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【完全ガイド】独り言英会話学習でスピーキング力を向上させよう!

【完全ガイド】独り言英会話学習でスピーキング力を向上させよう!
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英語コラム

「独り言英会話のやり方が知りたい」
「独り言英会話に役立つアプリや本が知りたい」
「独り言英会話に使える例文や表現を知りたい」

独り言英会話に興味がある方で、このような願望をお持ちの方はいませんか?

独り言英会話とは、自分一人で英語のフレーズや会話を声に出して練習する学習法です。
英語で話すことに慣れる、表現力が高まるなど、さまざまな効果が期待できます。

しかし、その学習効果を最大限に引き出すためには、コツや注意点に留意しながら正しいやり方で取り組むことが大切です。

本記事では、独り言英会話の学習効果、メリット&デメリット、やり方、そして独り言英会話の練習に役立つ本・アプリ・ツールを紹介します。

読み終わる頃には、独り言英会話をするにあたってまず何をやるべきか、どのように学習を進めていくべきか明確になるでしょう。

独り言英会話に興味がある方は必読です!

独り言英会話とは?

独り言英会話とは、自分一人で英語のフレーズや会話を声に出して練習する学習法です。

”I’m going to make some coffee.”「コーヒーを淹れよう」のように、生活の中で思い浮かんだことを即座に英語でつぶやきます。

英語学習で大切なことは、覚えた単語やフレーズなどの知識を英会話や英作文などを通じてアウトプットすることです。

アウトプットをすると、「覚えた知識」が「使える知識」に変わり、いざ英語を話す、書くといった際にスムーズに英語が出てくるようになります。

独り言英会話は「アウトプット」の活動に該当し、日常の動作や考えを英語で表現していくうちに、スピーキング力と語彙力が向上することが期待できます。

独り言英会話の効果

独り言英会話の主な学習効果は、以下の4つです。

  • 物事を英語で考えられるようになる
  • 英語で話すことに慣れる
  • 表現力が高まる
  • スムーズに英会話ができるようになる

本章では、それぞれの学習効果について詳しく説明します。

物事を英語で考えられるようになる

独り言英会話を継続しているうちに、日々の出来事や物事を自然と英語で考えられるようになります。

例えば、「今日は何を食べよう?」という考えが、”What should I eat today?”と無意識に浮かぶようになるといった具合です。

最初から英語で物事を捉えられるようになれば、英会話のスピードとスムーズさが格段に向上します。

また、英語で考える力がつけば、リスニングやライティングなど他のスキルの向上にも良い影響をもたらします。

英語で話すことに慣れる

独り言英会話は、英語を話すことに慣れるのに効果的なトレーニング方法です。

実際の英会話とは異なり、間違いや失敗を気にすることなく自由に話せるため、英語初心者でも安心してスピーキング練習ができます。

“I’m tired today.”「今日は疲れた。」や”Let’s clean the room.”「部屋を掃除しよう。」といった日常のつぶやきを英語にすることで、自然と発話の回数が増えて、口が英語に慣れていきます。

