「外交官」は英語で何て言う?大使や領事などの役職も紹介

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ニュースなどで耳にすることの多い「外交官」。
海外の国々と話し合ったり、自国を代表して国際的な仕事をしたりする人というイメージを持っている人も多いでしょう。
英語では、外交官を「diplomat」と表現します。
しかし、外交に関する英語はこれだけではありません。
「大使」や「領事」など、それぞれの役職によって使われる英語も異なります。
また、ニュースや海外の記事では「大使館」「領事館」「外交関係」といった言葉もよく登場します。
こうした関連表現をまとめて覚えておくと、海外のニュースを読んだり、国際関係について英語で話したりするときにも役立つでしょう。
この記事では、「外交官」を表す基本的な英語をはじめ、大使や領事などの役職、それぞれの違い、外交に関連する英語表現をわかりやすく紹介します。
難しく感じやすい外交の英語を、基本的な言葉から順番に覚えていきましょう。
「外交官」は英語で何て言う?

ニュースや国際関係の話題でよく登場する「外交官」。
外国との交渉や交流などに関わり、自国とほかの国との関係を支える仕事をしています。
英語では、外交官を表す基本的な言葉として「diplomat」が使われます。
また、「外交」を表す言葉には「diplomacy」があり、よく似ていますが意味は異なります。
それぞれの違いを確認していきましょう。
「外交官」を表す基本的な英単語
「外交官」は英語で「diplomat」といいます。
「diplomat」は、国を代表して外国との交渉や国際関係に関わる人を表す言葉です。
例文
He is a diplomat.
(彼は外交官です。)
She works as a diplomat.
(彼女は外交官として働いています。)
「外交官」という職業について英語で話すときは、まず「diplomat」を基本の言葉として覚えておくとよいでしょう。
また、外交官の中には大使や領事など、さまざまな役割を担う人がいます。
それぞれを表す英語は、このあと詳しく紹介します。
「外交」と「外交官」は英語でどう違う?
「外交官」と「外交」は日本語でも意味が違うように、英語でも別の単語を使います。
「外交官」は「diplomat」、「外交」は「diplomacy」です。
| 日本語 | 英語 | 意味 |
| 外交官 | diplomat | 外交に関わる人 |
| 外交 | diplomacy | 国と国との交渉や関係づくり |
例えば、「外交」について話す場合は、
Diplomacy is important between countries.
(国と国との間では外交が重要です。)
のように表現できます。
「diplomat」と「diplomacy」は見た目が似ていますが、「人」を表すのか、「外交そのもの」を表すのかという違いがあります。
ニュースなどで見かけたときに区別できるよう、セットで覚えておくと便利です。
「外交官」を表す英語の発音と読み方
「diplomat」の発音記号は、アメリカ英語では「/ˈdɪp.lə.mæt/」が一般的です。
カタカナでは「ディプロマット」に近い読み方になりますが、日本語のカタカナと英語の発音は完全に同じではありません。
特にポイントとなるのは、最初の「dip」の部分にアクセントを置くことです。
例文
My uncle is a diplomat.
(私のおじは外交官です。)
「diplomat」は少し長く見える単語ですが、「dip・lo・mat」のように音のまとまりを意識すると発音しやすくなります。
まずは「diplomat=外交官」という意味と一緒に、発音も少しずつ覚えていきましょう。
大使や領事は英語で何て言う?

