【完全版】英検®︎を取得するメリットとは?子供が受験すべき理由も徹底解説

「英検®︎は取った方がいいってきくけど、メリットはあるの?」
「英検®︎は難しそうだし、うちの子供には早いんじゃ…?」
英語をマスターするうえで、避けて通れないのが「英検®︎」です。
聞いたことがない方はいないと言えるくらい、日本国内において非常に有名な資格試験ですよね。
近年、グローバル化の進展や英語教育の早期化に伴い、英検®︎の注目度はさらに高まっています。
今回の記事では、英検®︎の基本的な概要や取得するメリット、さらには子供のうちに英検®︎を受けるべき明確な理由を徹底的に解説していきます。
英検®︎(実用技能英語検定)とは?基本情報と特徴
まず、英検®︎についての基本的な概要と、他の試験にはない特徴をご紹介します。
国内最大級の英語資格試験
英検®︎の正式名称は「実用技能英語検定」といい、公益財団法人 日本英語検定協会が主催しています。小学生から社会人まで、幅広い年代を対象とする英語の資格試験です。
英検®︎は国内で見ても最大級の規模を誇る英語資格です。志願者の数はなんと累計1,000万人以上。
グローバル化が進む現代において、英語能力の需要が社会全体で高まってきているため、年ごとに志願者数も増加傾向にあります。
ご指摘いただき、誠にありがとうございます!おっしゃる通りです。2025年度から新設された「準2級プラス」が存在しており、現在の英検®︎は合計8つの級となっています。
これまで多くの受験者が「準2級と2級の間にある高い壁」に悩まされてきた背景があり、それを埋めるための重要なステップとして「準2級プラス」は非常に注目されています。
先ほどの記事の該当箇所(見出し・表・補足の文章)を、「準2級プラス」を含めた最新情報にアップデートしました。そのまま元の記事のセクションと差し替えてお使いいただけます。
自身のレベルで選べる8つの級
英検®︎は、自身の英語力や目標に合わせて、新設された級を含む8種類の級から受験することが可能です。
それぞれの級がどのようなレベル感なのか、以下の表にまとめました。
| 級 | 目安となる英語レベル | 推奨される対象・学年 | 求められる主な英語力・トピック |
| 5級 | 中学初級程度 | 英語学習の初心者、小学生〜 | 家族、趣味、スポーツなど身近な話題の基礎 |
| 4級 | 中学中級程度 | 中学生〜 | 日常生活に関する基礎的な英語を理解し、表現する力 |
| 3級 | 中学卒業程度 | 中学卒業レベル | 身近な事柄について簡単なやりとりができる力 |
| 準2級 | 高校中級程度 | 高校生〜 | 教育や科学、自然など日常生活に必要な実用的な英語力 |
| 準2級プラス | 高校上級程度 | 高校生〜 | 身近な社会的な話題について、概要や詳細を理解し伝える力 |
| 2級 | 高校卒業程度 | 高校卒業・大学受験レベル | 医療やテクノロジーなど社会性のある英文を理解する力 |
| 準1級 | 大学中級程度 | 大学生、社会人 | エッセイや新聞記事など、社会性の高い幅広い話題への対応 |
| 1級 | 大学上級程度 | 英語のプロフェッショナル | 広く社会生活で求められる十分な英語力と高度な発信力 |
実は、準2級(高校中級程度)と2級(高校卒業程度)の間には非常に大きなレベルの壁があり、次のステップに進むまでに約2年近くかかってしまう、あるいは挫折してしまう学習者が少なくありませんでした。
そこで「2級合格を見据えた身近な目標」として2025年度に新設されたのが「準2級プラス」です。
準2級に合格した後のステップとしてこの級を活用することで、無理なく段階的に英語力を引き上げることができ、お子さまの学習のモチベーション維持にも大きく貢献します。
お子さまが小学生の場合は、一般的には基礎的な英語力を身に着けることのできる5級、4級あたりからのスタートがおすすめです。
お子さまの語学力に合わせて、無理のない範囲で受験級を選択しましょう。
4技能を測るテスト形式
英検®︎は、1次試験の筆記問題(リーディング、リスニング、ライティング)と2次試験の面接(スピーキング)によって構成されています。
なお、5級と4級においては1次試験に英作文(ライティング)が含まれません。
また、面接(スピーキング)もスピーキングテストとしての合否判定はあるものの、級自体の取得(認定)には影響しません。そのため、小学生のお子さまでも比較的気軽に挑戦することが可能です。
英検®︎を取得する3つの大きなメリット(全年代共通)
数ある英語資格の中で、なぜ英検®︎が選ばれるのでしょうか。
ここでは、英検®︎を受けることによる代表的なメリットを3つご紹介します。
① 圧倒的なネームバリューと社会的評価
