「SVO」ってどういう意味?英文の作り方を基礎から解説

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英語を勉強していると、「SVO」「SVC」といったアルファベットを目にすることがあります。
「学校で習った気がするけれど、よく覚えていない」「SVOがわからないと英語は難しいの?」という方もいるのではないでしょうか。
SVOは、S(Subject=主語)V(Verb=動詞)O(Object=目的語)を並べた英文の基本的な形のひとつです。
難しそうに見えますが、
I like music.
(私は音楽が好きです。)
のような短い英文にもSVOが使われています。
基本の語順を理解すると、「誰が・何をする・何を」という英文の組み立て方が見えやすくなり、自分で英文を作るときにも役立ちます。
この記事では、英語のSVOとは何なのか、S・V・Oそれぞれの意味や見分け方、基本的な英文の作り方を初心者にもわかりやすく解説します。
簡単な例文からSVOを探しながら、英文法の基礎を身につけていきましょう。
英語の「SVO」って何?

英語の勉強をしていると、「SVO」という言葉を目にすることがあります。
アルファベットが並んでいるため難しそうに感じるかもしれませんが、SVOは英文の組み立て方を理解するための基本的な形のひとつです。
まずはS・V・Oがそれぞれ何を表しているのか、簡単な英文を使いながらみていきましょう。
「S・V・O」はそれぞれ何を表している?
S・V・Oは、それぞれ英語の文の中での役割を表しています。
| 記号 | 英語 | 日本語 | 役割 |
| S | Subject | 主語 | 誰が・何が |
| V | Verb | 動詞 | どうする・どうである |
| O | Object | 目的語 | 誰を・何を |
例えば、次の英文を見てみましょう。
例文
I play tennis.
(私はテニスをします。)
この英文をSVOに分けると、
I(S)+ play(V)+ tennis(O)
となります。
- I → 誰が? → 私が → S
- play → どうする? → する → V
- tennis → 何を? → テニスを → O
このように考えると、SVOはそれほど難しくありません。
最初は、S=誰が、V=どうする、O=何をと覚えておくと理解しやすいでしょう。
SVOの基本的な語順を覚えよう
SVOで大切なのは、それぞれの役割だけではありません。
単語を並べる順番もポイントです。
基本的には、
S(誰が)→ V(どうする)→ O(何を)
という順番になります。
例えば、
She reads books.
(彼女は本を読みます。)
なら、
She(S)→ reads(V)→ books(O)
です。
ほかの英文でも確認してみましょう。
例文
Tom likes dogs.
(トムは犬が好きです。)
Tom(S)+ likes(V)+ dogs(O)
単語を変えても、SVOの基本的な順番は同じです。
英語で文章を作るときに「何から言えばいいのかわからない」と迷ったら、まずは「誰が → どうする → 何を」の順番で考えてみると英文を組み立てやすくなります。
日本語と英語では語順がどう違う?
SVOを理解するうえで知っておきたいのが、日本語と英語の語順の違いです。
例えば、
I eat an apple.
(私はリンゴを食べます。)
という英文を比べてみましょう。
英語では、
I(私は)→ eat(食べます)→ an apple(リンゴを)
という順番です。
一方、日本語では、
私は → リンゴを → 食べます
となります。
つまり、簡単に比べると、
- 英語:誰が → どうする → 何を
- 日本語:誰が → 何を → どうする
という違いがあります。
| 英語 | 日本語 |
| I | 私は |
| eat | 食べます |
| an apple | リンゴを |
日本語では動詞が文の後ろに来ることが多いのに対して、英語では主語のすぐ後ろに動詞が来ることが多いのが大きな特徴です。
英語を日本語の順番のまま並べようとすると、語順に迷いやすくなります。
英作文をするときは日本語を一語ずつ英語に置き換えるのではなく、英語の語順で考える習慣をつけることが大切です。
SVOを簡単な英文から見つけてみよう

