「素早い」って英語でどう言うの?スピードに関する表現を楽しく学ぼう

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お子様と英語を学んでいるとき、「速い」や「素早い」という表現をどう言えばいいのか迷ったことはありませんか?
ひとことで「速い」といっても、日常会話やスポーツ、ゲームの場面によって使う単語が違うことがあります。
たとえば「fast」と「quick」は似ていますが、ニュアンスにちょっとした差があるんです。
今回のブログでは、「素早い」を表す英語表現や、その使い分けを親子で楽しく学べる方法をご紹介します。
会話の中で自然に使えるフレーズや、お子様の興味を引く学び方のヒントもたっぷりお届けしますので、ぜひ親子の英語タイムに取り入れてみてくださいね。
英語で「素早い」はどのように表現するのか知っていますか?

英語で「素早い」と言いたいとき、どんな単語を思い浮かべますか?
「fast」や「quick」などがぱっと出てくるかもしれませんね。
どちらも「速い」という意味ですが、実は使い方やニュアンスに違いがあるんです。
「fast」「quick」「rapid」にはどんな違いがあるのでしょうか
「fast」は主にスピードの速さを表す言葉で、乗り物や走るスピードなどによく使われます。
一方、「quick」は反応や行動の速さに使われることが多く、「手早い」や「素早く判断する」といったイメージです。
「rapid」はややフォーマルで、科学的・技術的な場面や、変化・進行の速さを表す時に使われます。
例文
The car is fast.
(その車は速い。)
She gave a quick answer.
(彼女は素早く答えた。)
The river has a rapid current.
(その川は流れが速い。)
日常会話でよく使われる「素早い」の言い方を覚えてみましょう
英語では「fast」や「quick」を使った表現がとてもよく登場します。
例えば
I’ll be quick.
(すぐに終わらせるね。)
というフレーズは、忙しいときに便利ですね!
他にも「quickly(素早く)」という副詞もよく使います。
何かを急いで行うときに
Let’s do this quickly.
(さっと終わらせよう。)
なんて言い方もあります。
ネイティブがよく使う自然な言い回しもチェックしてみましょう
英語圏の人は、「fast」や「quick」を含むたくさんの表現を日常的に使っています。
例文
He’s quick on his feet.
(彼は機敏に動ける人だ。)
That was a fast decision!
(それは素早い決断だったね!)
例文のように、場面に応じて自然な言い回しを覚えることで、表現力をぐっと広げることができます!
素早い」に関する英語のフレーズを実際に使ってみましょう
英語を学ぶときに大切なのは、ただ単語や意味を覚えるだけでなく、実際の会話や日常生活の中で使ってみることです!
「素早い」という表現も、机の上の勉強だけではなかなか身につきません。
たとえば、朝の支度をサッと終えられたときに、
You’re so quick today!
と声をかけたり、スポーツをしているときに、
That was a fast move!
と褒めたりすることで、お子様も言葉の意味を実感できます。
また、家族でゲームをしていて誰かが素早く答えられたら、
Wow, that was rapid!
と驚きを込めて言ってみましょう。
こうした日常のちょっとした場面で繰り返し使うことで、お子様は自然に英語のフレーズを覚えていきます!
学びは日常の中にたくさん隠れていますので、ぜひ親子で「素早い」行動を英語にしてみる習慣をつくってみてくださいね。
「素早く動く」「素早く終わる」などのシンプルな例文を紹介します
日常の中には「素早く動く」「素早く終わる」といった場面がたくさんあります。
そんなときにサッと使えるシンプルな英語表現を覚えておくと便利です。
たとえば、朝の登園や登校前に支度をゆっくりしているときには、
Move fast, or we’ll be late!
(急いで動いて、遅れちゃうよ!)
と声をかけることができます。
また、おもちゃを片づけるときや宿題を終わらせたいときには、
Let’s finish this quickly.
(これをさっさと終わらせよう。)
と言ってみましょう。
ここでは「quickly」が「素早く」という意味で使われています。
日常会話で繰り返し使うことで、お子様も自然と使い分けを覚えていきます。
ぜひ朝の支度、遊びの片づけ、スポーツやお手伝いなど、スピードが求められる場面でどんどん取り入れてみてください。
「彼はとても素早い」と英語で伝えたいときの表現を学びましょう
誰かが俊敏に動いたり、反応が早かったりしたときは、こんな風に言えます。
例文
He’s really fast at solving problems.
(彼は問題を解くのがとても速い。)
She responds quickly to emails.
(彼女はメールにすぐ返事をくれる。)
子供の「素早さ」も褒めてあげられるといいですね!
スポーツやゲームで役立つスピードに関する言葉も見てみましょう
スポーツやゲームの場面では、「speedy(スピーディーな)」や「quick reflexes(素早い反射神経)」という表現がよく使われます。
例文
He’s a speedy runner.
(彼は足がとても速い。)
She has quick reflexes.
(彼女は反射神経がいい。)
「speedy」は動き全体が速いことを表し、「特に走る・移動する速さ」を褒めるときに便利です。
一方で 「quick reflexes」 は、「予想外の出来事や瞬間的な変化に素早く反応できる能力」を指します。
これはスポーツだけでなく、アクションゲームや格闘ゲームなど、反射神経が重要な場面でもよく使われます。
子供にもわかりやすく「速さ」を英語で伝える工夫をしてみましょう

