万博は英語で?関連単語やフレーズを知って万博を英語で紹介しよう!

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開催の度に世界の注目を集める「万博」。
2025年は大阪・関西万博の開催の年となり、日本国内からはもちろん、世界中から多くの人が会場を訪れることが予想されています。
そんな万博について、ここではそもそも「万博」 は英語で何というのかというところから、関連の英語表現や万博を説明するために使える英語フレーズを紹介します。
本記事で「万博」に関する英語表現を覚えて、自信をもって英会話できるようになりましょう。
「万博」は英語で何という?
「万博」の正式名称は「国際博覧会」または「万国博覧会」で、「万博」はそれらを短く言いやすくした呼び方です。
英語では以下のように表現されます。
日本語 | 英語表現 |
万博 | ・Expo ・Exposition |
国際博覧会 | ・International Exposition |
万国博覧会 | ・World Expo ・World Exposition ・World’s fair |
大阪・関西万博 | ・Osaka Expo ・Expo 2025 |
「Expo」は「exposition(=博覧会)」を略したもので、ほとんどの場合「万博」は「Expo」や「World Expo」と表現されます。
主にアメリカで使われる「World’s Fair」もあわせて覚えておくとよいでしょう。
「万博」に関することばの英語表現
「万博」に関連することばの英語表現も見ていきましょう。
日本語 | 英語表現 | 近い発音 |
パビリオン(展示館) | pavilion | パビリオン |
展示物 | exhibit | イグジビット |
人工島 | artificial island | アーティフィシャル アイランド |
建築 | architecture | アーキテクチャー |
それぞれの英語表現を使った例文は、以下のようになります。
例文
Let’s visit the Pavilions to check out the exhibits.
(パビリオンの展示物を見に行ってみましょう。)
「check out 〜」は「〜を見てみる・〜に注目する」という意味になるので、あわせて覚えましょう。
例文
The Expo is being held on Yumeshima, an artificial island.
(万博は人工島の「夢洲」を会場に開催されています。)
「Yumeshima, an artificial island」のように、名称のあとに「,」で続けて説明を加えることができます。
例文
The architecture is one of the highlights of the Expo.
(万博では建築も見どころの1つです。)
「highlight」には「もっとも目を引く部分」といった意味があり、「見どころ」の意味で使うことが可能です。
また、「one of 〜」とすると「たくさんあるうちの1つ」という表現ができます。
この場合、「〜」にはいる単語は「highlights」のように複数形になる点に気をつけましょう。
大阪万博の基本情報を英語で説明しよう
2025年開催の「大阪・関西万博」について英語で説明ができるよう、万博の基本情報やテーマに関する英語表現を紹介します。
万博とはどんなもの
まずは、「万博」がどんなものであるかを説明するための英語表現から見ていきます。
例文
The Expo is an event that brings together people from all over the world.
(「万博」は世界中からたくさんの人が集まるイベントです。)
「bring together」で「〜を集める」という意味になり、「all over the world」で「世界中」を表します。
例文
The Expo was also held in Osaka in 1970.
(大阪では1970年にも万博が開催されました。)
「held」は「hold(=開催する)」が元の単語で、「is held」で「開催される」という意味になります。
この文章では、「is」を過去形の「was」に変えることで「開催された」としています。
万博の開催時期や開催場所
続いて、万博の開催時期や開催場所についても英語で紹介する表現を見ていきます。
例文
The Osaka Expo will take place from April 13th to October 13th, 2025.
(大阪・関西万博は2025年4月13日〜10月13日まで開催されます。)
「is held(=開催される)」のほかにも「take place」で「開催される」と表現できます。
ただし、この場合、そのままで「行われる・開催される」の意味になるので、「be taken place」のように受け身の形にしないよう注意してください。
期間を表す場合は「from (始まりの日) to (終わりの日)」となる点も、あわせて覚えておきましょう。
例文
The Osaka Expo is being held on Yumeshima in Osaka.
(大阪・関西万博は大阪の夢洲で開催されています。)
「開催されている」と言うときは、「is held」を現在進行形の「is being held」にすることで表現できます。
万博のテーマ
「大阪・関西万博」のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
これを英語で紹介すると、下記のようになります。
例文
The Osaka Expo’s theme is “Designing Future Society for Our Lives.”
(大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。)
「テーマ」は英語では「theme」と言います。
発音は「シーム」に近く、「th」は舌を前歯で挟んで「シー」と発音します。
また、「Lives」は「life(=いのち)」の複数形となるので、「ライヴズ」と発音します。
「リブズ」と発音してしまうと、「暮らす(live)」のように捉えられてしまうので気をつけましょう。
大阪万博の見どころを英語で紹介しよう
「大阪・関西万博」の見どころについて、下記の3つを紹介する英語表現も見てみましょう。
- 大屋根リング
- パビリオン
- イベント
1つずつ解説していきます。
大屋根リング
大阪・関西万博の見どころの1つとされている「大屋根リング」についての英語表現は、下記を参考にしてください。
例文
The Grand Ring is the symbol of Expo 2025.
