「おかえり」って英語で何て言うの?ネイティブの自然な言い方を紹介!

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「おかえり」って英語でどう言うか知っていますか?
学校から帰ってきた家族にかける「おかえり」や、自分が帰ったときに言う「ただいま」は、英語では日本語のようにピッタリ当てはまる表現がないため、ちょっと悩んでしまう人も多いはず。
でも大丈夫です!
この記事では、「おかえり」の基本的な英語フレーズから、ネイティブが実際に使っているカジュアルな言い方やスラング表現まで、やさしく紹介します。
日常会話や学校の英語スピーチ、英会話の練習にもすぐ使えるので、親子で一緒に楽しく覚えてみましょう!
「おかえり」は英語でどう言うの?基本のフレーズを覚えよう
日本語の「おかえり」には、「戻ってきてくれてうれしい!」という気持ちがこもっていますよね。
英語でも、そんな気持ちを伝える言い方がちゃんとあります。
ここでは、基本のフレーズと、カジュアルや丁寧な言い方までやさしく紹介します。
「Welcome back」 がいちばんシンプル!
英語で「おかえり」と言いたいとき、一番シンプルでよく使われる表現は
「Welcome back!(ウェルカム・バック)」です。
これは、「Welcome=ようこそ」+「Back=戻ってきた」 という意味で、「戻ってきてくれてうれしいよ!」という気持ちがそのまま伝わる便利なフレーズです。
「Welcome back!」は、家に帰ってきた家族や友達に対してだけでなく、旅行や出張、学校から帰ってきたときなど、いろいろな場面で使える定番表現です。
「Hi」や「Hey」でもOK?カジュアルな言い方もある
実は、ネイティブの子供や若い人たちは、「おかえり!」の代わりにこんな言い方をよく使います。
Hi!(やあ!)
Hey!(ねぇ!)
Yo!(よう!)※とてもカジュアルな言い方
これは「おかえり」とは少し違って、相手に会えたことがうれしい!というニュアンスのあいさつです。
カジュアルな場面で使おう!
- 友達同士の会話
- 家でのリラックスした会話
- メッセージアプリなど
ちょっとふざけた感じになるので、目上の人にはNGです。
「おかえりなさい」と丁寧に言いたい時はどうする?
大人っぽく丁寧に「おかえりなさい」と言いたいときは、フォーマルな表現や気づかいのこもった言い方がぴったりです。
例文
It’s good to have you back.
(戻ってきてくれてうれしいです。)
I’m glad you’re back.
(あなたが戻ってきてくれてうれしい。)
Welcome home.
(おかえりなさい。)
丁寧にしたい場面
- 仕事から帰ってきたお父さん・お母さんに
- 久しぶりに会う友達や親戚に
- 英語のスピーチや面接のロールプレイにもおすすめ!
「ただいま」もセットで覚えよう!英語で言うとどうなる?
「おかえり」とセットでよく使うのが「ただいま」ですよね。
英語でも「家に帰ってきたよ」と伝える自然なフレーズがあります。
ここでは、いちばんよく使われる言い方と、ちょっと意味が違うけど似た表現を紹介します。
「I’m home!」が定番フレーズ
「ただいま」を英語で言いたいとき、いちばんよく使われるのが、
「I’m home!(アイム・ホーム)」です。
このフレーズは直訳すると「私は家にいます」ですが、「帰ってきたよ!」という意味で使われるとても自然な言い方です。
こんな場面で使おう!
家に帰って玄関を開けたときに「ただいま〜!」→ 「I’m home!」
家族が「おかえり!」と言ってくれる →「Welcome back!」
とてもシンプルで使いやすいので、まずはこのフレーズを覚えておけばOK!
「I’m back!」との違いは?
「I’m back!(アイム・バック)」という表現も、「ただいま」に似ていますが、ちょっとニュアンスが違います。
「I’m back!」は、どこかから戻ってきたことを強調する言い方で、少し元気な印象や、ドラマチックな感じも出せる表現です。
どんな時に使うの?
