都道府県の英語表記一覧|英語が苦手な子供でも楽しく覚えられる方法とは?

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「Tokyo」や「Kyoto」は知っていても、他の都道府県の名前を英語で言えますか?
英語にはちょっと苦手意識がある…という子供でも、日本の都道府県名を英語で楽しく覚えられる方法があります!
この記事では、47都道府県の英語表記を一覧でわかりやすく紹介!
読み方や発音のポイントも解説しているので、英語が初めての子でも安心です。
クイズや語呂合わせなど、親子で楽しめる覚え方も盛り込んでいます。
自由研究や家庭学習、英語の基礎力アップにもぴったり!
楽しみながら、英語で日本地図をマスターしちゃいましょう!
都道府県って英語でなんて言うの?
日本には47の都道府県がありますが、それぞれ英語での言い方(英語表記)があるのを知っていますか?
例えば、「東京都」は英語で「Tokyo」、「大阪府」は「Osaka」と表します。
でも、ただカタカナで書いたような英語じゃないこともあるので、「どうやって表記が決まっているの?」と疑問に思うかもしれませんね。
ここでは、英語表記の決まり方や、カタカナ表記と違う理由について、わかりやすく説明します。
英語表記ってどうやって決まっているの?
都道府県の英語表記は、主に「ローマ字表記」をもとにしています。
日本語の発音をアルファベットに置きかえる「ヘボン式ローマ字」などがよく使われています。
例えば…
「北海道」は Hokkaido
「福岡県」は Fukuoka
「愛知県」は Aichi
といったように、日本語の音をもとにしたスペルになっています。
また、「東京都」は英語で 「Tokyo Metropolis」 とも表現されることがありますが、一般的にはシンプルに 「Tokyo」 と書かれます。
都道府県の「都・道・府・県」の部分(例:○○県)は、英語ではあまり強調されず、省略して表現するのが一般的です。
カタカナとちょっと違う理由を知ろう
英語表記はカタカナとよく似ていますが、ちょっとだけ違うことがあるのがポイントです。
例えば…
「京都」はカタカナで「キョウト」→ 英語では Kyoto(キョウトではなく「キヨウト」に近い発音)
「鹿児島」は「カゴシマ」→ 英語では Kagoshima(カグォシマのように聞こえることも)
これは、英語の発音ルールやアルファベットの音の違いによるものです。
日本語では区切って発音しても、英語では流れるように発音されるため、少し違って聞こえることがあります。
でも心配しなくて大丈夫!
この記事では、発音もやさしく紹介するので、まねして声に出すだけで楽しく覚えられます。
47都道府県の英語表記一覧【表でわかりやすく紹介】
日本には47の都道府県があります。
ここでは、地域ごとに英語表記を一覧表で紹介します。
読みやすくするために、都道府県名のとなりにアルファベットでの表記と、カタカナ読み(発音の目安)もつけているので、親子で声に出しながら読んでみてくださいね!
北海道・東北エリアの英語表記
北海道と、東北の6県を合わせたエリアです。
雪や自然がきれいな地域がたくさんありますね。
英語でどう書くのか見てみましょう!
日本語の名前 | 英語表記 | 発音の目安(カタカナ) |
北海道 | Hokkaido | ホッカイドウ |
青森県 | Aomori | アオモリ |
岩手県 | Iwate | イワテ |
宮城県 | Miyagi | ミヤギ |
秋田県 | Akita | アキタ |
山形県 | Yamagata | ヤマガタ |
福島県 | Fukushima | フクシマ |
関東・中部エリアの英語表記
東京や横浜、名古屋など、大きな都市があるエリアです。
聞いたことのある地名が多いかもしれません。
英語ではどう書くのかチェックしてみましょう!
日本語の名前 | 英語表記 | 発音の目安(カタカナ) |
茨城県 | Ibaraki | イバラキ |
栃木県 | Tochigi | トチギ |
群馬県 | Gunma | グンマ |
埼玉県 | Saitama | サイタマ |
千葉県 | Chiba | チバ |
東京都 | Tokyo | トウキョウ |
神奈川県 | Kanagawa | カナガワ |
新潟県 | Niigata | ニイガタ |
富山県 | Toyama | トヤマ |
石川県 | Ishikawa | イシカワ |
福井県 | Fukui | フクイ |
山梨県 | Yamanashi | ヤマナシ |
長野県 | Nagano | ナガノ |
岐阜県 | Gifu | ギフ |
静岡県 | Shizuoka | シズオカ |
愛知県 | Aichi | アイチ |
近畿・中国・四国エリアの英語表記
京都や大阪など、日本の伝統や文化が残るエリアです。
地方によって読み方にちょっとクセがあるので、英語表記も一緒に覚えていきましょう。
日本語の名前 | 英語表記 | 発音の目安(カタカナ) |
三重県 | Mie | ミエ |
滋賀県 | Shiga | シガ |
京都府 | Kyoto | キョウト |
大阪府 | Osaka | オオサカ |
兵庫県 | Hyogo | ヒョウゴ |
奈良県 | Nara | ナラ |
和歌山県 | Wakayama | ワカヤマ |
鳥取県 | Tottori | トットリ |
島根県 | Shimane | シマネ |
岡山県 | Okayama | オカヤマ |
広島県 | Hiroshima | ヒロシマ |
山口県 | Yamaguchi | ヤマグチ |
徳島県 | Tokushima | トクシマ |
香川県 | Kagawa | カガワ |
愛媛県 | Ehime | エヒメ |
高知県 | Kochi | コウチ |
九州・沖縄エリアの英語表記
温かい気候と自然が魅力の九州と沖縄。
外国人観光客にも人気の場所が多く、英語で紹介できると楽しいですよ!
