親子で学ぼう!「頻度」を表す英語表現

- カテゴリー
- 英語コラム
日々の会話の中で、「いつも」「ときどき」「まれに」などの頻度を表す言葉は、よく登場しますよね?
「毎朝ジュースを飲むよ」「ときどきおばあちゃんの家に行くんだ」など、子供たちの何気ない日常の中にも、こうした表現はたくさん使われています。
実は英語でも、そうした頻度の表現を使えるようになると、自分の生活スタイルや気持ちを、ぐっと豊かに伝えられるようになります!
とくに子供たちにとって、自分の「よくやること」や「たまにしかやらないこと」を英語で話せるようになるのは、大きなステップになります。
今回は、親子で一緒に「頻度」を表す英語を楽しく学べるよう、基礎の単語からちょっとした応用表現まで、わかりやすくご紹介します。
毎日の会話にちょこっと英語を取り入れるヒントもありますので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね!
「頻度」って英語でどうやって言うの?

「毎日」「ときどき」「たまに」など、どれくらいの頻度で何かをするかを表す言葉って、日常会話でよく使いますよね。
英語にも、こうした「頻度」を表す便利な単語や言い方がたくさんあります。
今回は、「いつもしてるよ」「たまにやるんだ」など、身近なことを英語でどう伝えるか、親子で楽しく学んでいきましょう!
英語では「どのくらいの頻度か」を一言で表せる!
「毎日してる?」「たまにする?」といった質問に、英語では「 always」 や 「sometimes」 のような頻度を表す副詞を使って、短くシンプルに答えることができます。
これは、自分の習慣や行動パターンを伝えるときにとっても便利です。
たとえば、
I always brush my teeth.
(私はいつも歯をみがきます。)
というように言えば、「毎日欠かさずやってるよ」という気持ちを一言で伝えられます。
この頻度を表す副詞は、動詞の前に置くだけで使えることが多く、子供たちも覚えやすいんです。
まずは「頻度を表す副詞」を覚えよう!
頻度を表す副詞には、以下のようなものがあります。
- always(いつも)
- usually(たいてい)
- often(よく)
- sometimes(ときどき)
- rarely(めったに)
- never(ぜんぜん〜ない)
これらは「どれくらいの頻度で何かをするのか」を伝えるときにとても便利な言葉です!
どれもよく使われる基本の6つなので、まずはこのセットを親子で一緒に覚えるところから始めるといいですね。
たとえば、
I always eat rice.
(私はいつもご飯を食べる。)
I sometimes forget my homework.
(ときどき宿題を忘れちゃう。)
など、自分の日常にあてはめて言ってみると覚えやすくなります。
特に「使って覚えること」がポイントです。
おうちの中で「今日は何時に起きた?」「朝ごはん食べた?」「歯みがきした?」など、普段のやりとりの中で 、
How often do you〜?
(どのくらい〜するの?)
と聞いてみたり、「I usually〜」 や 「I never〜」 と返してみたりするだけで、自然と使い方が身につきます。
英語の語順に気をつけよう!どこに置くのが正解?
頻度の副詞は、英語の文の中で「動詞の前」に置くのが基本です(be動詞のときは、その後ろに置きます)。
例文
I always eat breakfast.
(私はいつも朝ごはんを食べます。)
She never plays video games.
(彼女はゲームを全然しません。)
He is usually happy.
(彼はたいてい機嫌がいいです。)
文の中でどこに置くかによって、自然さが大きく変わるので、親子で何度も声に出して練習してみましょう!
よく使う「頻度の副詞」を見てみよう!

