【英検®︎2級二次試験対策】合格率や当日の流れ・落ちる人の特徴は?裏ワザ答え方テンプレートと質問例を徹底解説

英検®︎2級の一次試験に合格したものの、「二次試験(面接)の対策は何から始めればいいのか」「英語でうまく返答できる自信がない」と不安を感じていませんか。
一次試験の筆記・リスニングとは異なり、二次試験は面接委員と1対1で対話するスピーキングテストです。難しそうに感じるかもしれませんが、英検®︎2級の面接には明確な出題パターンと評価基準が存在します。
問われる質問の型を把握し、回答テンプレートをあらかじめ頭に入れておけば、決して恐れる必要はありません。
この記事では、英検®︎2級二次試験の合格率や配点といった基本情報から、当日の入退室シミュレーション、満点を狙うための問題別答え方テンプレートまでを詳しく解説します。
英検®︎2級 二次試験(面接)の基本情報|合格率・試験時間・配点・合格ライン

二次試験の対策を始めるにあたり、まずは試験の難易度や採点基準、合格ラインなどの全体像を把握しておきましょう。
二次試験の合格率は約80%!一次合格者なら過度な心配は不要
英検®︎2級の一次試験における合格率は約25%〜30%前後と狭き門ですが、二次試験(面接)の合格率は約80%と非常に高くなっています。
一次試験のリーディング・リスニング・ライティングを突破できた方であれば、2級レベルに必要な語彙力や文法力はすでに備わっています。
二次試験で不合格になる方の多くは、英語力不足というよりも「沈黙してしまう」「質問の形式に慣れていない」といった準備不足が原因です。出題形式に合わせた練習を重ねれば、十分に合格を狙えます。
試験時間(約7分)と問題数・配点一覧
英検®︎2級の面接時間は約7分間です。面接委員1名に対して受験者1名で実施され、問題数は全部で5問、これに態度や意欲を評価するアティチュードが加わります。
配点は合計33点満点で構成されており、内訳は以下の通りです。
| 評価項目 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 音読 | 問題カードのパッセージ(約60語)を正しく読む | 5点 |
| No.1 | パッセージの内容に関する質問に答える | 5点 |
| No.2 | 3コマのイラストの展開を英語で説明する | 10点 |
| No.3 | 問題カードのトピックに関連した意見を述べる | 5点 |
| No.4 | カードとは異なる社会的なトピックについて意見を述べる | 5点 |
| アティチュード | 面接時の態度、積極性、発話への意欲 | 3点 |
| 合計 | 全5問 + アティチュード | 33点 |
特に配点が高いのがNo.2のイラスト描写(10点)です。全体の3割近い配点を占めるため、ここを確実に得点源にすることが合格への近道となります。
合格基準スコア(CSEスコア:460点 / 650点満点)
英検®︎の合否は、素点ではなく英検®︎CSEスコアによって判定されます。
英検®︎2級二次試験の満点は650点で、合格基準スコア(合格ライン)は460点です。 素点換算すると、33点満点中でおよそ20点前後(得点率約60%強)を獲得できれば合格圏内に届きます。
すべての質問で完璧な英語を話す必要はありません。多少の文法ミスや言い直しがあっても、相手に伝わる表現でしっかりと発話を継続できれば、合格ラインを十分に超えられます。
【入室から退室まで】英検®︎2級二次試験の流れと当日の入退室マナー

試験当日は、緊張から頭が真っ白になってしまうことも珍しくありません。入室から退室までの一連の所作をあらかじめ頭の中でシミュレーションしておきましょう。
【当日の全体の流れ】1. 受験者控室で「面接カード」を記入2. 面接室の前で待機3. ノックして入室・挨拶4. 「面接カード」を手渡す5. 着席・簡単なスモールトーク(氏名・級の確認)6. 「問題カード」を受け取る7. パッセージの黙読(20秒)と音読8. No.1:パッセージに関する質問9. No.2:イラストの展開説明(準備時間20秒)10. 「問題カード」を裏返す11. No.3 & No.4:自分の意見を述べる質問12. 「問題カード」を返却して退室受験者控室〜入室までのステップ
会場に到着したら、まず受験者控室へ案内されます。 控室では「面接カード」が配られるため、氏名・個人番号・生年月日などの必要事項をもれなく記入します。
順番が来たら誘導係の指示に従って面接室の前の待機席へ移動します。この際、荷物はすべて持って移動することになります。
ドアノックから着席、簡単な日常会話(アティチュード加点のポイント)
係員から入室を促されたら、以下の手順で面接室に入ります。
- ドアをノックする 軽くコンコンと3回ノックします。中から “Please come in.” または “Come in.” と声が聞こえたらドアを開けます。
- 笑顔で挨拶して入室する May I come in? と声をかけながら入室すると好印象です。ドアを静かに閉め、面接委員の前に進みます。
- 面接カードを手渡す 面接委員から “Can I have your test card, please?” と言われたら、Here you are. と言って面接カードを両手で手渡します。
- 指示があってから着席する 面接委員が “Please sit down.” または “Have a seat.” と言ってから、Thank you.と言って椅子の左側から座ります。荷物は自分の足元(椅子の横)に置きましょう。
