子供を留学させたい親必見!費用の安い国ランキング&準備のコツ

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お子様の将来を考えて、早いうちから留学させてあげたいと思う一方、円安の影響もあり、留学にかかる費用が心配という保護者の方も多いのではないでしょうか?
しかし、うまく留学先を選べば、留学費用を抑えることは可能です。
本記事では、数ある留学先のなかでも、特に費用を抑えやすい国をランキング形式で紹介します。
留学費用を抑えるコツや留学先選びの際のポイントについても詳しくまとめているので、この記事を読んでお子様の留学先選びの参考にしてください。
留学費用が安い国ランキング
留学先で人気のアメリカやイギリスへ1ヶ月の語学留学をする場合、少なくとも60〜90万円程度の準備が必要となります。
しかし、留学先の選び方次第で、留学費用を安く抑えることは可能です。
ここでは、留学費用を抑えやすく、小・中学生の留学にも最適な「サマースクール(夏休みに短期集中で英語を学べる留学プログラム)」の選択肢も豊富な留学先を、費用目安とあわせてランキング形式で紹介します。
※費用目安は2025年4月時点のレートを適用しています。
第1位 フィリピン
フィリピンは全体費用を抑えやすく、コストパフォーマンスも高く感じやすい点で特におすすめの留学先です。
フィリピン留学の費用目安は以下のようになります。
語学留学1ヶ月の費用目安 | サマースクール2週間の費用目安 | |
授業料 + 宿泊費用(入学金・教材費込み) | 15〜40万円 | 25〜40万円 |
航空券代 | 4〜9万円 | 4〜9万円 |
保険代 | 1〜3万円 | 1〜2万円 |
合計額(目安) | 20〜50万円 | 30〜50万円 |
グループレッスンを主体とする欧米の形式とは異なり、フィリピンではマンツーマンレッスンが主体となるため、費用を抑えながら短期間で効率よく英語を学べます。
フィリピン留学というと完全な英語圏ではないため、英語の面で不安を感じる方もいるかもしれません。
しかし、フィリピンは英語が公用語の1つであり、国際的な教育機関「EF Education First」の「EF英語能力指数 2024」では116ヵ国中22位で「高い英語能力」のエリアとしてランク付けされています。
フィリピンには英語を学べる学校がたくさんあり、英語の指導資格を持ったプロの講師からしっかりと学べる環境が整っています。
さらに、お子様と一緒に参加できる「親子留学」や、小・中学生も参加しやすい「ジュニアキャンプ」などのプログラムも豊富です。
フィリピンは日本との距離が近く、フライト時間も短く済むうえ、日本との時差も1時間なので、初めての方でも安心して選びやすい留学先です。
フィリピン留学のおすすめポイント
- マンツーマンレッスンが主流の授業形式でしっかり学べる
- 低年齢のお子様向けの留学プログラムも豊富にある
- 日本との距離が近く、フライトや時差などの不安を少なく留学できる
第2位 ニュージーランド
ニュージーランドも留学費用を抑えやすく、自然豊かな環境でのびのびと学べるのが魅力です。
ニュージーランド留学の費用目安は以下のようになります。
語学留学1ヶ月の費用目安 | サマースクール2週間の費用目安 | |
授業料 + 宿泊費用(入学金・教材費込み) | 35〜40万円 | 25〜40万円 |
航空券代 | 15〜25万円 | 15〜25万円 |
保険代 | 1〜3万円 | 1〜2万円 |
合計額(目安) | 50〜65万円 | 40〜65万円 |
ニュージーランドは欧米圏の中では比較的学費の安い国です。
首都のオークランドへは直行便が出ており、うまく時期を選べば航空券を10万円台に収めることもできます。
オセアニア地域に位置する国で、日本とは季節が反対になる点には注意が必要ですが、治安の良さやフレンドリーな国民性もあり、留学先として選びやすい国です。
ニュージーランド留学のおすすめポイント
