「こどもに英語を勉強する理由をどう説明しますか？」QQキッズ知恵袋#13

今回は「子供に英語を勉強する意味をどう説明する？」といったご質問にお答えしたいと思います。

早速、見てみましょう！ 

今回の相談内容 

「子供に『なぜ英語を勉強する必要があるのか？』と聞かれます。

モチベーションを保つためにいろいろ工夫はしていますが、子供自身が英語学習に対して『する必要性』を感じていないため、アニメを英語で見せたりしても『日本語の方が良い！』と全く効果がありません。

英語学習に対して消極的・拒否反応があるような子供に対して、どのように英語学習の必要性を理解してもらい、前向きになってもらえるのでしょうか？」

QQスタッフからのアドバイス

英語に対して消極的・拒否反応のあるお子さまに前向きになってもらうのはとても難しいこと。
いくら「将来のため」と言ったところで、小さなお子さまには全くピンとこないことでしょう。

今この瞬間に楽しいことが一番大切だと感じる年齢（特に未就学児〜小学校低学年）のお子さまには、英語学習を「しなきゃいけないもの」から「日常の中に自然にあるもの」にしていくステップから始めてはいかがでしょうか？

とはいえ、すでに明らかな拒否反応がある場合は、無理に英語を日常の中に持ち込んでも逆効果になってしまいますね。

そんな時はお子さまの気持ちを尊重して、英語というものから少し距離を置いてみましょう。

無理強いされるからこそ、お子さまも躍起になって拒否をしてしまうもの。

ふとした瞬間に自然と英語に触れた瞬間（例えばテレビの子供向け英語番組など）のお子さまの様子をよく観察し、お子さまが英語に対して過剰反応をしなくなった頃を見計らい、また少しずつ英語を日常に取り入れてみてください。

距離を置くことで、逆に英語に対して新たな興味を抱くかもしれません。

保護者の皆さんからのアドバイス

6歳 女の子がいる保護者さまの声

「英語の必要性を感じていなくて英語学習に対して消極的・拒否反応があるような子供に対して無理強いをするのは逆効果だと思います。

そういう時に効果的なのは親も一緒に英語を学習することです。
身近な存在である親が取り組むことで、今までより興味の対象になってくるはずです。

また、お子さまが好きなこと、男の子ならスポーツ、女の子ならピアノだったりの上を目指すためには世界にはばたくことになり、そのためには英語が喋れると有利であると伝えると必要性が理解しやすいかもしれません。」

6歳 男の子がいる保護者さまの声

「日本語で話すことに慣れてしまっているので、話しやすい日本語を使いたくなるのは仕方がないことですが、必要性を感じたもらうためのきっかけは日常生活の中にたくさんあります。

子供の興味がある分野を英語に結びつけてあげると、必要性を感じて主体的に学んでくれるかもしれません。

例えば、サッカーが好きな子でしたら、日本のサッカー選手が英語でインタビューに答えている場面を見せてあげると親がいうより効果的です。
親が言いすぎると逆効果なので、まずは子供の好きなもので英語と結びつけられるものはないか探して、環境を整えてみてはいかがでしょうか？」

4歳 男の子がいる保護者さまの声

「これからの時代は日本でも英語を使用する機会が増えるだろうし、将来海外で仕事をすることもあるかもしれません。

とはいえ、日本に住んで普通に生活する分には英語が必須だとは思えないため、なかなか将来のために英語を勉強しようという気にはならないですね。

しかし、英語は小学校から必須科目になり、以前よりも学習するレベルが高くなりました。
小学生や中学生になると自分のやりたいことや興味のあることも出てくるかもしれません。

そんな時に英語がある程度できれば、みんなが必死に英語の勉強をしている時間を自分のやりたいことに使えます。
そのため、今のうちから英語の勉強をしておくことは大切なことだと説明するのがいいと思います。」

6歳 女の子がいる保護者さまの声

「子供本人だけのモチベーションを上げるのは難しいので、子供だけでなく親も一緒にモチベーションを上げる必要性があるように感じます。

また、無理にモチベーションを上げようとすればする程に子供は拒否反応を示すと思うので、本当に消極的になっている日は敢えて英語学習から離れるのも手だと思いました。

そして、英語は耳で覚えていくので、例えば英語のCDを流したり英語の本を読んであげたりなど、親子でコミュニケーションを取れる環境を作れば次第に子供のモチベーションは上がると思いますし、さりげ無く学べる環境が今は大事なように感じました。」

まとめ

お子さまにとって英語学習は楽しいものでなければ続きません。

無理強いをすることは逆効果になるので、あまりにも嫌がる場合は少し英語から離れてみて、お子さまの様子を見ながらさりげなく英語に触れる機会・環境をご家庭で作っていただく必要があります。

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