アンバサダーとはどういう意味?意外と知らない本来の意味と使い方

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テレビやSNS、広告などで「ブランドアンバサダーに就任しました」という言葉を見かけることがあります。
「アンバサダーとはどういう意味?」
「イメージキャラクターとは違うの?」
と疑問に思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
「アンバサダー」は、英語の「ambassador」から来た言葉です。
本来は国を代表する「大使」という意味で使われますが、日本では企業やブランド、観光地などの魅力を伝える人に対して「アンバサダー」という名称が使われることもあります。
そのため、使われる場面によって役割や意味合いが少し変わります。
この記事では、アンバサダーとはどういう意味なのか、英語本来の意味や「大使」との関係、ブランドアンバサダーや観光アンバサダーなどの身近な使われ方を紹介します。
「ambassador」を使った簡単な英語表現も取り上げるので、言葉の意味と一緒に使い方も覚えていきましょう。
「アンバサダー」ってそもそもどういう意味?

テレビやSNSなどで「ブランドアンバサダー」「観光アンバサダー」といった言葉を見かけることがあります。
日本では「商品や地域の魅力を発信する人」というイメージが強いかもしれませんが、もともとアンバサダーは英語の「ambassador」から来た言葉です。
英語本来の意味を知ると、なぜ企業やブランドのPRに関わる人にも「アンバサダー」という言葉が使われているのか理解しやすくなります。
英語の「ambassador」が持つ本来の意味
英語の「ambassador」が持つ代表的な意味は、「大使」です。
大使とは、自分の国を代表して外国に派遣され、外交活動などを行う人を指します。
例文
He is the Japanese ambassador to France.
(彼は駐フランス日本大使です。)
このように、本来の「ambassador」には「国を代表する人」という意味があります。
一方、現代の英語では国の大使だけでなく、ある組織やブランドなどを代表し、その魅力や考えを伝える人を指す場合もあります。
| ambassadorの使われ方 | 意味 |
| ambassador | 大使・代表者 |
| brand ambassador | ブランドを代表・PRする人 |
| goodwill ambassador | 親善大使 |
| tourism ambassador | 観光大使 |
共通しているのは、「何かを代表して、人々にその存在や魅力を伝える」というイメージです。
「ambassador」の発音と読み方
「ambassador」の発音記号は、主に次のように表されます。
- アメリカ英語:/æmˈbæs.ə.dɚ/
- イギリス英語:/æmˈbæs.ə.də/
日本語では「アンバサダー」と表記されていますが、英語では日本語のカタカナとまったく同じ発音ではありません。
アクセントは 「bas」付近に置かれます。
最初から細かな発音を完璧にする必要はありません。
まずは英語の音を聞きながら、カタカナの「アンバサダー」との違いを意識してみるとよいでしょう。
なぜ日本では「アンバサダー」と呼ばれている?
日本では「ambassador」をカタカナにした「アンバサダー」が、大使以外の意味でも広く使われています。
特によく見かけるのが、企業や商品、観光地などに関係する名称です。
- ブランドアンバサダー
- 観光アンバサダー
- 地域アンバサダー
- 商品アンバサダー
こうしたアンバサダーは、必ずしも外交官のような「大使」ではありません。
英語の「ambassador」が持つ「何かを代表する人」「魅力や価値を広める人」というイメージから、企業や地域の魅力を発信する役割にも使われるようになっています。
そのため、「アンバサダー=宣伝する人」とだけ覚えるのではなく、「何かの代表として、その魅力やメッセージを伝える人」と理解すると、本来の意味とのつながりがわかりやすいでしょう。
「大使」と「アンバサダー」は同じ意味?

