なぜケーキが赤いの?レッドベルベットケーキの特徴や由来を紹介

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海外の映画やSNSなどで、鮮やかな赤色をしたケーキを見たことはありませんか?
その正体の一つが、アメリカで広く親しまれている「レッドベルベットケーキ(red velvet cake)」です。
名前の通り赤い見た目が印象的ですが、「どうしてこんなに赤いの?」「ベルベットってどういう意味?」と気になる方もいるでしょう。
実は、レッドベルベットケーキの赤色には、使われている材料や昔の作り方が関係しています。
現在のような鮮やかな赤色になるまでには、ケーキの歴史や食文化の変化もありました。
この記事では、
- レッドベルベットケーキとはどんなケーキなのか
- なぜ赤い色をしているのか
- 名前やケーキの由来
- アメリカで親しまれるようになった背景
- 英語で紹介するときに使える表現
などをわかりやすく紹介します。
「あの赤いケーキは何だろう?」という疑問から、海外の食文化や英語にも触れてみましょう。
レッドベルベットケーキってどんなケーキ?

レッドベルベットケーキと聞いて、どんなケーキを思い浮かべますか?
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカでは広く知られているケーキのひとつです。
最大の特徴は、なんといっても目を引く赤いスポンジ。
白いクリームとの組み合わせも印象的で、普通のチョコレートケーキやショートケーキとはひと味違った見た目をしています。
まずは、レッドベルベットケーキがどんなケーキなのか見ていきましょう。
真っ赤な見た目が特徴のケーキ
レッドベルベットケーキ(red velvet cake)は、赤色や赤褐色の生地が特徴的なケーキです。
ケーキを切ると赤い生地と白いクリームが層になっていることが多く、その鮮やかな見た目から誕生日やイベントなどでも親しまれています。
英語では、そのまま「red velvet cake」と呼ばれます。
単語を分けてみると、
- red:赤い
- velvet:ベルベット、ビロード
- cake:ケーキ
となります。
「red(赤)」は見た目からすぐにわかりますが、「velvet(ベルベット)」は何を意味しているのでしょうか。
実はこの言葉には、ケーキの特徴が隠されています。
どんな材料から作られている?
レッドベルベットケーキには、小麦粉や砂糖、卵など、一般的なケーキにも使われる材料が入っています。
レシピによって違いはありますが、代表的な材料を見てみましょう。
| 材料 | 主な役割 |
| 小麦粉 | ケーキの生地を作る |
| 砂糖 | 甘さを加える |
| 卵 | 生地をまとめる |
| ココアパウダー | 風味や色合いを加える |
| バターミルク | 生地の風味や食感に関わる |
| 酢 | 酸味を加え、生地作りにも関わる |
| 食用色素 | 現代の鮮やかな赤色を作る |
ここで注目したいのが、ココアパウダー、バターミルク、酢です。
「赤いケーキなのに、どうしてココアを使うの?」と不思議に感じるかもしれません。
レッドベルベットケーキは、単純に普通のケーキを赤く着色したものではなく、もともとはココアを使ったケーキの一種として発展してきました。
そして、ココアと酸性の材料の組み合わせが、昔のケーキの色にも関係していたとされています。
名前にある「ベルベット」の意味とは?
「velvet(ベルベット)」とは、表面がなめらかな「ビロード」という布を意味する英単語です。
では、なぜケーキの名前に布を表す言葉が入っているのでしょうか?
これは、ケーキのやわらかく、きめ細かな食感を表したものと考えるとわかりやすいでしょう。
英語の「velvety」には、「ベルベットのようになめらかな」という意味もあります。
つまり「red velvet cake」という名前は、単に「赤いケーキ」という意味だけではなく、
「赤い見た目+ベルベットのようになめらかな食感」というケーキの特徴を表しているのです。
名前の意味を知ると、「なぜred cakeではなくred velvet cakeなのか」も理解しやすくなりますね。
レッドベルベットケーキはなぜ赤いの?