英検®︎の最も大きなメリットとして、ネームバリューの高さと社会的な信頼性が挙げられます。
本記事を読まれている保護者さまもこれまでの人生で、「あの子、英検®︎持ってるんだ、すごい!」となった場面は多々あるのではないでしょうか。
英検®︎のネームバリューが大きいのは、文部科学省をはじめとする国内外の多くの公的機関が後援しているためです。
英検®︎では、スコアの高かった優秀な受験者に以下のような賞が贈られます。
- 文部科学大臣賞
- 米国大使賞
- ブリティッシュ・カウンシル駐日代表賞
- カナダ大使賞、オーストラリア大使賞
- 商工会議所会頭賞 など
これだけしっかりとした体制が整えられ、多くの有名機関が協賛しているからこそ、英検®︎の取得は進学や就職活動において多くの人に好印象を与える力を持っています。
② 「読む・聞く・書く・話す」4技能の総合的な向上
英語能力の総合的な向上という点においても、英検®︎は最高の機会を提供してくれます。
概要でお話した通り、英検®︎(3級以上)では以下の4技能をテストします。
- リーディング(読む)
- リスニング(聞く)
- ライティング(書く)
- スピーキング(話す)
これらをバランスよく勉強できるのは、英検®︎ならではの特徴です。学校の授業や定期テストでは、どうしてもリーディング(読解)や文法に傾倒した問題が多くなりがちです。
コミュニケーション手段としての「使える英語能力」の育成には、この4技能すべてを活かせる英検®︎が最適だといえます。
また、英検®︎は公式サイトで直近の1年分(3回分)の過去問を無料配布しています。
本番の対策としてはもちろん、受験後に間違えた問題を復習することで、しっかりと実践的な英語力を定着させられます。
③ 資格の有効期限がない(一生モノの資格)
さらに、一度取得すれば「有効期限がない」ことも英検®︎の大きなメリットです。
資格によっては有効期限があり、その期限を過ぎてしまうと履歴書に掲載できなくなったり、再受験・更新が必要になったりします。
ここで、代表的な英語資格である「英検®︎」「TOEIC®︎」「TOEFL®︎」の違いを比較してみましょう。
| 資格名 | 測定技能 | スコア・資格の有効期限 | 主な目的・用途 |
| 英検®︎ | 4技能(級による) | なし(生涯有効な資格) | 国内の進学、留学、総合的な英語力の証明 |
| TOEIC®︎ L&R | 2技能(読む・聞く) | なし(※ただし企業や学校は「過去2年以内」のスコアを求めることが多い) | ビジネス英語、就職・転職活動 |
| TOEFL iBT®︎ | 4技能(統合型) | あり(テスト日から2年間) | 海外大学・大学院への正規留学 |
もちろん語学スキルは継続して磨き続けるべきですが、英検®︎は一度取得してしまえば、一生ものの資格としてあなたの経歴を魅力的にしてくれます。
(※ただし、大学の入試優遇などに用いる場合は「過去2年以内に取得したスコア」といった条件が設けられていることがあるため、出願要項には注意しておきましょう。)
子供(小学生・中学生)が英検®︎を受けるべき4つの理由とメリット
「そうはいっても、子供のうちは少し早い気もする…」
「大学生や社会人になってからでいいのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、子供のころ(小学生や中学生)から英検®︎を受けることによって、将来に向けて多くの恩恵にあずかることができます。
子供が英検®︎を受けるべき理由は以下の4つです。
① 上位級取得のためのスキルが早期に身につく
将来的に履歴書で高く評価される「2級」や「準1級」といった上位級を目指すうえで、子供のころから英検®︎を受けていれば大きなアドバンテージになります。
幼少期から英検®︎独自のテスト形式(マークシート方式や時間配分など)に触れ、対策方法をインプットしておくことで、試験そのものに慣れることができるためです。
5級や4級は就職活動で直接的にアピールできる資格とは言い難いかもしれませんが、ここで「英語に対する基礎能力」や「合格という目標を達成する力」を身に着けておくことで、将来の難関級への合格率を飛躍的に上げることが可能です。
② 中学・高校英語の先取りとスムーズな理解
幼い時から英検®︎の学習を進めることで、中学や高校といった学校での英語授業にも強くなります。
英検®︎5級や4級はエントリー向けの級ですが、学習内容としては中学校の基礎レベルを網羅しています。
小学校時代から英検®︎の勉強を通じて実践的な英語や文法規則に触れておくことで、中学校に入学してからの英語の授業でつまずく心配が劇的に減ります。
英語学習において時間的にも余裕を持って学校生活を送れるため、その空いた時間を使ったさらなるレベルアップや他教科への注力も夢ではありません。