- 氏名・級の確認とスモールトーク 試験開始前に、簡単な本人確認と挨拶が行われます。このやり取り自体は採点対象ではありませんが、ここでの明るい受け答えが「アティチュード(態度)」の評価に繋がります。面接委員:Good morning [afternoon]. My name is Ken Tanaka. May I have your name, please? 受験者:Good morning, Mr. Tanaka. My name is Hanako Yamada.面接委員:This is the Grade 2 test, OK? 受験者:OK.面接委員:How are you today? 受験者:I’m fine, thank you. And you?面接委員:I’m good. How did you come here today? 受験者:I came here by train.
問題カードの受け取り〜試験終了・退室までの注意点
面接委員から “Let’s start the test. This is your question card.” と言われ、パッセージと3コマイラストが印刷された「問題カード」を手渡されます。Thank you. と言って両手で受け取ります。
試験が終了した後の退室作法も確認しておきましょう。
- 問題カードの返却 面接委員から “This is the end of the test. Could you please give me the question card?” と促されます。立ち上がり、Here you are. と言ってカードを返却します。
- 退室の挨拶 Thank you very much. Have a nice day. と感謝を伝えます。面接委員が “You too. Goodbye.” などと返してくれるので、Goodbye. と笑顔で答えてドアへ向かいます。
- 静かに退室 ドアを開ける前に一度面接委員の方へ振り返り、軽く会釈をしてから退室し、静かにドアを閉めます。
【問題別】英検®︎2級二次試験の形式と満点を狙う答え方・裏ワザテンプレート

ここからは、実際の試験形式に沿って各設問(音読、No.1〜No.4)の解き方と、高得点を獲得するための「解答テンプレート」を解説します。
公益財団法人日本英語検定協会が公開している公式サンプル問題をもとに、具体的な解法テクニックを見ていきましょう。
【音読】(配点5点)20秒の黙読と発音・区切りのルール
問題カードを受け取ると、面接委員から “Please read the passage silently for 20 seconds.”(20秒間黙読してください)と指示されます。
出典サンプル(パッセージ英文)
(出典:公益財団法人 日本英語検定協会 英検®︎2級サンプル問題)
New Services for Parents These days, it is difficult for parents with small children to go shopping in crowded places.Because of this, many shopping centers have started to provide childcare services for their customers. Some customers with children choose shopping centers that offer these services. In this way, they do their shopping more easily. Such services are also becoming available in places like theaters and hospitals.
日本語訳
「保護者向け新サービス」 近頃、小さなお子さんのいる保護者にとって、混雑した場所へ買い物に行くのは大変なことです。このため、多くのショッピングセンターが利用客のために託児サービスを提供し始めています。子ども連れの利用客の中には、こうしたサービスを提供しているショッピングセンターを選ぶ人もいます。このようにして、彼らはより手軽に買い物をしています。このようなサービスは、劇場や病院といった場所でも利用できるようになってきています。
音読の攻略法と注意点
- 必ずタイトルから読み始める 20秒の黙読後、面接委員から “Please read the passage aloud.” と指示されたら、最上部にあるタイトル(New Services for Parents)から必ず音読します。タイトルを読み飛ばすと減点対象になるため注意してください。
- 意味のまとまりでポーズ(間)を置く 早口で読む必要はありません。句読点(カンマ・ピリオド)はもちろん、前置詞の前や関係代名詞(that)の前でわずかに間を置く「スラッシュリーディング」を意識すると、意味を理解して読んでいることが面接委員に伝わります。
- わからない単語があっても止まらない 発音がわからない単語が出てきても、絶対に黙り込まず、ローマ字読みでも良いので堂々と自信を持って発音して先へ進みましょう。
【No.1 パッセージの質問】(配点5点)「By 〜ing」の速攻見極め法
音読が終わると、パッセージの内容に関する質問が1問出題されます。
質問例
According to the passage, how do some customers with children do their shopping more easily? (パッセージによると、子ども連れの利用客の中には、どのようにしてより手軽に買い物をしている人がいますか?)
