算数に関する英語表現まとめ|親子で学べる基礎フレーズと家庭での活用法

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英語学習というと「単語を覚える」「文法を勉強する」といったイメージが強いですが、実際に言語が定着するのは日常の中で使ったときです。
その中でも「算数」は、英語学習との相性が非常に良い分野です。
理由はシンプルで、使う言葉が限られており、しかも生活の中で頻繁に登場するからです。
本記事では、算数に関する英語表現を基礎から丁寧に整理しながら、家庭で親子がどのように取り入れられるかまで、実践的に解説していきます。
算数は英語学習と相性が良い理由

算数は、英語初心者でも無理なく始められる学習テーマのひとつです。
答えが明確で使う表現もシンプルなため、「わかる」「使える」という実感を得やすいのが特徴です。
ここでは、算数が英語学習と相性が良い理由を2つに分けて解説していきます。
シンプルな言葉で表現できる分野
算数英語はとてもシンプルです。
たとえば以下のような単語だけで成立します。
- plus(足す)
- minus(引く)
- times(掛ける)
- divided by(割る)
- equal(=)
これらは短く、発音も比較的簡単で、文法構造も複雑ではありません。
つまり「英語を話すハードル」が最も低い分野のひとつです。
日常生活にもつながる実用的な英語
算数は学校の中だけで完結するものではなく、日常生活のあらゆる場面で使われています。
そのため、英語と組み合わせることで、より実用的な学びにつながります。
例えば、スーパーでの買い物やお小遣いの計算、時間の管理、物の分配など、日常の中には数や計算を使う場面が多くあります。
算数を通じて英語に触れることで、「英語=勉強」ではなく「英語=生活の一部」として定着していきます。
基本的な算数の英語表現

ここでは算数英語の基礎を、家庭で使えるレベルまで具体化して紹介します。
算数で使う英語は、実はとてもシンプルでパターンも限られています。
そのため、基本的な表現をいくつか覚えるだけで、日常の中ですぐに使えるようになるのが特徴です。
このセクションでは、「数の言い方」や「足し算・引き算」などの基本表現を中心に、親子でそのまま使えるフレーズを具体例とともに紹介していきます。
numbers(数字)
数字はすべての基礎となる、とても重要な要素です。
算数だけでなく、日常生活のあらゆる場面で使うため、最初にしっかり慣れておきたいポイントです。
基本的な数の言い方
one, two, three…
ten, twenty, thirty…
hundred, thousand…
例文
I have three apples.
(りんごを3つ持っています。)
There are ten students.
(10人の生徒がいます。)
数字は「数える」「伝える」といった基本的なコミュニケーションに直結します。
まずは1〜10、その後に10単位(twenty, thirty など)、さらにhundred(100)、thousand(1000)と段階的に覚えていくのがおすすめです。
日常生活でも、「How many?(いくつ?)」と組み合わせて使うことで、自然と英語で数を扱う習慣が身についていきます。
plus / minus / times / divided by
四則演算は算数英語の中心となる重要な表現です。
基本となる4つの言い方を覚えるだけで、簡単な計算は英語でそのまま表現できるようになります。
- plus(+)
- minus(−)
- times(×)
- divided by(÷)
「2 minus 1 is 1」や「3 times 4 is 12」のように、「is(=)」を使って表現するのが基本です。
例文
Two plus three is five.
(2たす3は5。)
Ten minus four is six.
(10ひく4は6。)
最初は数字を小さくして、声に出して繰り返すのがおすすめです。
計算しながら英語を使うことで、「考える」と「表現する」を同時にトレーニングでき、自然と算数英語が身についていきます。
equal(=)の使い方
英語では「=」は「equals」を使って表現します。
「イコール」と記号として覚えるのではなく、「〜は…になる」という結果をつなぐ動詞として理解するのがポイントです。
例えば
2+2=4
Two plus two equals four.
(2たす2は4。)
このように、「equals」を使うことで、計算の結果を自然な英語の文として表現できます。
日本語の「イコール」は記号の読み上げに近い感覚ですが、英語の「equals」は文の中で使う動詞です。
そのため、「Two plus two is four」のように「is」で表現することも可能ですが、「equals」を使うことでより算数らしい表現になります。
fraction / decimal(分数・小数)
少し発展的な内容ですが、算数英語の理解を広げるうえで重要な単語です。
「fraction」は分数、「decimal」は小数を表します。
日常生活でも割合や数値を扱う場面で役立つため、基本的な言い方は押さえておきましょう。
例文
One half is a fraction.
(2分の1は分数です。)
Zero point five is a decimal.
(0.5は小数です。)
One third is a fraction.
(3分の1は分数です。)
※ decimal:/ˈdesɪməl/
小数は「point(ポイント)」を使って読み上げるのが特徴で、「0.3」は「zero point three」と言います。
また、分数は「one half(1/2)」「one third(1/3)」のように、分子と分母を分けて表現します。
計算に関する英語フレーズ