英語を「使う」習慣を作る第一歩として、独り言英会話は非常に有効です。

表現力が高まる

独り言英会話を通じて、英語の表現力が高まります。

自分の気持ちや状況を英語で言葉にする練習を繰り返すうちに、「これは英語で何て言うんだろう?」と感じる場面が減ってくるからです。

「今日の天気」「カフェでの英会話」「自己紹介」などさまざまな場面を想定して独り言英会話をすると、効率的に表現力を高められますよ。

独り言英会話は、自然に表現力を磨けるシンプルかつ効果的な学習法です。

スムーズに英会話ができるようになる

独り言英会話を日常的に続けることで、実際の英会話でもスムーズに話せる力が養われます。

日々の出来事や感情を英語でつぶやくうちに会話に必要な語彙やフレーズが定着し、英語を話す際に言葉に詰まりにくくなるからです。

スムーズに英会話ができるようになれば、英語を話すことに対する抵抗感や不安が薄れ、徐々に自分に自信を持てるようになるでしょう。

独り言英会話を活用した英語学習のメリット

独り言英会話を活用した英語学習のメリットは、以下のとおりです。

  • いつでもどこでも始められる
  • 無料でできる
  • 何か作業しながら取り組むことができる

本章では、それぞれのメリットを紹介します。

いつでもどこでも始められる

独り言英会話の大きなメリットは、場所や時間を選ばず、思い立ったその瞬間から始められる点です。

「英語を話す」と聞くと、相手が必要であると思われがちですが、独り言英会話であればその必要はありません。

特別な教材や相手を必要とせず、話したい内容があればつぶやくだけです。

学習のハードルが低いため英語学習が習慣化されやすく、挫折しにくいです。

無理なく英語力を向上させられます。

無料でできる

無料でできることも、独り言英会話のメリットです。

英会話スクールやAI英会話アプリのように月額料金がかからず、必要なのは「話したい」という意欲だけ

自分の身の回りのことを英語でつぶやくだけなので、スマホや教材も必要ありません。

経済的な負担がないことから、誰でも気軽に取り組めて継続しやすいです。

独り言英会話は、費用をかけずにスピーキング力を高めたい人に最適な学習法であるといえます。

何か作業をしながら取り組むことができる

独り言英会話は、何か作業をしながら取り組むことができます。

机に向かって集中しながら学習する必要がありません。

料理中、掃除中、散歩中など手や体を動かしながらでも声に出して練習できるため、忙しい人であっても効率的に英語学習ができます。

ながら学習に最適な独り言英会話は、スキマ時間を有効に使いたい人にピッタリの学習法です。

独り言英会話を活用した英語学習のデメリット

独り言英会話は学習効果が高く、さまざまなメリットがありますが、以下のようなデメリットもあります。

  • 正しい表現を活用しているのか判断しづらい
  • あくまで一方通行のトレーニングである
  • 話すネタを探すのが大変である

本章では、それぞれのデメリットについて詳しく説明します。

正しい表現を活用しているのか判断しづらい

独り言英会話は手軽かつ気軽に実践できる反面、自分の使っている英語表現が正しいかどうかを客観的に判断しにくいという課題もあります。

相手がいないため、文法の誤りや不自然な言い回しに気づかず、そのまま定着してしまう可能性があるので注意が必要です。

そのため、英会話スクールやオンライン英会話と併用し、第三者に自分が話す英語を評価してもらう機会を作ることをおすすめします。

正しい英語を話す機会を作りながら独り言英会話に取り組むと、より効果的なスピーキングの学習ができます。

あくまで一方通行のトレーニングである

独り言英会話はスピーキング力を鍛えるうえで効果的な学習方法ですが、あくまで一方通行のトレーニングである点がデメリットです。

自分で話すだけの練習なので、相手の発言に反応する力を身につけたり、リアルな会話に慣れたりすることは難しいといった課題があります。

実際の会話では、予想外の質問に答えたり、相手の意図を汲み取ったりするスキルが求められますが、独り言英会話ではその練習ができません。

そのため、独り言英会話で基礎的な表現力や発話習慣を身につけつつ、オンライン英会話や英会話カフェなどで「双方向のコミュニケーションをする」機会を持つことが重要です。

両方を組み合わせることで、バランスよく英会話を伸ばすことができます。

話すネタを探すのが大変である

話すネタを見つけるのが意外と難しいのが、独り言英会話のデメリットでもあります。

相手がいないため、会話の流れや質問が生まれず、自分で課題を考え続けることが必要です。

最初は、「今日の天気」「週末の予定」といった内容で話しても、慣れてくるとネタ切れに陥ってしまう可能性があります。

話すことが思い浮かばないことで、モチベーションが下がってしまうことも少なくありません。

本記事で紹介するアプリや本などを活用して話題の幅を広げる工夫をして、独り言英会話を長く継続させましょう。

【段階別】独り言英会話のやり方

独り言英会話は、生活の中で思い浮かんだことを即座に英語でつぶやく勉強法で、特にやり方は決まっていないのですが、以下の段階を踏んで取り組むことで、無理なくスピーキング力を向上させられます。

