1. QQキッズ
  2. 英語ブログ
  3. 【今月の英単語シリーズ】5月のニュースまとめ

【今月の英単語シリーズ】5月のニュースまとめ

【今月の英単語シリーズ】5月のニュースまとめ
カテゴリー
英語コラム

5月も、テレビやネットのニュースでは、さまざまなできごとが伝えられました。

ニュースを見ていると、「これって英語でなんて言うんだろう?」と気になることがあります。

そんなとき、ぴったりの英単語を知っていると、ことばの世界がぐんと広がりますよ。

今回は、5月に注目されたできごとをヒントに、英単語をいくつかピックアップしました。

ニュースを思い出しながら、英語ではどう表現するのかを一緒に見ていきましょう。

日本のニュース

ここでは、日本で話題になったニュースに注目して、そこから学べる英単語をご紹介します。

日本のニュースをもとにすると、すでに知っているできごとが多く、英語のことばも覚えやすくなります。

ニュースと英語をつなげて考えることで、ことばの使い方や意味も自然と身についていくでしょう。

お米の値段対策!国が返すルールを5年に変更

米(rice)の価格が1年前の約2倍になり、高いままの状態が続いています。

国は市場に米を出していますが、十分に行きわたっていないため、2025年5月16日、政府はルールを変えると発表しました。

これまでは、国の米を買った団体や会社(company)は、同じ量の米を1年以内に国へ返さなければなりませんでした。

この決まりが、買うときの負担(burden)になっていたと考えられます。

そこで政府は、返すまでの期間を5年以内に延ばすことにしました。

これにより、買う側が米を返すことをすぐに心配せず、必要なときに必要な量を確保(secure)しやすくなります。

政府は、米の価格がこれ以上上がりすぎないようにしながら、市場に安定して米が出回ることを目指しています。

このように、米を買いやすくする工夫(measure)が進められています。

キーワード

  • Rice(米)
  • Company(会社)
  • Burden(負担)
  • Secure(確保する)
  • Measure(工夫・対策)

例文

The rice was cooked and ready for dinner.
が炊きあがり、晩ごはんの準備ができました。)

A company made a new toy that became very popular.
(ある会社が新しいおもちゃを作り、とても人気になりました。)

Carrying a heavy backpack can be a burden.
(重たいリュックを持つのは、負担です。)

The group worked together to secure a good spot for the picnic.
(グループのみんなで協力して、ピクニックのよい場所を確保しました。)

Wearing a hat is a good measure against strong sunlight.
(帽子をかぶるのは、強い日差しへのよい工夫(対策)です。)

自衛隊の飛行機が池に落下 隊員2人の行方を捜索中

自衛隊(Self-Defense Forces)の飛行機(Aircraft)が愛知県犬山市にある池(Pond)に落ちるという事故がありました。

落ちたのは練習のために使われていた飛行機で、宮崎県の基地に所属する2人の隊員が乗っていました。

事故が起きたとき、飛行機からは「乗っている人が危険なため脱出した」という信号が出ていなかったことがわかっています。

そのため、自衛隊は2人の隊員が脱出する間もなく、飛行機ごと池に落ちてしまった可能性があると考えています。

現在、自衛隊は池の中を詳しく調べながら、2人の行方(Whereabouts)を捜しているところです。

事故の原因はまだわかっていませんが、練習中の事故だったことから、安全についての確認や見直しが行われることも予想(Assumption)されています。

今後も、自衛隊による調査や対応が続けられる予定です。

キーワード

  • Self-Defense Forces(自衛隊)
  • Aircraft(飛行機)※
  • Pond(池)
  • Whereabouts(行方)
  • Assumption(予想)

※「airplane(エアプレーン)」は、ふつうの飛行機のことを言います。

たとえば、空港から人を乗せて出発する旅客機などです。

英語の本や会話では、こちらのほうがよく使われます。

「aircraft(エアクラフト)」は、もっと広い意味があり、飛行機だけでなく、ヘリコプターや自衛隊のような軍の飛ぶのりものもふくみます。

例文

The Self-Defense Forces helped people after the big storm.
自衛隊は大きな嵐のあと、人々を助けました。)

