親子って英語で何?初心者も簡単に使える親子の表現

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「親子」という日本語を英語でどのように言い換えるか、皆さんはご存知でしょうか?
親子関係を表す表現は英語にはいくつかあり、それぞれ微妙なニュアンスの違いがあります。
この記事では具体的な例文を挙げながら、それらの異なる英語表現を説明します。
ぜひ参考にしてください。
「親子」は英語で何と言えばよい?

「親子」は英語で何と言うのでしょう。
親と子の関係を表す英語には、3つの言い方があります。
それぞれの英文に日本語をつけて紹介するので、ニュアンスの違いが分かるでしょう。
- parent and child
- parent-child relationship
- family bond
それでは詳しく見ていきましょう。
parent and child
「親子」を英語で表現すると、「parent and child」が最も一般的なフレーズとなります。
例文
- The parent and child went to the park to play soccer.
(その親子は公園へサッカーをしに行きました。) - It’s important for a parent and child to have good communication.
(親子が良いコミュニケーションを取ることは重要です。) - The parent and child were playing in the game center.
(親子がゲームセンターで遊んでいました。)
parent-child relationship
「親子関係」を表現する際には、英語で「parent-child relationship」という言葉がよく使われます。
例文
- A good parent-child relationship is built on trust and communication.
(良い親子関係は、信頼とコミュニケーションの上に築かれます。) - My family has a good parent-child relationship.
(私の家は親子関係が良いです。) - A happy parent-child relationship is the basis of a family.
(楽しい親子関係は家庭の基本です。)
family bond
「親子の絆」「家族の絆」を強調する際には「family bond」がしばしば用いられます。
この言葉は、親子だけでなく、家族全体のつながりを示す際に使われます。
例文
- His family bond is very strong
(彼の家族の絆はとても強いです。) - They value the family bond.
(彼らは家族の絆を大切にしています。) - The family bond brings them closer together.
(家族の絆が彼らをより親密にします。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

「親子」という日本語を英語に訳す際には、文脈の中で微妙なニュアンスの違いによって言葉を使い分ける必要があります。
ここでは紹介した三つの異なる表現を整理して、それぞれの使い方について考えてみましょう。
- 「parent and child」という表現は、シンプルに「親と子」を指し、日常生活で頻繁に使われます。
- 「parent-child relationship」は、教育学や心理学などの専門的な分野でよく見受けられますが、親子関係を強調したい時に使われます。
- 「family bond」は、家族全体の結びつきを表現し、家族の絆が強く描かれる場面や感動的な情景を描くときに使われることが多いです。
これらの表現を英会話で上手に使い分けることができれば、コミュニケーションがよりスムーズに進み、楽しいでしょう。
「親子」にまつわるいろいろな英語表現

