語」を、わかりやすく、実際の使い方も交えてご紹介していきます!
家庭でもすぐに取り入れられる声かけやフレーズもご紹介しますので、ぜひ親子で楽しみながら読んでみてくださいね。
野球用語を英語で覚えるメリットとは?

野球に夢中なお子様にとって、英語の野球用語を覚えることは、ただの「ことばの勉強」ではありません。
好きなことを通して学ぶ経験は、楽しさとやる気をぐっと引き出してくれます!
ここでは、野球用語を英語で覚えることが、どうしてお子様の学びに役立つのか、
そのうれしい効果をわかりやすくご紹介していきます。
親子で楽しみながら、英語の第一歩を踏み出してみませんか?
英語で観戦がもっと楽しくなる
最近はMLB(メジャーリーグ)をテレビやYouTubeで観る機会も増えてきました。
英語の実況中継や解説が聞こえてくると、「何て言ってるんだろう?」と気になりますよね。
そんなとき、基本の野球用語を英語で知っていると、聞き取れる単語が増えて観戦がもっと面白くなります!
「あ、今 strike って言った!」「今のプレーは out なんだ!」と、英語がぐっと身近になります。
英語学習にもつながる一石二鳥の効果
好きなスポーツと一緒に英語を学ぶと、自然に覚えられる力がぐんとアップします。
特に野球用語は、試合中の声かけやニュース、日常会話の中でもよく登場するものばかり。
たとえば、「ナイスバッティング!」は英語で 「Nice hit!」 。
「三振」は 「Strikeout」、「ピッチャー」は 「Pitcher」 と、すでに知っている言葉も英語として再確認できるのです。
こうした言葉をきっかけに、「英語って、こうやって使うんだ!」という小さな発見や気づきが、お子様の「もっと知りたい」という気持ちにつながります。
ただ単語を暗記するのではなく、自分の興味から英語にふれることで、学びがぐっと身近になり、日常の中にも英語が自然と入り込んでくるようになりますよ。
試合でよく聞く!基本の英語野球用語

野球中継や現地の試合でよく耳にする言葉の中には、実はたくさんの英語の野球用語が使われています。
「これってどういう意味?」「どんな場面で使うの?」と気になったことはありませんか?
ここでは、野球がもっと楽しくなる基本の英語用語を、わかりやすくご紹介します!
お子様と一緒に覚えれば、英語のフレーズにも自然と親しめるようになりますよ。
Strike(ストライク)とBall(ボール)
ピッチャーが投げたボールが、ストライクゾーンを通ったら 「Strike」、ストライクゾーンを外れたら「Ball」 と言います。
例文
Strike one!
(ストライク1つ!)
That’s a ball!
(ボール!)
子供に優しく説明するなら、「ストライクは いいボール、ボールは ダメなボール って覚えてみよう」と伝えるとイメージしやすいですね!
Out(アウト)とSafe(セーフ)
野球といえば「アウト!」「セーフ!」の判定。
英語でもそのまま言います。
- Out!(アウト)
- Safe!(セーフ)
これは大人も子供も覚えやすく、英語のままでも日常で使うことがありますね!
Hit(ヒット)とHome Run(ホームラン)
野球の基本中の基本、「ヒット」と「ホームラン」。
どちらも子供たちにとって親しみのある言葉ですが、英語でもそのまま 「Hit」「Home run」 と言います。
バットでボールを打って一塁に進めたら
That’s a hit!
(ヒットだ!)
スタンドを越えるような大きな当たりには、
It’s a home run!
(ホームランだ!)
と盛り上がります。
アニメやマンガでもよく使われるので、お子様にもなじみがあり、「これ英語なんだよ」と伝えるだけで、英語への興味がぐっと広がります。
プレーを説明する動作系英語フレーズ

野球では、バッターが打ったり、ピッチャーが投げたり、守備が走ってボールを捕ったりと、いろいろな動きが試合を盛り上げます。
そのプレーのひとつひとつを英語で言えるようになると、試合観戦がもっと楽しくなりますし、お子様の英語表現の幅もぐんと広がります。
ここでは、実際のプレーを表す「動作系」の英語フレーズをご紹介。
「打つ」「走る」「投げる」など、野球の基本動作を英語でどう言うのか、親子で一緒にチェックしてみましょう!
Steal a base(盗塁する)
ランナーが次の塁にこっそり走ることを「盗塁」と言います。
英語では 「Steal a base(スティール・ア・ベース)」となるので、日本語をそのまま訳していますね。
例文
He’s trying to steal second base!
(2塁を盗もうとしている!)
steal には「盗む」という意味があるので、ちょっとドキドキする表現ですね!
Make a double play(ダブルプレーを取る)
1つのプレーで2人のランナーをアウトにする「ダブルプレー」は、英語で 「Make a double play」 と表現します。
内野手の連携が光る、見ごたえのあるプレーのひとつですね!
試合中に決まったら、
Nice double play!
(ナイス・ダブルプレー!)
と声をかけてみましょう。
英語で応援する楽しさが、ぐっと身近に感じられますよ。
Throw a fastball(速球を投げる)
速いボールを投げるピッチャーのプレーは、英語で 「Throw a fastball」 と言います。
「fastball」 の 「fast」 は「速い」、「ball」 は「ボール」という意味で、子供にもイメージしやすいシンプルな単語です。
「ピッチャーが速球を投げる」という場面で、ぜひ使ってみてくださいね。
ポジションや選手に関する英語表現