SVOの基本がわかったら、実際の英文からS・V・Oを探してみましょう。
最初から長い文章に挑戦する必要はありません。
「誰が?」「どうする?」「何を?」の3つを順番に探していけば、短い英文なら簡単にSVOを見つけられます。
「I like music.」をSVOに分けてみよう
まずは、シンプルな英文を使って確認してみます。
例文
I like music.
(私は音楽が好きです。)
SVOに分けると、
I(S)+ like(V)+ music(O)
となります。
一つずつ質問してみると、さらにわかりやすくなります。
- 誰が? → I(私が)= S
- どうする? → like(好きである)= V
- 何を? → music(音楽を)= O
日本語では「音楽が好き」と訳すため、「music」が目的語であることに違和感を覚えるかもしれません。
しかし、英語の「like」は、基本的に「like+好きな対象」という形で使います。
そのため、「music」が目的語Oになります。
日本語訳だけを見るのではなく、英語の中でそれぞれの単語がどんな役割をしているのかを見ることが大切です。
S・V・Oを見分けるポイント
英文からSVOを見つけるときは、順番に考えるとわかりやすくなります。
例えば、
My brother plays soccer.
(私の兄はサッカーをします。)
という英文なら、次のように探してみましょう。
- 「誰が・何が?」を探す → S
My brother(私の兄が)
- 「どうする?」を探す → V
plays(する)
- 「誰を・何を?」を探す → O
soccer(サッカーを)
したがって、
My brother(S)+ plays(V)+ soccer(O)
となります。
慣れないうちは、まず動詞Vを探す方法もおすすめです。
「何をしているのか」がわかれば、「誰がしている?」と「何をしている?」を考えることで、SとOを見つけやすくなります。
ただし、すべての英文がSVOになるわけではありません。
まずは短くわかりやすいSVOの英文を使って、少しずつ練習していきましょう。
目的語「O」がない英文もある?
ここまでSVOを紹介してきましたが、英語の文章には目的語Oがないものもあります。
例えば、
I run.
(私は走ります。)
という英文です。
この場合、
I(S)+ run(V)
だけで文章が成り立っています。
「私は走ります」と聞いても、「何を走るの?」とは通常考えません。
「run」はこの文では目的語がなくても意味が伝わるからです。
ほかにも、
The baby cried.
(赤ちゃんが泣きました。)
Birds fly.
(鳥は飛びます。)
など、S+Vだけで成立する英文があります。
つまり、
- I like music. → SVO
- I run. → SV
のように、英文によって形が変わります。
英語にはSVO以外にも、SV・SVC・SVOO・SVOCといった基本文型があります。
最初からすべてを覚えようとすると難しく感じるかもしれません。
まずは「英語は必ずSVOになるわけではない」と知ったうえで、S・V・Oそれぞれの役割を見分けられるようになることから始めてみましょう。
SVOを使って英文を作ってみよう

SVOの仕組みがわかったら、次は自分で英文を作ってみましょう。
英作文というと難しく感じるかもしれませんが、最初は長い文章を作る必要はありません。
「誰が+する+何を」の3つを順番に考えるだけでも、簡単な英文を作れます。
まずは「誰が+する+何を」で考えよう
SVOの英文を作るときは、いきなり日本語の文章全体を英語にしようとするのではなく、
3つに分けて考えてみましょう。
例えば、「私は英語を勉強します」という文章なら、
- 誰が? → 私が(I)
- 何をする? → 勉強する(study)
- 何を? → 英語を(English)
となります。
英語の順番に並べると、
I study English.
(私は英語を勉強します。)
となります。
もう一つ見てみましょう。
「彼女はコーヒーを飲みます」なら、
She(彼女が)+ drinks(飲む)+ coffee(コーヒーを)
なので、
She drinks coffee.
(彼女はコーヒーを飲みます。)
となります。
英作文に慣れていない人は、まず「誰が?→どうする?→何を?」と日本語を整理してから英単語に置き換えると、語順に迷いにくくなるでしょう。
単語を入れ替えて英文を作ってみよう
SVOの便利なところは、基本の形を覚えれば、S・V・Oに入る単語を変えてさまざまな英文を作れることです。
まずは、
I like music.
(私は音楽が好きです。)
を基本にしてみましょう。
Oの部分を変えると、
I like soccer.
(私はサッカーが好きです。)
I like dogs.
(私は犬が好きです。)
I like Japanese food.
(私は日本食が好きです。)
のように表現できます。
今度はSも変えてみます。
She likes music.
(彼女は音楽が好きです。)
Tom likes music.
(トムは音楽が好きです。)
このように、基本の形を残しながら単語だけを入れ替えると、英文を作る練習がしやすくなります。
ただし、「She likes」のように主語が三人称単数の場合は、現在形の動詞に「s」が付くことがあります。
最初は細かなルールを一度に覚えようとせず、短い英文を何度も作って英語の語順に慣れていきましょう。
疑問文や否定文では語順はどうなる?
SVOは基本的な文の形ですが、疑問文や否定文を作るときには語順や形が少し変わります。
まずは普通の文を見てみましょう。
例文
You like music.
(あなたは音楽が好きです。)
疑問文にすると、
Do you like music?
(あなたは音楽が好きですか?)
となります。
「Do」が文の最初に加わりますが、you(S)+like(V)+music(O)という中心部分は確認できます。
否定文なら、
You do not like music.
(あなたは音楽が好きではありません。)
となります。
会話では「do not」を短くして、「You don’t like music.」と表現することも多いです。
整理すると、
| 分の種類 | 英文 |
| 肯定文 | You like music. |
| 疑問文 | Do you like music? |
| 否定分 | You don’t like music. |
まずはSVOの肯定文をしっかり理解してから、「Do」や「does」を使った疑問文・否定文へ少しずつ広げていくとわかりやすいでしょう。
SVOを覚えると英語がわかりやすくなる?

