「面倒」「めんどくさい」の英語表現は?小学生向けにわかりやすく解説!

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「面倒」や「めんどくさい」といった感情を英語でどう表現するのでしょうか?
「面倒」や「めんどくさい」といった感情を英語で表現する際、日本語の辞書では「troublesome」「bothersome」「tiresome」といった単語が挙げられることが多いです。
しかし、これらの単語は英語のネイティブスピーカーが日常会話で頻繁に使う言い回しではありません。
日常的で自然な英語表現としては、「I can’t be bothered.」や「It is a pain in the neck.」、「Too much hassle!」などが広く使われています。
他にも多くのバリエーションがあり、これらを知っておくことで英語でのコミュニケーションがよりスムーズになり、会話の幅も広がります。
この記事を読んで、ぜひ参考にしてください。
「面倒」「めんどくさい」は英語でどう表現するの?
英語で「めんどくさい」をどう伝えるか悩む方は多いでしょう。
具体的な表現方法は数多くありますが、まずは辞書でどのように説明されているのかを確認してみましょう。
辞書では「troublesome」だが、日常会話では使わない
和英辞書で「めんどくさい」を調べると、「troublesome」という単語が出て来ます。
ただしこの単語は公式な文書での使用が一般的で、日常会話では頻繁には耳にしないでしょう。
この単語は「手のかかる」や「面倒を引き起こす」という意味で使われることが多く、「a troublesome child」などと言います。
ネイティブが日常会話で使う「面倒」「めんどくさい」の英語表現
ネイティブスピーカーがよく使う「面倒」「めんどくさい」の英語表現とは、どのようなものでしょうか?
普段の会話で頻繁に耳にする表現を4つピックアップして、それぞれの使い方やニュアンスを具体的な例文を通じて紹介します。
ぜひ覚えておきましょう。
- pain(ペイン)
- hassle(ハッスル)
- bother(ボザー)
- lazy(レイジー)
pain(ペイン)
pain(ペイン)という言葉は、面倒なことや億劫に感じる事柄を示すのに使われます。
また、めんどくさいと言う意味の「pain in the neck(または ass)」といった表現もあり、厄介な人や事柄に対して用いることができます。
しかし、この言い方は親しい間柄でのカジュアルな場面に適していて、公式な場では避けた方が良いでしょう。
例文
It’s a pain.
(めんどくさい。)
Cleaning the class room is such a pain.
(教室の掃除は本当にめんどくさい。)
Document arrangement is such a pain in the neck.
(書類整理は本当にめんどくさい。)
hassle(ハッスル)
hassle(ハッスル)という言葉には、面倒なことや困難、またはイライラする意味があります。
普段の会話や文章で、日常のちょっとしたトラブルや煩わしい出来事を的確に表現することができます。
予想外のトラブルに見舞われたときや、トラブルが発生して時間を取られる際などに活用できる便利な表現です。
例文
It’s a hassle.
(めんどくさい。)
What a hassle!
(めんどくさっ!)
It’s such a hassle room cleaning.
(部屋掃除なんて本当にめんどくさいよ。)
bother(バザー)
bother(バザー)という語には、悩みや煩わしさ、さらには手間をかけさせるというニュアンスがあります。
また「can’t be bothered」や「not bother to」というフレーズは日常的によく耳にするので、ぜひ身に付けておくと役立つ表現です。
例文
I can’t be bothered.
(めんどくさい。)
I can’t be bothered to go to school today.
(今日は学校に行く気がしない。)
I didn’t bother to going to the gym.
(めんどくさいからジムに行くのはやめた。)
lazy(レイジー)
lazy(レイジー)は怠け心や無気力を示す言葉であり、「だるさ」や「やる気の欠如」といったニュアンスがあります。
また「too lazy to」という表現を使うと、「面倒なので〇〇をしない」や「〇〇するのが億劫だ」といった意味合いになります。
何かをする気力がわかないときによく使われるフレーズです。
例文
You lazy!
(めんどくさがり屋!)
I’m too lazy to study tonight.
(今夜はめんどうだから勉強しない。)
She’s too lazy to practice regularly.