The aircraft flew high in the sky during the training.
(その飛行機は練習中に高く空を飛びました。)

A frog jumped into the pond with a splash.
(カエルがバシャッと音をたててに飛び込みました。)

The police are looking for the person’s whereabouts.
(警察はその人の行方を捜しています。)

The team’s assumption was that it would rain in the afternoon.
(チームは午後に雨が降ると予想していました。)

日本は「子供が幸せな国」14番に 体の健康は1番

「子供が幸せにくらしているか」について、ユニセフが36の国を比べた調査を行いました。

日本はその中で14番という結果でした。

前回(Previous Survey)5年前の調査では20番だったため、順位が上がっています。

調査では、「体の健康」「勉強などの能力」「心の健康(Mental Health)」の3つの項目が見られました。

「体の健康」は、太りすぎ(Overweight)の子供の割合や、子供のうちに亡くなる割合などから調べられ、日本は1番でした。

「勉強などの能力」も、前回より順位が上がり、12番となっています。

一方、「心の健康」は32番と低く、5年前よりは少しよくなったものの、他の国と比べてまだ心の問題が大きいことがわかります。

特に、日本では子供の自殺(Suicide)が増えているという点が心配されています。

ユニセフは、親と子がよい関係をつくれるような支援や、いじめ(Bullying)・暴力をなくすための取り組みが必要だと伝えています。

子供が安心してすごせる社会づくりが大切です。

キーワード

  • Previous Survey(前回)
  • Mental Health(心の健康)
  • Overweight(太りすぎ)
  • Suicide(自殺)
  • Bullying(いじめ)

例文

The previous survey showed different results from this one.
前回の調査では、今回とはちがう結果が出ていました。)

Good sleep and talking with friends help mental health.
(よく寝て友だちと話すことは、心の健康にいいです。)

Eating too much junk food can make people overweight.
(ジャンクフードを食べすぎると、太りすぎになることがあります。)

Many people are working to prevent suicide and help others.
自殺を防いで人を助けるために、たくさんの人が活動しています。)

Schools try to stop bullying so everyone feels safe.
(みんなが安心できるように、学校はいじめをなくそうとしています。)

世界のニュース

世界では、毎日いろいろなできごとが起きています。

ニュースを通して世界の今を知ることは、自分の考えや見方を広げるきっかけになります。

ここでは、世界で話題になったできごとをやさしい言葉で伝えながら、そこに出てくる英単語もいっしょに紹介していきます。

英単語には、それぞれ使われる場面や気持ちがこめられています。

例文とあわせて学ぶことで、ことばの意味がより深くわかるようになるでしょう。

「世界でいちばん貧しい大統領」ムヒカさんが89歳で死去


引用元:NHKやさしいことばニュース

「世界でいちばん貧しい(Poor)大統領」として知られていたホセ・ムヒカさんが亡くなりました。

89歳でした。

ムヒカさんは2010年から5年間(Five Years)、南アメリカにあるウルグアイの大統領をつとめました。

ムヒカさんは、貧しい家庭に生まれ、政治家になったあとも贅沢(Luxury)をせず、できるだけお金を使わない生活を続けました。

大統領になってからも、広くて立派な建物には住まず、自分の家でくらしながら、小さな車に乗って生活していたことが知られています。

「お金(Money)や物をたくさん使うことが大切なのではなく、心が豊か(Rich in Heart)であることが大切だ」と話し、多くの人に感動をあたえました。

その生き方やことばは、世界中の国々で紹介され、今も多くの人の心にのこっています。

ムヒカさんの死は、世界に大きな悲しみをあたえましたが、その考えや生き方は、これからも長く伝えられていくでしょう。

キーワード

  • Poor(貧しい)
  • Five Years(5年間)
  • Luxury(贅沢)
  • Money(お金)
  • Rich in Heart(心が豊か)

例文

The boy grew up in a poor village but never gave up.
(その男の子は貧しい村で育ちましたが、あきらめませんでした。)

She studied English for five years before going abroad.
(彼女は外国に行く前に、5年間英語を勉強しました。)

The hotel was full of luxury with gold lights and big rooms.
(そのホテルは金のライトや大きな部屋で、贅沢でいっぱいでした。)

