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英語のカードゲームで英語を学ぶ4つのメリットと選び方のポイント#2

英語のカードゲームで英語を学ぶ4つのメリットと選び方のポイント#2
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英語コラム

前回の記事では、気軽に英語に触れる手段として、英語のカードゲームを通じて英語に触れることのメリットと商品を選ぶ際の選び方のヒントについてお話ししました。

今回の記事では、英語のカードゲームをご紹介するとともに、これらを使って英語を学ぶ際のヒントについてもお話しします。

どのような商品があるのかだけでなく、どういった場合に効果を期待できるゲームなのか、どういった学習効果を想定したゲームなのかが分かるとより学習効果が上げやすいと思いますので、そうした点についても触れていくことにします。

以下のような方に読んで頂きたい記事です。
・英語のカードゲームのおすすめを知りたい
・英語のカードゲームで遊ぶ際のポイントを知りたい

おすすめ英語カードゲーム

異なるテーマの英語カードゲームをご紹介しますので、商品を選ぶときのヒントにしてみてください。
ゲームとしても面白いものをピックアップしています。

Prodish

Prodish
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r語学の初心者が外国語を学ぶときに一番簡単なのはモノの名前、すなわち「名詞」を覚えることではないでしょうか。子供が英単語を覚えるのも名詞から覚えていくのが楽でしょう。

そのような理由から、英語を始めて間もない子が遊ぶための最初のカードゲームは、名詞をテーマにしたものが良いといえます。

今回ご紹介するカードゲームの中では一番やさしいものがこのProdishというゲームです。

このゲームでは英語の名詞を覚えることができるようになっています。カードはイラストが大きく描かれたシンプルなデザインです。英文が書かれているわけでもなく、英単語が書かれているわけでもありません。

このように絵をメインにすることで英語の読みがまだ苦手な子でも参加しやすいといえますし、そのモノのイメージと英語での呼称を結びつけて記憶できるため、語彙の身につけ方としても理想的といえます。

また、このゲームは、シンプルゆえに何通りもの遊び方ができるのもおすすめできるポイントです。

幾通りもの使い方ができるということは、それだけ飽きずに長く遊ぶことができますし、違った角度から学ぶことができるということですから、コスパの面でも優れているといえるでしょう。

なお名詞を覚えるためのシリーズとしてはこのProdishの他に、食べ物がテーマの『Foodish』と、動物がテーマの『Zooish』があります。子供の興味に応じて選ぶのもよいですし、3つ全部そろえて異なる分野の語彙を増やしていくのもおすすめです。

Verbish

Verbish
ゲームを見て見る

Prodishが名詞を覚えることを目的としているのに対して、このVerbishは英語の動詞を楽しく学ぶことを目的に作られたゲームです。

Probishと同じく、英単語ではなくイラストメインのシンプルなカードになっており、単語の読み方の学習前であっても楽しく遊ぶことができるでしょう。

ただ、一般的に名詞と比較すると動詞の学習は難易度が上がるので、このゲームも小学校高学年から中学1年生くらいで使うと学習効果が高いように思います。

TIME to TIME

TIME to TIME

ゲームを見て見

これは、英語の時制を学ぶことのできるカードゲームです。イラストが描かれた「アイコンカード」と「last year」「next Thursday」などのフレーズが書かれた「フレーズカード」は、現在・過去・未来の時制に応じて色分けがされています。

カードに書かれたフレーズで文章を作りながら、二種類のカードをマッチさせ、カードを繋げていくというゲームですが、ゲームとしても楽しめますし、自制の正しい使い分けと文章を組み立てる力が養われるゲームです。

英語で何かを説明できるようになるために 英語を学び始めて最初の関門となる文法事項の一つがこの時制ではないでしょうか。

現在・過去・未来と時制でも基礎的なものですから、知識としては持っていてもとっさに使い分けできるようになるには繰り返しが必要です。逆に、これができるようになると会話の幅はグッと広がります。小学高学年から中学1年生あたりの子におすすめのゲームです。

Monsters with balloons

Monsters with balloons

ゲームを見て見

このゲームでは、主に形容詞を学びそれを使って相手に説明する力を養うことができます。

「happy」「sad」など感情を表す形容詞、形を表す語などを使い、モンスターの気持ち・特徴をヒントとして出し、相手は並べられたカードの中から与えられたヒントを頼りに正しいカードを探し出すというのがこのゲームです。

「相手に何かを伝える」という英会話の重要な要素をカバーしたアウトプット重視のゲームです。このゲームを通じて相手に説明することに慣れておくと、英検の面接などにも良い影響が出るかもしれません。

また、このゲームは単純にゲームとして面白いこともおすすめできる理由の一つですし、2人から最大で8人で遊ぶことができること、全部で3通りの遊び方ができることもポイントです。

