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英語で干支はなんて言うの?新年の会話を広げよう!

英語で干支はなんて言うの?新年の会話を広げよう!
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英語コラム

干支についての話題は、新年の集まりでの交流をより楽しくし、お互いの文化への理解を深めることができます。
特に、海外の英語圏の方は、干支をご存知ない方も多くいらっしゃいます。

そこで今回は、干支を英語で説明する際のポイント注意点をお伝えします。
ぜひ、参考にしてみてください。

干支について知っておこう

本来の干支(えと)は、十干(じっかん)の10の記号と十二支(じゅうにし)の12の動物を組み合わせたもので、60年ごとに繰り返されるシステムです。
この組み合わせは、時間を知る方法として、また人の性格や運命を占う際にも使われています。

そして、日本では十二支がよく使われる伝統的な暦法です。
12の動物がそれぞれ1年を象徴し、12年で1巡するサイクルで形成されています。

新年が来ると、その年を象徴する動物が変わります。
干支の動物たちは、それぞれが持つ特徴や運勢を通して、その年の全体的な傾向や雰囲気を象徴しています。

ちなみに2024年は「辰年(たつ年)」です。

また、新年になると人々は、その年の干支の動物を描いた年賀状を友人や家族に送ります。
これは、幸運や健康を願うためで、その年の干支の動物がデザインされた年賀状は、新年の挨拶として人気が高いです。

また、干支は個人の生まれ年にも大きく関係しています。
例えば、ある人が「ねずみ年」に生まれた場合、その人はねずみのような賢さや社交性を持つと言われることがあります。

このように、干支はその人の性格や運命に影響を与えると信じられているのです。

海外で十二支の習慣がある国は?

十二支の習慣は主に東アジア文化圏でみられ、特に中国、日本、韓国、ベトナムなどの国々で広く用いられています。
英語圏の国々では、十二支(Chinese Zodiac)というシステムは一般的に使われていません。

英語圏の国々、例えばアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどでは、主にグレゴリオ暦が用いられ、年の区分は単に数字で表されます。
ただし、グローバル化に伴い、十二支に関する知識や文化的要素はこれらの国々でも知られるようになっています。

特に中国の新年やアジア文化に関心がある人々の間で、十二支に関連する飾り付けやイベントが行われることもありますよ。

干支を英語で説明してみよう

干支の英語での効果的な説明方法

以下の例文などを使い、干支を英語で効果的に説明して見ましょう。

「干支は、12種類の動物が順番に、それぞれ違う年を表すことです。
毎年、違う動物の番が来て、12年で一回りします。」

The Chinese Zodiac consists of 12 different animals that each represent a year in a cycle. 
Every year, it’s a different animal’s turn, and it takes 12 years to complete the cycle.

2024年は「Year of the Dragon (辰年)」です。
この年は、力強さや繁栄を象徴するとされています。

2024 is the “Year of the Dragon (辰年).” 
This year symbolizes strength and prosperity.

干支は古代中国の暦に由来し、日本や他の東アジア諸国の文化にも影響を与えています。

The Chinese Zodiac originates from the ancient Chinese calendar and has influenced the culture of Japan and other East Asian countries.

英語で干支を話す時の注意点

英語で干支を話す際の注意点として、まず、聞き手の文化的背景を考慮することが大切です。

干支は東アジア文化圏に特有の概念なので、英語圏の聞き手には馴染みが薄い可能性があります。
したがって、基本から説明し、干支が12年周期の動物のサイクルであること、そして各動物が特定の年を象徴することを明確に伝える必要があります。

次に、各動物の象徴する意味やその年の特性を説明する際には、具体的な例を用いると良いでしょう。

十二支という動物はなぜ出てきたの?

