ハロウィーンの英語表現まとめ|由来・あいさつ・会話で使えるフレーズ

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ハロウィーンと聞くと「Trick or Treat!」が思い浮かびますよね。
でも、英語にはほかにもたくさんの表現があるんです!
この記事では、ハロウィーンにまつわる英語表現をわかりやすくまとめました。
英語でのあいさつや会話に使えるフレーズ、由来や文化の違いも紹介しているので、学校の英語授業や親子の会話にもぴったりです。
子供から大人まですぐに使える表現ばかりなので、楽しく学びながら英語力もアップ!
英語のフレーズを覚えれば、ハロウィーンがもっと面白くなります。
この記事でわかること
- ハロウィーンにまつわる英単語を覚えられる
- ハロウィーンのシーンで使える英語のあいさつや表現がわかる
- 会話で使えるカジュアルな英語表現が学べる
ハロウィーンってどんな意味?
ハロウィーンは日本でもおなじみのイベントになりましたが、英語ではどんな意味があるのでしょうか?
ここでは「Halloween」の意味や由来、海外との違いについて、わかりやすく解説します。
「Halloween」の語源と英語の由来
「Halloween(ハロウィーン)」は、「All Hallows’ Eve(万聖節の前夜)」という言葉が短くなったものです。
英語表記 | 意味 |
Hallow | 聖人・聖なる存在 |
Eve | 前夜(eveningの略) |
Halloween | All Hallows’ Eve の略 |
つまり、ハロウィーンとはもともと、11月1日の「万聖節(All Saints’ Day)」の前夜(10月31日)を指す言葉だったんです。
「All Hallows’ Eve」って何?
「All Hallows’ Eve(オール・ハロウズ・イヴ)」とは、すべての聖人をたたえる日(万聖節)の前夜という意味です。
昔のヨーロッパでは、ハロウィーンの夜に死者の霊がこの世に戻ってくると信じられていました。
そのため、人々は悪霊に取りつかれないように仮装をしたり、火を焚いて身を守ろうとしたのです。
この風習が、現代のハロウィーンで行われる仮装やジャック・オー・ランタン(かぼちゃの灯り)につながっているといわれています。
日本と海外のハロウィーンの違い
日本と英語圏(アメリカやカナダなど)では、ハロウィーンの楽しみ方にいくつかの違いがあります。
日本のハロウィーン | 海外のハロウィーン(例:アメリカ) | |
仮装の目的 | SNSやイベントを楽しむため | 子供が近所をまわるため(Trick or Treat) |
活動の中心 | 若者や大人 | 子供と家族中心 |
伝統との関わり | 比較的新しいイベントとして人気 | 古くからある文化・宗教的な背景がある |
つまり、日本では仮装イベントとして楽しむ人が多いですが、海外ではもともと家族行事や地域の伝統行事として親しまれてきたものなんです。
ハロウィーンでよく使う英語のあいさつ
ハロウィーンといえば、「Trick or Treat!」が定番ですが、実はそれだけではありません。
この章では、ハロウィーンのあいさつや、仮装のときに使える英語フレーズを紹介します。
学校や英会話教室、イベントで使える言葉を覚えて、もっとハロウィーンを楽しみましょう!
「Trick or Treat」の意味と使い方
「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」 は、子供たちが仮装してお菓子をもらいに行くときに言う定番フレーズです。
意味としては、「おかしをくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!」という意味になります。
使い方の例
子供たちが玄関の前で
Trick or treat!
(おかしをくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)←元気よく言おう!
大人の返事例
Here you go!
(はいどうぞ!)
Happy Halloween!
(ハッピーハロウィーン!)
このフレーズは決まり文句なので、意味を深く説明しなくてもそのまま使えます!
「Happy Halloween!」だけじゃない!他のあいさつフレーズ
ハロウィーンの時期には、「Happy Halloween!」以外にも使える英語表現がいろいろあります。
フレーズ | 日本語の意味 | 使う場面 |
Happy Halloween! | ハロウィーンおめでとう! | 挨拶・別れのときに |
Have a spooky night! | こわ〜い夜を過ごしてね! | パーティーのときに |
Enjoy your Halloween! | ハロウィーンを楽しんでね! | メッセージカードやSNSにも◎ |
Trick or treat?(疑問形) | お菓子くれる? | フレンドリーなやり取りとしてもOK |
ひとこと加えるだけで、英語っぽい雰囲気がぐっとアップします!
仮装したときに使えるフレーズ
仮装してハロウィーンイベントに参加するとき、英語でちょっとしたやりとりができると楽しいですよ!
例文
Look at your costume! It’s amazing!
(その仮装、すごいね!)
I’m a witch this year!
(今年は魔女になったよ!)
What are you supposed to be?
(あなたは何の仮装してるの?)←相手に聞くとき
よく使われる仮装の英語
仮装の種類 | 英語表現 |
おばけ | ghost |
魔女 | witch |
吸血鬼 | vampire |
ゾンビ | zombie |
黒猫 | black cat |
仮装に英語のひとことをプラスするだけで、ハロウィーンのイベントや写真撮影がもっと盛り上がります!
会話で使える!ハロウィーンの英語フレーズ
ハロウィーンは、英語での会話を楽しむチャンス!
友達とのやりとりやSNS投稿、英語の授業などでも使えるカジュアルな英語フレーズを紹介します。
覚えて使ってみれば、ハロウィーンがもっと楽しくなりますよ。
友達とのカジュアルな会話フレーズ
イベントや学校でのちょっとした会話にも使える、ハロウィーンらしい英語のフレーズはこちら!
