「面白い」って英語でなんて言うの?子供にも教えたい簡単な言い方5選!

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「面白いって、英語でどう言えばいいの?」
子供に英語を教えようとしたとき、意外と迷う表現のひとつですよね。
実は、「面白い」は英語で1つの単語では言い切れません。
笑える面白さ、興味深い面白さ、楽しい面白さなど、場面によって使う英単語が違うのです。
この記事では、子供にもわかりやすく覚えられる「面白い」の英語表現を5つご紹介します。
親子で一緒に学べるよう、例文や使い方のポイントも交えて、楽しく解説していきます!
この記事でわかること
- 「面白い」を表す英語表現が1つではない理由
- 子供にも教えやすい「面白い」の英単語5選
- 間違いやすい表現の注意点(funnyとinterestingの違いなど)
英語で「面白い」は1つじゃない?親子で知っておきたいポイント
子供に「面白いって英語でなんて言うの?」と聞かれたとき、パッと「funny!」と答えていませんか?
たしかに「funny」はよく使われる表現ですが、実は英語には「面白い」を表す言葉がいくつもあります。
英語では、「笑える面白さ」「興味をひかれる面白さ」「楽しい面白さ」など、どんな風に面白いのかによって使う単語が違うのです。
このような違いを知っておくことで、子どもが英語をもっと正しく・自然に使えるようになります。
親子で楽しく英語にふれる第一歩として、まずは「面白い」の英語表現の種類と違いをしっかり押さえておきましょう!
funnyだけじゃない!場面によって使い分けが必要
「funny」は、「笑ってしまうような面白さ」を表す英語です。
例えば、変な顔をしたり、冗談を言ったりして笑わせるような時に使います。
例文
That joke was so funny!
(そのジョーク、めっちゃ面白かった!)
でも、英語では「面白い」が笑える意味だけではないときもたくさんあります。
例えば、
本が興味深かった → interesting
映画が楽しかった → entertaining
話が軽くて愉快だった → amusing
このように、「面白い」にもいろいろなニュアンスがあるため、状況に合わせて単語を使い分けることが大切なんです。
保護者様がこの違いを理解していれば、日常の中で「これはfunnyだね」「これはinterestingかな?」と、自然に英語を使うきっかけを子供に与えられます。
子供が混乱しやすい英語表現の落とし穴とは?
子供がよく混乱するのが、「funny」と「interesting」の違いです。
例えば、子供が面白そうな科学実験の動画を見て「It’s funny!」と言ったとします。
でもそれは「笑える」わけではなく「興味深い」内容なら、正しくは「It’s interesting!」が正解です。
また、「You are funny.」と言ってしまうと、「あなたは変わっていておかしい人だね」という意味になってしまうことも。
これはちょっと気まずいですよね。
ですので、
funny = 笑える面白さ
interesting = 興味を引く面白さ
という違いを、子供にもしっかり伝えてあげましょう。
身近な例を使って説明すれば、小さなお子様でもすぐに理解できます。
お笑い番組 → funny
図鑑や実験動画 → interesting
遊園地やゲーム → entertaining
こんなふうに、日常の出来事を英語で一緒に表現してみることが、英語を楽しく学ぶコツになります。
「面白い」を英語で伝える!子供に教えたい5つの表現
英語で「面白い」は「funny」だけではありません。
実は、どんなふうに面白いのかによって、使う英単語が変わります。
ここでは、子供でも覚えやすい「面白い」の英語表現を5つ、わかりやすく紹介します!
親子で一緒に、日常の中で使ってみましょう!
funny:おかしくて笑える「面白い」
「funny」は、笑えることに使う英語です。
ジョークやおもしろい動画、変な顔など、思わず笑っちゃう時にぴったりの表現です。
例文
That cartoon is so funny!
(あのアニメ、とっても面白い!)
ポイント
「笑ってしまうくらい変」なものにも使えます。
でも、人に対して「You are funny」と言うと「ちょっと変な人」というニュアンスになることもあるので注意が必要です。
interesting:興味深くて引き込まれる
「interesting」は、知的な興味をひかれるときに使います。
面白い本、学べる動画、新しい発見などにぴったりの言葉です。
例文
This science book is very interesting.
(この科学の本、とってもおもしろい!)
