成績表の英語表現まとめ|「成績」「点数」「評価」はどう言う?

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成績表を英語で何と言うのか、知っていますか。
英語の書類や学校の説明で、成績表を意味する言葉として「report card」などが使われますが、「成績」「点数」「評価」は、すべて同じ英語で表せるわけではありません。
実は英語では、テストの点数なのか、教科ごとの成績なのか、先生からの評価なのかによって、使われる言葉が変わります。
この違いを知らないと、意味は合っていても、少し分かりにくい表現になってしまうことがあります。
この記事では、成績表によく出てくる英語を中心に、「成績」「点数」「評価」がそれぞれ英語でどう表されるのかを整理していきます。
学校で使われる場面をもとに、英語の言葉の使い分けを見ていきましょう。
「成績表」は英語で何と言う?

日本語でいう「成績表」は、英語ではいくつかの言い方があります。
ただし、どれを使うかは「どんな成績表なのか」によって変わる点が重要です。
一番よく使われる英語表現
学校の成績表として、もっとも一般的に使われる表現が「report card(/rɪˈpɔːrt kɑːrd/)」 です。
これは、小学校から高校までの学校生活で、学期ごと・学年ごとに渡される成績表を指します。
「report card」には、次のような情報がまとめられています。
- 教科ごとの成績
- 出席状況
- 先生からのコメント
もう一つ、よく見かけるのが「transcript(/ˈtrænskrɪpt/)」です。
「transcript」は、これまでの成績を公式にまとめた書類という意味で、進学や留学などの際に、学校の外に提出する場面で使われることが多くなります。
学校で使われる場面
学校生活の中では、場面によって使われる言葉が異なります。
- 学期末に配られる成績表 → report card
- 進学・提出用の成績書類 → transcript
このように、日常的に見る成績表か、正式な書類かで、英語の表現が変わります。
同じ「成績表」でも、使う目的によって言葉が分かれているのが英語の特徴です。
日本語の「成績表」とのちがい
日本語では、「成績表」という言葉ひとつで、学校でも提出用でもまとめて表すことができます。
一方、英語では役割や使われる場面ごとに言葉が分かれているため、日本語と同じ感覚で一語にまとめることができません。
この違いを知っておくと、英語で学校の話をするときや、書類について説明するときに、より正確な表現ができるようになります。
「成績」を表す英語にはどんな言い方がある?

日本語では「成績」という言葉でまとめて表せますが、英語では成績をどう見るか・どこで使うかによって、言い方が変わります。
ここでは、学校でよく使われる考え方を整理していきます。
「成績」をまとめて表す言い方
成績全体を表すときによく使われる英語が「grades(/ɡreɪdz/)」です。
「grades」は、テストや課題、授業への取り組みなどを含めた成績全体を指します。
例えば、
- 今学期の成績
- 全体的な成績の良し悪し
といった話をするときに使われます。
このように「grades」は「点数」だけではなく、学校での評価をまとめた言葉として使われるのが特徴です。
教科ごとの成績を表すとき
教科ごとの成績を表すときも、基本的には「grades」が使われます。
ただし、どの教科の成績なのかをはっきりさせます。
例えば、
- 英語の成績
- 数学の成績
といったように、教科名と一緒に使うことで意味が伝わります。
英語では、「成績」という言葉単体よりも、何についての成績なのかを明確にすることが大切です。
会話でよく使われる表現
日常会話では、成績についてかたい言い方をしないことも多くあります。
例えば、
- 成績が良かった
- 最近、成績が下がった
といった話題では、成績の細かい内容よりも、全体の状態を伝えることが目的になります。
このような場面では、成績は「数字」よりも今どんな様子なのかを表す言葉として使われます。
英語では、成績=数字の結果ではなく、学習の様子を表す情報の一つとして扱われていることが多いのです。
「点数」は英語でどう言う?

日本語の「点数」は、とても幅広く使われますが、英語ではどんな場面の点数なのかによって言葉を使い分けます。
ここでは、学校のテストを中心に整理していきましょう。
テストの点数を表す言い方
テストの点数を表すときに、もっともよく使われるのが「score(/skɔːr/)」です。
「score」は、テストや試験で取った点数そのものを指します。
例えば、
- テストで何点取ったか
- 前回より点数が上がったか
といった話をするときに使われます。
ここで大切なのは、「score」は「結果の数字」を表す言葉だという点です。
学習態度や評価全体を含む言葉ではありません。
高い・低い点数を表すときの表現
英語では、点数について話すとき、数字を言わずに「高い」・「低い」と表現することがよくあります。
よく使われる基本的な表現は次のとおりです。
高い点数のとき
- a high score(点数が高い)
- a good score(良い点数)
低い点数のとき
- a low score(点数が低い)
- a poor score(あまり良くない点数)
これらは、テスト結果について全体の印象を伝えたいときに使われます。
また、前回と比べてどうだったかを伝える表現もよく使われます。
例文
My score went up.
(点数が上がった。)
My score went down.
(点数が下がった。)
英語では、「何点だったか」よりも、前より良くなったか、悪くなったかを伝える場面が多いのが特徴です。
そのため、点数を話すときは、数字+状態(高い・低い・上がった・下がった)をセットで考えると、自然な表現になります。
学校以外でも使われる「点数」の英語
英語の「score」は、学校のテストだけでなく、結果が数字で表される場面で広く使われます。
例えば、スポーツでは試合の得点を表します。
例文
The score was close.
(接戦でした。)
また、ゲームやアプリでも「score」はよく使われます。
プレイの結果として表示される点数を指します。
例文
I got a high score in the game.
(ゲームで高得点を取りました。)
このように、「score」は「どれくらいうまくできたか」を数字で示す言葉です。
学校・スポーツ・ゲームなど、場面が変わっても、数字で結果を表すという共通点があります。
「評価」は英語でどう表す?