「素早い」という言葉を子供に英語で伝えるときは、辞書の説明や文字だけではなかなかイメージがつきにくいものです。
そんなときは、実際の動きや体験を通して学ぶ方法がおすすめです!
学びを遊びの一部にすることで、「英語を覚える時間」ではなく「楽しい時間」として身についていくので、親子のコミュニケーションもより豊かになります。
絵や動きを使って「速い」と「遅い」を体感できる方法を試してみましょう
「速い(fast)」と「遅い(slow)」は、ただ単語を覚えるよりも実際の動きや目で見て感じる方が理解しやすいです。
例えば、「今からママと競争しよう!」と言って全力で走ってみたり、ぬいぐるみやおもちゃの車を使って「この車はfast、このカメはslowだね」と比較してみましょう。
動物やキャラクターの絵カードを使うのも効果的です。
うさぎとカメを並べて
Which one is fast? Which one is slow?
と質問すれば、ゲーム感覚で楽しく覚えられます。
アニメや絵本の中から「fast」や「quick」を探してみるのも楽しい方法です
子供が好きなアニメや絵本の中には、「fast」や「quick」を表す場面がたくさんあります。
例えば、「Cars(カーズ)」ライトニング・マックィーンや、「Sonic(ソニック)」のようなキャラクターは、スピードがテーマになっている代表例です。
物語を一緒に見ながら、
Look! He’s so fast!
She’s quick to help her friends.
といったフレーズを指差しながら言ってあげると、自然に語彙が身につきます。
英単語を「勉強」ではなく「発見」として楽しめるのがポイントです!
英単語クイズで遊びながらスピードにまつわる言葉を覚えてみましょう
学んだ英単語は、クイズやミニゲームにすると定着しやすくなります。
例えば、「fastってどういう意味?」と質問したり、「quicklyを使って文を作ってみよう!」とお題を出してみましょう。
タイマーを使って「10秒以内に答えよう!」と制限時間をつけると、スピード感が出て盛り上がります。
家族や友達と交代で出題者になれば、ゲーム感覚で語彙力アップが期待できます。
「素早い」以外にも知っておきたいスピードに関する英語を紹介

「fast」や「quick」以外にも、スピードを表す英単語はいくつもあります。
場面やニュアンスによってぴったりの単語を使い分けられると、英語表現の幅がぐんと広がります。
今回は、日常会話から少しフォーマルな表現まで使える便利な単語を見てみましょう!
「hurry」「swift」「instant」などの言葉の意味も一緒に覚えてみましょう
hurry: 「急ぐ」という動作を表す動詞で、日常会話でとてもよく使われます。
Hurry up!
(急いで!)
のように短く呼びかけるフレーズは、子供から大人まで幅広く使います。
例文
We need to hurry or we’ll miss the train.
(急がないと電車に乗り遅れちゃうよ。)
swift: 「素早く・なめらかに動く」というニュアンスで、やや文語的・フォーマルな響きがあります。
自然の動きや公式な文章にも使われやすい単語です。
例文
The river has a swift current.
(その川は流れが速い。)
instant: 「即座の・すぐに」という意味で、時間的な即効性を表します。
「instant reply(即答)」や「instant coffee(インスタントコーヒー)」など、名詞と組み合わせて使われることも多いです。
例文
She gave me an instant answer.
(彼女は即答してくれた。)
「急いで!」と伝えたいときに使える便利な表現を知っておきましょう
「急いで!」と英語で伝える場面は、日常生活の中でも意外と多いものです。
たとえば、朝の支度がなかなか進まないときや、出かける時間が迫っているときなど、覚えておくととても便利です。
例文
Hurry up!
(急いで!)
Let’s move quickly.
(早く動こう)
Don’t be late!
(遅れないでね!)
これらはどれも、朝の準備、学校への送り出し、遊びの途中の声かけなど、家庭でも外出先でも活躍する表現です。
特に「Hurry up!」はシンプルで発音しやすいので、英語を習いたてのお子様にもおすすめです。
親子で一緒に使ってみることで、自然に英語のリズムも身についていきます。
まとめ

「素早い」という言葉ひとつでも、英語にはたくさんの表現があります。
子供たちが日常生活の中で「速さ」や「スピード」にふれる場面はたくさんあります。
そんな時に、親子で一緒に「英語でなんて言うんだろう?」と考えてみることが、楽しい学びの時間になります!