解答テンプレートと見極め手順
No.1の答えは、100%パッセージの文章の中にそのまま存在します。自分の知識や推測で答える必要はありません。
- 設問のキーワードをパッセージから探す 質問文の後半部分(do their shopping more easily)と同じフレーズをパッセージから探します。 → パッセージ内の In this way, they do their shopping more easily. を発見。
- 直前の文にある「方法」または「理由」を特定する In this way(このようにして)や By doing so(そうすることによって)という指示語がある場合、その1つ前の文に答えが書かれています。 → 直前の文:Some customers with children choose shopping centers that offer these services.
- 疑問詞に合わせて形を整えて答える
- How〜?(どのようにして?)で聞かれた場合By + 動詞のing形 … で答えます。
- Why〜?(なぜ?)で聞かれた場合Because … または So that … で答えます。
模範解答
By choosing shopping centers that offer these services. (そうしたサービスを提供しているショッピングセンターを選ぶことによって。)
直前の文の主語を取り除き、動詞 choose を choosing に変えて By の後ろに繋げるだけで満点の回答になります。
【No.2 イラスト描写】(配点10点)3コマを繋ぐ「過去進行形」黄金パターン
面接委員から “Now, please look at the picture on the card. You have 20 seconds to prepare.” と指示され、3コマのイラストを見てストーリーを説明する問題です。英検®︎2級の面接で最も配点が高い(10点)最重要パートです。
20秒の準備時間で確認すべき3つのポイント
- 1コマ目に書かれている「導入文」を読む。
- 2コマ目と3コマ目の矢印にある「時間経過フレーズ」を確認する。
- 登場人物の「行動(何をしているか)」と「思考・セリフ(何を考えているか)」をチェックする。
出典サンプル(イラストの展開)
- 1コマ目: 佐々木夫妻が美術館に到着。 導入文:One day, the Sasaki family went to an art museum that offered childcare services. 佐々木さんのセリフ吹き出し:”They’ll take care of our baby while we look around.”
- 2コマ目(矢印:Ten minutes later): 佐々木さんはコインロッカーに荷物を入れている。 奥さんは絵画を見学するのを夫婦で楽しみにしている(吹き出しの思考マーク)。
- 3コマ目(矢印:Two hours later, at the gift shop): 佐々木さんはギフトショップで赤ちゃんのためにおもちゃを選んでいる。 奥さんは赤ちゃんが泣いているのではないかと心配している(吹き出しの思考マーク)。
イラスト描写の黄金テンプレート
イラスト描写は、各コマを1コマあたり2文(合計6文程度)で組み立てるのが理想です。時制はすべて「過去形」または「過去進行形(was / were -ing)」に統一します。
- 1コマ目の型: 問題カードに記載されている導入文をそのまま読み、続けてセリフを過去形の間接話法または直接話法で述べます。 One day, the Sasaki family went to an art museum that offered childcare services.Mr. Sasaki said to his wife, “They’ll take care of our baby while we look around.”
- 2コマ目の型: 矢印の時間フレーズ + [人物] was -ing(行動) + [人物] was thinking / looking forward to -ing(心理描写). Ten minutes later, Mr. Sasaki was putting his bag into a locker. Mrs. Sasaki was looking forward to seeing the paintings with her husband.
- 3コマ目の型: 矢印の時間・場所フレーズ + [人物] was -ing(行動) + [人物] was worried that …(心理描写). Two hours later at the gift shop, Mr. Sasaki was choosing a toy for their baby. Mrs. Sasaki was worried that their baby might be crying.