- 自然豊かでのんびりした環境で英語を学べる
- オーストラリアに比べて日本人比率が控えめで、英語学習に集中できる
- 治安が比較的よく、初めての場合も安心して留学できる
第3位 マルタ
マルタはヨーロッパ圏のなかでは留学費用を抑えやすく、小さな島国ながら見どころが多く、現地観光も楽しみながら英語学習に集中できる留学先です。
マルタ留学の費用目安は以下の通りです。
語学留学1ヶ月の費用目安 | サマースクール2週間の費用目安 | |
授業料 + 宿泊費用(入学金・教材費込み) | 35〜45万円 | 25〜40万円 |
航空券代 | 15〜30万円 | 15〜30万円 |
保険代 | 1〜3万円 | 1〜2万円 |
合計額(目安) | 50〜75万円 | 40〜70万円 |
マルタ留学の場合は直行便がなく、フライト時間が長めになる点には注意が必要ですが、ヨーロッパ圏での留学を希望するならよい選択肢です。
マルタの公用語はマルタ語と英語で、語学学校があるエリアは英語で問題なくやり取りができ、英語環境にしっかり身を置いた留学体験ができます。
マルタ留学のおすすめポイント
- 費用を抑えてヨーロッパ圏への留学を実現できる
- 世界遺産やビーチなど、観光資源が豊富で現地観光も楽しめる
第4位 カナダ
留学に人気のカナダも費用を抑えやすく、訛りが少なく標準的な英語を学びたい場合に特におすすめの留学先です。
カナダ留学の費用目安は以下の通りです。
語学留学1ヶ月の費用目安 | サマースクール2週間の費用目安 | |
授業料 + 宿泊費用(入学金・教材費込み) | 35〜45万円 | 30〜50万円 |
航空券代 | 20〜30万円 | 20〜30万円 |
保険代 | 1〜3万円 | 1〜2万円 |
合計額(目安) | 55〜75万円 | 50〜80万円 |
カナダはエリアによっては費用が上がる場所もありますが、うまく地域や学校を選べば費用を抑えた留学が可能です。
多民族国家のカナダには異文化やさまざまな考え方を受け入れる風土があり、留学生でも馴染みやすい雰囲気があります。
カナダ留学のおすすめポイント
- 強いアクセントのない標準的な英語を学べる
- 比較的治安がよく、多文化共生社会も体験できる
第5位 アイルランド
費用を抑えてヨーロッパ圏への留学を実現するならアイルランドもおすすめです。
アイルランド留学の費用目安は以下のようになります。
語学留学1ヶ月の費用目安 | サマースクール2週間の費用目安 | |
授業料 + 宿泊費用(入学金・教材費込み) | 35〜45万円 | 30〜50万円 |
航空券代 | 20〜30万円 | 20〜30万円 |
保険代 | 1〜3万円 | 1〜2万円 |
合計額(目安) | 55〜75万円 | 50〜80万円 |
アイルランドはヨーロッパからの留学生に加えて、メキシコやブラジルなどの南米の国からの留学生も多く、多国籍な環境で英語学習に専念できるのがいいところです。
ただし、日本からの直行便がない点には注意しましょう。
治安は比較的よく、人もフレンドリーなので、留学環境としては初めて留学するお子様にもおすすめです。
アイルランド留学のおすすめポイント
- 費用を抑えてヨーロッパ圏への留学を実現できる
- 治安が比較的よく、初めての場合も安心して留学できる
留学費用を安く抑えるための3つのポイント
留学費用を抑えるには、留学先の国選びだけでなく、他にも下記のようなポイントがあります。
- 留学パッケージやキャンペーンの利用
- 奨学金制度の活用
- 早めの英語学習の習慣化
それぞれ詳しく解説します。
1. 留学パッケージやキャンペーンの利用
留学先が決まり、具体的な留学プランを検討する際は、プランの内容をよく比較し、お得なパッケージプランやキャンペーン情報がないかも確認しましょう。
語学学校がキャンペーンをしている場合があったり、留学エージェントがお得なパッケージプランを出していたりする場合もあります。