外交に関するニュースでは、「外交官」のほかに「大使」や「領事」という言葉もよく登場します。
どちらも外国との関係に関わる重要な役割ですが、仕事内容や立場には違いがあります。
英語での呼び方と一緒に、それぞれの基本的な違いを確認してみましょう。
「大使」を表す英語
「大使」は英語で「ambassador」といいます。
大使は、基本的に自国を代表して外国に派遣され、派遣先の国との外交関係を担う重要な役割を持っています。
例文
He is an ambassador.
(彼は大使です。)
She works as an ambassador.
(彼女は大使として働いています。)
また、「the Japanese ambassador(日本大使)」のように国名を付けて表現することもできます。
「ambassador」は外交関係のニュースなどでも登場する言葉なので、「diplomat」とあわせて覚えておくとよいでしょう。
「領事」を表す英語
「領事」は英語で「consul」といいます。
領事は、外国に滞在する自国民の支援や、ビザなどに関する領事業務に携わります。
例文
He is a consul.
(彼は領事です。)
「consul」は「外交官」を表す「diplomat」と比べると、日常生活ではあまり聞き慣れないかもしれません。
しかし、海外旅行や留学などでは「領事館」という言葉を目にすることがあります。
領事館は英語で「consulate」といいます。
- consul(領事)
- consulate(領事館)
スペルが似ているため、セットで覚えておくと区別しやすいでしょう。
「大使」と「領事」は何が違う?
「大使」と「領事」は、どちらも外国で自国に関わる仕事をしていますが、主な役割には違いがあります。
簡単に整理すると、
- 大使は国と国との外交関係を代表する役割
- 領事は自国民の支援や各種の領事業務を担う役割
と考えると分かりやすいでしょう。
| 役職 | 英語 | 主な役割 |
| 大使 | ambassador | 自国を代表し、相手国との外交関係を担う |
| 領事 | consul | 自国民の支援やビザなどの領事業務に携わる |
また、大使が外交活動の拠点とする「大使館」は「embassy」、領事が業務を行う「領事館」は「consulate」といいます。
- embassy(大使館)
- consulate(領事館)
大使と領事は似ているように感じますが、まったく同じ役割ではありません。
英語を覚えるときは、「ambassador=大使」「consul=領事」という言葉だけでなく、それぞれがどのような仕事をしているのかも一緒に理解しておくと覚えやすくなります。
外交官に関する役職の英語を覚えよう

外交官には、大使や領事以外にもさまざまな役職があります。
「公使」「参事官」「書記官」などは普段の会話ではあまり使わない言葉ですが、外交関係のニュースや大使館について調べていると目にすることがあります。
ここでは、それぞれを表す基本的な英語をみていきましょう。
「公使」は英語で何て言う?
「公使」は、英語で「minister」と表現されることがあります。
「minister」というと「大臣」という意味を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、外交の分野では「公使」という意味でも使われます。
例文
He served as a minister at the embassy.
(彼は大使館で公使を務めました。)
また、「minister-counsellor」という役職名が使われる場合もあります。
ここで注意したいのは、外交官の役職名や制度は国によって異なることです。
そのため、「minister」は文脈によって「大臣」を意味する場合もあれば、外交上の「公使」を指す場合もあると覚えておきましょう。
ニュースなどで「minister」という単語を見かけたら、前後の内容から意味を判断することが大切です。
「参事官」は英語でどう表現する?
「参事官」は英語で「counsellor」と表現されることがあります。
「counsellor」は、大使館などで特定の分野を担当する上級の外交官の役職名として使われます。
例えば、担当する分野によって、
- political counsellor(政務担当の参事官)
- economic counsellor(経済担当の参事官)
などのように表現されることがあります。
例文
She works as a counsellor at the embassy.
(彼女は大使館で参事官として働いています。)
なお、「counsellor」はイギリス英語でよく使われるつづりで、「counselor」というつづりもあります。
また、役職名や日本語訳は国や組織によって異なる場合があります。
初心者の場合は、まず「counsellor=外交分野では参事官を表すことがある」と覚えておくとよいでしょう。
「書記官」を表す英語
外交官の役職として使われる「書記官」は、英語で「secretary」と表現されます。
ただし、「secretary」には一般的に「秘書」という意味もあります。
そのため、外交官の役職として使われているかどうかは、文脈から判断する必要があります。
大使館などでは、次のような役職名を目にすることがあります。
- first secretary(一等書記官)
- second secretary(二等書記官)
- third secretary(三等書記官)
例文
He is a first secretary at the embassy.
(彼は大使館の一等書記官です。)
「secretary=秘書」とだけ覚えていると意味が分かりにくいことがありますが、外交の場面では「書記官」という役職を表すことがあると知っておくと、
ニュースや英文を読むときにも役立ちます。
外交官に関連する英語表現を覚えよう