「ambassador=大使」なら、日本語の「大使」と「アンバサダー」はまったく同じ意味なのでしょうか。
もともとの意味には深いつながりがありますが、日本語で「アンバサダー」と言う場合は、企業や観光、SNSなど幅広い分野で使われています。
そのため、どのような場面で使われているのかを確認することが大切です。
国を代表する「大使」としての「ambassador」
英語で「ambassador」と言った場合、代表的な意味は国を代表する「大使」です。
外交における大使は、自国を代表して他国との関係づくりや交渉などに携わります。
例文
She became an ambassador.
(彼女は大使になりました。)
また、「どの国への大使なのか」を表現するときには、「ambassador to + 国名」が使われます。
例文
the ambassador to Italy
(駐イタリア大使)
一方、「どこの国の大使なのか」を示す場合は、
the British ambassador
(英国大使)
のように表現できます。
この場合の「ambassador」は単なる宣伝役ではなく、国を公式に代表する立場を意味します。
企業やブランドで使われる「アンバサダー」
企業や広告などの世界では、「brand ambassador(ブランドアンバサダー)」という表現があります。
ブランドアンバサダーは、そのブランドを代表する存在として、商品やサービスの魅力、ブランドの価値などを消費者へ伝える役割を担います。
例文
She is a brand ambassador for the company.
(彼女はその会社のブランドアンバサダーです。)
著名人やスポーツ選手、インフルエンサーなどがブランドアンバサダーを務めることもあります。
国の大使とブランドアンバサダーでは仕事内容は大きく異なりますが、どちらにも「何かを代表し、その価値や考えを外部へ伝える」という共通したイメージがあります。
そのため、企業やブランドの世界でも「ambassador」という言葉が使われています。
使われる場面によって意味が変わる?
「ambassador」は、使われる場面によって具体的な役割が変わります。
整理すると、次のようになります。
| 表現 | 主な意味・役割 |
| ambassador | 国を代表する大使 |
| brand ambassador | ブランドを代表し魅力を伝える人 |
| goodwill ambassador | 団体などの活動や理念を広める親善大使 |
| tourism ambassador | 地域や観光地の魅力を発信する観光大使 |
そのため、「ambassador」という単語を見たときに、必ず「大使」と日本語に置き換えればよいとは限りません。
She is a brand ambassador.
という文章なら、「彼女はブランド大使です」と直訳するより、「彼女はブランドアンバサダーです」としたほうが日本語として自然な場合もあります。
英単語を覚えるときは、一つの日本語訳だけに当てはめるのではなく、単語が持っている中心的なイメージを理解することも大切です。
「ambassador」の場合は、
「国・組織・ブランドなどを代表し、その魅力やメッセージを人々へ伝える存在」
というイメージを持っておくと、さまざまな場面で意味を判断しやすくなるでしょう。
身近にある「アンバサダー」の種類を見てみよう

「アンバサダー」と聞くと、国を代表する「大使」を思い浮かべる方もいるでしょう。
しかし、現在の日本では企業や観光地、SNSなど、さまざまな場面でアンバサダーという言葉が使われています。
それぞれ活動内容は異なりますが、共通しているのは「何かを代表して、その魅力や価値を多くの人に伝える」という役割です。
ここでは、日常生活でも目にする機会の多いアンバサダーについて見ていきましょう。
「ブランドアンバサダー」は何をする人?
「ブランドアンバサダー(brand ambassador)」とは、企業やブランドを代表し、その魅力や価値を多くの人に伝える役割を担う人のことです。
ブランドアンバサダーには、俳優やモデル、スポーツ選手などの著名人が起用されることもあります。
主な活動としては、次のようなものが挙げられます。
- 商品やサービスの魅力を伝える
- 広告やイベントに出演する
- SNSなどでブランドについて発信する
- ブランドのイメージや価値観を伝える
単に商品を紹介するだけでなく、その人自身のイメージを通してブランドの魅力を伝えることもあります。
英語では、
She is a brand ambassador for the company.
(彼女はその会社のブランドアンバサダーです。)
のように表現できます。
「ambassador=大使」と覚えていると少し不思議に感じるかもしれませんが、「ブランドを代表する人」と考えると理解しやすいでしょう。
「観光アンバサダー」「地域アンバサダー」とは?
地域の観光情報などを見ていると、「観光アンバサダー」「地域アンバサダー」といった名称を目にすることがあります。
こうしたアンバサダーは、特定の地域や観光地の魅力を多くの人へ伝える役割を担います。
活動内容は地域や制度によって異なりますが、
- 観光スポットを紹介する
- 地域のイベントに参加する
- 特産品や文化をPRする
- SNSなどで地域の情報を発信する
といった活動が考えられます。
英語では、
- 観光大使を「tourism ambassador」
- 地域や都市を代表する人を「city ambassador」
などと表現することがあります。
ただし、実際の英語名称は団体や制度によって異なるため、正式名称を確認することも大切です。
国を代表する大使とは立場が異なりますが、「地域を代表して魅力を伝える」という点では、「ambassador」が持つ本来のイメージとつながっています。
SNSで見かけるアンバサダーにはどんな役割がある?
InstagramやTikTokなどのSNSでも、「公式アンバサダー」「商品アンバサダー」といった言葉を見かけるようになりました。
SNS上のアンバサダーは、企業や商品の情報を自分のアカウントで紹介するなど、SNSを通して魅力を伝える役割を担うことがあります。
活動内容は契約や企画によってさまざまですが、商品を実際に使用して感想を投稿したり、写真や動画でサービスを紹介したりするケースがあります。
ブランドアンバサダーとインフルエンサーは似て見えますが、必ずしも同じ意味ではありません。
| 呼び方 | 一般的なイメージ |
| ブランドアンバサダー | ブランドを代表し、継続的に魅力を伝える |
| インフルエンサー | SNSなどで影響力を持つ人 |
| 広告・PR起用 | 特定の商品やキャンペーンを紹介する |
実際の役割や契約内容には幅があるため、名称だけで活動内容を決めつけないようにしましょう。
「SNSで商品を紹介する人=すべてアンバサダー」というわけではなく、企業や企画によってアンバサダーの定義は異なることも覚えておきたいポイントです。
「ambassador」を英語で使ってみよう