プランによっては先着順だったり、申込みや支払いの期限が決まっているものもあるので、プラン検討の際は早めに情報収集を開始し、多くの選択肢のなかから希望や予算に合うものを選べるように準備を進めましょう。
2. 奨学金制度の活用
留学費用を抑えるには、奨学金制度を活用するのも方法の1つです。
留学に使える奨学金はほとんどが大学進学を条件とするものとなりますが、語学留学に利用できる制度もあります。
たとえば、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」も語学留学を対象としているので、お子様の留学希望が条件に合うか確認してみるとよいでしょう。
奨学金には、返済の必要がない「給付型」と、返済が必要な「貸与型」があるため、奨学金情報を調べる際は、申請条件や応募のスケジュールの確認と合わせて、奨学金の給付形式についてもよく確認するようにしてください。
3. 早めの英語学習の習慣化
留学費用そのものを減らすわけではありませんが、日本にいるうちから英語学習を習慣にしておくことで、現地での学びの吸収力が高まり、結果的に留学の費用対効果を高めることにつながります。
英語学習の習慣があれば、現地での授業や宿題への取り組みもスムーズです。
また、もともとの英語力があれば、友だち作りや新しい体験への挑戦など、留学中にできることの幅も広げやすくなります。
留学の成果を最大限に引き出すためには、留学直前ではなく早いうちから英語学習を習慣化しておいて、現地でスタートダッシュを切れるようにしておきましょう。
英語学習の習慣化では、オンライン英会話レッスンの活用がおすすめです。
場所や時間を選ばずに学習に取り組めて、英語力の向上だけでなく、留学に必須のコミュニケーション力の強化もできます。
留学先選びの注意点
留学先を決める際は、費用面だけでなく、提供されるカリキュラムやプログラム、現地の生活環境、お子様のご希望との一致具合なども考慮し、総合的に検討することが大切です。
留学先の国や学校によって、提供されるプログラムはさまざまです。
たとえば、サマースクールも、レッスンのコマ数や現地アクティビティの内容は国や学校により大きく異なります。
お子様の興味や学習スタイルに合った内容があるか、事前によく確認するようにしましょう。
また、学校のプログラム内容の確認だけでなく、留学先の治安や気候、文化など、現地生活を送るうえでの情報も積極的に収集しておくことも重要です。
現地での生活イメージを具体的に持っておくことで、心配を減らしたり、スムーズに現地生活に順応したりできるようになります。
保護者の方の目線でいいと感じても、お子様自身が納得できなければ、せっかくの留学の機会も無駄になってしまいます。
行き先の国や学校の雰囲気など、事前にお子様ともよく話し合い、お子様の希望にも応えられる選択を心がけましょう。
フィリピン・セブ島留学ならQQEnglish
費用が安い国への留学を検討するなら、フィリピン留学のなかでもセブ島留学がおすすめです。
QQEnglishはフィリピン・セブ島の語学学校で、6歳以上からの留学受け入れをしています。
親子留学の受け入れはもちろん、春休みと夏休みの時期にはジュニアプログラムの開講があり、マンツーマンレッスンを中心にしっかり英語を学びながら、現地のマリンアクティビティや観光を楽しめるプログラムを用意しています。
受付には日本人スタッフが常駐しているため、初めての留学の場合でも日本語でのサポートが受けられるので安心です。
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まとめ
留学先の選択次第で留学費用を抑えることは十分可能です。
ただし、留学先選びの際は、ただ安さを追うのではなく、提供されているプログラム内容や、現地の生活様式、お子様のご希望にも目を向けて選ぶことが大切です。
この記事で紹介した留学先選びのポイントや注意点も意識して、早くから情報収集を進めて、お子様にとって有意義な体験となるよう留学の準備を進めてください。