親子で学ぼう!英語で「利き手」ってどう言うの?〜左利きのお子様をサポートするために〜

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利き手という身近なテーマは、お子様の個性を認めながら英語を楽しく学ぶきっかけになります。
左利きの子供たちには、ただでさえ道具の使い方や周囲の環境への適応で工夫が必要なこともありますが、その特性を英語でも前向きに表現してあげることで、自信につながります。
英語で「左利きだね」「特別だね」と言ってあげることは、言葉の壁を超えて、心を支える一歩にもなります。
親子で一緒に英語を使って、「あなたらしさって素敵だね」と伝えられるようになれたら、それはとても素敵なことだと思いませんか?
親子で英語を楽しみながら、日々の中の「ちょっとした会話」も英語で育てていきましょう!
「利き手」は英語でどう言うの?

お子様との日常会話の中で、「どっちの手で書くの?」や「利き手って英語でなんて言うの?」といったやり取りが生まれること、ありませんか?
子供が字を書いたり、お絵かきをしたり、お箸を使ったりする場面で、自然と「利き手」が話題になることは多いですよね。
そんなとき、英語でも「利き手」を表現できたら、ちょっとかっこいいですし、お子様も「英語って楽しい!」と思ってくれるきっかけになるかもしれません。
特に英語圏では、左利きや右利きについて話すのは珍しいことではなく、学校でも先生が自然に聞いてくることがあります。
このセクションでは、「利き手」に関する基本の英語表現や、親子で使えるフレーズをわかりやすくご紹介します。
英語が苦手…という方でも大丈夫。
優しい表現から一緒に見ていきましょう!
dominant hand ってどういう意味?
「利き手」は英語で 「dominant hand(ドミナント ハンド)」 と表現します!
「dominant」 には「支配的な」「優勢な」という意味があり、そこから「主に使う手=利き手」というニュアンスが生まれています。
例文
My dominant hand is my right hand.
(私の利き手は右手です。)
この表現は、日常会話はもちろん、医療現場や学術的な場面でもよく使われる、きちんとした表現です。
たとえば、健康診断の問診票や、リハビリテーション、スポーツトレーニングなどでも「dominant hand」という言葉が登場することがあります。
子供たちにとっても、「dominant hand」という単語を知っておくと、海外の学校やスポーツチームなどで自己紹介するときに役立つかもしれませんね!
まずは「dominant=優勢な」というイメージを一緒に覚えて、英語に少しずつ親しんでいきましょう!
right-handed / left-handedの使い方を覚えよう
日常会話の中では、「右利き」「左利き」を表すときに、「right-handed(ライト・ハンディッド)」 や 「left-handed(レフト・ハンディッド)」 という表現を使います。
handed は「手を使う」という意味があり、前に right や left をつけることで、「どちらの手を主に使う人か」 を表すことができるんです。
例文
He is right-handed.
(彼は右利きです。)
She is left-handed.
(彼女は左利きです。)
この表現はとてもシンプルで覚えやすいので、親子で練習するのにぴったりですね!
また、紹介文や自己紹介の中で「〇〇-handed」という形を使うと、ナチュラルな英語らしさがぐっとアップします。
ちなみに、「両利き」のことを英語では 「ambidextrous(アンビデクストラス)」 と言います。
少し難しい単語ですが、豆知識として知っておくと楽しいですよ!
まずは「right-handed」「left-handed」という基本形を、親子で声に出して覚えてみましょう。
子供に聞くときは How do you write? も使える!
小さなお子様に英語で「どっちの手で書くの?」とたずねたいとき、 「How do you write?(ハウ ドゥ ユー ライト)」 という表現を使うと、とても自然でやさしい聞き方になります。
このフレーズは、「あなたはどうやって書くの?」という意味ですが、英語圏の子供たちにもわかりやすい、シンプルな質問なんです。
もしお子様がまだ英語でうまく答えられない場合でも、手で「書くマネ」をしてもらえば大丈夫!
実際にジェスチャーを交えてやり取りすると、英語の意味も自然と体感的に覚えられます。
また、少し大きなお子様には、
Which hand do you use to write?
(どっちの手で書くの?)
という表現も使えます。
こちらはもう少しフォーマルな言い方ですが、状況に応じて使い分けるとさらに英語らしさがアップしますね。
親子で楽しくやり取りしながら、英語の質問にも慣れていきましょう!
左利きは英語でどう言う?

