「いらっしゃいませ」は英語で?親子で学ぶおもてなしフレーズ

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日本のお店で必ず聞く「いらっしゃいませ」という挨拶。
英語でそのまま「Irasshaimase!」と訳すわけにはいきません。
英語圏のお店では、別の表現を使ってお客さんを迎えています。
今回は、親子で楽しみながら学べる「いらっしゃいませ」の英語表現と、そのまま遊びに取り入れられるアクティビティをご紹介します。
「いらっしゃいませ」は英語でどう言うの?

お店やレストランに入ると必ず耳にする「いらっしゃいませ」。
日本では当たり前の挨拶ですが、これを英語でどう伝えればいいか迷ったことはありませんか?
お子様と一緒に海外でお買い物をしたり、外国のお友達を迎えたりする時にも役立つ、「いらっしゃいませ」の自然な英語表現と使い方を、わかりやすくご紹介します。
お店でよく使う「Welcome!」
もっともシンプルな表現が 「Welcome!(ようこそ!)」 です。
日本の「いらっしゃいませ」に一番近い雰囲気で、ホテルやレストランなどフォーマルな場でもよく聞かれます。
例文
Welcome to our store!
(私たちのお店へようこそ!)
Welcome, everyone!
(みなさん、いらっしゃいませ!)
丁寧に伝える「May I help you?」
英語圏のお店では、お客さんに声をかけるときに
May I help you?
(ご用件を伺ってもよろしいですか?)
を使います。
ただのあいさつではなく「お手伝いできることはありますか?」という意味です。
例文
May I help you?
(いらっしゃいませ。何かお探しですか?)
Good afternoon, may I help you?
(こんにちは。ご用件を伺ってもよろしいですか?)
フレンドリーに使える「Hi! How can I help you?」
カジュアルなお店では
Hi! How can I help you?
(こんにちは!ご用件は何ですか?)
と声をかけるのが一般的です。
笑顔と一緒に言うと、とてもフレンドリーに聞こえます。
例文
Hi! How can I help you today?
(こんにちは!今日は何をお探しですか?)
Hello! How can I help you?
(いらっしゃいませ。何をお手伝いしましょうか?)
子供にもわかる「いらっしゃいませ」の英語フレーズ

「いらっしゃいませ」という言葉は、日本ではお店やレストランでよく使う挨拶ですが、英語では少し抽象的に感じられることがあります。
特に子供にとっては、いきなり「Welcome!」と言われても、なぜ言うのかピンとこないかもしれません。
そこで、遊びやおままごと、日常のちょっとしたシーンに置きかえて学ぶと、楽しく自然に覚えられます。
お店屋さんごっこで「Welcome to my shop!」
ごっこ遊びは、子供が楽しみながら英語のフレーズを自然に覚えられる絶好のチャンスです。
特に「お店屋さんごっこ」は、日常会話でよく使う表現をゲーム感覚で練習できるのでおすすめです。
会話例
子供:Welcome to my shop!
親:Thank you! I’d like some apples.
子供:Here you are!
友達を迎えるときに「Come in!」
家で友達を迎えるときに使える、シンプルで覚えやすいフレーズです。
日常生活の中ですぐに使えるので、子供も楽しみながら英語を実践できます!
実際に声に出して繰り返すことで、自然と英語のリズムや発音にも慣れることができます。
また、友達とのごっこ遊びや家庭内のやり取りに取り入れると、遊びながら学べるので、学習への抵抗感も少なくなります。
例文
Come in!
(入って!)
Please come in!
(どうぞ入ってください!)
家庭で使える「Welcome home!」
家族が帰ってきたときに使うと、とても温かい雰囲気になります。
こんなフレーズを言われたら、心が温まりますね!
例文
Welcome home, Dad!
(おかえりなさい、お父さん!)
Welcome home! How was your day?
(おかえり!今日はどうだった?)
親子で楽しむ「いらっしゃいませ」英語アクティビティ

学んだフレーズを実際に使ってみると、子供はぐんと覚えやすくなります。
たとえば、おもちゃのお店ごっこや、お家でお友達を迎える遊びの中で「Welcome!」を使ってみましょう!
遊びながら自然にフレーズを身につけられるので、親子で楽しみながら英語を学べます。
英語でお店屋さんごっこをしてみよう
お菓子やおもちゃを並べて、お店屋さんごっこを英語で楽しみましょう。
会話例
子供:Welcome to my shop!
親:Can I have some chocolate, please?
子供:Sure! Here you are!
おもちゃや絵本を使って接客ごっこ
絵本を並べて「本屋さんごっこ」、ぬいぐるみを並べて「おもちゃ屋さんごっこ」などもおすすめです。
子供はおもちゃや絵本が好きなので、盛り上がりますよ!
会話例
子供:Welcome to my bookshop!
親:Do you have a scary story book?
子供:Yes! Here it is.
おうちの玄関で「Welcome!」ごっこ
玄関でお父さんやお母さんを迎えるときに、「Welcome home!」 と声をかけるだけでも、立派な英語学習になります。
日常の動作とセットで覚えられるので、子供にとっては遊び感覚で英語に触れるチャンスです。
文化の違いから学ぶ「いらっしゃいませ」

「いらっしゃいませ」は日本ではお店やレストランで当たり前の挨拶ですが、海外では同じように言う習慣はあまりありません。
この違いを知ることで、子供は言葉だけでなく文化の背景も学べます!
親子で海外の場面を想像しながら「Welcome!」を使ってみると、自然に英語の感覚と日本の文化の違いを理解することができます。
英語圏ではあまり使わない理由
日本では「いらっしゃいませ」が接客の基本ですが、英語圏では少し考え方が異なります。
英語圏では、お客さんとの会話ややり取りを大切にする文化が根付いているため、ただ挨拶するだけよりも、まず「どのように手伝えるか」を尋ねることが自然です。
代わりに使われるあいさつ表現
英語圏では、日本のように「いらっしゃいませ」と言う代わりに、お客さんとの会話を重視したあいさつがよく使われます。
日常生活やごっこ遊びでも取り入れやすいので、子供も自然に覚えられます。
例文
Can I help you?
(何かお探しですか?)
How’s it going?
(調子はいかがですか?)
日本ならではのおもてなしの心を英語で伝える
日本の「いらっしゃいませ」には、単なる挨拶以上にお客さんを歓迎する気持ちが込められています。
この心は英語でも十分に伝えることができます。
短いフレーズでも、温かい気持ちをしっかり表現できるのがポイントです!
例文
I’m happy to see you!
(お会いできてうれしいです!)
Thank you for coming!
(来てくれてありがとう!)
まとめ

「いらっしゃいませ」は、英語では「Welcome!」や「How can I help you?」といったフレーズで表現されます。
日本独特の表現と英語圏での習慣の違いを学ぶことで、子供にとって英語だけでなく文化理解のきっかけにもなります。
お店屋さんごっこや玄関でのお出迎えなど、遊びを通して楽しくフレーズを取り入れると、子供は自然と英語を身につけられます。