「休憩する」は英語で何て言う?使い分けと例文まとめ

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「ちょっと休憩しよう!」
そんなとき、英語ではどう言えばいいか知っていますか?
学校や仕事の合間、部活のあとなど、「休憩する」は日常でよく使う言葉ですよね。
でも英語では、場面によって「take a break」以外にもいくつかの言い方があるんです。
例えば・・・
- 授業の合間に「少し休憩しよう!」と言いたいとき
- 部活やスポーツ中に「ちょっと一息!」と言いたいとき
- 友達に「休んでいいよ」と伝えたいとき
どの場面でも使えるように、この記事では「休憩する」を英語でどう言うか、使い分けのコツとやさしい例文をわかりやすく紹介します。
今日からあなたも、「Take a break!(休憩しよう!)」だけじゃなく、自然な英語で「休憩する」が言えるようになりますよ。
「休憩する」は英語でどう言うの?

日本語で「休憩する」と言っても、英語では1つの言葉だけでは表せないことが多いんです。
多くの人が「休憩=break」と覚えていますが、実は「rest」や「pause」など、場面に合わせて違う言葉を使います。
英語では「どんな休憩なのか」「どんな気持ちで休むのか」で、使う単語や表現が少しずつ変わるんです。
「休憩」は英語で「break」だけじゃない!
英語で「休憩」を表す言葉はいくつかあります。
それぞれのニュアンスを簡単にまとめると、次のようになります。
| 英語 | 意味・使う場面 | 例文 | 
| break | 一時的な休み。学校や仕事などで「休憩時間」。 | I’ll take a break from studying. (勉強から少し休憩します。) | 
| rest | 体や心を休める休憩。「疲れたから休む」。 | You should rest for a while. (少し休んだほうがいいよ。) | 
| pause | 一時停止。動作や作業を止める。 | Let’s pause for a moment. (ちょっと止めよう。) | 
| breather | 口語的で「ひと休み」。 | Let’s take a breather. (ひと息つこう。) | 
ポイント
- 「学校の休み時間」→ break time
- 「体を休める」→ rest
- 「作業を一時中断する」→ pause
と覚えるとわかりやすいです!
いちばん基本の言い方「take a break」の意味と使い方
「休憩する」と聞いてまず思い浮かぶのが、英語の定番フレーズ「take a break」
これはどんな場面でも使える最も自然で万能な表現です。
例文
Let’s take a break.
(休憩しよう!)
I need to take a break.
(ちょっと休みたいな。)
You should take a break.
(少し休んだほうがいいよ。)
ポイント
「take a break」は「作業や勉強をやめて、少し休む」というイメージです。
日本語の「一息つこう」「リフレッシュしよう」に近いです。
よく使われる場面
学校:Let’s take a short break before the next class.
仕事:I’m going to take a break from work.
部活:We’ll take a break for ten minutes.
英語で「休憩する」をひとことで言いたいときは、まず「take a break」を使えばOKです!
「rest」との違いをわかりやすく解説
「break」と 「rest」はどちらも「休憩」を表しますが、意味のイメージが少し違います。
| 単語 | ニュアンス | よく使う場面 | 
| break | 作業を中断してリフレッシュする | 勉強、仕事、学校 | 
| rest | 体や気持ちをゆっくり休める | 運動のあと、疲れたとき、病気のとき | 
比べてみよう
I’ll take a break from homework.
(宿題からちょっと休憩する。)
→ 作業をいったんやめるイメージ
I need to rest.
(休みたい・体を休めたい。)
→ 疲れていて、エネルギーを回復するイメージ
ワンポイント
「break」は「一時的な中断」、「rest」は「回復のための休み」と覚えるとカンペキです。
「have a rest」と「take a rest」のどっちが自然?
英語学習者がよく迷うのがこの2つ。
結論から言うと・・・
「have a rest」の方がより自然です!
例文
You should have a rest.
(少し休んだほうがいいよ。)
Let’s have a rest under the tree.
(木の下でちょっと休もう。)
もちろん「take a rest」も間違いではありませんが、ネイティブの日常会話では「have a rest」のほうがよく使われます。
補足
「take a rest」は少しフォーマルまたは書き言葉寄りです。
学校や職場の英会話では 「have a rest」を覚えておくと自然です。
ネイティブがよく使う自然な言い換え表現
最後に、ネイティブが日常でよく使う「休憩する」の言い換え表現を紹介します。
| 表現 | 意味 | 使う場面 | 
| take five / take ten | 「5分休もう」「10分休もう」 | カジュアルな会話・仕事・部活 | 
| chill out | のんびりする、リラックスする | 友達同士でカジュアルに | 
| grab a coffee | コーヒーでも飲んで一息つく | 同僚・友達との会話 | 
| have some downtime | 少しゆっくりする時間を持つ | ネイティブがよく使う自然な表現 | 
例文
Let’s take five before we start again.
(もう一度始める前に5分休憩しよう。)
I’m going to chill out for a bit.
(少しゆっくりするね。)
Let’s grab a coffee.
(コーヒーでも飲みに行こう。)
ポイント
ネイティブは「take a break」以外にも、気分や状況に合わせて表現を変えるのが自然です。
「休む=ただ止まる」ではなく、「リラックスして次に進む」イメージなんです。
シーン別「休憩する」の英語フレーズ