日本語では「左利き」と一言で言いますが、英語ではどのように表現するのでしょうか?
日常会話でもよく出てくる言い方なので、親子でぜひ覚えておきたいですね!
英語で「左利き」は、基本的に 「left-handed(レフト・ハンディッド)」 と表現します。
直訳すると「左の手を使う」という意味になり、英語圏ではとてもポピュラーな言い方です。
また、カジュアルな場面では、「lefty(レフティ)」 というニックネームのような呼び方も使われます。
lefty は親しみを込めた表現で、特に子供同士や家族の中など、フランクな雰囲気で使われることが多いです。
例文
My brother is left-handed.
(私の弟は左利きです。)
She’s a lefty!
(彼女は左利きなんだよ!)
「左利き」という特徴を伝えるだけでなく、英語でやり取りできると、お子様自身も自信がつきますよね。
これからさらに、left-handed や lefty の使い方、そして英語圏での左利きの捉え方についても詳しくご紹介していきます!
left-handed や lefty の意味と使い方
それでは、「left-handed」と「lefty」について、もう少し詳しく見ていきましょう。
まず、left-handed は「左利きの」という意味の形容詞です!
正式な場面でもカジュアルな場面でも使うことができる、万能な表現です。
「私は左利きです」と言いたいときは、I am left-handed. と言えばOKです!
また、left-handed は人だけでなく、「左利き用の道具」にも使われます。
例文
I need a left-handed pair of scissors.
(左利き用のハサミが必要です。)
続いて、「lefty(レフティ)」 ですが、こちらはもっとカジュアルで親しみやすい言い方です。
お友達同士で「○○くんって左利きなんだ!」と話すときなどにピッタリの表現です。
例文
Are you a lefty?
(君って左利き?)
He’s a lefty, just like me!
(彼も私と同じ左利きなんだ!)
ただし、「lefty」 はあくまでラフな言い方なので、フォーマルな場面や初対面の人に対しては 「left-handed」 を使う方が丁寧です。
海外では左利きってどう思われているの?
日本では、昔は左利きを矯正する文化もありましたが、今では個性として受け入れられることが多いですよね?
では、海外では左利きについてどう思われているのでしょうか?。
結論から言うと、英語圏では左利きに対してポジティブなイメージを持つ人がとても多いです!
特にアメリカやイギリスでは、左利きは「クリエイティブ」「個性的」と捉えられることがよくあります。
例えば、有名な左利きの人としてはこんな人たちがいます。
- アルベルト・アインシュタイン(物理学者)
- レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家)
- ビル・ゲイツ(実業家)
- オバマ元大統領
このように、歴史上の偉人や、現代のリーダーにも左利きの人がたくさんいることから、「左利き=天才肌」「特別な才能を持っている」というイメージも根強いです。
もちろん、すべての国や人がそう考えているわけではありませんが、少なくともネガティブに受け取られることはほとんどないので、安心してお子様にも教えてあげてくださいね。
英語圏の子供たちと「左利きトーク」してみよう!
海外では、利き手の違いについて子供たちが自然に話すこともよくあります。
たとえばこんな会話ができます。
例文
A: Are you left-handed?
(左利きなの?)
B: Yeah! I use my left hand to draw.
(うん!左手で絵を描くんだ。)
自分の得意なことと結びつけて話すと、お子様も嬉しそうに話せるはずです。
左利きの子供を英語で紹介してみよう