レッドベルベットケーキについて、特に気になるのが「どうしてあんなに赤いの?」ということではないでしょうか。
現在では食用色素によって鮮やかな赤色に仕上げるレシピが一般的ですが、もともと現在とまったく同じ作り方だったわけではありません。
レッドベルベットケーキの「赤」について、少し歴史をさかのぼってみましょう。
昔のレッドベルベットケーキは今ほど赤くなかった?
現在のレッドベルベットケーキを見ると、鮮やかな赤色をイメージする人が多いでしょう。
しかし、昔から現在のような真っ赤なケーキだったわけではありません。
もともとのケーキは、現在のものよりも赤みを帯びた茶色や赤褐色に近い見た目だったとされています。
つまり、最初から「鮮やかな赤色に着色したケーキ」として生まれたわけではないのです。
時代とともに作り方が変化し、食用色素が使われるようになったことで、現在よく見かける鮮やかな赤色へと変化していきました。
ココアと材料の反応が赤色に関係していた
昔のレッドベルベットケーキの色には、ココアと酸性の材料の組み合わせが関係していたとされています。
天然のココアには色に関係する成分が含まれており、バターミルクや酢などの酸性の材料と組み合わせることで、赤みを帯びた色合いが現れやすくなります。
ただし、ここで注意したいのは、現在のレッドベルベットケーキのような鮮やかな真っ赤になるわけではないということです。
昔の色は、どちらかというと赤茶色に近いものでした。
そのため、
昔:ココアなどの材料による自然な赤み
↓
現在:食用色素による鮮やかな赤色
という変化をイメージするとわかりやすいでしょう。
現在は食用色素を使うのが一般的
現在よく見かけるレッドベルベットケーキでは、鮮やかな赤色を出すために赤い食用色素(food coloring / food colouring)を使うレシピが一般的です。
食用色素を加えることで、ココアだけでは出しにくい、はっきりとした赤色に仕上げることができます。
そのため、現代のレッドベルベットケーキが赤い理由をシンプルに説明するなら、「赤い食用色素を使っているから」というのがわかりやすい答えです。
一方で、すべてのレッドベルベットケーキが同じ作り方というわけではありません。
ビーツなどを使って色を付けるレシピや、食用色素を控えたレシピもあります。
レッドベルベットケーキの赤色には、昔ながらの材料の特徴と、時代とともに変化した作り方の両方が関係しているのです。
レッドベルベットケーキはどこで生まれた?

レッドベルベットケーキといえば、アメリカを代表するケーキのひとつとして知られています。
では、いつ、どのようにして現在のレッドベルベットケーキが生まれたのでしょうか。
実は、その歴史にはさまざまな説があり、「この場所でこの人が発明した」と簡単に決められるものではありません。
現在の形になるまでには、アメリカのケーキ文化や食材の変化が関係しています。
レッドベルベットケーキの歴史と由来
レッドベルベットケーキにつながる「ベルベットケーキ」の歴史は古く、アメリカでは1800年代から、きめ細かくやわらかな食感のケーキを「velvet cake」と呼ぶことがありました。
その後、ココアを使ったケーキなどが作られるようになり、現在のレッドベルベットケーキにつながっていったとされています。
先ほど紹介したように、当時のケーキは現在のような鮮やかな赤色ではなく、赤みを帯びた茶色に近いものでした。
さらに時代が進むと、赤い食用色素を使ったレシピが広まり、現在よく知られている「赤いレッドベルベットケーキ」へと変化していきます。
つまり、レッドベルベットケーキは突然誕生したというよりも、アメリカのケーキ文化の中で少しずつ現在の形へ変化していったと考えるとわかりやすいでしょう。
アメリカで広く親しまれるようになった理由
レッドベルベットケーキがアメリカで知られるようになった背景には、レシピや食品メーカーによる普及など、いくつかの要因があります。
特に20世紀には、食用色素を使って鮮やかな赤色を出す作り方が広まりました。
レッドベルベットケーキには、
- 鮮やかな赤色で目を引きやすい
- 白いクリームとのコントラストがきれい
- 誕生日やイベントにも使いやすい
- 普通のケーキとは違った特別感がある
といった特徴があります。
見た目にも印象的なため、家庭で作るケーキだけでなく、ケーキショップやレストランなどでも親しまれるようになりました。
現在ではケーキだけでなく、レッドベルベット味のカップケーキやクッキーなど、さまざまなスイーツにも広がっています。
どんなイベントや場面で食べられている?
レッドベルベットケーキは、普段のデザートとしてはもちろん、特別な日のケーキとしても楽しまれています。
赤と白の華やかな見た目を活かして、誕生日・結婚式・バレンタインデー・クリスマスなどで選ばれることもあります。
特に赤色をテーマにしやすいバレンタインデーやクリスマスとは、見た目の相性もよいケーキです。
また、大きなホールケーキだけではありません。
「red velvet cupcakes(レッドベルベットカップケーキ)」のように、一人でも食べやすいサイズで楽しまれることもあります。
「赤いケーキ」という特徴があるからこそ、日常のデザートからイベントまで、さまざまな場面で楽しめるスイーツなのです。
レッドベルベットケーキを英語で紹介してみよう