親と子の関係を示す表現には、「親子喧嘩」、「親子の絆」、「親子そっくり」など色々なバリエーションがあります。
これらの言葉は日本ではよく使われていますが、いざ英語で何と言えば良いのか、すぐには思いつかないこともあるかもしれません。
そこで、ぜひ覚えておきたいのが、親子関係にまつわる便利な英語表現です。
これらを使いこなすことで、英会話はより表現豊かなものになるでしょう。
- 親子喧嘩
- 親子関係
- 親子の絆
- 親子そっくり
- やっぱり親子だな~
それでは詳しく見ていきましょう。
親子喧嘩
「親子喧嘩」という言葉は英語では「family quarrel」と表現されます。
しかし親と子の対立を明確に伝えたい場合には、「quarrel between parent and child」や「parent child argument」といった言い方もできます。
- family quarrel
- quarrel between parent and child
- parent-child argument
例文
- They had a family quarrel about who would do the dishes.
(彼らは誰が皿洗いをするかで家族喧嘩をした。) - A quarrel between parent and child can be caused by misunderstandings.
(親子の喧嘩は、誤解によって引き起こされることがあります。) - Last night, I had a parent-child argument again. It was dreadful.
(昨日の夜、また親子喧嘩しちゃったよ。凄まじかった。)
親子関係
「親子関係」を示す言葉として、英語では「parent-child relationship」が一般的に使用されます。
特に父親と子供とのつながりを指したい場合は「father-child relationship」、母親と子供の関係を強調したい場合には「mother-child relationship」と具体的に表現します。
例文
- A strong parent-child relationship helps children feel secure and loved.
(強い親子関係は、子供たちが安心し、愛されていると感じるのに役立ちます。) - Communication is key to building a good parent-child relationship.
(良い親子関係を築くためには、コミュニケーションが重要です。) - The father-child relationship is essential for a child’s development.
(父子関係は子供の発達にとって重要です。)
親子の絆
「親子の絆」の英語表現は、「the ties between parents and children」や、「bond」を使って「the bonds between parents and children」です。
これらの言葉は親子間の特別な関係の深さやつながりを表現しています。
さらに「親子の絆」はしばしば「家族の絆」と広く解釈され、英語では「family tie」や「family bond」といった表現も一般的に使われます。
例文
- Bonds between parents and children of blood are strong.
(血のつながった親子の絆は強いものだよ。) - Family bonds provide support in tough times.
(辛いときこそ家族の絆が支えになります。) - Family bonds always bring comfort and trust.
(家族の絆はいつも安心感と信頼をもたらします。)
親子そっくり
英語には、日本語で言う「親子そっくり」や「似たもの親子」に完全に当てはまる表現はありません。
このニュアンスを伝えたい場合、通常は「look like their parents」や「be similar」といった表現を用いることが一般的です。
例文
- When she smiles, she looks just like her dad.
(笑ったときの顔が父親にそっくりです。) - Many people say that the twins look like their parents.
(多くの人がその双子は両親に似ていると言います。) - Their overall behavior is very similar.
(全体的な振る舞いがとても似ています。)
やっぱり親子だな~
英語で「似た者親子だね」と言いたい場合、同性の親子に対して「Like mother(father), like daughter(son). 」というフレーズがあります。
例文
- Baseball is his favorite, just like his father. Like father, like son.
(父親同様、彼は釣りが大好きなの。やっぱり親子ですね。) - He loves to play baseball, just like his dad. Like father, like son.
(彼はお父さんと同じように野球が大好きです。父親似の息子ですね。) - She loves cooking, just like her mom. Like mother, like daughter.
(彼女はお母さんと同じように料理が大好きです。母親似の娘でね。)
日本語のことわざの一つとして「蛙の子は蛙」は有名ですが、同様の意味を持つ英語には、「The apple never falls far from the tree」があります。
これを直訳すると「リンゴは木から遠くへは落ちない」となりますが、実際には「リンゴ」を「子供」、「木」を「親」にたとえて「子供が親に似て、性質や特性を受け継ぐ」ことを表しています。
「親子」を使う際によく用いられる表現

「親子」に関する表現を説明する際に、頻繁に使用されるフレーズを2つ取り上げてみましょう。
- strengthen the parent-child bond
- nurture the parent-child relationship
それでは詳しく見ていきましょう。
strengthen the parent-child bond
「strengthen the parent-child bond」という表現は、親子関係をより深め、絆を強固にすることを指しています。
この言葉には親子が共に過ごす時間や、信頼関係を築くための努力を表現する意味合いが込められています。
例文
- Spending quality time together can strengthen the parent-child bond.
(質の高い時間を一緒に過ごすことは、親子の絆を強くすることができます。) - Open communication helps strengthen the parent-child bond.
(率直なコミュニケーションは、親子の絆を強くするのに役立ちます。) - Doing activities together, like cooking or playing games, can strengthen the parent-child bond.
(料理やゲームなど、一緒に活動することは、親子の絆を強くすることができます。)
nurture the parent-child relationship
「nurture the parent-child relationship」という表現は、親子間のつながりや関係を大切にし、成長させていくという意味を持っています。
親子の絆をさらに深めるために、お互いの理解とコミュニケーションを促進することが大切です。
例文
- Parents should nurture the parent-child relationship by showing love and support.
(親は愛情とサポートを示すことによって、親子関係を育むべきです。) - Spending time together doing fun activities can nurture the parent-child lationship.
(楽しい活動を一緒にする時間を過ごすことは、親子の絆を育むことができます。) - It takes effort from both parents and children to nurture the parent-child relationship.
(親子の絆を育むためには、親と子供両方の努力が必要です。)
まとめ

本記事では「親子という日本語を英語ではどのように言うのか」について紹介しました。
英語では「parent and child」「parent-child relationship」「family bond」という3つの言い方があります。
これらの表現をうまく使い分ければスムーズに理解され、英語でのコミュニケーションが楽しくなります。
また親子や家族に関する英語表現は、英会話教室でネイティブスピーカーの教師から直接学ぶことが非常に有益です。
ネイティブスピーカーの実際に使われる生の英語を感じ取り、使える英語を身につけることができます。
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