(彼女は定期的に練習するのをめんどくさがる。)
「何かをやるのが面倒」の英語表現
ここでは面倒くさいと感じるときに使える、カジュアルな言い回しについて5つ紹介します。
これらの表現はよく使われますが、スラングのようにくだけたニュアンスを持つものもあるため、場面や相手に応じて使い分けることが必要です。
- I wish I didn’t have to do it.
- not in the mood
- hate
- reluctant to do
- I don’t feel like going
I wish I didn’t have to do it.
「I wish I didn’t have to do it.」は面倒だと感じているため、積極的に取り組む気になれないといった表現です。
気が進まず、できれば避けたい気持ちを表します。
例文
I have to study for an entrance exam. I wish I didn’t have to do it.
(入学試験のために勉強しなきゃ。やらなくてよかったらいいんだけどね。)
not in the mood
「in the mood」というフレーズには、文字通り、その時の心境や意欲を示す意味があります。
また、前に「not」を付け加えると、何かをしたくない状態を表します。
決して強い言葉ではないため、何かをするのが少し面倒だと感じている程度のニュアンスに捉えると良いでしょう。
例文
I’m not in the mood to play baseball.
(今は野球をする気にならないなぁ。)
She said that I’m not in the mood to do practice.
( 彼女は練習をする気分ではないといった。)
hate
「hate」という単語には「憎む」や「憎しみ」といった意味があります。
この単語の後に特定の行動を続けることで、その行動の面倒くささを強調します。
例文
I hate going to exercise.
(運動に行くのがめんどくさい。)
reluctant to do
「reluctant to do」という表現は、何かに対して進んで取り組む気がない場合や、やりたくないと感じている状況を表現する際に使われます。
やりたくない仕事をしなければならないときや、参加したくない集まりに出席する状況などで適切に用いられる言葉です。
例文
I’m so reluctant to finish my task.
(仕事を終わらせるのがすごく面倒くさい。)
I don’t feel like going
「I don’t feel like going」はfeel likeの前にdon’tを加えることで、「~する気にならない」という意味を表現できます。
やる気が起きない状態や特定の行動を避けたい気持ちを伝えられるようになります。
例文
I don`t feel like studying.
(勉強する気にならない。)
学校生活で使える「めんどくさい」の英語での表現
「めんどくさい」という表現について、2つの関連する表現を詳しく説明します。
- 学校がめんどくさい:Going to school is a pain in the neck.
- 宿題がめんどくさい:Homework is annoying(アノイン).
学校がめんどくさい:Going to school is a pain in the neck.
学校に行くのが面倒だという表現は、英語で「Going to school is a pain in the neck」となります。
例文
Waking in a long distance every day makes going to school a real pain in the neck.
(毎日長い距離を歩いて、学校に行くのが本当に面倒くさい。)
Having to carry a heavy backpack every day makes going to school a pain in the neck.
(毎日重いリュックを持って、学校に行くのはめんどくさい。)
With all the homework piling up, going to school is becoming a real pain in the neck.
(宿題が山積みになると、学校に行くのは本当に面倒くさい。)
宿題がめんどくさい:Homework is annoying.
「宿題がめんどくさい」は、英語では「Homework is annoying.」と表現されます。
例文
Homework is annoying, especially when you’d rather like to play with friends.
(特に友達と遊びたい時には、宿題はめんどくさい。)
Homework is annoying, especially on weekends when I want to play.
(特に週末は遊びたいので、宿題は面倒くさい。)
Having to do homework is really annoying.
(宿題をやらなければならないのは本当に面倒くさい。)
まとめ
本記事では「面倒」という気持ちを英語で表現する際に使えるフレーズをいくつか紹介しました。
「ああ、疲れた」とか「面倒くさいな」と思うときに、ぜひ試してみてください。
「面倒」という単語そのものを直訳すると、難しい単語になりがちです。
しかし、実際にはネイティブスピーカーはシンプルな単語や文法を使って表現することが多いです。
語彙を増やしたり複雑な文法を学ぶことも重要ですが、簡単なフレーズや文法を、ネイティブがどのように使っているのかを勉強することも、実際に英語を使う場面では非常に大切です。
日常会話での英語表現を身に着けるためには、英語表現に子供の頃から親しむことが大切です。
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