子供に教えたい「ing」の付け方と基本ルールを解説

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「ing」の形は、英語の中でも「今していること」を表す大切な表現です。
ルールはシンプルですが、最初は少し分かりにくく感じることもあります。
保護者様が全てを教える必要はありませんが、「こういう時に ing を使う」という感覚を共有してあげることで、子供の理解はぐっと深まります。
この記事では、子供にも伝えやすいシンプルなルールを、例を交えながらご紹介します。
「ing 形」とは何か?

英語で「今していること」を表すときによく使われるのが「 ing 形」です。
会話や歌、絵本の中でも頻繁に登場するため、子供が早い段階で出会う表現のひとつでもあります。
この章では、難しい文法用語は使わずに、「ing 形って何?」という疑問に答えながら、基本の考え方を分かりやすくご紹介します。
「ing 形」の基本的な役割
「ing 形」は、英語で動作や行動を表すときにとてもよく使われる形です。
主に、「今まさにしていること」を表す場合や、「〜すること」そのものを指す場合に使われます。
たとえば、「今ごはんを食べている」「走るのが好き」といった、日本語でも日常的に使う表現と近い感覚です。
そのため、会話・歌・絵本・動画など、さまざまな場面で自然に登場します。
「ing 形」は、英語の文をぐっと会話らしくしてくれる大切な表現でもあります。
なぜ子供が混乱しやすいのか
「ing 形」は基本的に「動詞+ing」で作りますが、すべての動詞が同じ形になるわけではありません。
動詞によっては、文字が重なったり、消えたりするため、「さっき覚えた単語と形が違う」と感じやすくなります。
また、「いつも同じルールでいい」と思っていたところに例外が出てくることで、子供は戸惑ってしまいます。
ですが、これは間違いやすいというより、英語の仕組みに慣れていく途中で自然に起こるものです。
最初から完璧に理解させようとせず、「こういう変化もあるんだね」と一緒に確認していくことが大切です。
「ing」の基本の付け方

「ing 形」にはいくつかのルールがありますが、すべてを一度に覚える必要はありません。
まずは「よく出てくる基本の付け方」を知るだけで、子供の混乱はぐっと減ります。
この章では、家庭でも説明しやすいように、「ing」の基本ルールをシンプルに整理してご紹介します。
そのまま「ing」を付けるパターン
多くの動詞は、特に形を変えずにそのまま「ing」を付けるだけで大丈夫です。
まずはこのパターンを覚えると、「ing 形」へのハードルがぐっと下がります。
「基本はそのまま付けるよ」と伝えるだけでも、子供は安心して取り組めます。
例
- play → playing
- eat → eating
- read → reading
語尾が「e」の場合のルール
動詞の最後が「e」で終わる場合は、その「e」を取って「ing」を付けます。
「e はちょっとお休みする」とイメージさせると、子供にも覚えやすくなります。
例
- make → making
- write → writing
- dance → dancing
子音+母音+子音のルール
短い動詞で、子音・母音・子音の形になっている場合は、最後の子音を重ねて「ing」を付けます。
これは英語の音のリズムを保つためのルールです。
声に出して読んでみると、「音が足りない感じ」がして、感覚的に理解しやすくなります。
例
- run → running
- sit → sitting
- stop → stopping
よく使われる「ing」の例
「ing」の形は、ルールを理解するだけでなく、実際によく使われる表現に触れることがとても大切です。
身近な動詞から覚えていくことで、子供も「見たことがある」「聞いたことがある」と感じやすくなります。
この章では、日常生活の中でよく使われる「ing」の例を、分かりやすくご紹介します。
play → playing
「play」は、そのまま「ing」を付ける代表的な動詞です。
「遊んでいる」「ピアノを弾いている」など、子供の日常生活と結びつけやすく、最初に覚える単語としてもおすすめです。
例文
The child is playing in the park.
(子供は公園で遊んでいます。)
She is playing the piano.
(彼女はピアノを弾いています。)
make → making
「make」は、語尾の「e」を取って「ing」を付けるタイプの動詞です。
「何かを作っているところ」と具体的な場面を思い浮かべながら覚えると、形の変化も自然に身につきます。
例文
He is making a cake.
(彼はケーキを作っています。)
She is making a card for her friend.
(彼女は友だちのためにカードを作っています。)
run → running
「run」は、最後の「n」を重ねて「ing」を付ける動詞です。
実際に走る動きをしながら声に出すと、音のリズムと動きが結びつき、理解しやすくなります。
例文
The boy is running fast.
(男の子は速く走っています。)
The dog is running in the yard.
(犬が庭を走り回っています。)
「ing」を使う代表的な表現

「ing」は単に動詞の形を変えるだけでなく、日常会話でよく使われる便利な表現にもたくさん登場します。
「〜しているところ」「〜するのが好き」といった意味のほか、感情や習慣、予定を表すときにも使えるため、覚えておくと子供が英語を自然に使いやすくなります。
この章では、家庭でよく出会う「ing」を使った代表的な表現を分かりやすくご紹介します。
be動詞+ing(進行形)
「今〜している」という意味を表すときには「be動詞+ing」の形を使います。
細かい文法用語は気にせず、「今していることを言うときの形」として伝えるだけで十分です。
例文
I am reading a book.
(私は本を読んでいます。)
She is playing the piano.
(彼女はピアノを弾いています。)
like + ing の形
「〜するのが好き」というときは「like+ing」を使います。
子供が好きなことを例にして英語で言わせてあげると、自然に身につきやすくなります。
例文
I like playing soccer.
(私はサッカーをするのが好きです。)
She likes drawing pictures.
(彼女は絵を描くのが好きです。)
enjoy + ing の形
「enjoy」の後ろは、必ず「ing」になります。
少し難しく感じるポイントですが、「enjoy の後ろは ing」とセットで覚えるだけで大丈夫です。
例文
I enjoy listening to music.
(私は音楽を聴くのを楽しみます。)
She enjoys playing the piano.
(彼女はピアノを弾くのを楽しみます。)
親御様が知っておくと安心なポイント

子供が英語を学ぶ中で「ing 形」に触れると、つまずいたり混乱したりする場面も出てきます。
保護者様自身が完璧に教えられなくても、基本の考え方や押さえておくポイントを知っておくだけで、家庭での声かけやサポートがぐっと楽になります。
この章では、保護者様が知っておくと安心なポイントを分かりやすくまとめました。
間違えやすい「ing」の例
子供は英語を学ぶ途中で、「ing」の形を間違えることがあります。
例えば「run → runing」と書いてしまったり、「make → makeing」としてしまったりすることもありますが、これは自然な学びの過程です。
すべてを完璧に覚えさせようとせず、間違えることも含めて 「使いながら覚える段階」 と捉えることが大切です。
家庭での声かけのコツ
家庭でのサポートは、難しい文法説明をする必要はありません。
日常の中で、さりげなく声をかけるだけで十分です。
例えば
- 「今〇〇してるね」
- 「英語だとどう言うかな?」
といった声かけが効果的です。
正解を求めすぎず、「英語を使ってみる経験」 を楽しませることが、自然に身につけるコツです。
まとめ

「ing」の形は、英語の会話の中でもとてもよく使われる大切な表現です。
保護者様が基本のルールを押さえておくだけで、子供が「なんでこうなるの?」と疑問を持ったときにも、落ち着いてサポートできます。
大切なのは、焦らず、楽しみながら、少しずつ英語に触れること。
家庭でのちょっとした声かけや遊びの中で、自然に「ing」の形に慣れていく環境を作ってあげましょう。
ぜひ親子で楽しみながら、無理のないペースで英語にふれていきましょう。