「休憩する」は、学校・職場・友達との会話・メールなど、どんな場面でもよく使う言葉です。
英語では 場面によって少し言い方を変えることで、より自然に聞こえます。
ここでは、よく使う4つのシーン別に「休憩する」の英語フレーズを紹介します。
学校で使う「休憩する」
授業の合間や放課後に「少し休もう」と言いたいときは、「take a break」がぴったりです。
学生同士でも先生との会話でも、安心して使える表現です。
例文
Let’s take a break before the next class.
(次の授業の前に休憩しよう。)
I need to take a short break.
(ちょっと休みたいな。)
Can we have a short break, please?
(少し休憩してもいいですか?)
「a short break(短い休憩)」 や 「a little break(少しの休憩)」と言うと自然です。
例文
Teacher: Let’s take a five-minute break.
(5分休憩にしましょう。)
Student: Thank you!
(ありがとうございます!)
職場やアルバイトで使う「休憩する」
職場やアルバイトでは、少し丁寧な言い方が好まれます。
同僚との会話ではカジュアルでもOKですが、上司に話すときはやさしく丁寧に伝えましょう。
例文
I’m going to take a break now.
(今から休憩に入ります。)
I’ll take my lunch break at noon.
(お昼の休憩は12時に取ります。)
Could I take a short break?
(少し休憩を取ってもいいですか?)
「休憩中です」は 「I’m on my break.」。
例文
Boss:You’ve been working hard. Take a short break.
(よく頑張ってるね。少し休憩して。)
Staff:Thank you, I’ll take a short break.
(ありがとうございます、少し休みます。)
友達との会話で使うカジュアルな言い方
友達同士の会話では、もっと気軽で自然な表現を使います。
「take a break」以外にも、「chill out」 や 「relax」のような言い方もおすすめです。
例文
Let’s take a break.
(休憩しよう。)
Let’s chill for a bit.
(少しのんびりしよう。)
I need to relax for a while.
(ちょっと休みたい。)
Let’s grab a coffee!
(コーヒーでも飲んで休もう!)
ポイント
「chill」 や 「relax」は若い世代によく使うカジュアルな言い方。
「勉強や仕事の合間に一息つく」イメージです。
例文
A:I’m tired. Let’s chill for a bit.
(疲れた〜。ちょっと休もう。)
B:Yeah, let’s take a break.
(うん、休憩しよう。)
メールやチャットで使う丁寧な表現
ビジネスメールや英語チャットで「少し休憩します」「お待ちください」を伝えるときは、やさしく丁寧なトーンを心がけましょう。
例文
I’ll take a short break and get back to you soon.
(少し休憩して、すぐにご連絡します。)
Please take a rest if you’re tired.
(お疲れでしたら、少し休んでくださいね。)
I’ll be away from my desk for a few minutes.
(数分ほど席を外します。)
ポイント
「get back to you」 は「折り返します」「返信します」という自然なビジネス表現。
「take a rest」より 「take a break」の方が自然で柔らかい印象になります。
例文
Hi Alex,
(こんにちは、アレックス)
I’ll take a short break and get back to you in 10 minutes.
(少し休憩を取って、10分後に戻ります。)
Thanks for waiting!
(待ってくれてありがとう!)
「take a break」と「rest」の使い分けポイント