(大屋根リングは大阪・関西万博会場のシンボルです。)
「シンボル」は英語で「symbol」で表せます。
例文
The Grand Ring was recognized by Guinness World Records as “The largest wooden architectural structure”.
(大屋根リングは「最大の木造建築物」として、ギネス世界記録に認定されました。)
「recognize(またはrecognise)」は「認識する・評価する」という意味で、ギネス記録に「認定する」という意味でも使える単語です。
「architectural」は先に紹介した「architecture(=建築)」が形容詞の形になったもので、「建築の」という意味になります。
パビリオン
大阪・関西万博のパビリオンについて、英語で説明するなら下記のような言い方が可能です。
例文
There are Official Participants’ Pavilions, Japanese and corporate pavilions, and Signature Pavilions at Osaka Expo.
(大阪・関西万博には、「海外パビリオン」「国内・民間パビリオン」「シグネチャーパビリオン」があります。)
例文
About 160 countries and regions are participating in Expo 2025.
(大阪・関西万博には約160の国と地域が参加しています。)
「participate in〜」は「〜に参加する」という意味で、「take part in〜」と置き換えることも可能です。
イベント
大阪・関西万博では、「ナショナルデー」や「スペシャルデー」、ショーなどが開催されています。
それらについても英語で表現する例文を紹介します。
例文
”National Days” and “Special Days” are days when countries and international organizations host events to share their culture.
(「ナショナルデー」や「スペシャルデー」は、世界の国や国際機関がその国の文化を伝えるイベントを開催する日です。)
「international」は「国際的な」という意味で、「host」は「開催する」という意味です。万博の関連語として覚えておきましょう。
例文
You can enjoy fireworks and fountain shows at Expo 2025.
(大阪・関西万博では、花火や噴水ショーなどを楽しめます。)
「firework(=花火)」や「show(=ショー)」も覚えておけば便利です。
万博公式キャラクター「ミャクミャク」を英語で紹介しよう
大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」について英語で紹介するときに使える英語表現も見ておきましょう。
例文
The official mascot of the Expo is “Myaku-Myaku”.
(万博の公式キャラクターは「ミャクミャク」です。)
日本語では「キャラクター」と言いますが、英語で「character」と言うときは、映画や漫画などの「登場人物」の意味になります。
そのため、公式キャラクターのようにシンボルとして使われている場合は、「mascot」を使います。
例文
The red part of Myaku-Myaku represents “cells,” and the blue part represents “pure water.”
(ミャクミャクの赤い部分は「細胞」で、青い部分は「清い水」を表します。)
「represent」は「〜を表す・象徴する」という意味の単語です。
「細胞」という意味の「cell」もあわせて覚えておきましょう。
万博についての会話を盛り上げる英語
万博に関する会話を盛り上げるには、質問も大事な要素です。
以下で、質問に使える英語フレーズを確認してください。
日本語 | 英語表現 |
これまでに万博に行ったことがありますか? | Have you ever been to an Expo before? |
どのパビリオンに行きたいですか? | Which pavilion do you want to visit? |
気になる展示はありますか? | Is there any exhibit you are interested in? |
万博でどんな食べ物を食べてみたいですか? | What kind of food do you want to try? |
「〜に行ったことがありますか?」と言うときには、「Have you ever been to (場所)?」という表現が使えます。
場所の単語を変えれば、さまざまな場所について聞けるのでフレーズで覚えておくと便利です。
質問するときは、「How about you?(=あなたはどうですか?)」と聞き返されることも多いので、自分ならどう答えるかも考えておくようにしましょう。
相手の答えに興味を引くものがあれば、さらに質問して聞いてみることも大切です。
万博について自分の考えを英語で話してみよう
さらに会話を展開させるなら、自分のアイディアを英語で共有してみるのも方法の1つです。
自分の考えを言うときは、「because(=なぜなら)」を使って理由も伝えると意見が伝わりやすくなります。
下記の例文を参考に、自分ならどんなことを英語で言えるか考えてみてください。
例文
If I make my own pavilion, I want to teach about insects because I like them.
(もし自分のパビリオンを作るなら、昆虫が好きなので、昆虫について教えたいです。)
I like Myaku-Myaku because I like red and blue.
(ミャクミャクが好きです。なぜなら、赤色と青色が好きだからです。)
I think the Expo is a good idea because we can learn about the world.
(世界のことを知れるので、万博はいいアイディアだと思います。)
万博の英語表現は実践で覚えよう!
本記事では、「万博」に関する英語表現を詳しく紹介しました。
覚えた英語表現を定着させるには、実践で使ってみるのが1番です。
身近に英語を話せる人がいない場合は、気軽に始められる「オンライン英会話」を活用して、覚えた表現をどんどん使えるようにできるとよいでしょう。
英会話教師と話すことで、正しい発音が身につき、ついやってしまう間違いに気づいて英語の基礎力を上げることにもつながります。
本記事で学んだ「万博」に関する英語表現を使いこなして、英語の表現の幅を広げていきましょう。