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英語での数の数え方を完全解説|基本ルール・読み方・例文つき

英語での数の数え方を完全解説|基本ルール・読み方・例文つき
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英語コラム

英語の数字は、1(one)から100まで覚えるだけでなく、「読み方のルール」「つなぎ方」を知ることで、グッと使いやすくなります。

特に、21(twenty-one)や 35(thirty-five)など、日本語とは違う読み方に戸惑う人も多いはずです。

また、日付・年齢・値段・電話番号など、数字は日常のあらゆる場面で登場します。

この記事では、英語初心者でも理解しやすいように、数字の読み方の基本ルールから、大きい数字の言い方、実際に使える例文まで丁寧に解説します。

子供でもすぐ覚えられるよう、むずかしい専門用語は使わず、シンプルな説明にまとめています。

「英語の数字ってどう読むの?」「なんで 21 は twenty-one なの?」と疑問に感じたとき、この記事を読めばしっかり理解できる内容です。

数字の英語をマスターして、日常の会話や授業で役立てましょう。

英語で数を数える基本ルール

英語で数字を読むときは、日本語とは違うルールがあります。

とはいえ、最初はむずかしいことを覚える必要はありません。

まずは、

「数字には2種類あること」・「0〜10を正しく言えること」が大切です。

ここでは、英語が苦手な子供でも安心して読めるように、数字の基本ルールをやさしくまとめました。

英語の数字は「基数」と「序数」の2種類

英語の数字には、次の2つの種類があります。

1.基数(cardinal numbers)

→ ふつうの数の数え方(1、2、3…)
→ 物の数・年齢・点数などで使う

2.序数(ordinal numbers)

→ 順番を表す数(1番目、2番目、3番目…)
→ 日付・順位・順番に並べるときなどで使う

イメージの違い

  • 基数:How many?(いくつ?)
  • 序数:Which one?(何番目?)

I have two pens.
(基数:2本)

My birthday is on the 3rd.
(序数:3日)

まずは「2種類あるんだ!」と分かればOKです。

まず覚えるべき数字(0〜10)

英語の数字をマスターするために、最初に覚えたいのが 0〜10 の読み方です。

この部分ができれば、そのあとの数字がとても楽になります。

0〜10(読み方つき)

数字英語読み方のイメージ
0zeroゼロ
1oneワン
2twoトゥー
3threeスリー
4fourフォー
5fiveファイブ
6sixシックス
7sevenセブン
8eightエイト
9nineナイン
10tenテン

最初はカタカナの読みでもOKです。

声に出して何度も練習するとスムーズに言えるようになります。

英語の数字が苦手な人がつまずきやすいポイント

英語の数字で苦手になりやすい理由には、いくつかの共通点があります。

子供にもよくあるつまずきポイントをまとめました。

1. 「three」 の発音がむずかしい

「th(ス)」 の音が日本語にないため、苦手な子が多いです。

無理に発音しようとせず、息を軽く出すイメージで練習すると言いやすくなります。

2. 「four」 と 「five」 の区別がつきにくい

「フォー」「ファイブ」と似ているように聞こえるため、会話で聞き取りにくいことがあります。

数字の並び(four=4、five=5)とセットで覚えるとミスが減ります。

3. 「seven」 と 「eleven」 が似ていて混乱する

発音が似ているので、早口の英語だと聞き間違えやすい数字です。

ゆっくりした音で

seven(セブン)
eleven(イレブン)

と意識して練習すると区別しやすくなります。

4.大きい数字が読む前に混乱する

いきなり大きな数字を読もうとすると難しく感じます。

まずは、「0〜10」「10〜20」から少しずつ広げていけばOKです。

英語の数字は、基本部分をおさえるだけでぐっと読みやすくなります。

最初のステップとして、まずは 0〜10 の発音になれていきましょう。

英語の「基数(cardinal numbers)」の読み方

基数とは、ふつうに数を数えるときの数字のことです。

英語の基数には読み方のルールがあり、それを知っておくと数字全体がぐっと読みやすくなります。

ここでは、1〜20、20〜100、そして大きい数字の読み方まで、基本だけをコンパクトにまとめました。

1〜20の読み方をやさしく解説

1〜20 の数字は、英語の数字の中でも特に大切です。

なぜなら、ここを覚えるとそのあとがとても楽になるからです。

1〜20(発音イメージつき)