STEP1: 身の回りのものを「単語レベル」で英語に変換する
STEP2: 身の回りの状況や自分の行動、感情を「文章」で英語に変換する
STEP3: 自己紹介や友達との英会話など場面を設定して一人二役で英会話をする
STEP4: 映画のあらすじや本の要約を英語でまとめる

本章では、それぞれのステップでやるべきことについて詳しく説明します。

STEP1: 身の回りのものを「単語レベル」で英語に変換する

独り言英会話を始める第一歩は、身の回りのものを「単語レベル」で英語に変換することです。

いきなり文章で話すのはハードルが高いため、まずは目に入ったものの名前を英語でつぶやく練習から始めましょう。

例えば、「机」「台所」「椅子」などをそれぞれ”table”、”kitchen”、”chair”に言い換えるといった具合です。

この段階では正確な英文法よりも、「英語で言い換える」意識を持つことが大切です。

簡単な単語であっても、繰り返していくうちに自然と語彙が定着し、英語で考える土台が築かれていきます。

慣れてきたら、”red bag”や”open the window”のように色や動作なども加えて、少しずつ表現を広げていきましょう。

STEP2: 身の回りの状況や自分の行動、感情を「文章」で英語に変換する

STEP1に慣れたら、身の回りの状況や自分の行動、感情を「文章」で英語に変換してみましょう。

まずは、今やってていることや感じていることを簡単な英文にしてみてください。

内容は自分のことに絞って、主語は”I”から始まる文章にすることと、現在形に絞ることがポイントです。

例文

I go shopping.
(私は買い物に行きます。)
I have lunch.
(私は昼食を食べます。)

慣れてきたら、以下のように「時間」や「場所」、「対象の人やモノ」などさらに詳しい情報を追加してみてください。

例文

I go shopping after breakfast.
(朝食の後に買い物にいきます。)
I have lunch with my family.
(家族と昼食を食べます。)
I read a book in the library.
(図書館で本を読みます。)

そして、余裕ができたら、「過去形」や「未来形」を使って過去の出来事や今後の予定について話してみましょう。

このトレーニングを繰り返すことで、無意識のうちに英語で物事を考えることができるようになるとともに、英会話でとっさに言葉が出てくるようになります。

最初は短くて簡単な文章で構いません。

日常の動作や感情を英語でつぶやき、アウトプットの質を高めていきましょう。

STEP3: 自己紹介や友達との英会話など場面を設定して一人二役で英会話をする

次に、自己紹介や友達との会話など、特定の場面を想定して一人二役で英会話を練習します。

例えば「自己紹介」の場面であれば、

”Hi, I’m Yuki. I’m from Tokyo.”「こんにちは、私はユキです。東京出身です。」

などと自分のセリフを言って、その後に、

”Nice to meet you. What do you like to do?”「初めまして。何をするのが好きですか?」

と相手のセリフを想像して返すといった具合で、どんどん会話を展開していってください。

このような対話形式での練習は、実際の会話の流れや反応力を養うのに非常に効果的です。

簡単なやり取りから始めて、少しずつ内容を広げていきましょう。

英語で話しかけ、英語で返す練習を積み重ねるうちに、実践に近い形でのスピーキング力が身につけられます。

STEP4: 映画のあらすじや本の要約を英語でまとめる

最後のステップは、映画のあらすじや本の要約を英語でまとめる練習に挑戦してみましょう。

このステップは、スピーキングだけでなくリーディングやライティングの力も総合的に高められる方法です。

例えば、観た映画について”It’s a story about a young girl who travels the world to find her mother.”「この映画は、母を探して世界を旅する女の子の物語です。」といった具合です。

内容を理解し、それを英語で整理して話すことで、表現力・構成力・記憶力が同時に鍛えられ、実践的な英語運用力が高まります。

英語学習におすすめの映画について詳しく知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。

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独り言英会話の学習効果を高めるためのコツ

独り言英会話の学習効果を最大限に引き出すためには、以下の点に留意しながら取り組むことが大切です。

  • しっかりと声に出す
  • 毎日取り組む
  • 話しかける相手や場面を想像しながら取り組む
  • 5W1H を意識しながら詳しく話す
  • 難しい表現は使わないようにする
  • 知らない単語やフレーズは調べる
  • 定期的に自分が話す英語を客観視する
  • 他の学習法と組み合わせる