「どれくらいの頻度でやってるの?」という話は、日常会話でよく出てきますよね。
英語では、「頻度を表す副詞」を使えば、「いつもしてるよ」や「たまにだけどね」など、自分の習慣や行動の頻度をカンタンに伝えることができます。
ここでは、英語でよく使う頻度を表す副詞を例文を交えて紹介します!
まずは親子で一緒に意味を確認しながら、日常の中でどんどん使ってみましょう。
I always eat toast!
(私はいつもトースト食べる!)
なんて言えるようになると、ぐっと英語が身近に感じられますよ。
always(いつも)から never(全然〜ない)まで
頻度の副詞は、「よくする」から「まったくしない」まで、気持ちの強さによって順番があります!
以下のように並べて覚えるとイメージしやすくなります。
always > usually > often > sometimes > rarely > never
例文
I always do my homework.
(私はいつも宿題をします。)
He sometimes forgets his lunch.
(彼はときどきお弁当を忘れます。)
We never eat snacks before dinner.
(私たちは夕食前におやつをまったく食べません。)
5段階で覚えよう!使いやすい頻度の表現
小学生でも理解しやすいように、「よくする」「たまにする」などを5段階で覚える方法もおすすめです。
- always(100%)
- usually(80%)
- sometimes(50%)
- rarely(20%)
- never(0%)
このように視覚的にカードや表にして貼っておくと、子供の習熟度がグーンと上がります!
フラッシュカードや紙に書いて、色んな所に貼っておくと英語に触れる機会が増えます。
毎日?たまに?数字で表すとどうなるの?
英語では、「どのくらいの頻度でやってるの?」を数字で具体的に伝えることもできます。
「週に1回」「1日に3回」など、回数を使った表現はとてもわかりやすくて、子供にも覚えやすいですよ。
- once a week(週に1回)
- twice a month(月に2回)
- three times a day(1日に3回)
といった言い方があります。
例文
I go to the park once a week.
(私は週に1回公園に行きます。)
I take vitamins three times a day.
(1日に3回、ビタミンを摂ります。)
I go to the gym twice a month.
(私は月に2回ジムに行きます。)
「何回?」という質問に自然に答えられるよう、親子で練習してみましょう!
好きなことを例にすると、楽しく覚えられますよ♪
親子で会話練習!頻度の英語フレーズにチャレンジ

英語の「頻度」の表現は、日常会話でとてもよく使われます!
たとえば「毎日ゲームしてる?」「たまに行くの?」といったやりとりも、英語でスムーズにできるようになると楽しいですよね。
ここでは、親子でできる会話練習のフレーズを紹介します。
好きなことや日常の出来事をテーマにして、英語でのやりとりにチャレンジしてみましょう!
「いつも歯をみがく」は英語でなんて言う?
毎日の習慣を英語で言えるようになると、「自信」につながります。
お風呂、歯みがき、朝ごはんなど、日常のルーティンを英語で言ってみましょう。
例文
I always brush my teeth.
(いつも歯を磨く。)
I always eat lunch at school.
(私はいつも学校でお昼ごはんを食べます。)
I always say good night to my mom.
(いつもお母さんに「おやすみ」を言うよ。)
「ときどきテレビを見る」って言えるかな?
「sometimes」 を使うと、ちょっとあいまいな頻度も上手に表現できます。
テレビ、ゲーム、おやつの時間など、家庭の中でよく出てくるシチュエーションで練習してみましょう。
例文
I sometimes watch TV.
(ときどきテレビを観る。)
I sometimes eat ice cream after dinner.
(ときどき夕ごはんのあとにアイスを食べるよ。)
I sometimes watch movies with my family.
(ときどき家族と映画を観るよ。)
「週に1回〜する」の言い方をマスターしよう!
頻度を具体的に言いたいときは、「once a week」 や 「twice a week」 などの言い方が便利です。
家族で予定を話すときにぜひ使ってみましょう!
例文
I go swimming once a week.
(週に1回水泳に行きます。)
I clean my room once a week.
(週に1回部屋を掃除します。)
I water the plants twice a week.
(週に2回、植物に水をあげます。)
英語の絵本やアニメで見つけよう!頻度の表現