ここでは、実際に計算するときや、問題を解くときにそのまま使えるフレーズを紹介します。
ただ単語を覚えるだけでなく、「どう使うか」に焦点を当てることで、英語を実際の場面で活かせるようになります。
こうしたフレーズを英語で言えるようになると、算数の時間そのものが英語学習の機会に変わります。
What is 5 plus 3?
最も基本的な質問形で、「〜は何ですか?」という形を使ったシンプルな表現です。
計算問題を出すときにそのまま使えるため、最初に覚えておきたいフレーズです。
例文
What is 5 plus 3?
(5たす3はいくつ?)
答えるときは、「It’s eight. / Eight.」のようにシンプルに言えばOKです。
この「What is ~?」の形は、足し算だけでなく
What is 10 minus 4?
(10ひく4はいくつ?)
のように、引き算や掛け算などにも応用できます。
Let’s calculate it.
一緒に考えるときに使える、とても便利な表現です。
子供に「一緒にやってみよう」という前向きな声かけができるため、学習のハードルを下げる効果もあります。
例文
Let’s calculate it step by step.
(一つずつ計算してみよう。)
Let’s try this together.
(これ一緒にやってみよう。)
※ calculate:/ˈkælkjʊleɪt/
「Let’s ~」は「一緒に〜しよう」という意味で、相手をやさしく誘う表現です。
命令ではなく協力するニュアンスになるため、子供への声かけにもとても適しています。
How much is it?
生活英語として非常に重要なフレーズで、「いくらですか?」と金額をたずねるときに使います。
買い物の場面だけでなく、日常生活の中でも自然に使える表現です。
例文
How much is this?
(これはいくらですか?)
It’s five dollars.
(5ドルです。)
「How much」は金額を聞くときの定番表現で、「How many(いくつ)」との違いもあわせて覚えておくと便利です。
買い物ごっこ
親子で楽しく取り組める、実践的な英語+算数アクティビティです。
実際のやり取りをイメージしながら行うことで、自然と表現が身についていきます。
例文
親:How much is this toy?
(このおもちゃはいくらですか?)
子:It’s 100 yen!
(100円です!)
親:I’ll take it!
(それ買います!)
このようなやり取りを通して、「数を言う」「金額を考える」「英語でやり取りする」という3つの力を同時に伸ばすことができます。
実際のおもちゃや身近な物を使うと、よりリアルで楽しい学習になります。
保護者様が意識したいポイント

家庭で英語や算数英語を取り入れる際は、「どう教えるか」よりも「どう関わるか」がとても重要です。
難しいことをする必要はなく、日常の中で無理なく続けられる工夫が、子供の学びを大きく左右します。
ここでは、英語を楽しく自然に定着させるために、保護者様が意識しておきたいポイントをわかりやすく紹介します。
正確さより「使う経験」
英語は知識として覚えるだけでなく、実際に使うことで身につくスキルです。
文法や発音の正確さにこだわりすぎるよりも、まずは口に出して使う経験を積むことが大切です。
たとえ間違いがあっても、使う中で「こう言えば伝わるんだ」と少しずつ理解が深まっていきます。
家庭では、短いフレーズでもよいので積極的に英語を使うことを意識しましょう。
正確さよりも「伝えようとする姿勢」を大切にすることが、自然な英語習得につながります。
英語と算数を分けない
「算数の中に英語がある」という感覚が理想です。
英語の時間と算数の時間を分けて考えるのではなく、算数のやり取りの中に自然と英語を取り入れていくことがポイントです。
例えば、「What is 3 plus 2?」「It’s five.」のように、計算そのものを英語でやり取りするだけでも十分な学習になります。
こうした小さな積み重ねが、「英語は特別なものではなく、普段使うもの」という感覚を育てていきます。
また、数を数える、答えを言う、考え方を説明するなど、算数のプロセスすべてに英語を少しずつ取り入れることで、より実践的な力が身についていきます。
楽しさが継続の鍵
英語も算数も、無理にやらせるのではなく「楽しいからやりたい」と思えることが、長く続けるための一番のポイントです。
例えば、ゲーム感覚で計算したり、買い物ごっこをしたりするだけでも、子供は自然と夢中になります。
その中で英語を使うことで、「勉強している」という意識なくスキルが身についていきます。
また、小さな成功体験を積み重ねることも大切です。
「できたね」「今の英語よかったね」といった声かけが、子供のやる気につながります。
まとめ

算数は英語学習の中でも特に相性の良い分野です。
シンプルで日常的、そして実際に使う場面が多いからです。
基本的な数字や計算表現を覚えるだけで、家庭の中ですぐに英語を使うことができます。
大切なのは、「正しく話すこと」よりも「使うこと」を意識することです。
親子でのちょっとしたやり取りを英語に変えるだけでも、十分な学習になります。