心理描写の吹き出し(思考マーク)を見たら、以下の動詞パターンを即座に当てはめましょう。
- 期待している・楽しみにしている場合:was looking forward to -ing
- 心配している場合:was worried that + 主語 + 過去形
- 考えている場合:was thinking that + 主語 + 過去形
【No.3 自分の意見】(配点5点)カード関連トピックへの賛否+2文展開法
面接委員から “Please turn over the question card and put it down.”(カードを裏返して机に置いてください)と指示されます。 ここからは問題カードを見ずに、面接委員の質問を耳だけで聞き取って答えます。No.3は、カードのトピック(今回の例では育児や公共サービスなど)に関連した社会問題について意見を問われます。
質問例
Some people say that more public facilities should provide childcare services. What do you think about that? (もっと多くの公共施設が託児サービスを提供すべきだと言う人がいます。あなたはそのことについてどう思いますか?)
答え方の鉄則:本音ではなく「英語で理由を言いやすい立場」を選ぶ
質問を聞いたら、まず即座に賛成か反対かを宣言します。 自分の本当の考えにこだわる必要はありません。「どちらのほうが英語の理由を2つ思いつきやすいか」で選ぶのが合格の裏ワザです。
解答テンプレート(立場表明 + 理由2文)
- 立場を表明する(1文目) I agree.(賛成です) または I disagree.(反対です)
- 理由①を述べる(2文目) These days, … や First, … で口火を切ります。
- 理由②または具体例・補足を述べる(3文目) Also, … や Second, … で展開します。
賛成(I agree)の場合の模範解答
I agree. These days, many parents are very busy with work and raising children. Also, if public facilities have these services, parents can enjoy their time without worrying about their kids. (賛成です。近頃、多くの保護者は仕事と子育てで非常に忙しいです。また、公共施設にこうしたサービスがあれば、保護者は子どもを心配することなく自分の時間を楽しむことができます。)
【No.4 自分の意見】(配点5点)社会性トピックへのYes/No回答法
最後の質問は、問題カードのトピックとは無関係な、一般的な社会問題や現代のトレンドに関する質問が出題されます。環境、テクノロジー、教育、働き方、食生活などが定番のテーマです。
質問例
Today, many people prefer to buy things online rather than at local stores. Do you think this trend will continue in the future? (今日、多くの人が地元の店よりもネットで物を買うことを好みます。この傾向は将来も続くと思いますか?)
解答テンプレート
No.4では、まず質問に対して Yes か No かをはっきり答えます。その後、面接委員から “Why?”(なぜですか?)または “Why not?”(なぜそう思いませんか?)と聞き返されるので、理由を2文で説明します。
- Yesの場合: 面接委員:Do you think this trend will continue in the future? 受験者:Yes. 面接委員:Why? 受験者:Buying things on the internet is very convenient because people can shop anytime, even at night. Also, they can easily compare prices and find cheaper items. (ネットで買い物をすることは、夜間でもいつでも買い物ができるため非常に便利です。また、価格を簡単に比較してより安い商品を見つけることができます。)
- Noの場合: 面接委員:Do you think this trend will continue in the future? 受験者:No. 面接委員:Why not?受験者:Many people still like to see and check real products before buying them. Also, shopping at local stores is a good way to support their local community. (多くの人は、購入する前に実際の製品を見たり確認したりすることを好みます。また、地元の店で買い物することは、地域社会を支援する良い方法です。)
理由が思い浮かばないときは、「時間の節約になる(save time)」「便利である(convenient)」「お金がかかる / 節約できる(save money / cost too much)」という万能フレーズに結びつけると、どんなテーマでも2文を構成しやすくなります。
英検®︎2級の二次試験で「落ちる人」の共通点3つ

二次試験の合格率は約80%と高い水準ですが、裏を返せば受験者の約2割(5人に1人)は不合格になっています。一次試験を突破できる英語力がありながら不合格になってしまう人には、明確な共通点があります。
① 5秒以上の完全な沈黙(アティチュード&回答点のダブル減点)
最も不合格に直結しやすい原因が「沈黙」です。
質問の内容が難しかったり、単語がパッと出てこなかったりした際に、無言のまま5秒〜10秒以上固まってしまうと、面接委員は「質問を理解できていない」「応答する意思がない」と判断せざるを得ません。
これにより、設問自体の得点がゼロになるだけでなく、「積極的にコミュニケーションを図ろうとしているか」を評価するアティチュード(態度)の点数も大幅に削られてしまいます。文法的に完璧でなくても、何かしらの英語を発話してコミュニケーションを継続する姿勢が求められます。
② 聞き返しが多すぎる、または不適切な聞き返し(”What?”など)
面接委員の質問が聞き取れなかった際、適切に聞き返すことは減点対象になりません。しかし、以下のようなケースは減点、あるいは不合格の原因になります。
- 1問につき3回以上聞き返す
- 設問ごとに毎回聞き返す
- “What?” や “Huh?” といった失礼な聞き方をする
特にフレンドリーすぎるくだけた表現や、不機嫌そうに聞き返す態度は、アティチュードの評価を大きく下げる要因です。また、過度な聞き返しは「リスニング能力が不足している」とみなされます。
③ イラスト問題で現在形を使ってしまう(時制の不一致)
配点の3割(10点)を占めるNo.2のイラスト問題で最も多い失敗が「時制のミス」です。
イラスト問題は「過去に起きた出来事の成り行き」を説明する問題であるため、原則としてすべて過去形または過去進行形で話さなければなりません。
- 誤った例(現在形): Ten minutes later, Mr. Sasaki puts his bag into a locker. Mrs. Sasaki looks forward to seeing the paintings.
