子供の英作文で迷わない!英語の語数カウントをやさしく解説

お子様が英作文の宿題や英検®︎対策に取り組んでいるとき、
「これって何語になるの?」
「語数が足りているか分からない…」
このように悩んだことはありませんか。
英語の語数カウントは、実は多くの子供だけでなく保護者様も戸惑いやすいポイントです。
しかし、基本的なルールを知ってしまえば決して難しいものではありません。
むしろ、語数を意識すること自体が英語力アップにつながる大切な学習習慣になります。
この記事では、英語の語数カウントの基本から、子供がつまずきやすいポイント、そして英語が得意でない保護者様でも親子で一緒に確認できる簡単な方法までを、できるだけ分かりやすく丁寧に解説していきます。
「英語に自信はないけれど、子供の学習はしっかり支えてあげたい」そんな思いをお持ちの保護者様に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
英語の語数カウントとは何かを知ろう

英語の語数カウントと聞くと、「何を基準に数えるの?」「日本語の文字数とはどう違うの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
特に英作文や英検®︎対策では、語数が条件を満たしているかどうかが評価に直結するため、正しく理解しておくことがとても重要です。
一方で、ルールを知らないまま感覚で数えてしまい、内容は良いのに語数不足で減点されてしまうケースも少なくありません。
この章では、英語の「語数」とはそもそも何を数えるのか、日本語との違いはどこにあるのかといった基本の考え方を、英語が苦手な保護者様でも安心して理解できるよう、やさしく解説していきます。
そもそも「語数」とは何を数えるの?
英語の「語数」とは、単語(word)の数のことを指します。
英作文では、文の中にいくつの単語が使われているかを、一語ずつ数えていきます。
たとえば、次の文を見てみましょう。
I like apples.
この文は、 I(1語)+ like(1語)+ apples(1語)となり、合計で3語です。
日本語の作文では「何文字書いたか」を意識することが多いですが、英語ではそれとは異なり、意味のかたまり=単語(word)を数えるという点が大きな違いです。
この考え方をまず押さえておくことが、語数カウントの第一歩になります。
日本語の文字数との違いに注意
日本語の作文では、「何文字書いたか」を基準に考えることが多いですが、英語ではこの考え方は通用しません。
たとえば、次の文を見てみましょう。
I am very happy today.
ぱっと見た印象では文字数が多く、長い文章に感じるかもしれません。
しかし、語数で数えると、I / am / very / happy / today となり、合計で5語です。
このように、文字の長さやアルファベットの数は語数には関係ありません。
英語の語数カウントでは、スペースで区切られた単語一つひとつを数えると考えると、ぐっと分かりやすくなります。
なぜ学校や英検®︎で語数が大切なのか
学校の英作文や英検®︎のライティングでは、「◯語以上◯語以内で書きましょう」と語数が指定されることがほとんどです。
これは単なるルールではなく、
- 最低限の情報量を書けているか
- 必要以上に書きすぎていないか
- 英文を適切な長さでまとめる力が身についているか
といった点を確認するための大切な基準になっています。
たとえば、伝えたい内容がとても良く書けていても、語数が足りていない場合は評価が下がってしまうことがあります。
反対に、語数を意識しすぎて必要以上に長く書いてしまうと、要点がぼやけてしまうこともあります。
このように、語数カウントは評価に直結する重要なポイントです。
英作文に取り組む際は、内容だけでなく語数にも目を向ける習慣を身につけていきましょう。
親が知っておきたい英語の語数カウント基本ルール

英語の語数カウントは、細かい決まりが多そうに感じてしまい、「自分には難しそう…」と不安になる保護者様も少なくありません。
しかし、実際にはいくつかの基本ルールを押さえておくだけで、お子様の英作文や英検®︎対策を十分にサポートできるようになります。
この章では、スペースで区切られた単語はどう数えるのか短縮形や記号は語数に含まれるのかといった、保護者様がつまずきやすいポイントを中心に、
「ここだけ知っておけば大丈夫」という基本ルールを分かりやすく解説します。
英語が得意でなくても問題ありません。まずはルールを理解し、お子様と一緒に語数を確認できる状態を目指していきましょう。
1語として数える単語の考え方
英語の語数カウントの基本ルールはとてもシンプルです。
まずは次の考え方を押さえておきましょう。
- スペースで区切られているものは1語
- 冠詞(a / the)も1語
- 前置詞(in / on / at など)も1語
たとえ短い単語であっても、意味を持つ単語はすべて1語として数えるのがポイントです。
日本語の感覚だと見落としがちな「a」や「the」「in」なども語数に含まれる ため、語数が足りないと感じたときは、こうした単語をきちんと数えられているかを確認してみましょう。
このルールを理解しておくだけでも、語数カウントはぐっと楽になります。
短縮形や数字はどう数える?
英語の語数カウントでは、短縮形(短くした形)も1語として数えます。
たとえば、
don’t → 1語
I’m → 1語
「do not」「I am」と意味は2語分に感じるかもしれませんが、短縮して1つの形になっていれば1語と考えます。
また、数字も同様に1語として数えます。
I have 2 dogs.
この文は、I / have / 2 / dogs となり、合計で4語です。
数字だから特別な扱いになる、ということはありません。
スペースで区切られていれば1語という基本ルールをそのまま当てはめて考えれば大丈夫です。
ハイフンや記号がある場合の数え方
小学生・中学生レベルの英作文ではあまり多くはありませんが、英語には次のようなハイフン(‐)付きの単語が出てくることがあります。
- well-known
- part-time
このようなハイフンでつながった単語は、基本的に1語として数えられることが多いと考えて大丈夫です。
見た目は複数の単語に分かれているようでも、意味として一つのまとまりになっているためです。
ただし、学校の課題や英検®︎などの試験では、指示や採点基準が優先されます。
もし数え方に迷った場合は、無理に自己判断せず、学校や試験の指示に従えばOKと覚えておきましょう。
「基本ルールを知りつつ、迷ったら指示を確認する」これが、保護者様がサポートする際の安心ポイントです。
子供がつまずきやすい語数カウントのポイント