本章では、それぞれのコツについて詳しく解説します。

しっかりと声に出す

独り言英会話をおこなう際には、必ず実際に声に出して話すことが大切です。

頭のなかで英語を考えるだけでは、口や舌の動きが鍛えられず、いざ話そうとしたときにスムーズに言葉が出てこなくなってしまう可能性があります。

また、声に出せば、正しい発音イントネーションも身につきやすいです。

周囲に人がいる場合は小声でも構いません。

とにかく「英語を口に出す」習慣をつけて、自信を持って英語を話せるようになりましょう。

毎日取り組む

独り言英会話は、毎日コツコツ続けることで効果を発揮する学習方法です。

1日5分のながら学習でも構わないので、日常のなかで英語を口にする習慣をつけていきましょう。

継続することで英語を話すことが自然になり、英語のフレーズや言い回しを無意識のうちに身につけられます。

毎日の積み重ねが実践で使える英語力を育てるカギです。

話しかける相手や場面を想像しながら取り組む

話しかける相手や場面を想像しながら、独り言英会話に取り組みましょう。

状況を思い描きながら英語を話すと、より自然なフレーズが浮かびやすくなるとともに、記憶にも定着し、実際の英会話でスムーズに口からそのフレーズが出てきやすくなります

つまり、リアルなシーンを意識することで、実践的な英語力が養われるということです。

5W1H を意識しながら詳しく話す

独り言英会話をより充実させるには、以下の5W1Hを意識しながら詳しく話すことが大切です。

  • Who「誰が」
  • What「何が(を)」
  • When「いつ」
  • Where「どこで」
  • Why「なぜ」
  • How「どのように」

5W1Hを意識しながら独り言英会話をすると、語彙や文法の応用力が身につき、実際の英会話でもわかりやすく情報を伝えられるようになります。

例えば、”I had lunch.”「昼食を食べました。」だけで終わらせずに、

”I had lunch with my friend at café around noon because we hadn’t seen each other for a while.”
「私は正午に友達とカフェで昼食を食べました。それは、私たちはしばらく会っていなかったからです。」

のように情報を広げてください。

5W1Hを使って話を膨らませる意識を持つことで、独り言英会話はより実践的なトレーニングになります。

難しい表現は使わないようにする

独り言英会話では、無理に難しい表現や単語を使わないようにしてください。

背伸びして難解な単語や構文を使おうとすると、誤った使い方で覚えてしまったり、挫折してしまったりするリスクが高まるからです。

例えば、「憂鬱」や「疲労困憊」といった単語を”blue”や”tired”といったシンプルで簡単な単語やフレーズで表現しましょう。

特に、英語を話すことに慣れる段階では、「伝えること」が最優先です。

まずは、中学生レベルの英語で十分。

すぐに英語に置き換えられない単語や表現であったとしても、まずは調べずに自分が知っている単語や熟語を使って置き換えられないか考えてみてください。

知らない単語やフレーズは調べる

前項では、自分が知っている単語で置き換えられないか考えできるだけシンプルに表現することが望ましいことを説明しましたが、自分が知っている単語で表現できそうにない場合は、辞書や翻訳アプリを使って適切な表現を調べて構いません。