ここまでレッドベルベットケーキの特徴や歴史をみてきました。
せっかくなので、英語でも簡単に紹介できるようになってみましょう。
難しい説明をする必要はありません。
「赤いケーキです」「アメリカで人気があります」など、知っている単語を使って短く伝えるだけでも十分です。
「レッドベルベットケーキ」は英語で何と言う?
「レッドベルベットケーキ」は英語でも、そのまま「red velvet cake」といいます。
それぞれの単語の意味は、
- red=赤い
- velvet=ベルベット・ビロード
- cake=ケーキ
です。
文章の中では、次のように使えます。
例文
I like red velvet cake.
(私はレッドベルベットケーキが好きです。)
This is a red velvet cake.
(これはレッドベルベットケーキです。)
日本語と英語で名前がほとんど同じなので、英語初心者でも覚えやすいでしょう。
「赤いケーキ」を英語で説明するには?
レッドベルベットケーキを知らない人に説明するなら、まずは見た目から伝えてみましょう。
一番簡単なのは、
It is a red cake.
(それは赤いケーキです。)
という表現です。
もう少し詳しく説明するなら、
It is a red cake with cocoa.
(ココアを使った赤いケーキです。)
It often has white frosting.
(白いフロスティングが使われることが多いです。)
などの表現も使えます。
「レッドベルベットケーキとは何か」を一文ですべて説明しようとすると、英文も難しくなってしまいます。
見た目 → 材料 → 特徴のように、一つずつ短い文章で伝えるのがポイントです。
簡単な英語で特徴を伝えてみよう
最後に、レッドベルベットケーキについて話すときに使いやすい英語をみてみましょう。
例文
Red velvet cake is popular in the United States.
(レッドベルベットケーキはアメリカで人気があります。)
The cake is usually red.
(そのケーキは通常、赤い色をしています。)
It is made with cocoa.
(ココアを使って作られています。)
It often has cream cheese frosting.
(クリームチーズフロスティングが使われることが多いです。)
これらを組み合わせれば、簡単な英語だけでも特徴を紹介できます。
例文
Red velvet cake is popular in the United States.It is a red cake made with cocoa. It often has cream cheese frosting.
(レッドベルベットケーキはアメリカで人気があります。ココアを使った赤いケーキで、クリームチーズフロスティングが使われることが多いです。)
最初から長い英文を覚える必要はありません。
- It is ~.(それは~です)
- It has ~.(それには~があります)
といった基本的な形を使えば、中学生くらいの英語でも海外の食文化について十分に紹介できます。
まとめ|赤いケーキ「レッドベルベット」を知って楽しもう

レッドベルベットケーキは、鮮やかな赤い生地と白いフロスティングの組み合わせが印象的なケーキです。
今回の記事で紹介したポイントを振り返ってみましょう。
- 英語では「red velvet cake」と呼ばれる
- 「velvet」には「ベルベット・ビロード」という意味がある
- 昔のケーキは、現在ほど鮮やかな赤色ではなかった
- 現在は赤い食用色素を使うレシピが一般的
- アメリカで広く親しまれ、誕生日やイベントなどでも楽しまれている
一見すると「どうしてこんなに赤いの?」と驚くケーキですが、その背景を知ると、名前や色にも歴史があることがわかります。
また、英語で紹介するときも難しく考える必要はありません。
It is a red cake made with cocoa.
(ココアを使った赤いケーキです。)
このような短い英語でも十分に特徴を伝えられます。
レッドベルベットケーキを見かけたときは、ぜひ今回覚えた英語表現やケーキの由来も一緒に思い出してみてください。