Bigger Than

Bigger Than

ゲームを見て見

このゲームは、「比較級」に慣れることができるゲームです。

比較級や最上級など言葉の語尾を変えるなどのルールは、文法の学習としてドリルなどで練習するよりも、文法上のルールを押さえたら、あとはどんどん口に出して使っていくほうが簡単に使えるようになるものです。

このゲームではbigの比較級しか出てきませんが、それでも比較級というものがどういうものなのか、肌感覚で掴めるようになるという意味では大いに役に立つゲームだと思います。

比較級と聞くと、小学高学年や中学生になってある程度英語の学習が進んだ子でないと難しいかなと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

比較級と言っても、「bigger than~」だけですし、これが難しいのであれば、カードに描かれた数字や生き物の名前を使った遊び方をすることもできるため、幅広い年齢・レベルの子が学べるゲームとなっています。

ゲーム自体のルールも難しくありません。対象年齢は3歳から12歳となっている通り、低年齢から大人まで楽しめるゲームです。

この商品は純粋にカードゲームとしておすすめですし、メインの遊び方以外にも何通りもの遊び方ができるため、「比較級を練習するゲーム」というある意味ニッチなテーマの商品ではありますが手に取ってみる価値は十分あるのではないでしょうか。

カードには日本語が使われていませんが、日本語の解説が付属しているため、遊び方で迷うことはないはずです。

なお、このゲームの別バージョンとして『Faster Than』というものあり、こちらはその名の通り「速さ」を比べるものとなっています。

AGOカードゲームシリーズ

AGOカードゲームシリーズ

このゲームを見て見る

AGOカードゲームは、英語学習のためのカードゲームシリーズで、ゲームを通して楽しく語学を学ぶことを目的に作られています。

ラインナップとしては、英語の読み方のルールであるフォニックスが学べる『AGOフォニックス』、質問の練習ができる『AGO Q&A』の各レベルに加えて、行事に関する語彙を覚えることができる『AGO クリスマス』と『AGOハロウィン』があり、カードゲームの他にはアプリも用意されています。

フォニックスについては、英語を母国語とする子たちも英語の読み方を学ぶために使われていることからも、これを利用することで英語の読み方を自然なプロセスで学ぶことができる優れた商品といえるでしょう。

初級・中級・上級と、学習者のレベルに応じて商品を選ぶことができるため、英語を始めて間もない低年齢の子から中学生、そして大人、すべての学習者におすすめです。

カードゲームを使って英語を学ぶコツ

カードゲームで英語を学ぶ場合、いくつかの点を意識することで学習効果を上げることができます。

学習した内容と同じテーマのゲームを選ぶ

学習した内容と同じテーマを扱っているゲームを選ぶと、学んだ知識を実際に使うためのスキルに変えることができるのでおすすめです。

例えばこの記事でも紹介したように、動詞を覚えるためのカードゲーム、疑問文が作れるようになるゲームなど目的に応じたゲームが出ているので、学習目標に合わせて上手に選ぶとよりゲームの効果を実感することができるでしょう。

声に出すようにする

カードに書かれている英文を声に出すことが大切です。やはり日本語と英語では声の出し方に違いがあり、日本語と比較してよりしっかりと声を出すことを意識した方が相手にうまく伝わる英語になります。

レッスンなどで元気よく声に出してみようと言われるのはそういった理由からでもあるのです。

また、カードに書かれた文字と絵を見ながら声に出すことは、単語のスペルを視覚的に記憶すると同時に、絵と音を結びつけて記憶することができます。これは単語を自分のものとして使えるようにするためのコツです。

できるだけはっきりと声に出してゲームを進めるのがポイントです。

反応スピードを高めていく

英会話が上達するということは、単に単語やフレーズを覚えるということだけではなく、反応スピードをよくすることも含まれます。反応スピードを上げるとは、相手の言葉に正しく反応して瞬時に適切な言葉が出るようにすることです。

単語やフレーズを知識として持っていても、それを引き出すのに時間がかかっていてはスムーズな会話とはなりません。この反応スピードはやはり繰り返すことによってよくなっていきます。

瞬時に反応できるようにする大切さは会話に限ったことではなく、読むことについても同じことがいえます。ゲームをプレーする際もこのことを意識していくことで、より自分のものにすることができます。

できるだけ速く反応できるようにする、できるだけテンポよく進めていく、ゲームの種類によっては例えばカードを引いて何秒以内に口に出すなどの制限を設けるなどして反応スピードを高めていけるようにすると、ゲームの難易度も上がりより楽しめるだけでなく語学学習としても有効なトレーニングになります。

楽しむことを最優先

ここまでいくつかのコツを上げてきましたが、最も意識して欲しいのはやはり楽しむこと、これに尽きます。正確さよりも、楽しく遊べて元気にアウトプットできることのほうが大切です。

さいごに

ここでご紹介したカードゲームはどれも、楽しく英語に親しむことのできる商品だと思います。

小学校で英語が必修化されたものの、英語に触れる機会が少ないと感じている保護者の方は、今回ご紹介したゲームなどから英語に慣れてくのはいかがでしょうか。

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