英語で「年始の挨拶」ってどう言う?定番表現5選

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新しい年の始まりに欠かせない「年始の挨拶」。
日本語では「明けましておめでとうございます」が定番ですが、いざ英語で表そうとすると「Happy New Year」以外にどんな表現があるのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
実は、英語にもフォーマルなものからカジュアルなものまで、さまざまな年始の挨拶表現があります。
学校や友達とのやりとり、ビジネスメールやSNS投稿など、場面に応じて適切な表現を選べるととても便利です。
この記事では、初心者でも覚えやすい「年始の挨拶」の定番英語表現を5つ紹介し、使い方やシーン別のポイントをわかりやすく解説します。
読んだその日から使える表現ばかりなので、ぜひ参考にして、新しい年を英語でも気持ちよくスタートしましょう。
「年始の挨拶」を英語で表すときの基本

年始の挨拶は日本語でも欠かせないものですが、英語にもさまざまな表現があります。
ここでは初心者でも使いやすい基本の言葉や、シーンごとの違いを整理してみましょう。
新年のあいさつでよく使われる言葉
英語で最も一般的な「年始の挨拶」はやはり「Happy New Year」です。
これを覚えておけば、友達同士でもビジネスでも安心して使えます。
他にも、少しアレンジした言い方があります。
例文
Happy New Year!
(明けましておめでとう!)
I wish you a Happy New Year.
(よいお年をお迎えください。)
Best wishes for the New Year.
(新年のご多幸をお祈りします。)
Have a wonderful New Year!
(すばらしい新年をお過ごしください。)
ポイント
- 基本は「Happy New Year」でOK
- フォーマルにしたいときは「I wish you〜」や「Best wishes〜」を使うと良い
丁寧な表現とカジュアルな表現の違い
英語の「年始の挨拶」は、使う相手や場面によって言葉を選ぶことが大切です。
日本語でも「明けましておめでとう!」と親しい友達に言うのと、「新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。」と会社の上司に伝えるのとでは、表現が変わりますよね。
英語でも同じように、フォーマルとカジュアルを使い分けます。
シーン | 適した表現 | ポイント |
友達・家族など親しい人 | Happy New Year!Have a wonderful New Year! | 短くシンプルでOK。気軽に声をかける感覚。 |
学校や先生、目上の人 | I wish you a Happy New Year. | 「wish」を使うと丁寧さが増す。気持ちをこめて言える表現。 |
ビジネス・メール | Best wishes for the New Year.Wishing you a Happy New Year. | 書き言葉としてよく使われる。フォーマルで無難。 |
日常会話では「Happy New Year!」と言うだけでも十分ですが、
目上の人やビジネスでは「wish」や「best wishes」を使った方が丁寧で安心です。
書き言葉と話し言葉で使い分けることも意識すると、より自然に表現できます。
日本語の「明けましておめでとう」との違い
日本語の「明けましておめでとう」は、年が明けたこと自体を祝うニュアンスがあります。
一方、英語の「Happy New Year」は「新しい年が幸せでありますように」という「願い」が込められているのが特徴です。
まとめると・・・
日本語:「新しい年を迎えられてよかったね」という祝福
英語:「これからの1年が幸せでありますように」という祈り
ニュアンスの違いを知っておくと、単なる直訳以上に「気持ちを込めた挨拶」ができるようになります。
英語で使える年始の定番表現5選