- 正しい例(過去形・過去進行形): Ten minutes later, Mr. Sasaki was putting his bag into a locker. Mrs. Sasaki was looking forward to seeing the paintings.
焦って動詞を現在形(puts, looks)で話してしまうと、文法面で大幅な減点を招き、合格ラインを割り込むリスクが高まります。
本番で困ったときに使える!沈黙を回避する「お助け英語フレーズ」
面接中に質問を聞き逃したり、考えがまとまらなかったりした際に使える実戦的なフレーズをストックしておきましょう。沈黙を回避し、スマートに対処できれば減点を防ぐことができます。
面接委員の発言を聞き直したいとき(減点されない聞き返し方)
面接委員の英語が聞き取れなかったときは、黙り込まずに自然な英語で聞き直します。1つの質問につき1回程度の自然な聞き返しであれば、採点に影響することはありません。
- 一番シンプルで使いやすい表現: Pardon?
- 丁寧にお願いする標準的な表現: Could you say that again, please?
- もう少しゆっくり話してほしいとき: Could you speak more slowly, please?
聞き直した後は、集中して面接委員の口元と声に耳を傾けましょう。なお、聞き返し用のフレーズを発した後に再度無言になってしまうのを防ぐため、聞き返したら即座にキーワードを拾いに行く意識が大切です。
考える時間が欲しいときのフィラー表現
意見を問われるNo.3やNo.4では、日本語でも即答が難しいトピックが出題されることがあります。頭の中で言いたいことを組み立てるための「数秒の稼ぎ」として、以下のフィラー(つなぎ言葉)を口に出しましょう。
- 考えを巡らせるときの表現: Well, let me see…
- 質問に対してワンクッション置く表現: That’s an interesting question.
- 自分の考えを切り出すときの表現: Let me think about that.
これらを口にすることで、「今、英語で意見を組み立てています」というサインを面接委員に送ることができ、沈黙によるアティチュードの減点を回避できます。
ただし、稼げる時間は3〜5秒程度です。前述した「賛否を先に決めて理由を2文添える」テンプレートへ素早く繋げましょう。
最短で合格ラインを超える!おすすめの面接対策・勉強法
英検®︎2級二次試験の対策期間は、一次試験の合格発表から二次試験本番までの約2週間〜3週間が一般的です。限られた時間で確実に合格ラインを突破するための学習手順を紹介します。
過去問・予想問題集を使った「声出し・タイム測定」自習
二次試験対策の第一歩は、頭の中で英文を作るだけでなく「実際に声に出す」ことです。
- 時間を測って解く パッセージの黙読(20秒)、イラストの展開準備(20秒)は、必ずストップウォッチで時間を計りながら練習します。20秒の体感時間を体に覚えさせることが重要です。
- テンプレートを口頭で暗記する No.1の By 〜ing や、No.2の [人物] was -ing、No.3・No.4の I agree. First, …Also, … などの骨組みを、何も見ずに口から自然と出るまで繰り返し音読します。
自分の音声をスマホで録音して客観的にチェックする
自習をする際は、スマートフォンの録音機能やボイスメモを使って自分の回答を録音しましょう。
- パッセージの音読でタイトルの読み忘れはないか
- カンマやピリオドで適切な間(ポーズ)を取れているか
- イラスト問題で動詞が現在形になっていないか
- 「あー」「えー」といった無意味な声(日本語の口癖)が出ていないか
自分の声を客観的に聞き返すことで、発音のあいまいな箇所や文法の癖に気づくことができ、短期間で修正が可能です。
オンライン英会話で「模擬面接」の場数を踏む
二次試験対策で最も効果的なのは、第三者を相手にした模擬面接です。一人で行う壁打ちの練習では、本番特有の「英語で質問されてその場で返す緊張感」を再現できません。
特におすすめなのが、オンライン英会話を活用した英検®︎面接対策です。
- 本番さながらの緊張感に慣れることができる
- 発音や不自然な文法ミスをその場でプロに指摘・矯正してもらえる
- 予想外の質問が来たときの臨機応変なアドリブ力が鍛えられる
QQキッズでは、英検®︎の面接対策に特化した専用カリキュラムを提供しています。
旺文社発行の教材に準拠したレッスンや、オリジナル教材を用いた実践的な模擬面接をマンツーマンで受講可能です。
面接委員役を務めるプロの講師からフィードバックを受けることで、本番で慌てることなく実力を発揮できるようになります。
よくある質問(FAQ)|英検®︎2級二次試験の疑問
受験生や保護者の方からよく寄せられる疑問について、回答をまとめました。
Q1. 面接当日の服装は何を着ていくべき?私服でもいい?