ポイント
「勉強になって楽しい」と感じたときにぴったり。
「笑える」わけではない時は、funnyではなくinterestingを使おう!
entertaining:楽しくて退屈しない
「entertaining」は、楽しくて時間を忘れるような面白さを表す英語です。
映画、コンサート、イベントなど、見ていて飽きないものに使います。
例文
The movie was really entertaining.
(その映画、とても面白かった!)
ポイント
「楽しい」と「面白い」が合わさったような言葉で、家族で楽しむ映画やイベントにもぴったり!
amusing:軽く笑えるユーモア
「amusing」は、クスッと笑えるような場面に使います。
funnyよりもやさしくて、ちょっとおもしろい、かわいらしい笑いにぴったりです。
例文
Her story was quite amusing.
(彼女の話はなかなか面白かった。)
ポイント
英語圏では大人がよく使う表現です。
子供が「ちょっと面白いね」と思った時に使ってみるのが良いです!
hilarious:爆笑レベルで超おもしろい
「hilarious」は、めちゃくちゃ面白くて大爆笑!という時に使う強い表現です。
funnyの上をいく「最上級のおもしろさ」です。
例文
That comedian is absolutely hilarious!
(あのコメディアン、超ウケる!)
ポイント
英語圏では大人も子供もよく使うスラング寄りの表現です。
大笑いする場面で使えると、英語っぽさがアップ!
英語の「面白い」は、シーンによって言い方が変わります。
今日から親子で、「これはfunnyだね」「これはinterestingかも」と英語で話してみてください。
日常の中に英語を取り入れることで、子供も自然と表現を覚えていきますよ!
「面白い」の英語表現はどう使い分ける?親子で覚えたいコツ
「面白い」は英語で1つじゃないことはわかったけど、「どれを使えばいいの?」と迷ってしまうこともありますよね。
ここでは、親子で楽しく覚えられる使い分けのコツをご紹介します。
感覚で覚えられる方法と、子供の日常に合わせた使い方例を知ることで、自然に英語が身についていきます。
表現ごとの違いを感覚で覚える方法
英語の「面白い」は、その感じ方によって使う言葉が変わります。
難しいルールを覚えるよりも、「どんな気持ちのときに使うか」を感覚でつかむのがポイントです。
英単語 | どんな時に使う? | 覚え方のコツ |
funny | 笑った時 | 思わず笑ったらfunny! |
interesting | 興味がわいた時 | 「へぇ~」と思ったらinteresting! |
entertaining | 楽しくて時間を忘れた時 | ゲームや映画でワクワクしたらentertaining! |
amusing | クスッと笑えた時 | 軽く笑ったらamusing! |
hilarious | 大爆笑した時 | お腹をかかえて笑ったらhilarious! |
ワンポイントアドバイス
お子様と一緒に「この出来事、どれかな?」と英単語を選んでみるだけで、記憶に残りやすくなります。
子供の日常に合わせた使い方例
「面白い」の英語表現は、子供の身近なシーンに当てはめて覚えるとグンとわかりやすくなります。
funny = 笑っちゃうとき
お友だちが変な顔をしたとき
「That was so funny!」
interesting = 興味を持ったとき
図鑑やYouTubeの科学実験を見たとき
「This video is really interesting!」
entertaining = 楽しくて夢中なとき
家族で映画を観たときやテーマパークに行ったとき
「The show was super entertaining!」
amusing = クスッとしたとき
弟や妹のちょっとした失敗がかわいかったとき
「That was kind of amusing.」
hilarious = 大爆笑したとき
お気に入りのコメディアニメを見たとき
「That episode was absolutely hilarious!』
このように、実際の体験と英語表現を結びつけることで、お子様の理解が深まり、使える英語が自然に増えていきます。
保護者様も「今の、英語で言うと何だろうね?」と声をかけることで、親子の英語コミュニケーションが楽しく広がりますよ!
よくある間違い!「funny」と「interesting」を混同しないために
「面白い」を英語で言うとき、特に注意したいのが funny と interesting の違いです。
どちらも「面白い」と訳されますが、意味や使い方がまったく違うので、親子でしっかり理解しておきたいポイントです。
子供が自然な英語を話せるようになるためには、「この場面ではどっちを使うのが正しいか?」を感覚で覚えるのが大切です。
「あなたは面白い人ですね」は英語でどう言う?