十二支がなぜ出てきたのかについては、その起源に関する複数の説がありますが、最も広く認められているのは、それが古代中国の時間計測方法から派生したというものです。

古代中国では、天文学的観測に基づいた複雑な暦が存在していましたが、一般の人々には理解しにくいものでした。
そこで、より親しみやすく理解しやすい形として、十二の動物が年を象徴するシンボルとして採用されたと考えられています。

これらの動物は、農耕社会であった古代中国の人々にとって親しみやすく、または重要な動物たちでした。
例えば、牛は農耕において重要な役割を果たし、兎(うさぎ)は繁殖力の象徴として尊重されていました。

このように、各動物はそれぞれの特性や文化的な意味を持ち、人々の生活や信仰に密接に結びついていたのです。

それぞれの動物たちの意味

十二支の動物たちの意味を知ることで、自分や他の人の干支の特性を知ることができます。
それによって、性格や行動の傾向に関する新しい見方が得られ、人間関係の理解が深まるでしょう。

また、干支を話題にすることで、人々とのコミュニケーションがより楽しくなるかもしれませんよ。

十二支の名前象徴英語
子(ね、ネズミ)知恵
機敏
適応力
繁栄
The Rat (子, Ne)
wisdom
agility
adaptability
prosperity
丑(うし、牛)勤勉
忍耐
信頼
力強さ
The Ox (丑, Ushi)
diligence
patience
trustworthiness
strength
寅(とら、虎)勇気
力強さ
自立心
冒険心
The Tiger(寅, Tora)
courage
strength
independence
adventurous spirit
卯(う、兎)柔軟性
繁殖力
機敏さ
慎重さ
The Rabbit (卯, “Usagi”)
flexibility
fertility
agility
caution
辰(たつ、龍)繁栄

幸運
威厳
The Dragon (辰, Tatsu)
prosperity
strength
good fortune
dignity
巳(み、蛇)知恵
神秘性
機敏さ
再生の象徴
The sign of the Snake (巳, mi)
wisdom
mystique
agility
regeneration
午(うま、馬)自由
エネルギー
情熱
冒険心
The Horse (午, Uma)
freedom
energy
passion
adventurous spirit
未(ひつじ、羊)穏やかさ
創造性
平和
寛大さ
The sign of the Sheep (未, Hitsuji) gentleness
creativity
peace
generosity
申(さる、猿)知性
好奇心
柔軟性
問題解決能力が高い
The Monkey (申, さる)
intelligence
curiosity
adaptability
high problem-solving ability
酉(とり、鶏)実用性
勤勉
正確性
勇気
The Rooster (酉, Tori)
practicality
diligence
precision
courage
戌(いぬ、犬)忠誠心
正直
友情
信頼
The Dog (戌, inu)
loyalty
honesty
friendship
trust
亥(い、豚)※豊かさ
誠実
寛容
忍耐
The sign of the Pig (亥)
prosperity
sincerity
tolerance
patience.

※亥(い)は、日本の干支において一般的に「猪」として知られていますが、中国の伝統的な干支では「豚」を指すことが多いです。
日本では「いのしし年」と呼ばれることが多く、中国では「猪年」(豚年)とされています。
文化によって表現が異なるため、この違いが生じています。

【一覧表】十二支の動物を英語で言ってみよう!

動物の名前英語
子(ねずみ)Rat ※①
丑(うし)Ox ※②
寅(とら)Tiger
卯(う)Rabbit 
辰(たつ)Dragon 
巳(み)Snake 
午(うま)Horse 
未(ひつじ)Sheep/Goat 
申(さる)Monkey 
酉(とり)Rooster
戌(いぬDog 
亥(い)Boar/Pig

※① 干支の「子(ね)」が英語で「Rat」(ネズミ)と訳されるのは、この言葉が一般に大きなネズミを指すからです。
英語の「Mouse」は小さいネズミを意味しますが、「子」の動物は大きさよりも賢さや機敏さで知られているため、「Rat」の方が合っています。
そのため、「子」は英語で「Rat」とされることが多いです。

※② 干支の「丑(うし)」は英語で「Ox」とされています。これは、「Ox」が働く牛を意味するからです。
英語の「Cow」は乳牛を指すことが多いですが、「Ox」は農作業などの重い仕事をする牛を表します。昔の農耕には「Ox」がよく使われていたので、干支の「うし」は「Ox」と訳されます。

まとめ

新年には、干支について話すのがおすすめです。
自分の干支が何か、その動物の特徴や性格を友人や家族と英語で話すと、会話の幅が広がりもっと面白くなります。
また、「あなたの干支は何ですか?」と尋ねると、新しい発見があるかもしれません。

干支についての基本を英語で話せると、国際的な友人との文化交流の良い機会になります。
新年の楽しい会話に、ぜひ干支を取り入れてみてください。

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