海外では左利きの話題はとてもカジュアルです!英語圏の子供たちとも、「どっちの手を使ってるの?」なんて会話をきっかけに、すぐに打ち解けることができます。
親子でこんなフレーズを覚えておくと、英語でのちょっとした会話にも自信が持てますよ!
My child is left-handed. の自然な言い方
お子様が左利きであることを伝えるとき、一番シンプルな表現は
My child is left-handed.
(私の子供は左利きです。)
です。
とてもナチュラルな表現なので、初めての場面でも安心して使えますね!
He’s a lefty.
(彼は左利きだよ。)
の表現は、友達同士やカジュアルな場面にぴったりです。
学校や習い事で伝えるときの英語表現
学校や習い事などを先生に伝えたいときには、少し説明を加えると親切ですね。
例文
My son is left-handed, so he might need special seating arrangements.
(息子は左利きなので、席の配置に配慮が必要かもしれません。)
She’s left-handed and sometimes needs more space when writing.
(彼女は左利きで、書くときに少し広いスペースが必要になることがあります。)
席の位置や道具の配置など、左利きならではの配慮が必要なこともあります!
こうした英語フレーズを知っておくと、スムーズにサポートをお願いできますよ。
left-handed tools や learning tips の紹介も英語で!
また、必要に応じて left-handed tools(左利き用の道具) を紹介する場面もあります。
例文
We use left-handed scissors at home.
(家では左利き用のハサミを使っています。)
Are there any learning tips for left-handed students?
(左利きの生徒向けの学習サポートはありますか?)
道具や学習サポートについても、前向きに話せると良いですね!
親子で楽しく学べる!左利きにまつわる英語アクティビティ

お子様が左利きであることに関して、英語を学びながら楽しめるアクティビティを取り入れてみましょう!
英語の表現を自然に覚えるだけでなく、親子のコミュニケーションや学びの楽しさを増やすことができます。
ここでは、親子で取り組めるいくつかの楽しいアクティビティを紹介しますね。
利き手チェッカーごっこで英語フレーズを覚えよう
利き手を知るためのゲーム感覚で、「利き手チェッカーごっこ」をしてみましょう!
お子様が右手・左手を使う様子を見ながら、英語フレーズを自然に使うことができます。
たとえば、手を出してもらい、
Which hand is your dominant hand?
(どっちの手が利き手ですか?)
と聞いてみると、英語でのやり取りが楽しくなります。
例文
Which hand do you write with?
(どっちの手で書くの?)
Show me your dominant hand.
(利き手を見せて!)
このアクティビティでは、質問形式や命令形の表現も学べて、英語のフレーズが自然に身につけることができます!
絵を描いたり字を書いたりしながら使える表現を学ぼう
左利きの特性を活かして、絵を描いたり文字を書いたりしながら英語表現を学ぶことができます。
What are you drawing?
(何を描いているの?)
Can you write your name with your left hand?
(左手で名前を書いてみて。)
などのフレーズを使うと、お子様は楽しみながら英語を覚えることができます。
例文
Can you draw with your left hand?
(左手で絵が描けるかな?)
Write your name with your dominant hand.
(利き手で名前を書いてみて!)
さらに、書いたものをお互いに見せ合うことで、英語を使ったコミュニケーションも自然に進みます。
海外の左利きに関する絵本や動画もチェック!
英語圏の子供向けの絵本や動画で、左利きに関するストーリーやキャラクターを紹介するのも素敵なアクティビティです。
例えば、「The Left-Handed Book」や「Lefty the Dinosaur」など、左利きのキャラクターが登場する絵本はお子様の興味も引きます。
こうした本や動画を見ながら、「left-handed」や「dominant hand」などのフレーズを自然に覚えることができますね!
例文
Have you seen the video about the left-handed dinosaur?
(左利きの恐竜の動画見たことある?)
This book is about a left-handed boy.
(この本は左利きの男の子についてなんだよ。)
英語でストーリーを楽しむことで、左利きへの理解が深まり、親子の会話も広がります。
習熟度に合わせて、質問や本のレベルを変えてみてくださいね!
まとめ

「利き手」というテーマは、普段の生活に密着した話題だからこそ、親子で楽しく英語に取り組めるきっかけになります。
お子様にとっても、利き手という身近な話題を通じて英語を学ぶことは、より実生活に役立つ学習につながりますね!
特に左利きのお子様をお持ちのご家庭では、その個性を英語でもポジティブに表現できるようになることが、自信や自己肯定感を高める大きな手助けとなります。