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「Put on」と「Wear」の使い分け!親子で覚える服の英語表現

「Put on」と「Wear」の使い分け!親子で覚える服の英語表現
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英語コラム

お子様に英語を教えるとき、日常生活でよく出てくるのが「服を着る」という表現です。

朝の着替えやお出かけの準備など、親子の会話の中で自然に取り入れやすいテーマのひとつです。

しかし、英語では「服を着る」という場面に「Put on」と「Wear」の2つの表現があり、意味や使い方が少し異なります。

この違いを正しく理解しておくと、英語を使った会話がより自然になりますし、お子様も状況に合わせて表現を使い分けられるようになります。

今回は、親子で楽しみながら学べる「Put on」と「Wear」の違いと使い方について、具体例を交えて分かりやすく紹介していきます。

「Put on」と「Wear」の基本的な意味の違い

英語で「服を着る」と言いたいときに登場する表現が「Put on」と「Wear」です。

一見どちらも「着る」と訳されるため混同しがちですが、実際には「動作を表すのか」「状態を表すのか」という大きな違いがあります。

この違いを理解すると、英語での表現がぐっと自然になり、子供にもわかりやすく教えることができます。

この章では例文を交えて、二つの違いを確認していきましょう!

「Put on」とは?

「Put on」は、服や靴、帽子などを これから身につける瞬間の動作 を表す表現です。

つまり、「着る」という動作そのものを指しており、まだ身につけていない状態から「今まさに着る」場面で使われます。

例文

I put on my coat before going outside.
(外に出る前にコートを着ます。)

She put on her shoes quickly.
(彼女はすぐに靴を履きました。)

ここでのポイントは、「これから着る」という 動作の始まりや瞬間 を強調していることです。

日本語でも「靴を履く」「コートを着る」という行為を表現するときに近いイメージになります。

親子の会話では、朝の準備のときに

Put on your shoes!
(靴を履いてね!)

と声をかけるのが自然な使い方です。

「Wear」とは?

一方「Wear」は、服や靴を すでに身につけている状態 を表すときに使います。

つまり、「着る」ではなく「着ている」という意味で、継続的な状態を示す表現です。

例文

He is wearing a blue T-shirt today.
(彼は今日、青いTシャツを着ています。)

She always wears a hat in summer.
(彼女は夏にはいつも帽子をかぶっています。)

ここでのポイントは、「今まさにその服を着ている」「普段その服をよく着ている」といった 状態や習慣 を伝えることです。

例えば子供に

You are wearing new shoes!
(新しい靴を履いているね!)

と声をかければ、自然に「Wear」を使った表現を学ぶことができます。

親子で覚える使い分けのコツ

子供に「Put on」と「Wear」の違いを教えるときは、難しい文法用語を使うよりも、「動作なのか、状態なのか」 という視点で区別すると理解しやすくなります。

親子での会話や日常の中で自然に取り入れることで、子供も混乱せずに覚えられます。

具体的には、朝の着替えや外出前の準備の場面など、身近なシーンと結びつけて練習するのがポイントです。

たとえば、朝の支度のときに

Put on your shoes!
(靴を履いてね!)

と声をかければ、子供は「着る動作=Put on」と体感的に理解できます。

また、すでに服を着ている状態について話すときには、

You are wearing a red shirt today!
(今日は赤いシャツを着ているね!)

のように声をかけることで、自然に「Wear」を身につけることができます。

日常の中で繰り返し使うことで、教科書だけでは身につきにくい感覚的な理解も育ちます。

親子で遊び感覚で取り入れると、楽しみながら英語表現を覚えることができるので、学習への抵抗も少なくなります。

服を着る瞬間は Put on

朝起きて服を着るときや、外出前に靴や帽子を身につけるときなど、動作の瞬間を表すときに使います。

例文

Put on your shoes! 
(靴を履きなさい!)

親が朝の支度で声をかけると、子供も自然に「着る動作=Put on」と覚えられます。

服を身につけている状態は Wear

学校や外出中など、すでに服や靴を着ている状態を表すときに使います。

例文

You are wearing a blue shirt today! 
(今日は青いシャツを着ているね!)

このように、子供の服装に触れて声をかけることで、「着ている状態=Wear」を体感的に覚えられます。

自分の服装について話すときにも使いやすい表現です。

「wear」と「put on」を覚えるアクティビティ

子供に「Put on」と「Wear」の違いを楽しく覚えてもらうには、実際に体を動かしたり、生活の中のシーンを使ったアクティビティがおすすめです。

単に教科書や例文で覚えるだけでなく、親子で遊び感覚で取り組むことで、自然に英語表現が身につきます。

例えば、朝の着替えの時間に「Put on your shoes!」と声をかけながら実際に靴を履かせたり、服を着た状態で「You are wearing a red shirt today!」と話しかけたりするだけでも十分な学習になります。

さらに、ゲーム形式にしたり、絵カードやぬいぐるみも使ったりすると、子供は楽しみながら覚えることができます。

このアクティビティを毎日の生活に取り入れることで、英語の表現力だけでなく、子供の観察力や表現力も同時に伸ばせますよ!

日常で使える例文集

「Put on」と「Wear」の違いを理解したら、実際に生活の中で使ってみることが大切です。

具体的な場面で使える例文を覚えておくと、親子の会話が自然に英語に変わり、学んだ表現を定着させやすくなります。

朝の支度や外出時、学校生活など、日常のさまざまなシーンで練習すれば、子供も楽しみながら表現を身につけていけます。

朝の支度で使える「Put on」の例文

朝は学校や仕事の準備でバタバタする時間ですが、このタイミングこそ英語表現を自然に取り入れるチャンスです。

子供に声をかけるときに「Put on」を使えば、毎日の習慣の中で英語が身につきます。

短いフレーズなので覚えやすく、親子で一緒に練習するのにもぴったりです。

例文

Put on your coat before going outside.
(外に出る前にコートを着なさい。)

Don’t forget to put on your hat.
(帽子を忘れずにかぶりなさい。)

Let’s put on our shoes together.
(一緒に靴を履こう。)

学校や外出で使える Wear の例文

学校に行くときやお出かけ中は、服や靴を「着ている状態」を表す「Wear」が活躍します。

子供の服装をほめたり、その日のコーディネートについて話したりするときに使える便利な表現です。

日常の会話に取り入れることで、子供も自然に「服を身につけている状態」を英語で表せるようになります。

例文

I wear my school uniform every day.
(私は毎日制服を着ています。)

She is wearing a red dress today.
(彼女は今日赤いワンピースを着ています。)

He always wears a cap when he goes outside.
(彼は外に出るときいつも帽子をかぶっています。)

まとめ

「Put on」と「Wear」は、どちらも服に関する表現ですが、ポイントは 「動作か状態か」 です。

親子で日常生活の中で声かけや会話に取り入れることで、自然に英語の表現力が身につきます。

朝の支度や外出前のちょっとした会話を通して、楽しみながら覚えてみてください。

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