- 「さっきまでいなかったけど、戻ってきたよ!」という時
- ちょっとカッコよく登場したいときや、冗談っぽく使いたいとき
- 友達との会話や、英語のスピーチ・劇のセリフなどにもぴったり
フレーズ | 意味・ニュアンス | よく使う場面 |
I’m home! | 家に帰ってきたよ(ただいま) | 家に入ったとき、家族へのあいさつ |
I’m back! | 戻ってきたよ!(元気・強調) | 友達との会話やカジュアルな場面 |
どちらも「ただいま」に近い意味で使えますが、家に帰ったときは「I’m home!」が基本です。
どちらも場面に合わせて使い分けると、英会話がもっと楽しくなりますよ!
こんな場面ではどう言う?シチュエーション別フレーズ

「おかえり」は、誰に言うか・どんな場面かによって、英語の表現もちょっと変わります。
ここでは、家族や友達、同僚などのシチュエーションごとに、ネイティブがよく使う「おかえり」の英語フレーズを紹介します。
家に帰ってきた子供に「おかえり」と言いたい時
お子様が学校から帰ってきたときに「おかえり〜!」と声をかけたくなりますよね。
英語でも、あたたかく迎えるフレーズがあります。
例文
Welcome back!
(おかえり!)
Welcome home!
(おかえりなさい!)
Hi sweetie! How was school?
(こんにちは、学校どうだった?)
「sweetie(スウィーティー)」は、親が子供に対してよく使う愛称です。
優しく声をかけるニュアンスが伝わります。
例文
子:I’m home!
(ただいま!)
親:Welcome back! How was your day?
(おかえり!今日どうだった?)
友達や同僚が戻ってきたときのカジュアルなあいさつ
友達や職場の人がちょっと出かけて戻ってきたときにも、「おかえり!」と言いたくなる場面はありますよね。
でも、英語ではあまり「Welcome back!」とは言わないこともあります。
ネイティブはもっとカジュアルで自然な言い方をよく使います。
例文
Hey, you’re back!
(おっ、戻ってきたね!)
Look who’s back!
(おかえり〜!っていう感じのちょっと冗談っぽい言い方)
Long time no see!
(久しぶり!)←しばらく会っていなかった時に
カジュアルな会話の例文
A:I’m back!
(戻ったよ!)
B:Hey, you’re back! How was your break?
(おかえり!休みどうだった?)
「Welcome back!」は、旅行や出張などから戻ってきた時に使われることが多いです。
友達同士では、もっとラフに「Hey!」・「Yo!」・「What’s up?」などを使うほうが自然です。
まとめ|「おかえり」は気持ちを込めて言えば大丈夫!
英語で「おかえり」をどう言えばいいのか迷ってしまうこともありますよね。
日本語の「おかえり」には、あたたかさ・安心感・思いやりが込められているので、直訳ではなかなかピッタリの言葉が見つからないかもしれません。
でも、英語でも「戻ってきてくれてうれしい!」という気持ちを込めて伝えれば、きっと相手に伝わります。
難しく考えなくてOK!英語でも気持ちが伝わる
「Welcome back」や「I’m home」は、とてもシンプルな言葉ですが、実は英語ではすごくよく使われる自然な表現です。
例えば、子供が帰宅したときに「Welcome back!」と笑顔で言うだけで、「今日も元気に帰ってきてくれてよかった」という気持ちが伝わります。
自分が「I’m home!」と明るく言えば、「私は安心して帰ってこれる場所があるんだ」と感じられるはずです。
難しい単語を使ったり、完璧な発音を目指す必要はありません。
たった一言でも、笑顔や声のトーンがそのまま「気持ち」になります。
そして、おうちの中で英語のあいさつを交わす習慣ができれば、自然と英語が身近なものになりますよ。
いろんな言い方を知って、もっと会話を楽しもう!
「Welcome back!」「I’m home!」だけでなく、ネイティブの人たちは場面や気分に合わせて、いろいろな言い方を使います。
例文
There you are!
(いたいた!=戻ってきた!)
→長く待っている感じを出したいときに使えます。
You made it back!
(無事に戻ってきたね!)
→旅行や外出から帰ってきた人に対して
Nice to see you again!
(また会えてうれしいよ!)
→しばらく会っていなかった友達に
こうした表現を知っておくと、映画やアニメ、英語の教科書でも「これっておかえりっぽい言い方だ!」と気づけることが増えてきます。
そしてなにより、知っている言い方が増えると、英語の会話がもっと楽しく、豊かになっていきます。
親子で英語のあいさつを楽しみながら、少しづつ日常に取り入れてみてくださいね。