「年始の挨拶」を英語で言うとき、状況に合わせて使える表現はいくつかあります。
ここでは、初心者でも覚えやすく、すぐに実生活や勉強に役立つ定番のフレーズを5つに分けて紹介します。
一番よく使われる基本表現
もっともシンプルで、誰にでも使えるのが「Happy New Year!」です。
日本語の「明けましておめでとう!」にあたる基本中の基本の表現です。
例文
Happy New Year!
(明けましておめでとう!)
Happy New Year to you and your family.
(あなたとご家族に明けましておめでとう!)
ポイント
- 会話でもメールでも万能
- 初心者はまずこの一言を覚えれば安心
フォーマルな場面で使える表現
ビジネスや改まった挨拶では、「I wish you a Happy New Year.」や「Best wishes for the New Year.」がよく使われます。
丁寧で礼儀正しいニュアンスがあるため、上司や取引先などに使うのにぴったりです。
例文
I wish you a Happy New Year.
(よい新年をお迎えください。)
Best wishes for the New Year.
(新年のご多幸をお祈りします。)
ポイント
- フォーマルさを出すときは「wish」や「best wishes」を使う
- 書き言葉でもよく使われる
カジュアルな挨拶で使える表現
友達や同僚、親しい人には少しくだけた言い方も自然です。
例文
Have a great New Year!
(よい新年を!)
Have a wonderful New Year!
(すばらしい新年を!)
ポイント
- 気軽に言えるフレーズで、SNSや口頭で使いやすい
- 親しい相手にはこちらのほうがフレンドリー
メールや手紙に使える表現
ビジネスメールや年始のあいさつ状には、文章にしやすい表現を使うと自然です。
例文
Wishing you a Happy New Year.
(新年がよい一年になりますように。)
I hope you have a wonderful New Year.
(すばらしい新年になりますように。)
ポイント
- 文頭に「Wishing you〜」と置くと挨拶文にぴったり
- 手紙・メールの定番表現として覚えておくと便利
SNSや友達同士で使える表現
SNSやチャットでは、シンプルでフレンドリーな言い方が好まれます。
例文
Happy 2025!
(2025年おめでとう!)
Cheers to the New Year!
(新年に乾杯!)
New year, new start!
(新しい年、新しいスタート!)
ポイント
- 短い表現や数字を使うとSNS映えする
- 友達との軽いやりとりに最適
場面ごとに表現を使い分けることで、英語での年始の挨拶がより自然で印象的になります。
年始の挨拶を使う具体的な場面

英語での年始の挨拶は、場面によって少し言い方を変えるとより自然で相手に伝わりやすくなります。
ここでは、学校・ビジネス・家族や友人の3つのシーンに分けて紹介します。
学校や友達とのやりとり
クラスメイトや友達との新年の会話では、シンプルで元気な表現を使うのが一番自然です。
例文
Happy New Year!
(明けましておめでとう!)
Did you have a good New Year holiday?
(お正月は楽しかった?)
Let’s make this year even better!
(今年はもっと良い年にしよう!)
ポイント
- 短くて明るいフレーズが喜ばれる
- 会話のきっかけにもなるので、質問を加えるとさらに自然
仕事やビジネスのシーン
ビジネスでは、フォーマルで丁寧な表現を選ぶのが基本です。
メールや会議での冒頭の挨拶に使われることが多いです。
例文
I wish you a Happy New Year.
(よい新年をお迎えください。)
Best wishes for the New Year.
(新年のご多幸をお祈りします。)
Thank you for your support last year, and I look forward to working with you again.
(昨年はありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。)
ポイント
- 相手への感謝や今後の関係性に触れるとより丁寧
- フォーマルな場では「wish」や「best wishes」を積極的に使う
家族や親しい人へのあいさつ
家族や恋人、仲の良い友人にはカジュアルで温かい言葉をかけると気持ちが伝わりやすいです。
例文
Have a wonderful New Year!
(すばらしい新年を!)
I hope this year brings you lots of happiness.
(今年がたくさんの幸せをもたらしますように。)
Happy New Year! Let’s celebrate together.
(明けましておめでとう!一緒にお祝いしよう。)
ポイント
- 「hope」を使って願いを込めると親しみが出る
- カジュアルでフレンドリーな表現を選ぶのが自然
年始の挨拶に関連する便利な単語