「あなたって面白いね!」と日本語で言うと、ほめ言葉になりますよね。
でも英語で 「You are funny.」 と言うと、ちょっと意味が違って伝わることがあるんです。
間違い例
You are funny.
→ 「君ってちょっと変わってるね」「なんかヘンな人だね」という意味にも取られがち…
正しい表現
You’re so fun to be with!
(一緒にいると楽しいね!)
You have a great sense of humor.
(ユーモアのセンスがあるね!)
保護者様向けポイント
funny は「行動が笑える」ことを指すことが多く、人柄をほめる時には「fun」や「sense of humor」を使うと自然です。
「それ、面白いね」も場面によって英語が変わる!
日本語では何でも「面白いね!」で済ませてしまいがちですが、英語では「何がどう面白いのか」を明確に言う必要があります。
興味深い本を読んだとき
「That book is interesting.」
おもしろい動画を見て笑ったとき
「 That video is so funny!」
テーマパークが楽しかったとき
「That ride was really entertaining.」
クスッと笑ったとき
「That story was amusing.」
大爆笑したとき
「That scene was hilarious!」
保護者様向けのアドバイス
お子様と一緒に「今の面白さはどれだったかな?」と話しながら単語を選ぶと、英語の使い分けが自然に身につきます。
英語では「面白い」のニュアンスによって単語を使い分けることが大切です。
funny と interesting を正しく理解しておくと、子供の英語力もぐんとアップします。
親子で楽しく学ぼう!「面白い」を使った簡単な英会話フレーズ
英語の表現は、使ってみることでどんどん身についていきます。
特に「面白い(funny / interesting / entertaining など)」は、日常会話で使うチャンスがたくさんある表現です。
最後に、親子で楽しめる「面白い」の英会話フレーズと、子供が自然に覚えられる声かけの工夫を紹介します。
家庭で使えるショートフレーズ集
毎日の生活の中で、ちょっとした英語を取り入れるだけで、子供の英語力は自然とアップします。
以下は、「面白い」をテーマにしたすぐに使える英会話フレーズです。
笑えるときに使えるフレーズ(funny):例文
That was so funny!
(今の、めっちゃ面白かったね!)
You made a funny face!
(変な顔したね!)
興味がわいたときに使えるフレーズ(interesting):例文
This picture book is really interesting.
(この絵本、おもしろいね。)
That’s an interesting idea.
(それ、おもしろいアイデアだね。)
楽しかったときに使えるフレーズ(entertaining):例文
The movie was super entertaining!
(映画、すっごく面白かったね!)
That game is really entertaining.
(そのゲーム、楽しいね!)
軽く笑ったときに使えるフレーズ(amusing):例文
That was quite amusing.
(あれ、なかなか面白かったね。)
His joke was kind of amusing.
(彼のジョーク、ちょっと笑えたね。)
爆笑したときに使えるフレーズ(hilarious):例文
That was absolutely hilarious!
(超おもしろかった!)
I couldn’t stop laughing. It was so hilarious!
(笑いが止まらなかったよ!)
子供が英語を楽しく覚えるための声かけアイデア
英語を自然に覚えるには、親からの日常的な声かけがとても大切です。
「英語を勉強しよう!」ではなく、「今のって英語で何て言うのかな?」という会話の延長線にあるのが理想です。
声かけ例と工夫
「今のテレビ、面白かったね。英語で何て言うと思う?」
→ 興味を引き出して、考えるきっかけに。
「今日の本、funny だった?interesting だった?」
→ どの単語がぴったりか選ばせてみましょう。
「それ、英語で言えるかな?ママも一緒に考えてみるね」
→ 親も一緒に悩む姿勢で、プレッシャーを減らせます。
「笑えるって言いたいときは、funny。興味あるなら、interesting!」
→ 繰り返し使うことで、感覚で覚えていけます。
親子で楽しみながら、「面白い」の英語をいろんな場面で使ってみましょう。
英語は言葉のキャッチボール。
家庭の中で気軽に使うことが、最大の学びになります!
「面白い」という英語はひとつだけではなく複数あるので、場面に応じて使い分けることが大切です。
funny・interesting・entertaining など、それぞれの意味を知れば、子供も正しく自然な英語が使えるようになります。
親子で日常の中に英語を取り入れて、楽しみながら一緒に学ぶことが英語力アップのコツです!