英語で「習いごと」を言うなら?レッスン・クラス・スクールの違いも解説!

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「ピアノ教室」や「サッカースクール」など、子供の「習い事」を英語で説明できますか?
「レッスン(lesson)」「クラス(class)」「スクール(school)」といった言葉はよく使われますが、それぞれの意味や使い方の違いを正しく理解している人は意外と少ないものです。
この記事では、「習い事」を英語でどう表現するかを、英語学習中のお子様とその保護者様向けにわかりやすく解説します。
さらに、「ピアノ」「サッカー」「英会話」など習い事別の英語表現や、子供が実際に使えるフレーズも紹介!
この記事を読めば、親も子供も「習い事」を英語で自信を持って話せるようになります! ぜひ最後まで読んで、実際の会話で使ってみてくださいね。
こんな人に読んでほしい!
「lesson」・「class」・「school」の違いがわからない人
→「ピアノはlesson?それともclass?」など、混同しやすい単語の使い分けをスッキリ解決!
子供が英語で「習い事」について話せるようになってほしい人
→「ピアノを習っています」「サッカーのクラスに通っています」など、子供が自分で言えるフレーズを学べます!
「習い事」は英語でどう言う? 基本の表現を解説!
子供の習い事を英語で説明するとき、「lesson」「class」「school」などの言葉を耳にすることが多いですが、それぞれの使い方に違いがあるのをご存じですか?
例えば、「ピアノレッスン」と「英会話クラス」では、使う単語が異なります。
ここでは、「習い事」に関連する英語表現をわかりやすく解説!
子供が英語で話せるフレーズも紹介するので、ぜひ親子で活用してくださいね。
Lesson(レッスン)とは? 習い事全般に使える表現
「lesson」 は、個人または少人数で行う習い事に使われる単語です。
ピアノ、バイオリン、英会話、書道 など、先生が生徒に対して直接指導するスタイルの習いごとに適しています。
例文
My child takes piano lessons every Tuesday.
(うちの子は毎週火曜日にピアノレッスンを受けています。)
She has an English lesson after school.
(彼女は放課後に英会話のレッスンがあります。)
子供が使える英語フレーズ:例文
I take swimming lessons.
(ぼくはスイミングレッスンを受けているよ。)
I have a dance lesson on Saturdays.
(私は土曜日にダンスのレッスンがあるよ。)
Class(クラス)とは? 学校やグループレッスンでよく使われる
「class」 は、複数の生徒が先生から授業を受ける形式の習い事に使います。
一般的に、学校の授業やグループレッスンでよく使われる表現です。
例文
My son is in an art class at the community center.
(息子は地域センターのアートクラスに通っています。)
She loves her ballet class.
(彼女はバレエのクラスが大好きです。)
子供が使える英語フレーズ:例文
I have a science class today.
(今日はサイエンスクラスがあるよ。)
My soccer class is so much fun!
(サッカークラスはとても楽しいよ!)
「lesson」と「class」の違いは?
lesson → 先生が個別または少人数で指導(ピアノレッスン、英会話レッスン)
class → 学校やグループで受ける授業(ダンスクラス、アートクラス)
School(スクール)とは? 何かを学ぶ場所を表す表現
「school」 は、特定のスキルを学ぶための施設や教室を指す言葉です。
例えば、ダンススクールや語学スクールのように、学ぶ場所そのものを指します。
例文
My daughter goes to a ballet school.
(娘はバレエスクールに通っています。)
He attends a language school to learn English.
(彼は英語を学ぶために語学学校に通っています。)
子供が使える英語フレーズ:例文
I go to a music school.
(ぼくは音楽スクールに通ってるよ。)
My friend goes to a karate school.
(友達は空手スクールに行ってるよ。)
「school」と「class」の違いは?
school → 何かを学ぶための施設全体(ダンススクール、語学スクール)
class → その中の具体的な授業やクラス(バレエクラス、英会話クラス)
個人レッスンなら「lesson」(ピアノレッスン、英会話レッスン)
グループレッスンなら「class」(バレエクラス、サッカークラス)
習いごとの場所なら「school」(ダンススクール、音楽スクール)
上記の違いを理解すれば、子供の習い事について英語でスムーズに説明できるようになります!
親子で英語フレーズを練習して、実際の会話で活用してみてください。
習い事別! 英語での言い方をチェックしよう
子供の習い事を英語で説明するとき、「ピアノを習っています」「サッカークラスに通っています」など、習い事によって適切な英語表現が変わります。
英語では、学ぶ方法(個人レッスンかグループか)、動詞の使い方、目的語の違いなどに注意する必要があります。
ここでは、
「どんな習い事か?」→「正しい英語表現」→「子供が使える簡単なフレーズ」
の順でわかりやすく紹介します!
音楽系の習い事(ピアノ、バイオリン、ギターなど)
ピアノ、バイオリン、ギターなどの楽器を習う場合、先生から個別に指導を受けることが多いですよね。
英語では「take lessons」や「learn to play ~」を使います。
「take + 楽器名 + lessons」(個別指導):例文
She takes piano lessons.
(彼女はピアノレッスンを受けています。)
「learn to play + 楽器名」(演奏スキルを習得中):例文
He is learning to play the violin.
(彼はバイオリンを習っています。)
子供が使える簡単フレーズ:例文
I have a piano lesson today!
(今日はピアノレッスンがあるよ!)
I’m learning to play the drums.
(ぼくはドラムを習ってるよ。)
スポーツ系の習い事(サッカー、スイミング、体操など)
スポーツの習い事では、チームスポーツ・個人競技の2つのパターンに分けて英語表現を使い分けます。
「play + スポーツ名」(チームスポーツ):例文
He plays soccer in a local club.