知らない単語やフレーズをその都度確認することで、語彙力が増えて、正しい表現が身についていきます

また、一度調べた単語を繰り返し使うと、記憶にも定着しやすくなります

知らない単語やフレーズを調べて語彙力を向上させて、独り言英会話の学習効果をさらに高めていきましょう。

定期的に自分が話す英語を客観視する

独り言英会話は気軽に取り組める反面、間違った表現をそのまま使い続けてしまうリスクもあるため、定期的に自分の英語を客観的に見直すことが重要です。

例えば、スマホを使って自分の独り言を録音し、後から聞き返すことで、発音や文法の誤り、不自然な表現に気づきやすくなります。

また、録音した音声をテキスト化して、Chat GPTやGrammarlyなどのAIやアプリに添削してもらうのもおすすめです。

自分の英語を客観的にチェックする習慣を取り入れることで、学習の精度が上がり、より自然で正確な英語が話せるようになります

他の学習法と組み合わせる

独り言英会話はスピーキング力を鍛えるのに優れた学習法ですが、他の学習法と組み合わせることでさらに効果を高めることができます。

例えば、以下の学習を組み合わせると、独り言英会話トレーニングの質が高まります。

また、異なる角度から英語に触れると、飽きずに継続しやすくなるのもメリットです。

独り言英会話だけに偏らず、バランスの取れた英語学習をおこないましょう。

独り言英会話で注意すべき点

独り言英会話をする際には、以下の2点に注意してください。

  • 独り言英会話だけで英語力が飛躍的に向上することは難しい
  • 基本的な英単語や英文法の知識を先に身につけておく必要がある

本章では、それぞれの注意点について説明します。

これらの注意点を知っておくことで、いざ独り言英会話を始めてみたときに「こんなはずではなかった」「知らなかった」と後悔するリスクを軽減できるでしょう。

独り言英会話だけで英語力が飛躍的に向上することは難しい

独り言英会話は、英語を話す習慣をつけたり、スピーキングへの抵抗感を減らしたりするうえで非常に効果的な学習法ではありますが、それだけで英語力が飛躍的に向上するのは難しいです。

理由は、実際の英会話に必要な「相手の話を聞いて理解し、適切に返答する力」が養いにくいからです。

また、自分が知っている範囲の表現しか使わなくなってしまいがちで、語彙や英文法の伸びが頭打ちになってしまいます

そのため、独り言英会話はあくまでアウトプット活動の一つと位置付け、前章でも紹介したように多読やシャドーイングなど他の学習と組み合わせて総合的に英語力を高めることが大切です。

基本的な英単語や英文法の知識を先に身につけておく必要がある

独り言英会話にチャレンジするためには、まずは基本的な単語や英文法の知識を身につけておくことが大切です。

文法や語彙の知識がないと、そもそも言いたいことを英語に変換できず、独り言として口に出すのが難しくなってしまいます。
辞書や翻訳アプリを使いながら話すこともできますが、あまりにも頻繁に調べる必要があると、面倒になり挫折するリスクが高まってしまうでしょう。

独り言英会話はアウトプットの練習になるため、ある程度のインプットがあることが前提です。

中学生レベルの英単語と英文法を一通り学んでから、独り言英会話に挑戦することをおすすめします。

独り言英会話に役立つアプリ&本&ツール

本章では、独り言英会話に役立つ教材を下記の3種類から紹介します。

  • アプリ
  • ツール

これらを活用することで、独り言英会話のネタ探しに困ることがなくなるうえ、効率的かつ効果的な学習が可能になります。

ぜひ、参考にしてください。

【アプリ】Chat GPT


出典:App Store

独り言英会話におすすめのアプリの一つがChat GPTです。

Chat GPTを使えば、自分が話したい内容を英語で入力すると、正しい英語表現を即座に教えてもらえます。

結果として、独り言英会話で使うフレーズの正確性を高めることが可能です。

また、自分が考えた英語の文章に対して、より自然な言い回しや表現のバリエーションも提案してくれるため、語彙力や表現力の強化にも役立ちます。

独り言英会話のトレーニングをするうえで、Chat GPTは心強いサポートツールになるでしょう。

料金・無料プラン:0円・Plus プラン:月額$20
・Proプラン:月額$200※アメリカドルでの請求になるため、毎月為替によって請求額が異なる点に注意!