A. 清潔感のある服装であれば、制服でも私服でもどちらでも構いません。
英検®︎の採点基準に服装の規定はなく、私服を着ているからといって減点されることは一切ありません。中学生・高校生は学校の制服を着ていくのが無難で選ぶ手間も省けますが、休日に私服で受けても問題ありません。社会人や一般の受験生は、オフィスカジュアルや清潔感のあるシャツスタイルなどを選ぶと安心です。
Q2. 途中で文法を間違えたら言い直しても大丈夫?
A. すぐに自然な形で訂正すれば減点対象にはなりません。
話している最中に「あ、動詞の形を間違えた」「時制を間違えた」と気づいた場合は、慌てずに言い直して大丈夫です。
- 言い直しの例: She went… excuse me, she was going to the library.
黙り込んだりうろたえたりせず、Excuse me. や Sorry. と一言添えて正しい表現に直せば、かえって「自己修正できる英語力がある」と評価されます。ただし、何度も同じ文をやり直して話が進まないとタイムオーバーになるため、1つの文につき修正は1回にとどめましょう。
Q3. 聞き取れなかった場合、何回まで聞き返して良い?
A. 1つの質問につき1回までなら減点されません。
聞き取れなかった際に Pardon? や Could you say that again, please? と1回聞き返すのは日常会話でも自然な行為であり、減点されることはありません。
ただし、2回以上連続して聞き返したり、すべての設問で聞き返しを繰り返したりすると、「リスニング力に課題がある」「理解できていない」とみなされ、応答内容やアティチュードの減点対象となる可能性が高くなります。聞き返しは「1問につき1回まで」を意識しましょう。
Q4. 合格発表はいつ?どこで確認できる?
A. 試験日の約1週間〜10日後に、ウェブサイト(英ナビ!等)で合否結果を閲覧できます。
二次試験を受験した後、約1週間から10日程度でインターネット上の本人確認ページ(英ナビ!や英検®︎公式ウェブサイトの合否閲覧サービス)にて先行して合否速報および英検®︎CSEスコアが公開されます。紙の合格証書や個人成績表は、ウェブ公開から約1週間〜10日後に登録住所へ郵送されます。
まとめ:万全のシミュレーションで英検®︎2級の二次面接を一発合格しよう!
英検®︎2級の二次試験は、一次試験を勝ち抜いた受験生であれば、合格できるだけの英語力がすでに備わっています。
面接を突破するための鍵は以下の3点です。
- 出題の型と回答テンプレートを覚える(No.1はBy -ing、No.2は過去進行形、No.3・No.4は立場+2文)
- 5秒以上の沈黙を作らず、堂々とコミュニケーションを継続する
- 入室から退室までのマナーと流れを事前に身体に染み込ませておく
頭で理解した後は、実際に英語を口に出して面接のシミュレーションを繰り返すことが合否を分けます。
一人での対策に不安がある方や、本番さながらの対人練習を積みたい方は、オンライン英会話の模擬面接カリキュラムを上手に活用して、自信を持って本番の試験に挑んでください。
▼5歳で英検®︎4級に合格したお子様のビフォーアフターも是非ご覧ください!