(彼は地域のクラブでサッカーをしています。)
「do + スポーツ名」(個人競技):例文
She does gymnastics every weekend.
(彼女は毎週末体操をしています。)
子供が使える簡単フレーズ:例文
I play soccer every Saturday!
(ぼくは毎週土曜日にサッカーをするよ!)
I go swimming with my friends.
(友達と一緒にスイミングに行くよ!)
学習系の習い事(英会話、そろばん、プログラミングなど)
学習系の習い事は、知識やスキルを学ぶ ことが中心になります。
英語では「take lessons」「attend classes」「study 〜」を使い分けます。
「take + 科目 + lessons」(習いごととして受講):例文
My child takes English lessons online.
(うちの子はオンラインで英語レッスンを受けています。)
「attend + school/class」(学校やクラスに通う):例文
She attends a programming class every Monday.
(彼女は毎週月曜日にプログラミングクラスに通っています。)
子供が使える簡単フレーズ:例文
I take English lessons online!
(オンラインで英語を習ってるよ!)
I go to a programming class every Friday.
(毎週金曜日にプログラミングのクラスがあるよ!)
芸術・文化系の習い事(絵画、ダンス、書道など)
芸術・文化系の習い事は、創造的なスキルを身につけるものが多いです。
英語では「take」「learn」「do」などの表現を使います。
「take + クラス/レッスン名」(正式なクラスやレッスン):例文
She takes a painting class.
(彼女は絵画クラスを受講しています。)
「learn + スキル名」(スキルを学ぶ):例文
He is learning calligraphy.
(彼は書道を習っています。)
「do + ダンス/アート系の習いごと」(アクティビティとして行う):例文
I do ballet every week.
(私は毎週バレエをしています。)
子供が使える簡単フレーズ:例文
I take a dance class on Wednesdays!
(水曜日にダンスのクラスがあるよ!)
I love learning calligraphy.
(書道を習うのが好きだよ!)
「習い事に通っています」を英語で言うと?
子供の習い事について英語で話したいとき、「○○に通っています」とスムーズに言えますか?
英語では「take lessons」「attend」「go to」などの表現を使いますが、それぞれの違いを理解することが大切です。
ここでは、「習い事に通う」ことを表す英語表現と、その使い分けをわかりやすく解説します!
また、親が子供の習い事を説明するときに役立つ英語フレーズも紹介しますので、ぜひ活用してください。
「My child takes piano lessons.」 のように言うのが正解!
子供がピアノや英会話などの個別レッスンを受けている場合、「take lessons」を使います。
これは、先生から指導を受ける習い事に適した表現です。
「take lessons」 を使う場合:例文
My child takes piano lessons every Monday.
(うちの子は毎週月曜日にピアノのレッスンを受けています。)
She takes swimming lessons at the sports center.
(彼女はスポーツセンターでスイミングのレッスンを受けています。)
子供が使えるフレーズ:例文
I take dance lessons on Saturdays!
(私は土曜日にダンスのレッスンを受けているよ!)
I take English lessons at a language school.
(ぼくは語学学校で英語のレッスンを受けているよ!)
ポイント
「take lessons」は、先生に習うタイプの習い事(ピアノ、バレエ、スイミングなど)に使います。
「attend」と「go to」の違いを理解しよう
「習い事に通っています」を英語で言うとき、「attend」と「go to」のどちらを使うか迷うことがあります。
違いを簡単に説明すると、
「attend」は、正式な学校やスクールに通うことを意味します。
「go to」は、特定のクラスや習い事に行くことを指します。
例文
My child attends a ballet school.
(うちの子はバレエスクールに通っています。)
➡ 学校やスクールの生徒として定期的に通っている ことを表します。
My child goes to a ballet class.
(うちの子はバレエのクラスに行っています。)
➡ 1回のクラスやレッスンに行く ことを意味します。
また、音楽の習い事なら…
例文
He attends a music school.
(彼は音楽学校に通っています。)
He goes to a music class.
(彼は音楽クラスに行っています。)
「attend」は学校全体に通うこと、「go to」は特定のクラスに参加することを表します。
簡単にまとめると…
「学校(スクール)」なら「attend」(attend a ballet school)
「クラスやレッスン」なら「go to」(go to a ballet class)
上記の違いを覚えておけば、子供の習い事について正しく英語で話せるようになります!
親が子供の習い事について話す時の英語フレーズ集
親同士の会話や先生とのやり取りで使える表現をまとめました。
習い事を紹介するとき:例文
My child takes violin lessons twice a week.
(私の子供は週に2回バイオリンのレッスンを受けています。)
My daughter attends a language school.
(私の娘は語学学校に通っています。)
He goes to a karate class every Sunday.
(彼は毎週日曜日に空手のクラスに行っています。)
スケジュールを説明するとき:例文
She has a ballet class on Thursdays.
(彼女は毎週木曜日にバレエのクラスがあります。)
He takes swimming lessons every weekend.
(彼は毎週末にスイミングレッスンを受けています。)
We go to art school once a week.
(私たちは週に1回アートスクールに通っています。)
質問するとき:例文
What kind of lessons does your child take?
(お子さんはどんなレッスンを受けていますか?)
How often does she go to ballet class?
(どれくらいの頻度でバレエに通っていますか?)
Where does he attend music lessons?
(彼はどこで音楽レッスンを受けていますか?)
まとめ
子供の習い事を英語で説明するときは、「lesson」「class」「school」を正しく使い分けることが大切です。
個人レッスンなら「lesson」(例文:She takes piano lessons.)
グループで受ける授業なら「class」(例文:He is in a soccer class.)
学ぶ場所を指すなら「school」(例文:She attends a ballet school.)
この違いを理解すれば、英語でスムーズに習いごとについて話せるようになります!
親子で英語表現を練習し、日常会話で使ってみてくださいね!