日本語の名前 | 英語表記 | 発音の目安(カタカナ) |
福岡県 | Fukuoka | フクオカ |
佐賀県 | Saga | サガ |
長崎県 | Nagasaki | ナガサキ |
熊本県 | Kumamoto | クマモト |
大分県 | Oita | オオイタ |
宮崎県 | Miyazaki | ミヤザキ |
鹿児島県 | Kagoshima | カゴシマ |
沖縄県 | Okinawa | オキナワ |
ポイント!
英語表記はカタカナ読みとそっくりでも、実際の発音はちょっと違うこともあります。
声に出して読むことで、発音に慣れるだけでなく、記憶にも残りやすくなりますよ!
英語が苦手でも楽しく覚える3つのコツ
英語が苦手でも、楽しく覚える方法があれば大丈夫!
ここでは、都道府県の英語表記を覚えるための「楽しくて、続けやすい」3つのコツを紹介します。
まずは、気軽にできることから始めてみましょう!
都道府県の「意味」や「形」から連想して覚える
ただ文字だけで覚えるのはむずかしい…というときは、都道府県の名前の意味や、地図の形に注目すると覚えやすくなります。
例えば…
北海道(Hokkaido)は、日本の一番北にあって「北の海にある大地」と覚えるとイメージしやすい
福島(Fukushima)は「ふく=幸せ、しま=土地」と考えると、英語のつづりにも親しみがわく
地図を見ながら、「この形はバナナみたい」「魚に見える!」など、見た目と一緒に記憶するのも効果的です。
「言葉」と「イメージ」をセットにすると、忘れにくくなりますよ!
クイズ形式で遊びながら覚える
遊び感覚で学ぶと、記憶にも残りやすくなります。
親子や友だち同士でクイズ形式にして覚えるのがおすすめです。
例えばこんなクイズを出してみよう!
「Tokyo」って日本語で何県のこと?
「Osaka」はどこの府の名前?
「Kagoshima」はどこの地方にあるかな?
この英語表記「Yamagata」はどの県?(地図を見せながら当ててもOK)
ポイント
1日1問ずつでもOK。
少しずつ、楽しく続けることが大切。
ごほうびシールやタイムアタックなど、ちょっとしたゲーム要素を入れると、もっと楽しい!
覚えやすくするための便利アイデア
「なかなか覚えられない…」「すぐ忘れちゃう…」というときは、ちょっとした工夫でグッと覚えやすくなります。
ここでは、英語の都道府県名を楽しみながら覚えるための便利なアイデアを2つ紹介します!
語呂合わせやリズムで覚える方法
言葉をリズムに乗せたり、語呂合わせにしたりすると、覚えやすさがぐんとアップします。
例えば…
Aichi(愛知)=「あいち(愛)っていい地(ち)だね!」
Miyagi(宮城)=「みやぎの森にぎっしり」→「Miyagi(ミヤギ)」と覚える
Nagano(長野)=「なーがいのー!(長野)」で笑いながらリズムで言う
声に出して、手拍子やリズムに乗せながら読むと、耳と体で覚えられます。
親子でオリジナルの語呂合わせを作ってみるのも楽しいですよ!
英語の地図を使って場所と一緒に覚える
都道府県の名前だけでなく、「どこにあるか」も一緒に覚えると、理解がもっと深まります。
日本地図に英語表記が書かれているものを使えば、英語+地理の勉強が同時にできるんです。
おすすめのやり方
- 英語表記の日本地図ポスターを壁に貼る
- 地図を見ながら、「この県はここ!英語でなんて言う?」と親子でクイズ
- 色分けされた地図で、地方ごとの特徴も覚えられる
「見る・言う・さす(指す)」を組み合わせることで、視覚と動作の両方から記憶に残ります。
まとめ|英語で都道府県を言えると楽しくなる!
英語が苦手でも、都道府県の名前から英語にふれてみると、「英語っておもしろい!」という気持ちが自然とわいてきます。
例えば、地図を見ながら「ここはTokyoだね!」と声に出すだけでも、英語の音やリズムに親しむ第一歩になります。
日本の地名を英語で言えるようになると、海外から来たお友だちや旅行者に、自分の住んでいる町を紹介できるようになります。
「自分の言葉で伝える力」は、英語の勉強だけでなく、将来にも役立つ大切な力です。
親子で一緒に声に出して読んだり、クイズを出し合ったりすれば、英語が自然と身についていきますよ。
少しずつでOK!毎日1つでも覚えよう
47都道府県を一気に覚えるのは、どんな人でも大変です。
だからこそ、「1日1つ」くらいのペースで、少しずつ積み重ねることが大切です。
- 月曜日は「Tokyo」
- 火曜日は「Osaka」
- 水曜日は「Kyoto」
というように、カレンダーやノートに書いていくだけでもしっかり記憶に残ります。
普段使っている地図やカレンダーを「英語で見るもの」に変えてみるのもいい方法です。
「今日は何県を覚えようか?」と親子で相談しながら取り組めば、毎日の学習も楽しみに変わりますよ。
楽しく学べば、英語はもっと身近になる
英語を覚えるときに大切なのは、「間違えないこと」よりも「楽しむこと」。
上手く言えなくても、知らない単語があっても、ぜんぜんOK!
声に出したり、笑ったりしながら学ぶことで、英語の音や感覚が自然と体になじんでいきます。
都道府県名の英語表記は、覚えるだけでなく、英語の発音・つづり・地理も一緒に学べるお得なテーマ。
英語に苦手意識のある子供でも、「知ってる言葉」からスタートできるので、初めての英語学習にもぴったりです。
親子での会話が増えたり、家族でクイズをしながら笑い合えたりすることも、英語学習の素敵なメリットですね。