英語では「評価」を表す言葉も、数字なのか、言葉なのか、誰からの評価なのかによって使い分けます。
成績表を見るときに、この違いを知っておくと内容が理解しやすくなります。
先生からの評価を表す英語
先生からの評価を表すときによく使われるのが「evaluation(/ɪˌvæljuˈeɪʃən/)」です。
「evaluation」は、テストの点数だけでなく、授業への取り組みや態度も含めた評価を指します。
例文
The teacher gave a positive evaluation.
(先生は良い評価をしました。)
この言葉は、「どんな点数だったか」よりも、全体としてどう見られているかを表すときに使われます。
数字以外で評価するときの言い方
成績表では、数字ではなく言葉で評価されることもあります。
そのようなときによく使われるのが「assessment(/əˈsɛsmənt/)」という考え方です。
「assessment」は、結果だけでなく、学習の様子や成長の過程を見る評価を表します。
例文
This assessment shows good progress.
(この評価から、良い成長が見られます。)
英語では、「何点だったか」だけでなく、どのように成長しているかを伝える評価も重視されます。
コメントや所見に近い表現
成績表には、先生からの短いコメントや所見が書かれることがあります。
このような場合は、「comment(/ˈkɑːment/)」や 「remark(/rɪˈmɑːrk/)」といった言葉が使われます。
例文
The teacher wrote a helpful comment.
(先生は参考になるコメントを書きました。)
There was a remark about class participation.
(授業への参加についての所見がありました。)
これらの言葉は、点数や評価を補足する説明として使われます。
数字だけでは伝わらない部分を、言葉で伝える役割を持っています。
成績表に出てきやすい英語表現

成績表には、テストの点数や評価以外にも、学校生活に関わる英語表現がいくつか出てきます。
ここでは、よく見かけるものを中心に整理します。
よく見かける英単語
成績表でよく使われる英単語には、次のようなものがあります。
attendance(/əˈtendəns/)
→出席状況を表す言葉です。「どれくらい学校に来ていたか」を示します。
例文
Attendance was good this term.
(今学期の出席状況は良好でした。)
term(/tɜːrm/)
→学期を意味する言葉です。成績が「どの期間のものか」を示すときに使われます。
意味を勘違いしやすい言葉
成績表の英語には、日本語のイメージと少し違う意味を持つ言葉もあります。
class(/klæs/)
日本語では「クラス=学級」と思いがちですが、成績表では「授業」や「教科」を指すことがあります。
例文
Math class performance
(数学の授業での成績)
また、「credit(/ˈkrɛdɪt/)」は「単位」を意味することが多く、点数とは別の評価として使われます。
知っておくと安心な表現
成績表には、全体をまとめる表現が使われることもあります。
overall(/ˌoʊvərˈɔːl/)
「全体的な」という意味で、成績や評価をまとめるときに使われます。
例文
Overall performance was satisfactory.
(全体的な成績はおおむね良好でした。)
このような言葉は、一つ一つを細かく訳すよりも、「成績全体の様子を伝える表現」として理解すると読みやすくなります。
まとめ|成績表に関する英語表現をおさらいしよう

英語では、「成績」「点数」「評価」は、それぞれ違う考え方で表されます。
日本語のように一つの言葉でまとめるのではなく、何についての結果なのかによって英語が使い分けられます。
- テストなどの点数
- 教科ごとの成績
- 先生からの評価やコメント
成績表には、これらが別々の形で書かれているのが特徴です。
英語の成績表を読むときは、数字の結果なのか、言葉での評価なのかを意識すると、内容が整理しやすくなります。
すべての英単語を完璧に覚えなくても、「これは成績の話」「これは評価の話」と考えながら読むだけで、理解しやすくなります。
成績表は、学校生活に身近な英語に触れられる題材です。
今回のポイントを押さえておけば、英語の成績表を見たときも落ち着いて内容を読み取れるようになります。







