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小学生向け英検®5級対策[文法編part.2(動詞)]

小学生向け英検®5級対策[文法編part.2(動詞)]
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英語コラム

小学生向け英検®5級対策、文法編の第2回目です。
前回の記事を読んでいない方は、まずそちらをどうぞ。コチラ

この記事は、現役の英会話スクール講師が「小学生でもわかりやすい」を目標に英文法を紹介するものです。

今書店で買える文法書の多くは中学生以上向けで、漢字や文法用語がふんだんに使われています。

残念なことに、小学校や中学校でどんどん内容が難しくなってきている英語という科目を、予備知識なしで独学するには大変な根気とやる気が必要です。

多くの小学生にとって、英語に対してそれほどのモチベーションはありません。

かといって保護者の方がつきっきりで教える、ということは時間的にも難しいでしょうし、大抵思春期に入ってきている子どもと親は口論になります。

この記事の目標は、子どもが自力で英語の教科書を使って学べるようになるための予備知識をつけることです。

そのため次のページからは、振り仮名を使い、極力文法用語を使わずに英検5級の英文法をご紹介します。是非お子さまと一緒にご覧ください。

後半に練習問題を付け加えます。知識の定着にお役立て下さい。

動詞とは

“She is my friend.”
“I like dogs.”
“I play the guitar every day.”
“My brother and I often go swimming.”
“My parents know my favorite color.”
“You study hard.”

まずは前回の復習からです。

英語を学ぶときによく登場する“is”とは、何でしたか?

そう、be動詞といいましたね。意味は、「=」でした。

英語の順番についても前回紹介しました。基本の順番は、

文の主人公である主語がきて、その次に動きを表す動詞が続く、主語+動詞

というルールがありましたね。上の6つの英文のうち、今回太字にしている部分が動詞です。

よくよく見ると、主語のあとだから動詞は2番目に来る…とは限らないことに気づいたかと思います。

主語は1語とは限らないからです。文を読むときは、ここからここまでが主語、これが動詞と意識して読むことを心がけましょう。今回の動詞は、

is =、be動詞
like ~が好き
play ~をする、演奏する
go swimming 泳ぎに行く
know ~を知っている
study 勉強をする

どの言葉も、動きや気持ちを表す言葉です。これがわかるだけでも、文全体がどんな意味なのかだいたい予想できますよね。

ここで覚えておくべきことは、動詞の形は変わることがあるということです。

日本語でも同じです。

「食べる」、「食べた」、「食べるつもり」、「食べよう」など、「食べ」に何かをつけ足すことで意味が少し変わります。

英語も同じで、動詞のあとに“s”や“ing”などがつけ足されることがあります。

しかし、意味の基本は変わりません。

“eat”が“eats”や”eating”になったところで、意味が「食べる」から変わりはしません。

もちろん、少し使い方や言いたいことが変わりますので、そこは1つ1つ確認していきましょう。

I eat breakfast.
My parents eat breakfast.
You eat breakfast.
My sister eats breakfast.
He eats breakfast.
I am eating breakfast.
You are eating breakfast.

上の7つの文は全て、「朝ご飯を食べる」です。
それぞれ少しずつ中身が違います。何が違うでしょうか。

I eat breakfast. わたしは朝ご飯を食べます。
My parents eat breakfast. わたしの両親は朝ご飯を食べます。
You eat breakfast. あなたは朝ご飯を食べます。
My sister eats breakfast. わたしの姉は朝ご飯を食べます。
He eats breakfast. かれは朝ご飯を食べます。
I am eating breakfast. わたしは朝ご飯を食べています。
You are eating breakfast. あなたは朝ご飯を食べています。

日本語だと意味の違いがわかりにくいので、図にしてみましょう

この図が①~⑤の文です。「朝ご飯をいつも食べるんだ」という意味ですね。毎日の習慣を表しています。

この図は⑥~⑦の文です。「朝ご飯食べてる途中なんだ」と言いたいときに使います。

ここで覚えてほしいことは2つ。

動詞の後ろに“s”がついても意味は変わらないこと。

動詞の後ろに“ing”がついたら、「~中」という意味に変わることです。

それぞれ中学の教科書には、三人称単数現在形のSや現在進行形といった長い名前で紹介されていて難しそうに見えますが、実際はそれほど複雑ではないです。

ここまで大丈夫、理解できたという人向けにもう少し深堀りします。

三人称単数現在形、つまり動詞の後ろに“s”をつける表現ですが、つけるタイミングは主語によって決まります。

主語が単数、つまり1人や1つの時。

主語が“I”と“You”以外の時。

①~⑤の図のように、ふだんの習慣を言いたい時。

この3つの条件が重なったら動詞の後ろに“s”をつけなくてはいけません。

また、現在進行形、つまり動詞の後ろに“ing”をつける表現でですが、気をつける点が1つあります。

“ing”の前に必ずbe動詞をつけるというものです。

これらの文法用語は、できたら覚えるくらいで最初は問題ないです。

大事なことは、使うとどういう意味になるのか、どのようなときに使わないといけないのか、ルールを知ることです。

あとはたくさん練習をして、完全に定着させていきましょう。

実際に問題を解いてみよう!