外交官について英語で理解するなら、役職だけでなく関連する言葉も覚えておくと便利です。
特に「大使館」「領事館」「外交関係」などは、海外旅行やニュースでも目にすることがあります。
基本的な表現から確認してみましょう。
「大使館」と「領事館」は英語で何て言う?
「大使館」は英語で「embassy」、「領事館」は「consulate」といいます。
例文
Where is the Japanese embassy?
(日本大使館はどこですか?)
I went to the consulate.
(私は領事館に行きました。)
大使館は一般的に、派遣国を代表する外交使節団の中心となる場所です。
一方、領事館では、自国民への支援やビザなどに関する領事業務が行われます。
海外旅行中にパスポートの紛失などのトラブルが起きた場合にも、大使館や領事館に関する英語を知っていると役立つことがあります。
- 「ambassador(大使)→ embassy(大使館)」
- 「consul(領事)→ consulate(領事館)」
のように関連付けて覚えておくと分かりやすいでしょう。
「外交関係」を英語で表現するには?
「外交関係」は英語で「diplomatic relations」と表現できます。
「diplomatic」は「外交の」「外交上の」、「relations」は「関係」という意味です。
例文
The two countries have diplomatic relations.
(その2か国には外交関係があります。)
また、
The two countries established diplomatic relations.
(その2か国は外交関係を樹立しました。)
のような表現もあります。
「diplomatic」は、ほかにも次のような言葉と組み合わせて使われます。
- diplomatic relations(外交関係)
- diplomatic ties(外交上のつながり・外交関係)
- diplomatic mission(外交使節団・在外公館)
「diplomat(外交官)」「diplomacy(外交)」「diplomatic(外交の)」は形が似ています。
それぞれの意味を区別して覚えておくと、外交に関する英語が理解しやすくなるでしょう。
外交官について話すときに使える簡単な英語例文
最後に、外交官について話すときに使える簡単な例文を確認してみましょう。
例文
He is a diplomat.
(彼は外交官です。)
She works at an embassy.
(彼女は大使館で働いています。)
He wants to become a diplomat.
(彼は外交官になりたいと思っています。)
The ambassador represents the country.
(その大使は国を代表しています。)
They work at the Japanese embassy.
(彼らは日本大使館で働いています。)
The two countries have diplomatic relations.
(その2か国には外交関係があります。)
外交に関する英語には難しい役職名もありますが、すべてを一度に覚える必要はありません。
まずは、
- 「diplomat=外交官」
- 「ambassador=大使」
- 「consul=領事」
- 「embassy=大使館」
- 「consulate=領事館」
など、基本となる言葉から覚えていくとよいでしょう。
まとめ|外交官や大使・領事を表す英語を覚えよう

「外交官」は英語で「diplomat」といいます。
外交官は、自分の国と外国をつなぐ仕事をする人です。
また、外交官に関係する英語には、次のような言葉があります。
- diplomat(外交官)
- ambassador(大使)
- consul(領事)
- embassy(大使館)
- consulate(領事館)
- diplomacy(外交)
「大使」は国を代表して外国とのやり取りをする人、「領事」は外国にいる自分の国の人を助ける仕事などをする人です。
少し難しく感じる言葉もありますが、最初からすべて覚える必要はありません。
まずは、
- 「diplomat=外交官」
- 「ambassador=大使」
- 「consul=領事」
の3つから覚えてみましょう。
ニュースなどで見かけたときに、「これは外交に関係する言葉だ」と分かるだけでも、英語を理解する一歩になります。