>>「 Chat GPT」についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ(iOS)
>> 「Chat GPT」についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ(Android)

【アプリ】ひとりごと英語



出典:App Store

「ひとりごと英会話」は、生活のさまざまな場面で思いつく独り言や思考を英語に置き換えることで、日常のなかで実際に英語を使いながら勉強できることを目的にしたアプリです。

通勤、家事、仕事、食事といった日常生活の場面から音楽、旅行、アート、スポーツなどの趣味、父や母、恋人、ペットとの会話まで日常のあらゆるシーンを32ものカテゴリに分類しています。

カテゴリ画面、フレーズ画面、そして解説画面の3つの画面で構成されており、シンプルで使いやすいです。

料金買い切り型:500円

>>「ひとりごと英会話」についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ(iOS)

【本】『すごい英語独学 独り言トレーニング:留学なしでも劇的に話せる。』


出典:Amazon

本の長さ57ページ
出版社Kindle
発売日2022年2月21日
価格(税込)500円

『すごい英語独学 独り言トレーニング:留学なしでも劇的に話せる。』は、独り言英会話のトレーニング法やシーン別に役立つ英語表現が紹介された本です。

Kindle本ではありますが、YouTubeで付属音声が聴けます

57ページしかないため、短時間でサクッと読み終わるでしょう。

ちなみに、この本の筆者のSakuraさんは英会話講師で、YouTube番組やポッドキャストも運営しています。
興味がある方は、そちらもチェックしてみてください。

>> 『すごい英語独学 独り言トレーニング:留学なしでも劇的に話せる。』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ

【本】『今日からつぶやけるひとりごと英語フレーズ1000』


出典:Amazon

本の長さ272ページ
出版社KADOKAWA
発売日2022年6月24日
価格(税込)1,650円

『今日からつぶやけるひとりごと英語フレーズ1000』は、発売後即重版となり、1年経たないうちに4版が決定したベストセラー本です。

朝、家事・生活、買い物・外食など10個のシーンに分かれており、それぞれにフレーズと単語リストのページがあります。

音声を聞いて例文を復唱し、その後日本語の文章を聞いて英語に変換するといった流れで独り言英会話の練習を進めます。

自分が勉強したいシーンや、フレーズの難易度に合わせて学習しましょう。

ちなみに著者の重森さんは、12.9万人が登録するYouTube番組も運営しています。

興味がある方は、こちらのYouTube番組もチェックしてみてください。

>> 『今日からつぶやけるひとりごと英語フレーズ1000』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ

【本】『つぶやくだけで上達する ひとりごと英会話フレーズ集』


出典:Amazon

本の長さ256ページ
出版社三才ブックス
発売日2024年12月26日
価格(税込)1,650円

『つぶやくだけで上達する ひとりごと英会話フレーズ集』は、先述の『すごい英語独学 独り言トレーニング:留学なしでも劇的に話せる。』と同じSakuraさんが執筆した、真似してつぶやくだけで英語が話せるようになる「独り言用の」英会話フレーズ集です。

朝、通勤、仕事など10個のテーマに基づいて、日常生活で役立つフレーズを身につけられます。

YouTubePodcastの音声を使って学習できるため、スマホがあればいつでもどこでも独り言英会話の学習ができるのが嬉しいポイント。

また、一人二役で会話をつぶやく「エア英会話フレーズ」は、他の書籍には見られない特徴です。

>> 『つぶやくだけで上達する ひとりごと英会話フレーズ集』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ

