1. QQキッズ
  2. 英語ブログ
  3. 「迷う」は英語で何て言う?|すぐに使える例文でわかりやすく解説

「迷う」は英語で何て言う?|すぐに使える例文でわかりやすく解説

「迷う」は英語で何て言う?|すぐに使える例文でわかりやすく解説
カテゴリー
英語で何ていう?

「迷う」という言葉は、日本語ではよく使いますよね。

例えば「道に迷う」「決断に迷う」「気持ちに迷う」など、場面によって意味が少しずつ変わります。

では、英語で「迷う」を表すときはどう言えばいいのでしょうか?

実は一つの単語だけではなく、状況に合わせて表現を使い分ける必要があります。

この記事では、「迷う」を英語で伝える基本表現から、日常会話ですぐに使える例文まで、わかりやすく解説します。

読み終えたあとには、自分の状況に合った「迷う」の英語フレーズを自然に使えるようになりますよ。

「迷う」は英語で何て言う?基本の考え方

日本語の「迷う」は、ひとことで表すのが難しい言葉です。

  • 道に迷う
  • わからなくて迷う
  • 決断に迷う

このように、状況によってニュアンスが変わります。

英語では、それぞれの場面に合わせて違う表現を使うのが自然です。

ここでは「迷う」を表す代表的なフレーズを3つ紹介します。

「get lost」|道に迷うときの定番表現

「get lost」は「道に迷う」「迷子になる」という意味で使います。

例文

I got lost on the way to the station.
(駅に行く途中で迷いました。)

We got lost in the city.
(私たちは街で迷子になった。)

「get lost」は旅行や初めての場所に行ったときによく使える便利な表現です。

ポイント

  • 物理的に場所がわからなくなるときに使う
  • カジュアルな会話でよく使われる

「be confused」|わからなくて迷っているとき

「be confused」「混乱している」「よくわからなくて迷っている」という意味です。

例文

I’m confused about this homework.
(この宿題について混乱しています。)

She was confused by the complicated instructions.
(彼女は複雑な説明に迷っていた。)

「頭が整理できていない」「理解できず迷っている」場面で使われます。

ポイント

  • 気持ちや頭の中が「ごちゃごちゃしている」イメージ
  • 道に迷うときには使わない

「can’t decide」|決断に迷っているときの言い方

「can’t decide」「決められない」「決断に迷っている」という意味です。

例文

I can’t decide what to eat for lunch.
(ランチに何を食べるか決められない。)

He can’t decide whether to study abroad or not.
(彼は留学するかどうか迷っている。)

日常生活でもビジネスでもよく使える表現です。

ポイント

  • 選択肢があって、どちらにするか迷うときに使う
  • フォーマル・カジュアルどちらの場面でも使える

get lost → 道に迷う
be confused → 理解できずに迷う
can’t decide → 決断できずに迷う

それぞれの状況に合わせて使い分けることで、「迷う」を英語で自然に表現できるようになります。

状況別「迷う」の英語表現

「迷う」は場面によって英語での言い方が変わります。

ここでは、よくある3つのシチュエーションに分けて紹介します。

道に迷ったとき(地図や場所に関する場面)

道に迷ったときは 「get lost」 が定番ですが、ほかにも便利な表現があります。

英語表現意味例文
get lost道に迷うI got lost on my way home.
(家に帰る途中で迷った。)
lose one’s way道を間違えるWe lost our way in the forest.
(私たちは森で道に迷った。)
can’t find〜~を見つけられないI can’t find the station.
(駅が見つからない。)

「get lost」はカジュアルで一番よく使われる表現ですが、少し丁寧に言いたい場合は「lose one’s way」を使うと良いです。

決断に迷ったとき(選択肢の間で迷う)

選択肢があって「どっちにしようか迷う」ときには、以下の表現が使えます。

can’t decide : 決められない

I can’t decide which dress to buy.
(どのドレスを買うか決められない。)

be torn between A and B : AとBの間で迷っている

I’m torn between studying abroad and working here.
(留学するかここで働くか迷っている。)

be indecisive : 優柔不断で決められない(ややネガティブ)

He is indecisive about his career.
(彼は進路について優柔不断だ。)

「can’t decide」 は一番シンプル。

より「選択肢の間で揺れている」ニュアンスを出したいときは 「be torn between」 が自然です。

進路や将来に迷ったとき(長期的な迷い)

長期的な選択や人生の方向性に関して「迷う」と言いたいときは、次のような表現がよく使われます。

be uncertain about 〜:~について不安・確信が持てない

I’m uncertain about my future.
(自分の将来について迷っている。)

be confused about 〜:~について混乱している

She is confused about her career path.
(彼女はキャリアの方向性に迷っている。)

hesitate to 〜:~するのをためらう

He hesitates to change his job.
(彼は転職するのを迷っている。)

将来や人生に関する「迷い」には、「uncertain」や「hesitate」がよく使われます。

「短期的な迷い」よりも深い悩みを表すときに適しています。

道に迷う → get lost / lose one’s way
決断に迷う → can’t decide / be torn between
将来に迷う → be uncertain / hesitate

場面ごとに言い方を切り替えると、英語で「迷う」をもっと自然に表現できます。

「迷う」を使った英語の例文集

ここでは「迷う」を表す英語表現を、シーンごとにまとめました。

旅行や日常の場面から、ビジネスや勉強に関する状況まで、すぐに使える例文を紹介します。

旅行や日常で使えるフレーズ(道に迷う)