「Happy New Year!」だけでも十分ですが、少し言葉を足すと英語の挨拶はぐっと豊かになります。
ここでは、新年を表す基本ワードから、気持ちを伝える単語、そしてカードやSNSで添えるフレーズに役立つ単語を整理しました。
新年を表す単語
年始の会話では、まず「新しい年」そのものを表す単語を使います。
- New Year(新年)
- holiday(休暇、正月休み)
- celebration(お祝い、行事)
単語 | 使える場面 | 例文 |
New Year | 一番基本 | Happy New Year! |
holiday | 正月休みの話題 | How was your New Year holiday? |
celebration | イベントの話題 | The New Year celebration was fun. |
まずは「New Year」を押さえ、そこに「holiday」や「celebration」を足して表現を広げましょう。
願いや気持ちを表す単語
新年の挨拶は「おめでとう」だけでなく、「よい一年になりますように」という願いを込めるのが自然です。
- wish(願い)
- hope(望み)
- happiness(幸せ)
- success(成功)
使い方のヒント
Best wishes for the New Year.
I hope you find success this year.
「wish / hope」を入れると一気に丁寧さが増し、ビジネスやフォーマルな挨拶にも対応できます。
メッセージに添える言葉
カードやメールの最後に、ちょっとした単語を添えるだけで印象が変わります。
- joy(喜び)
- health(健康)
- peace(平和)
- prosperity(繁栄)
単語 | 例文 |
joy | May your year be full of joy. |
health | Wishing you good health and happiness. |
peace | May this year bring peace to everyone. |
prosperity | Wishing you prosperity in the New Year. |
文章の最後に「joy」「health」などを入れると、短い挨拶でも気持ちがしっかり伝わります。
年始の英語表現は、まずは「New Year」を覚えればOK。
そこに「wish」や「hope」を足すと丁寧になり、最後に「joy」や「health」を添えれば気持ちのこもった挨拶になります。
年始の挨拶を英語で伝えるときの注意点
英語での年始の挨拶は、単語やフレーズを知っているだけでは不十分です。
相手との関係や文化的な背景によって、同じ表現でも受け取られ方が変わることがあります。
ここでは特に気をつけたい3つのポイントを紹介します。
表現の文化的な違いに気をつける
日本語の「明けましておめでとうございます」は、年が明けたことを祝うニュアンスが強い表現です。
一方で、英語の「Happy New Year」は「これからの一年が幸せでありますように」という願いを込めた言葉。
似ているようで微妙に意味合いが違います。
また、国によって挨拶の仕方も異なります。
アメリカ:シンプルに「Happy New Year!」が一般的
ヨーロッパ:カードやメッセージで「Best wishes for the New Year」など丁寧に書く傾向あり
同じ「新年の挨拶」でも、文化背景を意識するとより自然な表現になります。
ビジネスとプライベートの使い分け
友達に送るメッセージと、会社の上司や取引先への挨拶は当然ながら違います。
プライベート → 短くてカジュアル
Happy New Year!
Have a great New Year!
ビジネス → 丁寧でフォーマル
I wish you a Happy New Year.
Best wishes for the New Year.
場面を間違えると「軽すぎる」「堅苦しすぎる」と感じられることもあるので、相手との関係を基準に選びましょう。
丁寧さの度合いに注意する
- 挨拶の丁寧さは、相手との距離感で変わります。
- 親しい相手:カジュアルな言い回しで十分
- 先生・上司:少しフォーマルに
- 公的な文章:最も丁寧な表現が望ましい
親しい相手 → Happy New Year!
先生や上司 → I wish you a Happy New Year.
公的な文書 → Best wishes for health, happiness, and success in the New Year.
「誰に向けて言うのか」を意識して、丁寧さを調整するのがポイントです。
英語の年始の挨拶は・・・
- 文化の違いを理解する
- ビジネスとプライベートを区別する
- 丁寧さを相手に合わせて変える
この3つを意識すれば、自然で気持ちの伝わる表現ができるようになります。
まとめ|年始の挨拶を英語で言えるようになろう

新しい年の挨拶は、シンプルでも気持ちを伝えられる大切な表現です。
難しく考えすぎず、まずは短いフレーズから始めてみましょう。
まずは一番簡単な表現から使ってみよう
英語の年始の挨拶は Happy New Year! で十分に伝わります。
友達同士でも、ちょっとしたメッセージでも、この一言があれば安心です。
最初はシンプルな表現を繰り返し使うことが、自然に口に出せる近道になります。
シーンごとに使い分けることを意識しよう
慣れてきたら、相手や場面に合わせて表現を変えてみましょう。
友達や家族には → Have a wonderful New Year!
ビジネスや先生には → I wish you a Happy New Year.
メールやカードには → Best wishes for the New Year.
こうした使い分けを意識すると、相手にとってより自然で心のこもった挨拶になります。
年始の挨拶は、新しい一年を明るく始めるための第一歩です。