海外で熱中症になったら?症状から予防策まで英語でなんという?

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お子様と海外旅行に行く予定はありますか?
楽しいはずの旅行中に、お子様が体調を崩してしまったら不安ですよね。
特に、海外では言葉の壁もあり、症状をうまく伝えられないこともあるかもしれません。
この記事では、海外で子供が体調不良になった際に、特に注意が必要な熱中症の症状と、その英語表現を紹介します。
親子で一緒に英語を学び、海外でも安心して過ごせるように準備しましょう!
熱中症の症状を伝える英語
海外で体調不良になった場合、的確に症状を伝えることが重要です。
ここでは、熱中症の代表的な症状と、それらを英語で表現する方法を紹介します。
海外で熱中症になったら
万が一、海外で熱中症になってしまったら、初期症状であっても早めに医療機関に相談するようにしてください。
突然熱が高くなったり、吐き気をしたりするなど症状が悪化していく可能性があります。
そのため、無理をしないで早めに行動するようにしましょう。
地域によっては日本語が通じる医療機関があります。
また、医療機関の連絡先が分からない場合は、現地の総領事館や大使館に相談する方法もあります。
日本語が通じるスタッフが電話に出てくれるので、落ち着いて今の症状を話してください。
海外に行く前に、日本語が通じる医療機関や総領事館、大使館の連絡先を調べておくと安心です。
熱中症の英語表現
熱中症を英語でいうと、「heatstroke(ヒートストローク)」です。
「heat」は熱、「stroke」は発作を意味しており熱による発作を意味することからわかりやすいのではないでしょうか。
また、相手に伝える場合は「have heatstroke」を使って説明してください。
例文
I think I have heatstroke.
(熱中症になったと思います。)
We need to be careful about heatstroke during our trip.
(旅行中は熱中症に注意する必要があります。)
熱中症かもしれない症状と英語表現
熱中症かどうかわからないけど、めまいや吐き気、頭痛などの症状が英語で説明できるようにしましょう。
ここでは、熱中症の代表的な症状と、それらを英語で表現する方法を紹介します。
めまいや立ちくらみは「feel dizzy(めまいがする)」や「feel lightheaded(たちくらみがする)」を使うとよいでしょう。
これらは体調不良の初期サインを伝えるのに効果的です。
例文
I feel dizzy.
(めまいがします。)
I feel lightheaded.
(立ちくらみがします。)
I’m feeling a bit dizzy and my head is throbbing. I think I might have heatstroke.
(少しめまいがして、頭がズキズキします。熱中症かもしれません。)
My son says he feels dizzy after playing in the sun.
(息子が日差しの中で遊んだ後、めまいがすると言っています。)
頭痛や吐き気を伝える場合は、「have a headache(頭痛がする)」や「feel nauseous(吐き気がする)」というフレーズを使います。
これらの症状は熱中症が進行している可能性を示すため、速やかに伝えることが大切です。
例文
The heat is giving me a terrible headache.
(暑さでひどい頭痛がします。)
My daughter has a severe headache and feels nauseous(ノーシャス). I’m worried it might be heatstroke.
(娘がひどい頭痛と吐き気を感じています。熱中症ではないかと心配です。)
親しい間柄であれば、調子が悪いことを伝えたら次のように応えてくれるでしょう。
例文
Chill out in the shade.
(日陰でゆっくりして。)
Let’s get you inside where it’s cooler.
(涼しい室内に入りましょう。)
熱中症の予防と対策を説明する英語

海外旅行やスポーツイベントに参加する際など、事前に熱中症の予防策を英語で理解しておくことは非常に重要です。
熱中症の予防策と英語表現
熱中症予防の基本である水分補給を促す場合は、「drink plenty of water(水分を摂る)」というフレーズを使います。
シンプルな表現ですが、熱中症予防の最も重要なポイントを伝えやすいフレーズです。
また、暑い環境での休憩の必要性を伝える場合は、「take breaks in the shade(木影で休んで)」というフレーズを使います。
例文
You should drink plenty of water to stay hydrated, especially on hot days.
(暑い日には特に、水分補給のためにたくさんの水を飲むべきです。)
Remember to drink plenty of water before and after exercise.
(運動の前後には、たっぷり水を飲むのを忘れないで。)
熱中症の応急処置と英語表現
熱中症の応急処置として体を冷やす必要がある場合は、「cool down with water (水で体を冷やして)」というフレーズを使います。
緊急時に簡潔に対処法を伝えることができます。
例文
If you start to feel dizzy or nauseous, take a break in the shade and cool down with a wet towel.
(めまいや吐き気がしたら、日陰で休憩し、濡れたタオルで体を冷やしてください。)
Let’s take a break under that tree where it’s cooler.
(あの木の下の涼しいところで休憩しましょう。)
シーン別の熱中症対策に役立つ英語
海外旅行、スポーツ、日常生活など、シーン別に熱中症対策に役立つ英語表現を紹介します。
海外旅行中に熱中症になった場合の英語
熱中症になった場合、まず医師にみてもらう必要があります。
そこで、「I need to see a doctor(医者に診てもらう必要があります。)」というフレーズを使いましょう。
また、病院の場所を聞く場合は「Where is the nearest hospital?(最寄りの病院はどこですか?)」と聞いてください。
他にも、関連した例文をご紹介します。
例文
Can you call an ambulance?
(救急車を呼んでいただけますか?)
Could you please tell me where the nearest pharmacy(ファーマシー) is? I need to buy medicine.
(最寄りの薬局はどこか教えていただけますか?薬を買いたいです。)
Do I need an appointment to see a doctor about possible heatstroke?
(熱中症の可能性について医師に診てもらうには予約が必要ですか?)
スポーツ中に熱中症になった場合の英語
スポーツ活動中に熱中症の症状を感じた場合は、「I’m not feeling well.(気分が悪いです。)」というフレーズを使います。
すぐに休憩や対応が必要なことを周囲に伝えることができます。
他にも次のような言い方を覚えておくとよいでしょう。
例文
The heat is too much for me today, I can’t continue exercising.
(今日は暑すぎて、運動を続けられません。)
I need to cool down.
(体を冷やす必要があります。)
Can I have some water?
(水をいただけますか?)
I’m not feeling well.. I think I need to sit down for a moment.
(気分が悪いです。少しの間座らせてください。)
熱中症を英語で正しく伝えよう

この記事では、熱中症の症状と予防策、そしてシーン別の英語表現を紹介しました。
海外でお子様が体調を崩した時、これらの英語表現を知っていれば、落ち着いて対処できます。
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