例文

I got lost on the way to the hotel.
(ホテルに行く途中で迷ってしまった。)

We lost our way in the park.
(私たちは公園で道に迷った。)

Excuse me, I can’t find the station.
(すみません、駅が見つけられません。)

ポイント

  • 観光や買い物の場面では 「get lost」 が一番自然
  • 丁寧に助けを求めたいときは 「can’t find 〜」 を使うと伝わりやすい

会話でよく使うフレーズ(決断に迷う)

例文

I can’t decide what to eat for dinner.
(夕食に何を食べるか決められない。)

She is torn between two job offers.
(彼女は2つの仕事のオファーの間で迷っている。)

He is indecisive about buying a new car.
(彼は新しい車を買うかどうか迷っている。)

ポイント

  • 「can’t decide」 は日常のちょっとした迷いに使える
  • 「be torn between」 は「どちらも魅力的で決められない」状況にぴったり

自分の気持ちを表すフレーズ(気持ちの迷い)

例文

I’m confused about my feelings.
(自分の気持ちに迷っている。)

She feels uncertain about her future.
(彼女は自分の将来について迷っている。)

He hesitates to tell the truth.
(彼は本当のことを言うのを迷っている。)

ポイント

  • confused」 は頭や気持ちが整理できないとき
  • 「uncertain」 は将来や人生など大きな迷いを表すときに自然
  • 「hesitate」 は「ためらう」という行動レベルの迷いを表現

ビジネスや学習場面で役立つフレーズ

例文

I’m confused about the instructions.
(指示に迷っています/わかりにくいです。)

We are undecided about the project schedule.
(私たちはプロジェクトのスケジュールについてまだ迷っています。)

He hesitates to ask questions in class.
(彼は授業で質問するのを迷っている。)

I can’t decide which course to take.
(どの講座を取るか決められない。)

ポイント

  • ビジネスでは「undecided」がよく使われる(フォーマルな表現)
  • 学習場面では「hesitate to ask」が「質問をためらう」などによく登場

「迷う」を表すときに役立つ関連表現

「迷う」を英語で表すとき、必ずしも「get lost / can’t decide / be confused」だけではありません。

ニュアンスによっては、より自然に聞こえる単語やフレーズがあります。

ここでは、類義語や似た表現を整理して紹介します。

「unsure」「uncertain」など類義語

「unsure」「uncertain」 は、どちらも「確信が持てず迷っている」という意味で使われます。

  • unsure → 気軽な会話で「よくわからない」「決められない」
  • uncertain → フォーマルな場面や将来・進路など大きな迷いに使う

例文

I’m unsure about what to say.
(何を言うべきか迷っている。)

She is uncertain about her future career.
(彼女は将来のキャリアについて迷っている。)

「unsure」 は口語的、「uncertain」 はやや堅めの印象があります。

「puzzled」「hesitate」などニュアンスの違い

「puzzled」「hesitate」も「迷い」を表しますが、ニュアンスが異なります。

  • puzzled → 「混乱して困っている」「どうしていいかわからない」
  • hesitate → 「ためらって行動できない」

例文

He looked puzzled by the question.
(彼はその質問に迷っているように見えた。)

She hesitated to open the letter.
(彼女はその手紙を開けるのを迷った。)

「puzzled」 は「頭の中が混乱している状態」、「hesitate」 は「行動に移すのをためらう気持ち」と覚えましょう。

ネイティブがよく使う自然な言い回し

ネイティブの日常会話では、決まったフレーズで「迷い」を表現することが多いです。

例文

I’m on the fence.
(決めかねている/どちらにしようか迷っている。)

I can’t make up my mind.
(決断できないでいる。)

I don’t know what to do.
(どうしていいかわからない/迷っている。)

I’m on the fence about moving to another city.
(別の街に引っ越すかどうか迷っている。)

She can’t make up her mind about the dress.
(彼女はドレスを決められないでいる。)

「on the fence」「make up my mind」 は、ネイティブが自然に使う表現。

日常会話でそのまま真似できます。

「迷う」を英語で表すときは一つの言葉ではなく、状況に応じて使い分けることが大切です。

  • 道に迷うときは 「get lost
  • 決断に迷うときは 「can’t decide
  • 気持ちや考えに迷うときは 「be confused」や「uncertain
  • 行動をためらうときは 「hesitate

などを使うと自然に表現できます。

まとめ

日本語の「迷う」は便利な言葉ですが、英語では状況ごとに違う表現を使う必要があります。

この記事で学んだフレーズを使い分ければ、自分の気持ちや状況をより自然に伝えられるようになります。

「迷う」の英語表現は状況で使い分けよう

日本語の「迷う」は一言で済みますが、英語では状況によって表現を変える必要があります。

  • get lost / lose one’s way → 道に迷う
  • can’t decide / be torn between → 決断に迷う
  • be confused / unsure / uncertain → 気持ちや考えに迷う
  • hesitate / on the fence → 行動をためらう

それぞれのフレーズは、文脈に合わせて自然に使い分けるのがポイントです。

今日紹介した表現を少しずつ会話や練習に取り入れていけば、「迷う」を英語でスムーズに伝えられるようになります。

無料レッスンを受けよう※2回の無料チケットは2回の無料体験後、24時間以内に契約された方が対象です。

関連記事

英会話レッスンを無料体験する