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【子供英会話】英会話初心者が独学で上達するには?

【子供英会話】英会話初心者が独学で上達するには?
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英語コラム
  • 「英語を話せるようになりたいな。」
  • 「でも、どのような学習をすれば効果的なのだろう?」
  • 「独学では難しいのかな?」

英会話の学習を始めて間もない頃は、このような悩みがつきものです。

英会話初心者にとって「英語を流暢に話せるようになる」ということは、長い道のりに感じるかもしれません。

実際、日常英会話を学ぶために必要な時間は、約2000時間と言われています。
(※仕事で困らないレベルであれば、約3000時間)

簡単に手に入るスキルではありません。

特に、10歳を過ぎて英語学習をスタートさせた場合、しっかりとした学びが必要になります。
(※言語習得の臨界期は諸説ありますが、9歳くらいと言われています)

「結局、たくさんの勉強が必要なのね。」

とがっかりされたかもしれません。

言語習得の原則は「学習」です。
英会話であっても、基本になる知識は「学習」によって得られるものです。

独学するなら、効果のある学習をしたいですね。

この記事は、

  • 「英会話を自分で学んで欲しい」と考えている、高学年以上のお子さまをお持ちの保護者さま
  • 大人英会話初心者で、独学で英会話を上達させたい方

に是非お伝えしたい内容です。

  • 何から学習し始めるのが効率的なのか
  • 具体的にどんな学習をしていけば、話す力が向上するのか

が分かります。

よって、独学でも英会話を上達させることが可能です。

英会話初心者は何から学習すべき?

英会話初心者が最初にすべき学習は、語彙と文法の知識を増やすことです。

「英文を読む」「英語を聞き取る」などといったスキルに欠かせないのが、語彙力と文法の知識です。

当たり前ですが、知っている単語が、500語から2000語に増えれば、英文の意味を正確に、早く読み取ることができます。

知っている単語が増えれば、聞き取る力も自然に向上します。
文法の知識があれば、正しい英語で話すことができます。

「文法の知識はあまり必要ない」という情報もありますが、正しいとは言えません

感覚的に言語を習得できる能力のある「幼児期」であれば、必要ないと言えるでしょう。
しかし、既に日本語を母国語として確立している高学年以上の場合、日本語の影響は避けられません。

文法の知識が十分でない場合、

「日本語で直訳した変な語順で英語を話す」

と言ったことになりかねません。

中学生で学習する程度の文法知識は、しっかりと身につける必要があります。

語彙・文法の知識が増えると、英語がスラスラと口から出てくることが体感できます。

No input, no output.です。

独学でできる基礎知識の向上が、英会話上達のカギ

英会話の技量を上げるには「聞く・話す・読む・書く」といった4技能をバランス良く向上させることが大事と聞いたことがあると思います。

見落としがちですが、そのスキルを支えているのが語彙、文法といった基礎知識です。

知識が土台にあって成り立つのが、4技能です。
土台がしっかりしていればしているほど、上に立つスキルは高いものになります。

「英会話を早く上達させたい」と思ったら、前述しましたが、

  • 語彙力をつける
  • 文法の学習をする

ことが最優先です。

具体的な方法を一緒に確認していきましょう!

語彙力をつける

ネイティブの4歳は、5000語の単語を知っていると言われています。

日本の高校卒業程度と同じ単語数です。

学校で導入される単語数

  • 小学校:約600~700程度、
  • 中学校;1600~1800程度、
  • 高校:1800~2500程度

大人のネイティブとコミュニケーションを図るためには、学校教育だけでは足りないことが分かります。

知っている単語を増やしていきましょう!

