小学生の「英語の先生になりたい!」を応援!英語教師になるための道ってどんなもの?

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「将来、英語の先生になりたい!」そんな夢を持つお子様の声を最近よく聞くようになりました。
英語が好き、外国のことをもっと知りたい、いろんな国の人と話してみたい。
その気持ち、とっても素敵です!
でも、英語の先生ってどうやったらなれるの?
どんな勉強が必要?
どんな働き方があるの?
そんな疑問を、親子で一緒に楽しく学べるように、丁寧にご紹介します!
英語の先生になるには?まずは教員免許を知ろう!

英語の先生になりたい!と思ったとき、まず最初に知っておきたいのが「教員免許」についてです。
日本で学校の先生として英語を教えるには、原則として「教員免許」が必要になります。
ここでは、どんな種類の免許があるのか、どんなルートで取得できるのかを、わかりやすく紹介します!
小学校・中学校・高校の先生、それぞれに必要な免許がある
「英語の先生になりたい!」と思ったとき、まず知っておきたいのが 「どの学校で教えたいか」ということ。
というのも、教える場所によって必要な教員免許が少しずつ違うんです。
小学校で英語を教えたい場合
公立の小学校で英語を教えるには、「小学校教諭免許状」が必要になります。
最近では、小学校でも英語の授業が導入されていて、特に高学年になると「英語専科」として教える先生も活躍しています。
子供たちに楽しく英語を伝えたい人にはぴったりのフィールドです。
中学校で教えるなら?
中学生に英語を教えるには、「中学校教諭一種免許状(英語)」が必要です。
この免許を取るには、大学で「英語」「教育」「教職課程」に関する科目をバランスよく学び、必要な単位を修得することが求められます。
高校で教えるなら?
高校で英語を教えるには、「高等学校教諭一種免許状(英語)」が必要になります。
高校ではより高度な英語力や文法知識、入試に向けた指導力などが求められるので、授業づくりも本格的になります。
将来、進路指導を含めた教育にも関わりたい人におすすめな資格となります!
大学で教員免許を取るためにどんな勉強をするの?
英語の先生になるには、「英語が得意!」というだけじゃ足りません。
実は、大学では英語そのもの以外にも、たくさんのことをバランスよく学ぶ必要があるんです。
英語の力を深める授業
まずは、もちろん英語の基礎力をしっかりと伸ばす必要があります。
- 英文法、英作文、英会話、英語でのプレゼンテーション
- 英語のリーディング(読解)やリスニング(聞き取り)
- 海外の文化や英語圏の歴史など、背景知識も学びます
こうした内容を学ぶことで、英語を「知ってる」だけじゃなく、「使える力」をつけていきます!
教え方や教育についての授業
先生になるためには、「どうやってわかりやすく教えるか」「生徒との関わり方」も大切。
だから大学では、英語だけでなくこんな授業も受けます。
- 教育学:学校の役割や、教育の考え方を学ぶ
- 心理学:子供の気持ちや発達のことを知る
- 指導法(教授法):英語をどう教えたら楽しく、わかりやすくなるか
- 教育実習:実際の学校で授業をしてみる経験
たとえば、「授業でどうやってゲームを使ったらいいかな?」とか、「英語が苦手な子にどう声をかけるといいかな?」ということも、実際に学んでいくんです。
つまり、「教える力」や「心のサポートをする力」も、先生にとってはとっても大切なんです。
英語の先生になるって、ただ英語を教えるだけじゃなくて、「人と関わる力」「伝える工夫」も育てるお仕事なんですね。
こうした力を大学でじっくり学んでいくのが、英語教師になるための第一歩です!
「英語が好き」だけじゃない!どんな先生を目指す?
「英語が好き」という気持ちは、英語の先生になるための第一歩。
でも、それだけじゃなく「子供に教えるのが好き」「人の成長を応援したい」そんな気持ちも大切です。
勉強がちょっと苦手な子にも、分かるように優しく教えてあげたり、クラスの子供たちに楽しく英語を伝える工夫が必要です!
そんな先生になれたら、とてもすてきですね。
英語の先生って学校だけじゃない!いろんな働き方がある

