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小学生向け英検®4級対策[文法編part.1(過去形)]

小学生向け英検®4級対策[文法編part.1(過去形)]
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英語コラム

2020年度より、英語が科目という形で小学校にも導入されました。

小学校のカリキュラムでは、文法を重視せずどちらかというと慣れ親しみ、実際に英語で話してみるということが重要視されているようです。

しかし、5年生で不定詞やcanなどの助動詞が登場し、6年生の教科書には“May I have ten?” という会話表現すら登場するのです。

文法的な説明を避けてこれらの内容を教えても、中学校のテストではとうてい太刀打ちできません。

文法が大事だから今のうちから書籍を購入して家で勉強を…といっても、多くの書籍は中学生以上向けで、漢字や文法用語がふんだんに使われています。

自宅学習をしようにも、子ども一人では学べなく結局親がつきっきりになってしまう。

それは難しいから塾や英会話スクールへ、でも授業料や送迎が厳しい…というのが世のお父さんお母さんの悩みでしょう。

私は英会話スクールで講師として働いており、そのようなご意見を多くの方からいただいてきました。

そこでこの場を借りて、小学生でもわかりやすい英文法をご紹介したいと思います。

ある程度予備知識さえつけば、中学生向けの書籍で勉強することもできるようになり、子どもが自力で学習できるようになることでしょう。

すでに英検5級をお持ちの方は、次に4級を目指すことでしょう。

今回は英検®4級で登場する重要な文法事項について解説したいと思います。

英検®が小学生にオススメな理由は、勿論資格として保持していると価値があるだけでなく、比較的安価で受けやすく、また賞状やメダルの獲得は子どもの学習意欲を高めてくれるものであります。

内容も中学生以上を意識しており、目標とするには丁度良いものしょう。

以降の内容は、小学生のお子さまが一人で読んでも極力理解できるよう、ひらがなを多めに使ってまとめます。
最初は是非、親子ご一緒にご覧に下さい。

過去形とは

“I played tennis last night.”
“I learned a lot about Japanese culture.”
“I went shopping with my family.”
“I was late for school yesterday.”
“Lisa and I were in the art club.”
“It was eight hundred yen.”

まずは5級レベルの内容から入りましょう。

“I play tennis.” わたしはテニスをします。
ふだんの話をするときは、動きを表す言葉、動詞にはなにもつけませんね。何もついていない動詞は現在形と呼ばれています。

“I am playing tennis,” わたしはテニスをしています。
「~している途中、最中です」と話したいときは、be動詞(am, is, are)+~ingの形をとりました。これには現在進行形という名前もついていました。

ここで大切なのは、専門用語を覚えることではなく、この形はこういうことを言いたい時に使えばいいのかと理解することです。中学校になったら覚えさせられるので、今のうちから少しずつ覚えていけると良いですね。

では、昔、過去の話をするときはどうでしょう。

日本語では「~した」のように、「た」をつけますね。

英語は「た」ではなく”ed”をつけます。

“I played tennis.”

それだけなら簡単でよかったのですが、残念ながら③以降はそうはいきません。
“I went shopping with my family.” 家族と買い物に行きました。

これは”I go shopping with my family.” の”go”が過去を表す形、過去形”went”へと変わったのです。このように”ed”をつけずに過去形になると形が変わる言葉は数多くあります。

また下の通り、be動詞である“is, am”は“was”に、“are”が“were”になどbe動詞も“ed”をつけずに過去形に変化するタイプです。

“went”と同じく、これは残念ですが覚えるしかありません。焦らず1つ1つ覚えていきましょう。

もう少し文の形を変える練習をしてみましょう。

これができるようになると、自分の頭の中でどんどん文を組み替え、だんだん伝えたいことを英語で言えるようになってくるでしょう。

“I am a doctor.” わたしは医者です。

この文を、「わたしは医者ではないです。」という形にしてください。

“I’m not a doctor.” “I am = I’m”
となりますね。

be動詞”am”の後ろに”not”をつければ文を否定できます。

では、「あなたは医者ですか?」と質問するにはどうすればよいでしょう。

わたしではなくあなたの話をしているので、”you”を使う必要があります。

“Are you a doctor?”
が正解です。” You are a doctor.” だと、「あなたは医者です。」という文になってしまいます。

文の先頭の言葉、主語とbe動詞をひっくり返すと質問することができます。

⑦ “I am a doctor.” わたしは医者です。
⑧ “I’m not a doctor.” わたしは医者ではありません。
⑨ “Are you a doctor?” あなたは医者ですか?

では本番です。上の3つの文を過去形にしてみてください。

正解は、

⑦ “I was a doctor.”  わたしは医者でした。
⑧ “I was not a doctor.” わたしは医者ではありませんでした。
⑨ “Were you a doctor?”  あなたは医者でしたか?

気づきましたか? ルールは変わっていませんよね。

違うと否定したければ“not”をつけ、そうなの? と質問したければひっくり返す。

もちろん話したいことがふだんのことから昔のことへと変わったので、be動詞の形はかわっています。

けれど5級を受験する際に学んだ基本的なルールをマスターしていれば、それをもとに覚えたことを付け足していくだけです。
逆に今、この段階で身についていない、忘れてしまったのであれば復習の良い機会です。

1歩1歩学び直しましょう。

今回登場した文法用語は、できたら覚えるくらいで最初は問題ないです。

大事なことは、使うとどういう意味になるのか、どのようなときに使わないといけないのか、ルールを知ることです。
あとはたくさん練習をして、完全に定着させていきましょう。

実際に問題を解いてみよう!