野球はチームプレーなので、選手それぞれの役割やポジションがとても大切です。
ピッチャーやキャッチャー、内野手や外野手など、ポジションの名前を英語で知っておくと、試合の状況がもっとわかりやすくなります。
また、選手の名前だけでなく、「この選手はどんな役割?」と説明できるようになると、英語での会話もぐっと楽しくなりますよ。
ここでは、よく使われる野球のポジション名や選手に関する英語表現をわかりやすくご紹介します。
お子様と一緒に覚えて、野球観戦や練習のときにぜひ使ってみてくださいね。
Pitcher(投手)とCatcher(捕手)
野球の基本中の基本ポジションといえば、「ピッチャー」と「キャッチャー」です。
英語でもそのまま 「Pitcher(ピッチャー)」「Catcher(キャッチャー)」と呼ばれます!
試合中に頻繁に耳にする言葉なので、まずはこの2つをしっかり覚えておきましょう。
お子様もすぐに覚えやすく、野球英語のスタートにぴったりの単語ですよ!
Outfielder(外野手)とInfielder(内野手)
外野で守る選手は、英語で 「Outfielder(アウトフィルダー)」 といい、内野で守る選手は、英語で 「Infielder(インフィルダー)」 と呼ばれます。
ここでポイントなのが、「out」 は「外」、「in」 は「中」や「内側」という意味があることです。
単語を分解して意味を考えると、お子様にも覚えやすくなりますよ!
Designated hitter(指名打者)とは?
「Designated hitter(ディグネイテッド・ヒッター)」 は、ピッチャーの代わりにバッティングだけをする特別な選手のことを指します。
日本のプロ野球やMLBでもよく見られるルールです!
「打つのが得意な選手がピッチャーのかわりにバッターになるルールだよ」と説明すると、お子様にも分かりやすく伝わりますよ。
知っておくと便利なスラング・表現集

野球の試合を観ていると、選手や解説者が使うカジュアルな言い回しやスラングに出会うことがあります。
普段の英語とは少し違うけれど、知っておくと試合の雰囲気や会話がもっと楽しめる表現ばかりです!
ここでは、親子で覚えておくと便利な、野球でよく使われる英語のスラングやフレーズをご紹介します。
英語の楽しさと野球の熱気を同時に味わいながら、自然に英語力アップを目指しましょう!
It’s a no-hitter!
相手チームにヒットを一度も打たせなかった試合は、「ノーヒット・ノーラン」 と呼ばれます!
英語では 「No-hitter」 や 「Perfect game」と表現されることもあります。
とてもすごいプレーなので、試合で聞けたらラッキーですよ!
親子でその瞬間を楽しみながら覚えてみてくださいね。
例文
That was an amazing no-hitter!
(すごいノーヒットだったね!)
He’s in a slump
ヒットが打てない状態が続いている選手は、英語で 「in a slump(スランプ中)」と言われます。
例文
He hasn’t hit in 5 games. He’s in a slump.
(5試合ヒットがない。スランプだね。)
こんなふうに使われます。
スランプの時期を乗り越える選手を応援するときにも役立つ表現ですよ!
スポーツだけでなく、日常英語の会話でもよく使われる表現ですので、覚えておきましょう!
That was a clutch hit
「clutch」 は「大事な場面で活躍する」という意味があります!
そのため、「clutch hit」 は「ここぞという場面でのヒット」を指します。
勝負強い打者をほめるときにぴったりの表現です!
たとえば、試合の大事な場面でヒットが出たときには、ぜひ
That was a clutch hit!
と声をかけてみましょう。
例文
He got a clutch hit in the last inning.
(彼は最終回にここ一番のヒットを打った。)
まとめ

野球の英語用語は、プレーをもっと深く理解できるだけでなく、英語学習にも役立つ楽しいツールです。
基本の用語からスラングまで、おうちで会話に取り入れてみると、自然に英語力がアップします。
特に、子供が野球に夢中なら、英語もセットで学べば「好き」が「学び」に変わります!
家族で一緒に英語実況を見たり、キャッチボールしながら、英語のフレーズを言ってみたり、楽しみながら覚えていきましょう!
今回ご紹介した表現が高いと思ったら、まずはオンライン英会話から始めてみてはいかがですか?
ぜひ無料体験してみてくださいね。