語数カウントのルール自体はシンプルですが、実際に英作文を書いていると、子供が間違えやすいポイントはいくつかあります。
特に日本語の感覚のまま数えてしまうと、「ちゃんと書いたはずなのに語数が足りない…」という状況になりがちです。
この章では、子供がよく勘違いしてしまう語数カウントのポイントや、保護者様がチェックするときに気をつけたい点を中心に解説していきます。
事前につまずきやすいポイントを知っておくことで、お子様の英作文を確認するときも、「どこを見ればいいのか」が分かり、よりスムーズにサポートできるようになります。
a や the を数え忘れてしまうケース
子供が一番よくやってしまうミスが、「a / the / an」を語数に入れ忘れてしまうことです。
たとえば、次の文を見てみましょう。
I have a dog.
この文は、I / have / a / dog となり、本来は4語です。
しかし、「a」を飛ばして数えてしまい、「I / have / dog で3語」と思ってしまうケースがとても多く見られます。
日本語には冠詞の感覚がないため、つい「おまけの言葉」のように扱ってしまいがちなのです。
英語では、「a」や「the」も立派な1語です。
語数が足りないと感じたときは、まず冠詞をきちんと数えられているかを親子で確認してみましょう。
前置詞や接続詞を見落としやすい理由
- in
- on
- because
- and
このような前置詞や接続詞は、文章の中であまり目立たず、つい数え落としてしまいやすい単語です。
特に、意味の中心にならない単語ほど、「数えなくてもいいのでは?」と感じてしまうことがあります。
しかし、英語の語数カウントでは、短くても意味を持つ単語はすべて1語です。
「in」や「on」のような短い単語も、「because」や「and」のようなつなぎ言葉も、すべて語数に含める必要があります。
「短くても1語」という意識を持つだけで、語数カウントのミスは大きく減ります。
保護者様がチェックするときも、こうした小さな単語に目を向けてあげると安心です。
親子でできる語数チェックの方法

英語の語数カウントは、「全部子供任せにする」必要はありません。
むしろ、親子で一緒に確認することで、ミスを防ぎやすくなり、学習効果も高まります。
この章では、英語が得意でない保護者様でもすぐに実践できる語数チェックの方法を紹介します。
特別な知識や道具は必要なく、ちょっとした声かけや確認の仕方を変えるだけで十分です。
語数チェックを「間違い探し」にするのではなく、親子で一緒に確認する習慣として取り入れることで、お子様も安心して英作文に取り組めるようになります。
指で追いながら一語ずつ確認する
もっともおすすめなのが、紙に書いた英文を指でなぞりながら数える方法です。
とてもシンプルですが、語数カウントのミスを防ぐのに効果的です。
やり方は簡単で、
- 単語を一つ読む
- 指を一つ動かす
これを繰り返すだけです。
目で追うだけで数えようとすると、「a」や「the」「in」などの短い単語を飛ばしてしまいがちですが、指を動かしながら確認することで、見落としを防ぐことができます。
この方法を習慣にすれば、数え間違いはほぼなくなり、親子での確認もしやすくなります。
声に出して読むと数えやすくなる
英語の語数チェックでは、声に出して読むのもとても効果的です。
黙読よりも、
- 単語の区切り
- 文のリズム
この方が分かりやすくなり、語数を正確に数えやすくなります。
また、「読めないところ=数えにくいところ」でもあります。
スムーズに読めない部分は、単語の切れ目があいまいになっていることが多く、語数ミスが起こりやすいポイントです。
声に出して読むことで、語数チェックと発音練習を同時に行えるのも大きなメリットです。
語数を確認しながら、正しい英語のリズムにも自然と慣れていくことができます。
語数カウントを通して育つ英語力

語数カウントは、「条件を満たしているかを確認するための作業」というイメージを持たれがちですが、実はそれ以上に、英語力そのものを伸ばす大切な学習機会でもあります。
一語ずつ意識して数えることで、単語の区切りや文の構造に自然と目が向くようになり、「なんとなく書く英語」から「考えて組み立てる英語」へと変わっていきます。
この章では、語数カウントを続けることで身につく力や、お子様の英語学習にどのような良い影響があるのかを、保護者様の視点で分かりやすくお伝えしていきます。
単語のかたまりで英語を考えられるようになる
語数を意識すると、「なんとなく書く」状態から「単語を並べて文を作る」という意識に変わります。
一語ずつ数えることで、単語のかたまりや並び方に自然と目が向くようになり、これは英語を構造で理解する力につながります。
英文のリズムや流れが自然になる
語数を意識しながら英文を読むことで、英語特有のリズムや文の長さの感覚が自然と身についていきます。
一語ずつ確認する中で、「ここで区切れる」「ここが少し長い」といった感覚が養われ、文全体の流れを意識できるようになります。
その結果、無理に単語を詰め込んだ文章ではなく、読みやすく、相手に伝わりやすい英作文を書けるようになっていきます。
まとめ

英語の語数カウントは、難しいルールがたくさんあるわけではありません。
- スペースごとに1語と考えること
- 短い単語も忘れずに数えること
- 指や声を使って確認すること。
この基本を押さえるだけで、親子で安心して英作文に取り組めるようになります。
語数を数える時間は、単なる「確認作業」ではなく、英語力を育てる大切な学習時間でもあります。
ぜひ英作文の仕上げに、親子で一緒に語数チェックをしてみてください。