1〜10 はすでに覚えた前提として、11〜20の読み方に注目します。

数字英語読み方のイメージ
11elevenイレブン
12twelveトゥエルブ
13thirteenサーティーン
14fourteenフォーティーン
15fifteenフィフティーン
16sixteenシックスティーン
17seventeenセブンティーン
18eighteenエイティーン
19nineteenナインティーン
20twentyトゥエンティ

13〜19 の 「teen(ティーン)」 が目印になります。

ここが理解できると聞き取り・発音がとても簡単になります。

20〜100の法則(21=twenty-one の仕組み)

20〜100は、基本のルールを知ればとても簡単です。

数字の仕組み(とても大切)

  • 21=twenty-one
  • 35=thirty-five
  • 48=forty-eight

このように、「十の位」+「一の位」 をハイフン(ー)でつなぐだけです。

よく使う十の位

数字英語
20twenty
30thirty
40forty
50fifty
60sixty
70seventy
80eighty
90ninety

これを覚えると、20〜99 はすべて読めるようになります。

大きい数字の読み方(100・1,000・1,000,000 など)

大きい数字も、英語には決まった単位があるので意外と簡単です。

大きい数の単位

数字英語読み方
100one hundredワン ハンドレッド
1,000one thousandワン サウザンド
1,000,000one millionワン ミリオン

仕組みのポイント

  • 101 → one hundred one(and をつけない場合も多い)
  • 1,234 → one thousand two hundred thirty-four

単位のあとに数字を続けて読むだけなので、ルールはとてもシンプルです。

例文

I saved one hundred dollars.
(100ドル貯めました。)

This city has one million people.
(この町には100万人がいます。)

大きい数字は見た目よりずっと簡単です。

まずは 「hundred(100)」「thousand(1000)」「million(100万)」の3つだけ覚えれば十分です。

英語の「序数(ordinal numbers)」の読み方

序数は、順番を表す数字です。

「1番目」「2番目」「3日」「4位」など、日付や順位でとてもよく使われます。

英語の序数はむずかしく見えますが、ルールを知ればとてもシンプルです。

ここでは、特に大切な「1st・2nd・3rd」と、「4th」 以降の簡単な覚え方、そしてよく使う例文をまとめます。

「1st・2nd・3rd」 の特殊ルール

序数の中で特別なのが、この3つです。

特別な序数

  • 1st(first)
  • 2nd(second)
  • 3rd(third)

読み方が基数(one, two, three)と大きく変わるので、これは丸ごと覚えたほうが早いです。

読み方のイメージ

  • first(ファースト)
  • second(セカンド)
  • third(サード)

この3つを覚えておくと、日付や順位を読むときに困りません。

「4th」 以降のシンプルな覚え方

4番目以降は、とても簡単です。

基本ルール

基数(four, five, six…)+ th をつけるだけ!

  • 4th → fourth(フォース)
  • 5th → fifth(フィフス)
  • 6th → sixth(シックスス)
  • 7th → seventh(セブンス)
  • 8th → eighth(エイス)
  • 9th → ninth(ナインス)
  • 10th → tenth(テンス)

ほとんどが 「th」をつけるだけ なので、とても覚えやすいです。

日付や順位でよく登場する序数の例文

序数がいちばん使われるのは、日付と順位のときです。

シンプルな例文を覚えておくと、とても便利です。

日付での使い方:例文

My birthday is on the 5th.
(わたしの誕生日は5日です。)

Today is the 21st.
(今日は21日です。)

順位での使い方:例文

I came in 1st place.
(わたしは1位でした。)

She finished 3rd.
(彼女は3位でゴールしました。)

序数は、ルールを理解すればとても使いやすい数字です。

まずは「1st・2nd・3rd」と「th をつける」という大きな流れだけ覚えればOKです!