「英語の先生」と聞くと、学校で授業をしている先生を思い浮かべる人が多いかもしれません。
でも実は、学校以外でも英語を教えるチャンスはたくさんあるんです!
ここでは、英語のスキルを活かせるいろんな働き方を紹介していきますね。
学校の外でも教えられる!塾や英会話スクールの先生
英語の先生と聞くと、まず「学校で授業をする先生」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、でも実は、英語を教える場所は学校だけじゃないんです!
たとえば、塾や英会話スクールでは、小学生から大人まで、幅広い年齢の人が英語を学んでいます。
授業も、「テスト対策」や「受験の英語」を教える場もあれば、「旅行のときに話せる英語を覚えたい」「日常会話を楽しみたい」といった目的の人もいます。
特に英会話スクールでは、1対1や少人数でのレッスンが多いので、1人ひとりに合わせた教え方ができるのがポイントです。
「この子にはイラストを使った説明が合ってるな」
「この人はリスニングが得意だから会話中心にしよう」
など、工夫次第でぐんぐん上達をサポートできます。
また、塾やスクールでは、ゲームやアクティビティを取り入れた楽しい授業も人気。
子供たちが「英語っておもしろい!」と思えるように工夫するのも先生の腕の見せどころです!
外国人に日本語を教える「日本語教師」も人気
ちょっと意外に思うかもしれませんが、日本語を外国の人に教える「日本語教師」は、実は英語が得意な人にも人気の仕事なんです!
なぜかというと、日本語を初めて学ぶ外国人にとっては、英語で説明してくれるとわかりやすいからです。
たとえば、「この文法は英語で言うとこういう意味だよ」といったふうに、英語でサポートしながら教える場面がたくさんあります。
また、日本語教師の仕事は、ただ言葉を教えるだけじゃありません。
季節の行事や食べ物、習慣など、日本の文化を伝えるチャンスもいっぱいあります!
たとえば、「おにぎり」ってどうやって作るの?「節分」ってどんな日?そんな話題を通して、日本をもっと好きになってもらえることもできますね。
日本語講師の仕事はこんな人にぴったりです!
- 外国の人と話すのが好き
- 日本の文化を伝えるのが楽しい
- 英語と日本語、両方を使った仕事に興味がある
最近はオンライン授業も増えていて、海外に住む人に教えることもできます!
「日本語×英語」という自分の強みを活かしながら、グローバルに活躍できる仕事なんです。
英語を使いながら、日本語を教えることができる人は中々いないので、英語ができたら優位に立つことができますね!
オンラインで世界中の生徒に教える英語講師も!
今は、インターネットがあればどこにいても英語が教えられる時代です。
パソコンやスマホを使って、世界中の生徒にオンラインで英語を教える先生が増えています。
たとえば、アジアやヨーロッパ、南米の子供たちに日本から授業をしたり、逆に日本に住む外国人にオンラインで英語を教えたりすることもできるんですよね!
「おはよう!」と日本であいさつしたら、「Good evening!」と遠くの国から返ってくるなんてこともあるんです!
また、オンライン英語講師は、時間や場所にしばられにくいのが大きな魅力です。
朝の1コマだけ教えたり、夜の空いた時間にレッスンを入れたり、自分のペースで働けるのがうれしいポイントですね!
そして、レッスンは1対1が中心なので、「一人ひとりとじっくり向き合って教えたい!」という方にもぴったり。
「英語が好き!」「人と話すのが好き!」という気持ちがあれば、 世界中の人とつながれるチャンスが広がっていますよ!
英語の先生になるために大切な経験って?