英語の絵本やアニメには、日常的な行動を表す頻度の表現がたくさん登場します。
親子で一緒にお気に入りの絵本やアニメを観ながら、頻度の副詞や回数を表すフレーズを探してみると、実際に使われている場面を見て学べるので、とても効果的ですね!
普段の生活で使えるフレーズを見つけながら、自然に英語に親しんでいきましょう!
キャラクターのセリフに注目してみよう
英語のアニメや絵本を一緒に見ていると、キャラクターたちが頻繁に使うフレーズに出会います。
例えば、
I always do this!
(私はいつもこれをする!)
He never listens!
(彼はぜんぜん聞かない!)
のように、日常生活に根ざした頻度の表現が登場します。
親子でアニメや絵本を見ながら、キャラクターが何を言っているかを一緒に聞き取るクイズをするのも楽しく学ぶ方法です!
「今の英語、なんて言ってた?」と声をかけて、お互いにセリフを確認しながら、英語をより自然に理解していけます。
どんな場面で使われているかをチェック!
アニメや絵本の中で、頻度の表現は生活の中でよく使われますね!
たとえば、「朝ごはんを食べる」「お風呂に入る」「遊びに行く」など、普段の生活に密着した場面でよく登場します。
また、キャラクターたちがどんなシチュエーションで頻度を表す言葉を使っているのかを意識して観ることで、英語をもっと実生活に近い形で学べます。
どんな場面で頻度の表現が使われているかを見つけることで、日常生活の中でも自然に使えるフレーズが増えます。
聞こえたらマネして言ってみよう!
お気に入りのセリフが英語で出てきたら、そのセリフを何度もマネして言ってみるのが大切です!
声に出して練習することで、英語のリズムや言い回しを体に覚えさせることができます。
言葉にすることで、実際に使えるようになるので、恥ずかしがらずにどんどん声を出して練習しましょう!
キャラクターが言ったセリフをそのまま使うことで、自然な言い回しが身につきますよ。
英語で「My routine(わたしの習慣)」を話してみよう!

毎日のルーチンや習慣を英語で話せるようになると、日常会話がもっと楽しくなります。
例えば、「私は毎朝7時に起きる」「毎週日曜日に公園に行く」など、普段の生活の中でよくすることを英語で言ってみましょう!
親子で一緒に自分の習慣を英語で表現する練習をしてみると、英語のフレーズを自然に覚えることができますよ。
朝のルーティンを英語で言ってみよう
朝のルーチンを英語で話す練習をすると、日常的なフレーズを自然に覚えることができます。
例文
I always brush my teeth.
(私はいつも歯をみがきます。)
など、頻度を表す表現を用いて、毎朝の習慣を英語で伝えてみましょう!
親子で一緒に練習することで、子供も楽しみながら英語のフレーズを覚えられます。
さらに、カードに絵と一緒に書いて並べると視覚的に覚えやすく、ルーチンを思い出す手助けにもなります。
お子様が自分の日課を英語で言えるようになると、英語に対する自信が深まるでしょう。
学校のあとの過ごし方も英語にしてみよう
学校が終わった後の過ごし方も英語で表現してみましょう!
例文
I usually do my homework.
(私はたいてい宿題をします。)
I sometimes play with my friends.
(私は時々友達と遊びます。)
など、先ほど習った頻度を表す副詞を使って、放課後の習慣や行動を英語にしてみましょう。
親子で一緒に放課後の予定を話すことで、英語を使った会話が自然に身につきます。
また、日記形式で毎日の過ごし方を英語で書くのもおすすめです!
毎日少しずつ書くことで、英語の表現力が向上しますし、日常生活に英語を取り入れる良い練習にもなります。
「いつもすること・たまにすること」を分けて考えよう
「毎日すること」「ときどきすること」「まったくしないこと」を分けて考えると、頻度を表す副詞の使い分けがより明確になります。
たとえば、
I always drink coffee in the morning.
(私は朝にいつもコーヒーを飲みます。)
I sometimes go for a walk.
(私は時々散歩に行きます。)
のように、日々の習慣をはっきりと区別することで、頻度に関する理解が深まります。
また、家族で「My routineボード」を作って、1日のルーチンを絵や言葉で書いてみると、楽しく学べます。
ボードに「毎日」「時々」「全くしない」といったセクションを作り、それぞれの習慣を英語で書き込むことで、英語で日常のルーチンを話すことができるようになり、頻度を表す副詞の表現を使いこなす自信もつきます。
まとめ

英語で「頻度」を表す言葉を覚えることで、自分の生活や習慣をもっと上手に伝えられるようになります!
「always」 や 「sometimes」 などの副詞は、親子の日常会話でもすぐに使える便利な表現です。
絵本やアニメを活用したり、ルーティンを英語で言ってみたりしながら、親子で一緒に英語の頻度を表す表現を身につけていきましょう!
毎日のちょっとした工夫が、お子様の英語力を自然に育ててくれますよ!