英語で数えるときに役立つ基本フレーズ

英語で数を扱うときは、数字そのものだけでなく、

「物を数えるときの言い方」や「いくつと聞く表現」をセットで覚えておくと、とても便利です。

ここでは、英語初心者の子供でもすぐ使える、数に関する基本のフレーズをまとめました。

物の数え方(a piece of / a pair of など)

英語では、物の種類によって「数え方」が変わることがあります。

とくに次の2つは、会話でもよく使われる便利な表現です。

a piece of(ひとつの〜)

紙・ケーキ・ガムなど、形が決まっていないものに使います。

  • a piece of cake(ケーキ1切れ)
  • a piece of paper(紙1枚)

例文

Can I have a piece of cake?
(ケーキを1つもらえますか。)

a pair of(〜の1組・1対)

「2つで1つ」になる物に使います。

靴・靴下・はさみ・メガネなど。

  • a pair of shoes(靴1足)
  • a pair of socks(靴下1組)

例文

I bought a pair of socks.
(靴下を1組買いました。)

覚えておくと、買い物や説明でとても便利です。

「いくつ?」を英語で尋ねる表現(How many / How much)

英語では「いくつ?」にも、2種類の聞き方があります。

これは日本語にはあまりないので、子供がつまずきやすいポイントです。

How many(数えられるものに使う)

ペン・りんご・本などの「数えられる物」につけます。

例文

How many apples do you have?
(りんごはいくつ持っていますか。)

How much(数えられないもの・値段)

水・砂糖・時間・お金(値段)などに使います。

例文

How much water do you need?
(どれくらい水が必要ですか。)

How much is this?
(これはいくらですか。(値段))

この2つの違いを知っておくと、会話がとてもスムーズになります。

会話でよく使う数に関係するフレーズ

数字に関係する表現は、日常会話でもよく登場します。

短くて覚えやすいものを集めました。

a lot of 〜(たくさんの〜):例文

a lot of people
(たくさんの人)

a few 〜(少しの〜(数えられるもの)):例文

a few minutes
(数分)

a little 〜(少しの〜(数えられないもの)):例文

a little water
(少しの水)

the number of 〜(〜の数):例文

the number of students
(生徒の数)

more than 〜(〜より多い):例文

more than ten
(10より多い)

どれも使い方がシンプルなので、数字の説明をするときにとても役立ちます。

数字の読み方を会話で使える例文

英語の数字は、「読めるだけ」では実際の会話で使いにくいことがあります。

年齢、時間、値段、電話番号など、日常のいろいろな場面で数字はよく登場します。

ここでは、会話でそのまま使える例文をまとめて、数字を自然に使えるように練習していきます。

年齢・時間・値段の表現

日常でとくによく使う数字といえば、年齢・時間・値段です。

まずは短くてシンプルな表現から覚えてみましょう。

年齢(age):例文

I’m twelve years old.
(わたしは12才です。)

How old are you?
(何才ですか。)

She is fifteen.
(彼女は15才です。)

時間(time):例文

It’s three o’clock.
(3時です。)

I get up at seven.
(わたしは7時に起きます。)

The bus comes at 8:45.
(バスは8時45分に来ます。)

値段(price):例文

How much is this?
(これはいくらですか。)

It’s five dollars.
(5ドルです。)

This costs twenty-eight dollars.
(これは28ドルかかります。)

簡単な数字だけで会話ができるので、あせらずに少しずつ練習していきましょう。

電話番号・住所などの読み方

電話番号や住所は、数字が長く続くので苦手な子も多いです。

ポイントは「ゆっくり」「区切って」読むことです。

電話番号(phone number)

電話番号は、数字を1つずつ読みます。

例文:My number is 090-1234-5678.
→ zero nine zero, one two three four, five six seven eight

※ 0 は「zero(ズィーロウ)」または「oh(オウ)」のどちらでもOKです。

住所(address)

番地や部屋番号も、数字をそのまま読みます。

例文:I live in 3-12-8 Sakura Street.
→ three – twelve – eight Sakura Street.