では、実際に問題を解いてみましょう。指示された英文を書き直してみましょう。

また、正しい答えを選びましょう。日本語にも直してみましょう。

(1) I am late for school.  [「~しない」という否定文に書き直してみましょう]
(2) I am late for school.  [「昨日~した」という過去形に書き直してみましょう]
(3) I am late for school.  [「昨日~しなかった」という過去形の否定文に書き直してみましょう]
(4) I am late for school.  [「あなたは昨日~しましたか?」という過去形の疑問文に書き直してみましょう]
(5) He ( walk ・ walks ・ walking ・ walked ) in the park two weeks ago.
(6) ( Do ・ Does ・ Is ) Jim play the piano?
(7) He ( go ・ goes ・ going ) all over the world for his job.
(8) Don’t ( touch ・ play ・ join ) my book, please.
(9) I am ( talk ・ talking ・ talked ) with Lisa.
(10) I ( use ・ uses ・ using ・ used ) this car yesterday.
(11) Andy ( is ・ am ・ are ) a dentist.
(12) My mother can ( paint ・ paints ・ painting ) pictures well.
(13) Mako ( go ) to school yesterday. [正しい形に直してみましょう]
(14) We are ( play ) basketball now. [正しい形に直してみましょう]

[解答]

(1) I am not late for school. わたしは学校に遅刻しません。

(2) I was late for school yesterday. わたしは昨日学校に遅刻しました。

(3) I was not late for school yesterday. わたしは昨日学校に遅刻しませんでした。

(4) Were you late for school yesterday? あなたは昨日学校に遅刻しましたか?  

(5) He walked in the park two weeks ago. かれは2週間前に公園を歩きました。

※“ago”は「~前」という過去を表す言葉。なので過去形である”-ed”をえらびましょう。

(6) Does Jim play the piano? ジムはピアノを弾きますか?

※文の主人公である”Jim”は主語といいます。主語が”I”や”you”ではなく、また1人のとき。そして過去の話をしていないときは”Do”の代わりに”Does”を使います。このルールを三人称単数現在形といいますが、4級でも5級でも登場する大切なルールです。

(7) He goes all over the world for his job. かれは仕事で世界中に行きます。

※(6)と同じく、これも主語がルールに当てはまるため、動詞のあとに”s”か”es”をつける必要があります。よくわからなければ、三人称単数現在形について復習をしましょう。

(8) Don’t touch my book, please. わたしの本に触らないでください。

(9) I am talking with Lisa. わたしはリサと話しています
※be動詞”am”と”ing”はセットで使うことができましたね。

(10) I used this car yesterday.  わたしは昨日この車を使いました。

(11) Andy is a dentist.  アンディは歯医者です

(12) My mother can paint pictures well. 母は絵を上手に描けます。
※“can”のあとは動詞の原形(“s”や“ing”, “ed”など何もつけない動詞のこと)です。

(13) Mako (went) to school yesterday. マコは昨日学校へ行きました。

(14) We are ( playing) basketball now. わたし達は今バスケをしています。

いかがでしたか?
なれてくれば、きっと良い点がとれるようになります。また、数日後に同じ問題を解いてみましょう。復習が大切です。

最後に

今まで述べてきたことをまとめると、

・動詞に“ed”をつければ過去形になる
・“ed”をつけないパターンも存在する
・過去形と現在形の変換を練習しよう

の3点です。

かなりかいつまんで紹介したため、説明しきれていない部分もあることでしょうが、それは次回以降で補填できればと考えております。

過去形は覚えることが多く、英検®4級で出題されるだけでなく中学1、2年生定期テストの山場でもあります。

単純に不規則変化動詞を覚えるのは骨が折れますし、また中学3年生になれば過去分詞形も覚えなくてはなりません。小学生のうちから中学生の負担を軽減しておくことをオススメします。

なら学校のテスト対策に繋がるような細かなポイントも解説すべきだという意見もあるでしょう。

しかし、英語をある程度読めるようになってきた小学生相手にそのような細かい知識やルールを押し付けるよりも、まずは自力で学習できるような下地を作ってあげるのが、保護者や教師を始めとする周りの大人達の役割なのではと考えております。

しっかりと努力し勉強すれば、小学生でも中学生レベルの文法事項を理解することは決して不可能な目標ではありません。
その学習意欲を維持するためにも、英検®は良い選択肢であると思います。

この記事が、少しでも多くの英語学習者や保護者の方々の役に立てば幸いです。

英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

さびねこ
【自己紹介】
英検1級取得後、英語講師を経て、フリーランスで翻訳・ライティング業務を行う。
【英語力・指導経験】
都内の大学(法学部法律学科)大学在学中に英検1級に独学で合格。
その後、英会話スクールにて、幼児クラスから、小学生向けクラス、そして、高校生・社会人クラスと一通り担当。
独学で英語をマスターし他経験、指導経験から、学習者としての視点と指導者としての視点双方から発信しています。
【資格およびスキル等】
・英検1級・法律英語
・スペイン語、イタリア語、インドネシア語会話(まだ初級~中級レベル)

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