憧れの人に伝えたい!英語で正しく感情を伝えるフレーズを紹介

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お子様にどんな人に育ってほしいと願っていますか?
「好きなことを見つけて夢中になってほしい」
「色々なことに興味を持つ子になってほしい」
など、お子様の将来に期待を寄せている保護者の方は多いでしょう。
お子様が憧れの気持ちを持つことは、成長する上でとても大切なことです。
憧れの人を目標にすることで、お子様のモチベーションを高め、夢に向かって努力する心を育むことができます。
この記事では、お子様が憧れの気持ちを表現できるような英語フレーズをご紹介します。
憧れの気持ちを表す英語を親子で一緒に学び、お子様の夢を応援しましょう!
憧れの気持ちを伝える基本的な英語表現

まずは、憧れの気持ちを伝える基本的な英語の動詞とフレーズを紹介します。
これらの表現は、憧れの対象や感情の度合いに関わらず幅広く使うことができます。
尊敬や称賛の気持ちを込めた表現
尊敬や称賛の気持ちを込めて憧れる気持ちを伝える英語を紹介します。
直訳すれば「admire(アドマイア)」ですが、状況によって次のように使い分けるとよいでしょう。
- admire(尊敬する、称賛する)
- look up to(尊敬する、目標にする)
- respect(敬する、尊重する)
例文
I admire your courage.
(あなたの勇気を尊敬します。)
I admire your hard work. I want to work hard like you.
(頑張っている姿を尊敬するよ。私もあなたみたいに頑張りたいな。)
I’ve always looked up to my grandfather.
(私はいつも祖父を尊敬していました。)
I respect your dedication to your work.
(あなたの仕事への献身を尊敬します。)
願望や羨望の気持ちを込めた表現
願望や羨望の気持ちを込めて憧れる気持ちを伝える英語を紹介します。
まず、願いを相手に伝えたいなら「wish(願う、望む)」を使うようにしましょう。
クリスマスの定番ソングである「We Wish You a Merry Christmas」は、「あなたが素敵なクリスマスを過ごせますように」といった意味になります。
時には嫉妬の感情が入った羨望の気持ちを伝えるのであれば、「jealous(嫉妬)」を使いましょう。
英語圏では、「I’m jealous.(うらやましい)」と言っている人をよく見かけます。
同じ意味合いの言葉に「envy」がありますが、あまり使っている人はいないので「jealous」を使う方が無難でしょう。
もっと気軽に、「うらやましいな」と伝えたい場合は「lucky」を使ってください。
例文
I wish I could travel around the world.
(世界中を旅することができたらいいのに。)
I ‘m so jealous of people who can speak multiple languages.
(多言語を話せる人が羨ましいです。)
You’re so lucky to have such a beautiful house!
(素敵な家に住めてうらやましい)
憧れの対象別に気持ちを伝える英語表現

次に、憧れの対象別に気持ちを伝える英語表現を紹介します。
人や才能に憧れる場合の表現
特定の人やその人が持つ才能に憧れる場合に使える英語表現を紹介します。
主に、「look up to(目標にする)」を使うことが多いでしょう。
また、心酔するほどの状態であれば「idolize(アイドライズ)」で強いあこがれを表現する場合もあります。
例文
I look up to her musical talent.
(彼女の音楽の才能に畏敬の念を抱いています。)
She idolizes the famous singer.
(彼女は有名な歌手を崇拝しています。)
ライフスタイルや環境に憧れる場合の表現
特定のライフスタイルや環境に憧れる場合は、「covet(カバット、羨望する、切望する)」と「yearn for(ヤーン フォー、憧れる)」を使い分けましょう。
「covet」は強く欲しがる、今すぐにしたいといった強い欲望を伝えるとき、「yearn for」の方がどちらかというと憧れに近い意味を持ちます。
例文
They covet the popular kids’ cool backpacks.
(彼らは人気者のカッコいいリュックを羨ましがっている。)
I covet my friend’s new sneakers.
(友達の新しいスニーカーがすごく羨ましい。)
She yearns for a puppy.
(彼女は子犬をすごく欲しがっている。)
I yearn for summer vacation.
(夏休みが待ち遠しい。)
シーン別に憧れの気持ちを伝える英語表現

憧れの気持ちを伝える英語表現を、日常会話、ビジネス、SNSなどのシーン別に紹介します。
日常会話やカジュアルな場面での表現
ファンであることを伝える場合、「be a fan of(~のファンである、~が好きである)」を使うことが一般的です。
「be a fan of」のすぐあとに、憧れている人の名前を追加するだけとシンプルです。
また、例文の作品のように対象が人でなくても使えます。
「ずっとしたいな、欲しいなと思っている」場合は「have always wanted」を使うとよいでしょう。
もっと簡単に「want to be(~になりたい)」や「want to (~したい)」を使う場合もあります。
例文
I’m a big fan of your work.
(あなたの作品の大ファンです。)
I want to be a great soccer player like you!
(あなたみたいにすごいサッカー選手になりたい!)
You’re so smart. I want to learn as much as you do.
(頭が良いね。私もあなたみたいにたくさん学びたいな。)
I have always wanted to live in the USA.
(ずっとアメリカに住みたいと思っています。)
ビジネスやフォーマルな場面での表現
ビジネスやフォーマルな場面で憧れるを表現する場合は、「draw inspiration from(~をお手本にする)」を使います。
直訳すると「インスピレーションを受ける」ですが憧れている心境が伝わるでしょう。
また、「inspiration」や「inspired」はフレーズや文章によって形は変わりますが同じような意味合いで使えるので覚えておいてください。
例えば、「be inspired by A(Aに感銘を受ける、Aに刺激を受ける)」のような使い方もできます。
例文
I draw inspiration from successful entrepreneurs.
(成功した起業家からインスピレーションを受けています。)
I’m inspired by your effort on this project.
(このプロジェクトへのあなたの努力感銘を受けています。)
「憧れる」を英語で正しく伝えよう
この記事では、憧れの気持ちを伝える様々な英語表現を紹介しました。
英語で憧れの気持ちを表現することで、相手への思いが伝わりやすくなるでしょう。
今回ご紹介した憧れるを表す英語表現は、QQキッズのオンライン英会話でもプロ教師と一緒に練習できます。
英語を学びながら、お子様の夢を応援してみてはいかがでしょうか?