He saved his money to buy a birthday gift for his sister.
(彼は妹の誕生日プレゼントを買うために、お金をためました。)

Even with little money, she was rich in heart and always kind.
(お金は少なくても、彼女は心が豊かでいつもやさしかったです。)

アメリカと中国が関税を115%引き下げ 貿易がしやすく

2025年5月14日、アメリカと中国の両方が関税(Tariff)を115%引き下げたことが発表されました。

この決定は、10日からスイス(Switzerland)で行われていた会議の中で話し合われ、両国が関税を下げることを約束した結果です。

関税とは、外国から物を買って国に入れるときにかかるお金のことです。

これを下げることで、物の値段が安くなり、国同士の貿易がしやすくなります。

今回の引き下げにより、アメリカは中国からの輸入品(Imports)にかけていた関税を145%から30%に、中国はアメリカからの輸入品にかけていた関税を125%から10%に下げました。

これにより、お互いの国から買う商品が、前よりも買いやすくなります。

アメリカと中国は、世界(World)の中でもとても大きな経済力を持つ国です。

今後も、貿易(Trade)や経済についての話し合いを続けていく予定です。

関税の引き下げは、世界の経済にも良い影響を与えると見られています。

キーワード

  • Tariff(関税)
  • Switzerland(スイス)
  • Imports(輸入品)
  • World(世界)
  • Trade(貿易)

例文

The country lowered the tariff to make things cheaper to buy.
(その国は物を安く買えるように関税を下げました。)

A big meeting was held in Switzerland to talk about peace.
(平和について話し合う大きな会議がスイスで行われました。)

 The store sells imports from many different countries.
(そのお店は、いろいろな国からの輸入品を売っています。)

People around the world watched the news on TV.
世界中の人たちがそのニュースをテレビで見ました。)

Trade between countries helps everyone get what they need.
(国と国の貿易は、お互いに必要なものを手に入れる助けになります。)

アメリカ出身の教皇が誕生!名前は「レオ14世」

バチカンで新しいローマ教皇(Pope)が選ばれました。

新たに教皇に選ばれたのは、アメリカ出身のプレボストさんです。

アメリカ出身の人物がローマ教皇になるのは、今回が初めてです。

ローマ教皇は、カトリック教会で最も大切な役割を持つ人で、世界中の多くの人々にとって心のよりどころとなる存在です。

プレボストさんは、4回目の投票(Vote)で教皇に決まり、「レオ14世」という名前を使うことになりました。

レオ14世は、サンピエトロ大聖堂でのあいさつで、「平和(Peace)が、みなさんとともにありますように」と話しました。

その言葉に心を動かされた人たちは、大きな拍手(Applause)をおくり、喜びにわいていました。

新しい教皇の登場は、世界中のカトリック教徒(Catholic)だけでなく、多くの人に注目されています。

これからのレオ14世の言葉や行動が、どのように世界に影響を与えるのか期待されています。

キーワード

  • Pope(ローマ教皇)
  • Vote(投票)
  • Peace(平和)
  • Applause(拍手)
  • Catholic(カトリック教徒)

例文

We learned about the Pope in our world history class.
(世界の歴史の授業でローマ教皇について学びました。)

Our class had a vote to choose the game for the party.
(クラスでパーティーのゲームを決めるために投票をしました。)

The white dove is a symbol of peace.
(白いハトは平和のシンボルです。)

After the play, the students got loud applause from the audience.
(劇のあと、生徒たちは観客から大きな拍手をもらいました。)

My friend is Catholic and goes to church on Sundays.
(私の友だちはカトリック教徒で、日曜日に教会へ行きます。)

まとめ

今月紹介した英単語は、どれも日々のできごととつながりのあるものばかりです。

ニュースをきっかけに英語を学ぶと、ことばの意味だけでなく、そのうらにある考え方や感じ方にも気づくことができます。

ひとつの英単語が、知らなかった世界への入り口になることもあります。

これからも、身のまわりの話題に目を向けながら、ことばの力を少しずつ育てていきましょう。

無料レッスンを受けよう※2回の無料チケットは2回の無料体験後、24時間以内に契約された方が対象です。

関連記事

英会話レッスンを無料体験する