英語フレーズ | 日本語の意味 |
Are you ready for Halloween? | ハロウィーンの準備できてる? |
I love your costume! | その仮装いいね! |
Let’s go trick-or-treating! | お菓子もらいに行こうよ! |
Halloween is my favorite holiday! | ハロウィーンって一番好きなイベント! |
I can’t wait for Halloween night! | ハロウィーンの夜が待ちきれない! |
これらの表現は、英語の授業などでも使えるので、覚えておくと便利です!
英語で「怖い」「おもしろい」ってどう言う?
ハロウィーンでは、「怖い!」「おもしろい!」といった感想を言いたくなる場面がたくさんありますよね。
そんなときに使える英語表現を紹介します!
【怖いの英語表現】
英語 | 意味・使い方例 |
scary | 怖い 例文:That mask is so scary!(このお面はとても怖い。) |
spooky | 不気味な 例文:This house looks spooky.(この家、不気味にみえる。) |
creepy | ぞっとするような 例文:That doll is creepy.(あの人形、気味が悪い。) |
【おもしろいの英語表現】
英語 | 意味・使い方例 |
fun | 楽しい 例文:The party was so fun!(そのパーティーはとても楽しかった。) |
funny | おもしろい 例文:Your costume is really funny!(あなたの衣装は本当に面白いですね!) |
「scary」「funny」などの言葉を使うと、会話や感想がより英語らしくなります!
英語でハロウィーンを説明してみよう
英語で「ハロウィーンってどんなイベント?」と聞かれたとき、簡単に説明できるようにしておくと便利です。
子供でも言える、シンプルな例文を紹介します。
例文
Halloween is on October 31st. People wear costumes and say ‘Trick or Treat’ to get candy.
(ハロウィーンは10月31日です。人々は仮装して「トリック・オア・トリート」と言っておかしをもらいます。)
It’s a fun event where kids dress up and go around the neighborhood.
(子供たちが仮装して近所をまわる楽しいイベントです。)
学校のスピーチや英検の面接練習でも使えるので、1〜2文だけでも覚えておくと役に立ちます!
ハロウィーンにまつわる英単語を覚えよう
ハロウィーンでは、普段の英語の授業ではあまり出てこない特別な単語がたくさん使われます。
この章では、ハロウィーンによく登場する単語や、発音のコツも紹介します。
ゲームやクイズ、英語の会話でもきっと役に立ちますよ!
おばけ・魔女・かぼちゃ…よく出てくる単語一覧
まずは、ハロウィーンの定番単語をおさらいしましょう!
仮装や飾りに使われるものばかりなので、覚えておくと会話にも使えます!
英単語 | 日本語の意味 | 使い方の例(英文) |
ghost | おばけ | I saw a ghost at the party!(パーティーでおばけを見た!) |
witch | 魔女 | She dressed up as a witch.(彼女は魔女の仮装をした。) |
pumpkin | カボチャ | I carved a pumpkin.(かぼちゃをくりぬいた。) |
vampire | 吸血鬼 | He looked like a real vampire!(本物の吸血鬼みたいだった!) |
zombie | ゾンビ | Zombies are scary!(ゾンビってこわい!) |
bat | コウモリ | A bat flew over the house.(家の上をコウモリが飛んだ。) |
skeleton | がいこつ | There’s a skeleton on the door!(ドアにがいこつがいる!) |
monster | モンスター | I like funny monsters.(おもしろいモンスターが好き。) |
覚えるときは、「単語+イメージ+短い例文」でセットにすると記憶に残りやすくなります!
発音しにくい単語のコツも紹介
ハロウィーンの英単語は、見た目と発音が違うものも多くて、最初はちょっと難しいと感じるかもしれません。
よくあるつまずきポイントと、正しく発音するコツを紹介します。
英単語 | よくある間違い | 発音のポイント |
ghost | 「ゴースト」と読んでしまう | gは「グ」ではなく、ghは発音しない(「ゴウスト」) |
witch | 「ウィッチ」じゃなく「ウイチ」になる | 「ウィ」の音をはっきり意識して |
zombie | 「ゾンバイ」と言いがち | 最後は「ビー」になる(「ゾンビー」) |
pumpkin | 「パンプキン」にならない | 「プ」ではなく「ポンプキン」のように発音 |
コツは、スマホや辞書アプリでネイティブの発音を聞いてマネしてみること!
英語を正しく発音できると、自信をもって話せるようになります。
間違えても大丈夫!少しずつ声に出して練習してみましょう。
まとめ|ハロウィーンの英語を楽しく使ってみよう!
ハロウィーンは、おばけや仮装だけでなく、英語を楽しみながら学べるチャンスでもあります。
難しく考えずに、あいさつやちょっとしたフレーズを使うだけでもOK!
「楽しい」気持ちといっしょに、英語にふれてみましょう。
親子でハロウィーン英語を楽しむヒント
家でも簡単に、ハロウィーン英語を取り入れることができます。
一緒に仮装して、英語でなりきりセリフを言ってみる
例:「I’m a vampire!」「Boo! Did I scare you?」など、飾りつけをしながら、単語を英語で言ってみる
例:「pumpkin」「ghost」「witch」など、ハロウィーンの絵本や動画を英語字幕で見てみる
親子で一緒に楽しめば、自然と英語への苦手意識も減っていきますよ。
英語を使うきっかけにぴったりの行事です!
ハロウィーンは、英語を「教科」ではなく「ことば」として楽しく体験できる貴重なイベントです。
ふだん英語に苦手意識がある人も、この機会にちょっとだけ使ってみることで、
- 自信がつく
- 英語がもっと身近になる
- 外国の文化にも興味がわく
といった良いきっかけになります。
今年のハロウィーンは、英語をプラスして、もっと楽しく・もっと思い出に残る日にしてみてくださいね!