③ 入試(中学・高校・大学)や取得単位の優遇
入試や単位の取得といった面でも、英検®︎を取得していると多くの優遇措置を受けられます。これは学生ならではの特権とも言えるメリットです。
- 中学入試: 全国68校の私立中学が、試験の免除や判定優遇、得点加算といった措置をとっています。おおよそ5級から3級の取得で優遇が適用されるケースが多いです。
- 高校入試: 私立のみならず、公立高校の入試でも優遇がある地域が増えています。志望校のレベルにも大きく左右されますが、一般的に3級以上を取得していれば内申点への加点などの優遇措置が期待できます。
- 大学入試・単位認定: 大学入試においては、英検®︎は入試での加点だけでなく、入学後の単位取得にも有効です。優遇措置を取る大学の数はなんと全国481校に上ります。具体的には英語試験の免除や、英語科目の単位認定(例:4単位分)などが挙げられます。多くの場合、2級や準1級以上の取得が条件となります。
④ 将来の海外留学に有利になる
英検®︎は国内の進学だけでなく、海外留学にも非常に有効な資格です。これは、海外の大使館が後援していることからもよく分かります。
現在では、アメリカやオーストラリア各地のおよそ400にも及ぶ大学やカレッジが、留学時の語学力証明(入学基準)として英検®︎のスコアを採用しています。
基本的には2級以上、あるいは準1級以上で証明可能になる場合が多いため、小学生・中学生のうちから計画的に下の級をこなしつつ、高校卒業時点で2級〜準1級を取得している状態を目指すのが理想的です。
英検®︎受験のデメリットや注意点はある?
ここまで英検®︎のメリットを多数紹介してきましたが、受験にあたって事前に知っておくべき注意点もいくつか存在します。
検定料(受験料)がかかる
英検®︎の受験には、当然ですが各級に応じた検定料が発生します。
級が上がるごとに検定料も高くなる傾向があり、また本会場受験か準会場(学校や塾など)受験かによっても金額が異なります。
不合格になって何度も受け直すと費用がかさむため、過去問などでしっかりと合格ラインに届く実力をつけてから計画的に受験することが大切です。
3級以上は面接(スピーキング)対策が必要
3級以上の級になると、1次試験(筆記・リスニング)に合格した後に、2次試験として面接委員とのスピーキングテストが行われます。
日本の学校教育だけでは「英語を話す」機会が限られているため、リーディングや単語の暗記が得意な子供でも、面接試験で緊張して実力が発揮できないケースが少なくありません。
スピーキング対策は独学では難しいため、事前に面接の形式に慣れ、英語で即答するトレーニングを行う環境(オンライン英会話など)を用意してあげる必要があります。
英検®︎のメリットに関するよくある質問(FAQ)
最後に、子供の英検®︎受験に関して保護者さまからよく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。
Q. 小学生はまず何級から受けるのがおすすめですか?
英語学習が初めての場合は、基礎固めとして「5級(中学初級程度)」からの受験をおすすめします。
すでに英会話教室などで英語に触れているお子さまであれば、過去問を解いてみて正答率が高い場合は「4級」からチャレンジするのも良い選択です。
Q. 英検®︎とTOEIC®︎、学生にとってはどちらを優先するメリットが大きいですか?
小学生から高校生までの学生であれば、圧倒的に「英検®︎」を優先するメリットが大きいです。
英検®︎は高校・大学入試での優遇措置が手厚く、日常からアカデミックな幅広いテーマを学べます。
TOEIC®︎はビジネスシーンの英語が中心となるため、大学生になって就職活動を見据えるタイミングで受験への切り替え、または並行受験をするのが効率的です。
英検®︎の対策はいつから始めるべきですか?
受験を決めたら、遅くとも試験日の「3ヶ月〜半年ほど前」から計画的に学習を始めるのが理想的です。
単語の暗記だけでなく、長文読解やリスニングの耳慣らしには継続的な時間が必要です。
まとめ:英検®︎のメリットを最大限に活かそう
英検®︎は、幅広い年代が受けられるように7種もの級を設定している非常に柔軟なテストです。
また、そのネームバリューは圧倒的であり、4技能の総合的な向上につながる一生モノの有益な資格です。
早い段階から英検®︎の学習に取り組むことで、学校の授業の先取りや入試の優遇など、子供の将来の選択肢を大きく広げることができます。
メリットと注意点を正しく理解し、ぜひ将来の英語能力の底上げをしていきましょう。
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