ここまで「ambassador」の意味や種類を見てきましたが、英語では実際にどのように使うのでしょうか。
基本となる「大使」だけでなく、「ブランドアンバサダー」などの表現も一緒に覚えておくと、ニュースや海外のWebサイトなどを読むときにも役立ちます。
「大使」を英語で表現すると?
「大使」は英語で「ambassador」と表現します。
基本的には、
an ambassador
(大使)
のように使えます。
どこの国の大使なのかを伝えたい場合は、国名などを組み合わせます。
the Japanese ambassador
(日本大使)
the French ambassador
(フランス大使)
また、「〜への大使」と表現するときには「ambassador to ~」が使われます。
例文
He is the ambassador to Canada.
(彼は駐カナダ大使です。)
「〜の大使」と所属する国などを示したい場合には、「ambassador of ~」や国を表す形容詞が使われることもあります。
国や組織、文脈によって正式な肩書きの表し方が異なる場合もあるため、
ニュースや公式な文章では実際の名称を確認するとよいでしょう。
「ブランドアンバサダー」を使った英語表現
「ブランドアンバサダー」は、英語でも「brand ambassador」と表現できます。
例文
She is a brand ambassador.
(彼女はブランドアンバサダーです。)
どのブランドや企業のアンバサダーなのかを伝える場合には、「for」を使った表現ができます。
例文
She is a brand ambassador for the company.
(彼女はその会社のブランドアンバサダーです。)
また、「ブランドアンバサダーになった」と言いたい場合は、
He became a brand ambassador.
(彼はブランドアンバサダーになりました。)
と表現できます。
「〜として働いている」と伝えるなら、
She works as a brand ambassador.
(彼女はブランドアンバサダーとして活動しています。)
という言い方もできます。
「work as ~」は「〜として働く」という意味なので、ほかの職業について話すときにも使える便利な表現です。
「ambassador」を使った簡単な英語例文
最後に、「ambassador」を使った英文をいくつか見てみましょう。
| 英文 | 日本語訳 |
| He is an ambassador. | 彼は大使です。 |
| She became an ambassador last year. | 彼女は昨年、大使になりました。 |
| He is the ambassador to Italy. | 彼は駐イタリア大使です。 |
| She is a brand ambassador. | 彼女はブランドアンバサダーです。 |
| He works as a tourism ambassador. | 彼は観光アンバサダーとして活動しています。 |
「ambassador」の意味を判断するときは、前後にどのような単語が付いているのかにも注目しましょう。
「ambassador」だけなら「大使」を意味することが多い一方、「brand ambassador」ならブランド、「tourism ambassador」なら観光に関係する役割だと判断できます。
また、次のような形を覚えておくと英文を作りやすくなります。
- be an ambassador:大使・アンバサダーである
- become an ambassador:大使・アンバサダーになる
- work as an ambassador:大使・アンバサダーとして働く
- brand ambassador for ~:〜のブランドアンバサダー
「ambassador」は一見すると少し難しい単語ですが、基本となる「何かを代表する存在」というイメージを理解すると、さまざまな使い方を覚えやすくなります。
まずは「He is an ambassador.」や「She is a brand ambassador.」のような短い英文から、実際に声に出して使ってみましょう。
まとめ|アンバサダーの本来の意味と使い方を覚えておこう

「アンバサダー」は英語の「ambassador」から来た言葉で、本来は、国を代表する「大使」という意味があります。
現在では、その意味から広がり、ブランドや地域などを代表して魅力を伝える人にも使われています。
主な表現を整理すると、次のとおりです。
- ambassador:大使・代表者
- brand ambassador:ブランドアンバサダー
- tourism ambassador:観光アンバサダー
- goodwill ambassador:親善大使
使われる場面によって具体的な役割は異なりますが、共通しているのは、「何かを代表し、その魅力やメッセージを伝える存在」というイメージです。
まずは本来の「大使」という意味を押さえたうえで、ブランドや観光など、さまざまな場面で使われる「ambassador」の意味も一緒に覚えておきましょう。