慣れないうちは、手で区切りながら読むとスムーズになります。

学校や日常で使える会話例

最後に、数字がよく登場する「会話の流れごと」覚えておける例を紹介します。

学校での会話:例文

A:How many students are in your class?
(クラスに生徒は何人いますか。)

B:There are thirty-two students.
(32人います。)

A:What page is it?
(何ページですか。)

B:Page twenty-four.
(24ページです。)

日常の会話:例文

A:What time does the movie start?
(映画は何時に始まりますか。)

B:It starts at six.
(6時に始まります。)

A:How many cookies do you want?
(クッキーいくつ欲しい?)

B:I want three.
(3つほしいです。)

A:How much is the ticket?
(チケットはいくら?)

B:It’s ten dollars.
(10ドルです。)

数字の表現は、会話で使ってみるほど自然に身につきます。

短くて言いやすい例文から、親子で声に出して練習してみてください。

大きい数字の読み方をわかりやすく解説

大きい数字は、英語が苦手な子供にとってとてもむずかしく感じる部分です。

しかし、英語には「単位」がはっきり決まっているので、ルールを知ればとても簡単に読めるようになります。

ここでは、「hundred/thousand/million」 の使い方と、よくある読み間違いをやさしく解説します。

「hundred/thousand/million」 の使い方

英語の大きい数字は、次の3つの単位を覚えるだけで、ほとんど読めるようになります。

基本の単位

  • hundred(100)
  • thousand(1,000)
  • million(1,000,000)

これらを「組み合わせて読む」のが英語の数字の特徴です。

hundred(100 のまとまり)

  • 100 → one hundred
  • 300 → three hundred

※ hundred は複数形にしません(hundreds にしない)

例文

I saved one hundred dollars.
(100ドル貯めました。)

thousand(1,000 のまとまり)

  • 1,000 → one thousand
  • 5,000 → five thousand

例文

There are two thousand people.
(2000人がいます。)

million(100万のまとまり)

  • 1,000,000 → one million
  • 3,000,000 → three million

例文

This city has one million people.
(この町には100万人がいます。)

組み合わせるだけで読める

例文:12,345
→ twelve thousand three hundred forty-five

ルールが分かれば、むずかしそうな数字もスラスラ読めるようになります。

読み間違えやすい数字の注意点

英語の数字で子供がつまずきやすいポイントを、やさしくまとめました。

1. 「hundred」 を 「hundreds」 にしない

数字が複数でも、基本は 「hundred」 のまま。
(ただし「何百もある」という意味のときだけ 「hundreds」)

× two hundreds
○ two hundred

2. 「thousand」 と 「hundred」 の順番を逆にしない

数字の大きい方から読むのがルールです。

× hundred thousand one
○ one hundred thousand one

3. thousand と million の桁を間違える

とくに早口の英語だと聞き取りにくいので注意。

thousand → 千
million → 百万

慣れるまでは「0 の数」を指で数えながら読むと安心です。

4. 101 や 1,002 の読み方

細かい数字でも、単位をつけるだけで読めます。

101 → one hundred one
1,002 → one thousand two

※ 「and」 を入れても OK(イギリス英語では 「and」 を入れやすい)

大きい数字は、単位のルールさえ分かれば怖くありません。

まずは 「hundred → thousand → million」 の三つをしっかり覚えて、少しずつ練習していきましょう。

まとめ|英語の数え方を自然に使えるようになろう

英語の数字はむずかしそうに見えますが、実は「ルール」を知ればとてもシンプルです。

まずは 0〜10 の読み方をしっかり身につけ、そこから 「teen(13〜19)」「20〜100 の法則」そして 「hundred/thousand/million」 の単位へと広げていくと、数字全体がぐっと読みやすくなります。

また、序数(1st, 2nd, 3rd, 4th…)や、年齢・時間・値段・電話番号の読み方など、日常でよく使う表現をセットで覚えることで、会話の中でも自然に数字を使えるようになります。

英語で数字を言えるようになると、買い物、学校のやりとり、ゲームやSNSなど、毎日の生活がもっとスムーズになります。

数字は英語の基礎の中でも、とても使い道の多い分野です。

今日学んだルールを思い出しながら、ぜひ気軽に英語の数字を使ってみてください。

きっと、「あ、読めた!」「言えた!」という楽しい瞬間が増えていきますよ。

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