英語の先生になるには、教員免許や資格を取ることも大切ですが、「どんな経験をしてきたか」がとても重要です!
なぜなら、先生の言葉や教え方には、その人の体験や思いが自然とにじみ出るからです。
ここでは、「こんな経験が先生としての力になるよ!」というポイントをいくつか紹介します。
留学やワーキングホリデーは視野が広がるチャンス!
英語の先生を目指す人には、留学やワーキングホリデーの経験がとてもおすすめです。
実際に海外で生活したり、外国人と一緒に働いたりすることで、教科書では学べない「生きた英語」を体験することができます。
例えば、日常会話でよく使われるフレーズや表現を直接学ぶことができたり、異なる文化背景を持つ人々との交流を通じて、考え方や価値観の違いを理解できるようになります。
これらの経験は、英語を教える際にとても役立ちます!
生徒に実際の会話の中でどう英語が使われているのか、文化に基づいたアドバイスをすることで、もっと生きた学びを提供できるようになりますよ。
もし留学やワーキングホリデーを検討しているなら、どんな国に行ってみたいか、どんな経験を積みたいかについて考えるのも楽しいですね!
学生時代に外国人と一緒に働いた体験も大きな力に
大学時代に外国人と一緒に働いた経験も、英語の先生を目指す上でとても貴重な体験になります!
たとえば、観光地で外国人の観光客と接するアルバイトや、国際交流イベントに参加することで、実際に英語を使う機会が増えます。
こうした経験を通じて、英語を話す自信がつくだけでなく、どんな場面でどのように英語を使うと効果的か、また自分の弱点が見えきますね!
「あ、ここが苦手だな」と感じた瞬間こそ、指導のときに役立つ経験になります。
自分がどんな場面でつまずいたかを知っていると、同じような立場の生徒に対してより親身にアドバイスできます。
生徒にとっても、実際に英語を使った体験談を聞けると、より身近に感じることができ、安心して学びやすくなりますよ。
異文化を知ることで「伝える力」がぐんと伸びる!
異文化を知ることは、英語の先生になるためにとても大切な力を育てることができます!
例えば、日本では「当たり前」と思っていることが、他の国では全く違うことも多いんです。
こういった文化の違いを理解することで、相手の立場に立って考える力が自然と身につきます。
また、他の文化に触れたり、価値観を知ったりすると、自分が普段思っている「普通」が、必ずしもみんなに通じるわけじゃないんだな、と実感します。
この気づきは、英語を学んでいる生徒にも大きな助けになります。
たとえば、もし生徒が間違った表現を使っても、文化的な背景や学び方の違いを理解していれば、「どうしてその言い方をするのか」を優しく教えることができます。
異文化を学ぶことは、ただ英語を教える力を高めるだけでなく、伝える力もぐんとアップさせる大切なステップです!
未来の英語の先生を目指す小学生にできること

未来の英語の先生を目指す小学生ができることは、意外とたくさんあります!
英語が好きで、将来英語の先生になりたいという気持ちを持つことは素晴らしいスタートです。
ここまでは、英語を教えるためにはどんな資格があるのか、どんな仕事があるのかを解説してきましたが、ここでは、英語の先生を目指すために小学生のうちにできることをいくつか紹介します!
英語を楽しむことが第一歩!ゲームや歌で自然に学ぼう
英語を楽しむことが、英語の先生を目指す第一歩です!
小学生のうちから、英語をゲームや歌、アニメ、絵本を通じて楽しみながら学べると、自然と英語に親しみやすくなります。
英語に触れることが楽しいという感覚を持っていれば、将来の夢に向かってモチベーションも高まりますよ。
英語の学びは遊びの延長でもあるので、楽しく続けることが大切です!
外国の文化にふれる経験を大切にしよう
外国の文化に触れることも、英語を学ぶ大事な部分です!
英語を学ぶことで、その言葉だけでなく、文化や習慣も一緒に学ぶことができます。
たとえば、外国の食べ物を試したり、異なる国の祝日や行事に参加してみると、英語がもっと身近に感じられるようになりますね。
最近では、オンラインで外国の子供たちと交流できるプログラムも増えてきています。
英語を使って、世界中の友達とつながることができるので、楽しく学びながら文化を理解することができますよ。
是非親子で外国語に触れられる機会を一緒に探して、英語を使って世界を広げることができるといいですね!
英語の先生の仕事を調べて、夢をふくらませよう!
英語の先生って、実は英語を教えるだけじゃなくて、生徒の相談にのったり、授業の準備をしたりと、いろんなお仕事をしているんです。
そういうことを調べてみると、「こんなこともするんだ!」と新しい発見があるかもしれませんね!
図書館の本やインターネットで、英語の先生の一日や、どんなふうに授業をしているかを紹介している記事や動画を探してみましょう。
先生のインタビューを読んで、「どうして英語の先生になろうと思ったのか?」などを知ると、自分の夢もふくらんでくるはずです。
小さな「なりたい!」が、いつか本当の夢になる第一歩。今できることから、少しずつ始めてみましょう!
まとめ

英語の先生になるには、教員免許を取るだけでなく、いろんな経験や力が必要です!
でも、いちばん大切なのは、「英語が好き!」「伝えたい!」という気持ち。
小学生のうちから英語にふれ、世界に目を向けることで、将来の夢への第一歩がスタートします。
親子で一緒に楽しみながら、未来の「英語の先生」への道を歩んでいきましょう!
英語の講師を目指すためには、英語だけでなく海外の文化を学ぶ必要もあります。