【本】『一日の会話のすべてを英語にしてみる』


出典:Amazon

本の長さ365ページ
出版社ベレ出版
発売日2019年12月25日
価格(税込)2,200円

『一日の会話のすべてを英語にしてみる』は、起きてから寝るまで一日に交わす英会話フレーズを紹介した本です。

会話形式で紹介されているため、話しかけに役立つ表現や、相槌表現、質問表現などもセットで覚えられるため実践的です。

365ページとボリュームがかなりあるため、表現の幅を広げたい人や、語彙力を増強したい人に特におすすめです。

ダウンロード音声には、書籍内で取り扱われている会話表現の全てが収録されています。

>> 『一日の会話のすべてを英語にしてみる』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ

【ツール】Siri


出典:Apple

iPhoneユーザーの方は、音声アシスタント”Siri”を使って独り言英会話に挑戦するのもおすすめです。

Siriに英語で話しかけると、自分の発音が正しく伝わるのかどうかをリアルタイムで確認できます。

Siriが聞き取れなかった場合は、自分の発音やイントネーションを見直す良いきっかけになるでしょう。

ちなみに、使用しているスマートフォンがAndroidの場合、GoogleアシスタントがSiriと同じような機能を持っています。

AI相手であるため、恥ずかしさもなく、気軽に何度でも挑戦できるのが魅力です。

普段使っているスマホを使えば、独り言英会話をより実践的で楽しいものにすることができます。

【一覧】独り言英会話に役立つ英語のフレーズ集

最後に、独り言英会話に役立つ例文や表現をいくつか紹介します。

例文

独り言英会話に役立つ英語の例文は、以下のとおりです。

No.日本語英語
1今日は【天気・寒暖など】だったよ。It was 【天気・寒暖など】today.
2今日【人】と【場所】に行ったよ。I went to 【場所】 with 【人】today.
3朝食(昼食・夕食)に〜を食べた。I ate 〜for breakfast(lunch / dinner).
4今日は頭痛だった。I had a headache today.
※headacheの部分をstomachache「腹痛」にすることも可能
5今日はとても寒かったので、家にいた。It was very cold today, so I stayed at home.
6とても楽しい時間を過ごせた。I had a great time.
7今日は映画を見た。I watched a movie today.
8私は〜に旅行した。I traveled to 〜.
9私はそのニュースに驚いた。I was surprised at the news.
10犬の散歩に行った。I walked my dog.
11〜を食べるのが好き。I like to eat 〜.
12今日は○時に起きた。I got up at ○ today.
13今日髪を切った。I had my hair cut today.
14そこにまた行きたい。I want to go there again someday.
15買い物に行く。I go shopping.
16友達に会う。I meet my friend.
17友達と出かける。I hang out with my friends.
18〜しそう。〜したい。I feel like 〜ing.
19服を着る。I put on my clothes.
20靴を脱ぐ。I take off my shoes.
21〜するのが楽しみ。I look forward to 〜ing.
22〜したい。I want to + 動詞の原形〜
23〜したことがある。I have + 動詞の過去分詞形〜
24洗濯する。I do the laundry.※laundryは「ロンドリー」と読みます。
25〜と電話する。I talk on the phone with 〜.
26〜する時間だ。Time to + 動詞の原形〜
27〜しないと!I have to + 動詞の原形〜
28〜しよう!Let’s +動詞の原形〜
29調子はどう?How is it going?
30歯を磨く。I brush my teeth.
31シャワーを浴びる。I take a shower.
32髪を乾かす。I dry my hair.
33部屋を掃除する。I clean my room.
34音楽を聴いている。I’m listening to music.
35ゲームをしている。I’m playing a game.
36何を食べようかな?What should I eat?
37あれ、どこに置いたっけ?Where did I put it?
38うまくいくといいな。I hope it goes well.
39まあいいか。Never mind.

表現

つづいて、独り言英会話に役立つ表現を以下の5つのカテゴリに分けて紹介します。

  • 天気
  • 動作・行動
  • 体調・感情
  • 感想・意見
  • その他


天気

天気に関して表現する際に役立つ単語は、以下のとおりです。

No.日本語英語
1暑いhot
2暖かいwarm
3寒いcold
4雨が降るrain
5雪が降るsnow
6風が吹いているwindy
7曇っているcloudy
8thunder
9涼しいcool
10まぶしいbright
11凍えるほど寒いfreezing
12霧が出ているfoggy
13湿度が高いhumid※「ヒューミッド」と読みます。
14蒸し暑いmuggy※「マギー」と読みます。
15乾燥しているdry