では、実際に問題を解いてみましょう。正しい動詞を選び、日本語にしてみて下さい。

(1) I ( live ・ living ・ lives ) near our school.

(2) Andy often ( drive ・ drives ・ driving ) a car.

(3) Matt is ( use ・ uses ・ using ) the computer.

(4) We ( like ・ liking ・ likes ) soccer very much.

(5) He ( go ・ goes ・ going ) all over the world for his job.

(6) My mother is ( water ・ waters ・ watering ) some flowers.

(7) Ken and Masao ( study ・ studies ・ are studying ) English now.

(8) My father and I ( play ・ plays ・ are studying ) the guitar every day after school.

(9) Yui ( wash ・ washes ・ is washing ) the dishes now.

(10) He ( is ・ do ・ doing ) a doctor.

(11) They ( is ・ am ・ are ) singing at the park.

(12) You ( write ・ writes ・ are writing ) a letter now.

(13) My friend ( speak ・ speaks ・ is speaking ) three languages.

(14) Ken ( play ・ is ・ is playing ) a very good baseball player.

[解答]

(1) I live near our school. わたしは学校の近くに住んでいます。

(2) Andy often drives a car. アンディはよく運転します。

(3) Matt is using the computer. マットはパソコンを使っています。

(4) We like soccer very much. わたしたちはサッカーが大好きです。

(5) He goes all over the world for his job. かれは仕事で世界中へ行きます。

(6) My mother is watering some flowers. お母さんは花に水やりをしています。

(7) Ken and Masao are studying English now. ケンとマサオは英語の勉強中です。

(8) My father and I play the guitar every day after school. お父さんとわたしは放課後毎日ギターを弾きます。

(9) Yui is washing the dishes now. ユイは皿を洗っている最中です。

(10) He is a doctor. かれは医者です。

(11) They are singing at the park. かれらは公園で歌っています。

(12) You are writing a letter now. あなたは手紙を書いています。

(13) My friend speaks three languages. わたしの友達は三か国語を話します。

(14) Ken is a very good baseball player. ケンはとてもよい野球選手です。

いかがでしたか?

なれてくれば、きっと良い点がとれるようになります。

また数日後に同じ問題を解いてみましょう。復習が大切です。

最後に

今まで述べてきたことをまとめると、

・基本的な英語の語順は主語+動詞
・動詞のあとに”s”がついても意味は変わらない
・動詞のあとに”ing”がつくと「~している最中」という意味に

の3点です。

かなりかいつまんで紹介したため、説明しきれていない部分もあることでしょうが、それは次回以降で補填できればと考えております。

動詞の活用は奥が深く、英検®5級、4級で出題されるだけでなく中学1年生定期テストの山場でもあります。

一般動詞とbe動詞の使い分け、否定文や疑問文への変換を苦手とする生徒は多いです。

“s”や”ing”をつける時のスペリングルールなど、実際に覚えるべきことはもっと多いです。

しかし、英語をある程度読めるようになってきた小学生相手にそのような細かい知識やルールを押し付けるよりも、まずは自力で学習できるような下地を作ってあげるのが、保護者や教師を始めとする周りの大人達の役割なのではと考えております。

しっかりと努力し勉強すれば、小学生でも中学生レベルの文法事項を理解することは決して不可能な目標ではありません。
その学習意欲を維持するためにも、英検®は良い選択肢であると思います。

この記事が、少しでも多くの英語学習者や保護者の方々の役に立てば幸いです。

英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

旺文社「でる順パス単英検5級」連携教材

さびねこ

【自己紹介】

英検1級取得後、英語講師を経て、フリーランスで翻訳・ライティング業務を行う。

【英語力・指導経験】

都内の大学(法学部法律学科)大学在学中に英検1級に独学で合格。

その後、英会話スクールにて、幼児クラスから、小学生向けクラス、そして、高校生・社会人クラスと一通り担当。

独学で英語をマスターし他経験、指導経験から、学習者としての視点と指導者としての視点双方から発信しています。

【資格およびスキル等】

・英検1級・法律英語

・スペイン語、イタリア語、インドネシア語会話(まだ初級~中級レベル)

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