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英語ができない保護者の子どもへの学習サポート方法

英語ができない保護者の子どもへの学習サポート方法
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英語コラム

遊び盛りの子どもには学習サポートが必要ですが、英語に苦手意識のある保護者さんも多いでしょう。
次に紹介するアンケートによれば、英語学習のサポートに自信がない保護者は36%にのぼります。

このアンケートは幼児期から英語を習わせている保護者30人を対象にしたものですので、実際にはもっと多くの保護者が英語の学習をサポートするのにとまどっているだろうと推測されます。

小学校英語活動に保護者として協力することは可能ですか?(家庭内での協力も含めて)

はい 19人

いいえ 1人

わからない 10人


出典:牧野眞貴(2008)「小学校英語活動に対する保護者の意識調査−期待と協力を中心に−」、『関西国際大学コミュニケーション研究所コミュニケーション研究叢書』第6集 P66-68

この研究で「わからない」「いいえ」と答えた理由を尋ねたところ、「保護者に英語力がないから」という返答がありました。

学習サポートとは


ところが、「英語力に自信がないから学習サポートができない」というのは大きな誤解です。
英語の知識を伝えることよりも大切なサポートはたくさんあります。

まずは外国語を習得しやすい子の特徴を見てみましょう。

英語を習得しやすい子の特徴

  • 言語能力に自信を持っている
  • 不安や失敗を恐れず、挑戦する姿勢を持っている
  • 異なる言語や文化を受け入れる寛容さがある
  • 他人とのコミュニケーションを円滑に進めるために必要な共感力がある

上記のように、自信がある、失敗を恐れない、寛容さがある、共感力があるといった、コミュニケーションの基礎体力こそが英語力を向上させる重要な要素なのです。
これらの力が付くように、子どもを見守り、励ますことが、保護者の方々にしかできない役割です。
英語の知識を教えるよりも大切な役割と言っても過言ではありません。

学習レベルと方法は子どもに合っているか


自信を持って学習に取り組んでもらうために、子どもの現時点の英語力よりも「ほんの少しだけ」上のレベルの内容で学習させるようにしましょう。
ポイントは負荷を「ほんの少しだけ」に抑えることです。

保護者から見て、「うちの子にはちょっと簡単かも?」と思うくらいのレベルでちょうどいいでしょう。
勉強を始めて数分で眠くなってしまうような場合は、学習内容が難しすぎると考えられます。
子どもの上達を願うばかりに、難しすぎる教材を与えたり、一度学んだことを完璧に覚えるように要求してしまうと、自信を失ったり、学習に対する不安が増しますので逆効果になります。

また、心理的な準備ができていない状態で子どもに学習を強制したり、子どもの誤りを指摘しすぎたりしても、伸び悩んでしまう可能性が高いと言えます。
数年で英語がペラペラになってほしいといった過度の期待を子どもにかけないようにし、子どもが伸び伸びと学習できる環境を整えてあげましょう。


また、子どもの個性によって向いている学習スタイルが異なります。
机に向かって文法学習するのが得意な子もいますし、その一方で、コミュニケーションを取りながら学習することで力を発揮する子もいます。

その子に合わない学習法、つまりコミュニケーションが得意な子に文法中心の勉強をさせるなどは、効率が悪く、得意ではないことを求められるので自信も失い、英語嫌いになってしまうかもしれません。

特に、小さな子どもの場合は、自力で学習スタイルを模索することが難しいので、お子さんのタイプに合わせた勉強スタイルを模索してあげましょう。

今の英語学習方法で子どもの成績が伸びていないならば、学習スタイルを変えてみたり、保護者が支え、励ましたりして英語が好きになれる環境を作ってあげるのが理想です。

では、具体的にはどのように子どもと接したらよいのでしょうか?
実際に保護者の方々が実践している方法を見ながら解説していきたいと思います。

英語学習の意義を伝える


英語を話せるようになると、どのようないいことがあるのか、具体例を挙げながら子どもに説明してあげるといいでしょう。

例えば下記のような説明をすると効果的です。

  • 英語ができれば、多くの人と話すことができ世界が広がる。
  • 楽しく、安全に海外旅行に行ける。
  • 先端技術など、最新の情報を手に入れることができる。
  • 洋画を英語で見られるようになり、冗談や微妙なニュアンスまで楽しめる。

上記の他にも、保護者のみなさんが子どもに英語をできるようになってほしいと思う理由をわかりやすく伝えてあげるのがいいでしょう。

英語ができると楽しいことが増えて、役に立つと、学習する意義が理解できれば、子どもは自ら積極的に英語を学ぶようになります。

「テストで90点以上だったらお小遣いをあげる」といった報酬によりモチベーションを高める方法(外発的動機付け)よりも、自分の意思で学習に楽しみや意義を見出してモチベーションを高める方法(内発的動機付け)のほうが、学習効果が高まることがわかっていますので、上手に子どものモチベーションを高めてあげてください。

子どものモチベーションを高めることが、新たな知識の習得に挑戦し続ける姿勢を養い、英語力を高めることにつながります。

子どもとの話題に英語を取り入れる


何気ない親子の会話のなかで、英語学習の成果を確認し、子どもに達成感を持ってもらうように心がけている方もいます。

例えば、日常生活のなかで
「りんごって、英語で何て言うの?」
と子どもに聞いてみて、言えたら
「すごいね。できるようになったね」
と褒め、言えなかったら一緒に辞書を引いてみるという学習サポートを実践するのがおすすめです。

慣れてきたら、例えば「扇風機」のように目の前にあって、難しい単語を聞いてみるのもいいでしょう。
その単語を保護者があらかじめ知っている必要はなく、一緒に調べて「扇風機は英語でelectric fanなんだ〜」と親子でともに勉強する過程で、子どもは辞書の引き方やウェブ検索の方法を覚えてくれます。

何度か繰り返せば、知らない単語を自分で調べられるようになるでしょう。

その他にも、保護者が英語の歌を聴いたり、子どもと一緒に歌ったりすることで、英語に親しみを持ってもらうのもいいでしょう。

例えばビートルズの「Hello Goodbye」は歌詞で使われている単語が非常に簡単で、教科書でよく取り上げられる定番の歌です。

簡単な曲に限らず、ご自身やお子さんの好みで曲を選定されてもいいでしょう。
歌詞は必ずしもすべて理解する必要はありません。
「そのうちわかるようになりたいな」と思ってもらえるだけで十分です。

英語は半分勉強で半分スポーツ


最後に英語学習をサポートするコツをお伝えします。

保護者の方々が英語を学んだときは、学校での座学が中心で、受験科目だった方が多いと思います。
それゆえに、勉強の一科目として捉えがちです。

ですが、英語は実技であり、スポーツや音楽に似た側面を持っているということを意識すれば、サポートしやすくなるでしょう。
実際に、英検などの試験では面接という実技試験があります。

英語を実際に話すとなると、その場で瞬時に発言する必要があり、ペーパーテストのように十秒も考えていたら会話のラリーが続きません。
テニスでラリー中に、「体重を移動して、回転をかけて…」など考えている時間はないのと同じです。

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