音声付きの単語帳で集中的に単語を増やすことに加え、身の回りにある物の単語を覚えることが有効です。

<覚え方のコツ>

・隙間時間を活用する

単語は、短時間に繰り返した方が記憶に残りやすい

・出会う回数を多くする

覚えられない単語は、出会う回数を多くする。⇒脳が重要な情報と認識する

・定期的に復習する

人間の脳は復習しないと、忘れるように出来ている
忘却曲線

・正しい発音で、声に出して覚える

特に、アクセントが違うと伝わらない

・語法も一緒に覚える

例文を参照して使い方を確認する

<例>
absent /欠席の、という意味単体ではなく
be absent from..のように、使い方を確認する
I was absent from school. のように自分で使いそうな例文を作ってみる

・グループで覚える

同義語・対義語を一緒に覚えると効果的

<例>
love, like, favorite (同義語)
hate, dislike(対義語)

単語を見て、意味が直ぐにわかるレベルまで記憶するのが理想です。

「英語脳」と言える状態だからです。
聞いて直ぐに意味が分かるのでリスニング力も向上します。

発音が苦手な人はフォニックスを学ぶことをお勧めします。

文法を学習する

小学生であっても、英会話力を高めるためには、文法の学習が必要です。

中学生までの文法を一通り学習しましょう。

ルールと解説が書いてある問題集を選んで下さい。

薄くて達成感のある問題集がお勧めです。

1つ1つの単元をじっくり進めることで、混乱を防ぎます。

英会話は、文型と時制が大事です。

大人学習者は「基本文型」と「時制」から復習し直すと良いでしょう。

「話す力を向上させる」おすすめの独学方法【4技能編】

「話す・聞く・読む・書く」の4技能を向上させる方法はたくさんありますが、この章では「話す」ために効果的な4技能独学法をご紹介します。

リーディングの独学法

英会話力を高めるためには多読が効果的です。
たくさんの英文を読むことで、「使い方」を学ぶことができるからです。

文法を意識して、英語の語順のまま前から読み進めていけるよう訓練をしていくと、早く読めるようになるだけでなく、英語脳が育成されます。

同じ文章を何度も「繰り返し」読むうちに、文法の作りが感覚的に分かるようになり、話す力が向上します。

リスニングの独学法

英語で会話をするためには、相手が何を言っているのかを聞き取る力が必要です。

リスニング力を向上させる為には、シャドーイングが効果的です。
(※シャドーイングとは聞いた英語を、後から追いかけて発語する学習法)

英語は単語と単語がつながって、別の音に変化します。
それが聞き取れない原因の1つとなっています。

シャドーイングをすることで、どのように音が変化するのかが体感できるのでリスニング能力が高まります。

抑揚や間の取り方を真似して、声に出すことが大切です。
難しい場合は教科書の英文を見ながら行いましょう。

慣れてきたら、英文の意味を取りながら感情を込めて言えるように練習します。
シャドーイングを続けると、英語の語順を体得できるので話す力も向上します。

ライティングの独学法

文法学習や多読を進めていくと、英語らしい展開で英文を書けるようになります。

先ずは、1行日記をつけることから始めると良いでしょう。
中学生であれば、週に1度のペースで英作文に取り組むことをお勧めします。

書くことを習慣にすることで「話す」というアウトプットの練習にもなります。

スピーキングの独学法

独学で話す力を向上させるには「独り言」が効果的です。

頭の中のつぶやき、日常の行動や考えなど、とにかく何でも英語で言ってみる。
という練習がお勧めです。

「英語で何て言うのかな?」と考えて、調べることが習慣になるといいですね。
辞書やメディアなど複数の媒体を使って調べると色々な表現が身に付きます。

モチベーションを保つには

語学の習得には「継続」が必須です。
モチベーションを保ち続けるには、達成感を味わえる身近な目標が必要です。

「英単語を毎日10個覚える!」

でも立派な目標です。

学習した内容を「見える化」することも継続のコツです。
「英検®︎を受験する」なども、成長を確認する指標となります。

定期的にアウトプットする機会があると、モチベーションを維持しやすいでしょう。

オンライン英会話などを積極的に利用して「話す」場を設けましょう。

最後に

初心者が独学で、英会話を上達させる方法をお伝えしてきました。

先ずは基礎知識をしっかり固め、各技能の訓練を実施してみてください。

そして、最後にもう一つ。

英語は「コミュニケーションの手段」です。

英語でコミュニケーションをとることは、実践でしか学べません

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