動作・行動

下表は、動作や行動について説明する際に役立つ動詞の現在形と過去形をまとめたものです。

No.日本語英語
1食べる食べたeatate
2目を覚ます目を冷ましたwake up
woke up
3寝る寝たsleepslept
4遊ぶ・する遊んだ・したplayplayed
5勉強する勉強したstudystudied
6家を出る家を出たleave homeleft home
7帰宅する帰宅したget homegot home
8旅行する旅行したtraveltraveled
9楽しむ楽しんだenjoyenjoyed
10〜に着く〜に着いたarrive at 〜arrived at 〜
11着替える着替えたdress updressed up
12片付ける片付けたtidy uptidies up
13走る走ったrunran
14買い物に行く買い物に行ったgo shoppingwent shopping
15寝坊する寝坊したoversleepoverslept
16昼寝をする昼寝をしたtake a nap
took a nap
17散歩する散歩したtake a walktook a walk
18〜したいwant to +動詞の原形
19〜と話をする〜と話をしたtalk with 〜talked with 〜
20料理する料理したcookcooked
21運動する運動したexerciseexercised
22手伝う手伝ったhelphelped
23電話する電話したcallcalled
24〜して過ごす〜して過ごしたspend + 動詞のing形spent + 動詞のing形
25入浴する入浴したtake a bathtook a bath
26外食する外食したeat outate out

体調・感情

自分の体調や感情について表現したいときには、以下の単語やフレーズを使いましょう。

No.日本語英語
1疲れるbe tired
2眠たいsleepy
3喉が乾いたthirsty※「サースティー」と読みます。
4お腹が空いたhungry
5めまいがするdizzy
6頭が痛いhave headache※「頭痛」は「ヘッドエイク」と読みます。
7イライラするbe annoyed※「アノイド」と読みます。
8咳が出るhave a cough
※「カフ」と読みます。
9心配するbe worried
10悲しいbe sad
11怒るbe angry
12驚くbe surprised
13緊張しているnervous
14調子が悪い病気のsick
15ワクワクするbe excited
16がっかりするbe disappointed※「ディサポインテッド」と読みます。
17リフレッシュするbe refreshed
18楽しいfun
19風邪を引くcatch a cold
20熱があるhave a fever
21幸せであるbe happy
22寂しいbe lonely
23忙しいbe busy

感想・意見

下表は、感想や意見を述べる際に役立つ英語表現をまとめたものです。

No.日本語英語
1好きであるlike
2嫌いであるhate
3賛成するagree
4賛成しないdisagree
5美味しいdelicious
6面白いinteresting
7つまらないboring
8難しいdifficult / hard
9簡単なeasy

その他

最後に、「その他の表現」として、場所や家族・親戚などを表現したいときに役立つ単語・フレーズを紹介します。

No.日本語英語
1clothes
2レストランrestaurant
3学校school
4図書館library
5公園park
6映画movie
7美容室hair salon / barber
8美術館art museum
9博物館museum
10宿題homework
11両親parents
12祖父母grandparents
13おじさんuncle
14おばさんaunt
15いとこcousin
16動物園zoo
17郵便局Post office
18station
19銀行bank
20カフェcafe
21スーパーsupermarket
22コンビニconvenience store
23薬局Pharmacy※「ファーマシー」と読みます
24百貨店department store
25メガネglasses
26運動exercise
27花火fireworks
28時間通りにon time
29混雑しているbe crowded

独り言英会話を通じて英語のスピーキング力を向上させよう!

独り言英会話とは、自分一人で英語のフレーズや会話を声に出して練習する学習法です。

英語で話すことに慣れる、表現力が高まるなど、さまざまな効果が期待できます。

しかし、その学習効果を最大限に引き出すためには、コツを押さえて正しいやり方で取り組むことが大切です。

以下のコツを押さえながら、正しいやり方で独り言英会話に挑戦してみてください!

【独り言英会話のやり方】
STEP1: 身の回りのものを「単語レベル」で英語に変換する
STEP2: 身の回りの状況や自分の行動、感情を「文章」で英語に変換する
STEP3: 自己紹介や友達との英会話など場面を設定して一人二役で英会話をする
STEP4: 映画のあらすじや本の要約を英語でまとめる

【独り言英会話の学習効果を高めるコツ】

  • しっかりと声に出す
  • 毎日取り組む
  • 話しかける相手や場面を想像しながら取り組む
  • 5W1H を意識しながら詳しく話す
  • 難しい表現は使わないようにする
  • 知らない単語やフレーズは調べる
  • 定期的に自分が話す英語を客観視する
  • 他の学習法と組み合わせる
無料レッスンを受けよう※2回の無料チケットは2回の無料体験後、24時間以内に契約された方が対象です。

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