英語で「休憩する」と言うとき、「take a break」と 「rest」のどちらを使えばいいか迷う人は多いです。
実はこの2つ、どちらも「休む」という意味ですが、使う場面とニュアンスが少し違うんです。
この章では、その違いをやさしく整理して、どんなときにどちらを使えば自然に聞こえるのかを紹介します。
「break」は「一時的に休む」、「rest」は「体を休める」
まず、2つの単語の基本的なイメージを見てみましょう。
| 単語 | 意味のイメージ | よく使う場面 | 例文 | 
| take a break | 作業をいったん止めて気分を切り替える | 勉強・仕事学校・作業中 | Let’s take a break! (休憩しよう!) | 
| rest | 体や心をゆっくり休める | 疲れたとき病気・睡眠 | You should rest. (休んだほうがいいよ。) | 
ポイント
- break → 一時停止(=すぐ再開する前提)
- rest → 回復(=ゆっくり体を休めるイメージ)
つまり・・・
勉強中に「ちょっと一息」→ take a break
疲れてベッドで休む → rest
が自然な使い分けです。
こんなときは「break」が自然!
「take a break」は、作業を中断してリフレッシュするときに使います。
特に学校や職場などでよく使う表現です。
例文
Let’s take a break before the next class.
(次の授業の前に休憩しよう。)
I’m going to take a short break.
(少し休憩します。)
You’ve been studying for hours. Take a break!
(何時間も勉強してるよ。少し休もう!)
こんなときに使える!
- 勉強や作業の合間
- 会議の途中で
- スポーツ練習の合間
「break」は「またすぐ再開する前の一時停止」を表すのがポイントです。
こんなときは「rest」がぴったり!
「rest」は、「疲れている」「体を休める」「眠る」といった体の回復に関係する休みを表すときに使います。
例文
You should rest for a while.
(少し休んだほうがいいよ。)
I need to rest my eyes.
(目を休めたい。)
She’s resting in bed.
(彼女はベッドで休んでいます。)
こんなときに使える!
- 風邪をひいたとき
- 部活や運動で疲れたとき
- 夜に休む・睡眠を取るとき
「rest」は「動きを止めて体を癒やす」イメージ。
心身を落ち着かせたいときにぴったりです。
ネイティブの使い分け例で感覚をつかもう
ネイティブは「break」と「rest」を、休む目的や状況で自然に使い分けています。
会話で見ると違いがわかりやすいですよ。
会話1.勉強中の休憩
A:I’ve been studying for two hours.
B:Take a break! Let’s get some snacks.
→ 「作業を止めるだけ」なので 「break」
会話2.運動のあと
A:You look tired.
B:Yeah, I need to rest for a while.
→ 「体を休める」ので 「rest」
会話3.体調が悪いとき
A:Are you okay?
B:I think I’ll rest at home today.
→ 「家で体を休める」ので「rest」
会話4.仕事の合間
A:Let’s take a 10-minute break.
B:Sounds good!
→ 「短い中断」なので 「break」 が自然
まとめると・・・
- 作業を止めて一息つくときは take a break
- 体や心をゆっくり休めるときは rest
使い分けを意識すると、英語がぐっと自然になります。
すぐ使える「休憩する」の例文

ここでは、「休憩する」をすぐに使えるようになるための、シンプル&実用的な英語フレーズを紹介します。
どれも短く覚えやすいので、会話の中でそのまま使えます。
日常で使えるシンプルなフレーズ
日常生活や学校、部活などで気軽に使える基本表現です。
例文
Let’s take a break.
(休憩しよう。)
I need to take a break.
(少し休みたいな。)
You should rest for a while.
(少し休んだほうがいいよ。)
Let’s have a short break.
(短い休憩にしよう。)
ポイント
「take a break」はどんな場面でも使える万能フレーズです。
丁寧に伝えたいときの言い方
職場やアルバイト、フォーマルな場面では、少し丁寧なトーンに変えると印象がよくなります。
例文
Could I take a short break?
(少し休憩してもいいですか?)
I’ll take my break after this task.
(この作業のあとに休憩します。)
Please take a rest if you’re tired.
(疲れていたら少し休んでください。)
ポイント
「Could I〜?」を使うと、やさしく丁寧な印象になります。
リスニングでよく出る言い回し
映画やドラマ、英会話レッスンなどでよく耳にするフレーズです。
例文
Let’s take five.
(5分休憩しよう。)
I’m on my break.
(今、休憩中です。)
I’ll be back after my break.
(休憩が終わったら戻ります。)
I need to rest my eyes.
(目を休めたい。)
ポイント
ネイティブは「take five(5分休憩)」のように、短く自然な言い方をよく使います。
- 基本は 「take a break」 と 「rest」 を使い分ける。
- 丁寧に言いたいときは 「Could I take a break?」。
- ネイティブは 「take five」 や 「I’m on my break.」 もよく使う。
シンプルなフレーズを繰り返し使うことで、自然に「休憩する」を英語で話せるようになります。
まとめ|「休憩する」を英語で言えるようになろう

「休憩する」は英語で 「take a break」 や 「rest」を使って表せます。
どちらもよく使う言葉ですが、「break」は一時的な休み、 「rest」は体を休める という違いがあります。
例えば・・・
- 勉強や仕事の合間 → take a break
- 疲れて横になるとき → rest
短いフレーズでも十分伝わるので、まずは 「Let’s take a break!」 や 「You should rest.」 から始めてみましょう!
少しずつ使い慣れていけば、英語でも自然に「ひと休み」が言えるようになります。