「SVOなんて覚えて本当に役に立つの?」と思う人もいるかもしれません。
SVOを理解するメリットは、文法問題が解けるようになることだけではありません。
英文を見たときに「誰が何をしているのか」を整理しやすくなるため、読む・書くといった英語学習の基本にも役立ちます。
英文を読むときに役立つ
短い英文であれば、単語の意味を知っているだけでも内容を理解できることがあります。
しかし、文章が長くなると「誰が何をしたのかわからない」と混乱することもあるでしょう。
そんなときは、S・V・Oを探してみます。
例文
My sister bought a new computer yesterday.
(私の姉は昨日、新しいパソコンを買いました。)
この英文の中心部分は、
My sister(S)+ bought(V)+ a new computer(O)
です。
「yesterday」が加わっていますが、まずSVOを見つければ、
姉が → 買った → パソコンを
という文の中心となる意味をつかめます。
長い英文を読むときも、すべての単語を同じように見るのではなく、まず「誰が・どうした・何を」を探すと内容を整理しやすくなります。
英作文でも語順に迷いにくくなる
日本語と英語では、基本的な語順が異なります。
日本語では、
私は → 英語を → 勉強します
ですが、英語では、
I → study → English.
となります。
日本語の感覚のまま英単語を並べてしまうと、「I English study.」のような語順になってしまうことがあります。
そこで、英文を作るときに、
- S → V → O
- 誰が → どうする → 何を
という順番を意識します。
英作文をするときは、
- まず主語「S」を決める
- 次に動詞「V」を置く
- 必要なら目的語「O」を続ける
という流れで考えてみましょう。
基本の語順が身につくと、英文を作るたびに「次はどの単語を置けばいいの?」と迷うことも少なくなります。
SVO以外の基本文型も知っておこう
英語にはSVOだけでなく、一般に5つの基本文型があります。
| 文型 | 基本の形 | 簡単な例 |
| 第1文型 | SV | I run. |
| 第2文型 | SVC | She is happy. |
| 第3文型 | SVO | I like music. |
| 第4文型 | SVOO | He gave me a gift. |
| 第5文型 | SVOC | They call him Tom. |
SVOは、この中の第3文型にあたります。
「5つも覚えないといけないの?」と難しく感じるかもしれませんが、最初からすべてを完璧に理解する必要はありません。
まずは、
S=主語
V=動詞
O=目的語
という基本を理解することから始めましょう。
そのうえで「SVCのCって何だろう?」「SVOOは目的語が2つあるんだ」と少しずつ知識を広げていけば、英文の仕組みが見えやすくなります。
SVOは英文法を理解するための入り口のひとつです。
単なるアルファベットの暗記ではなく、英文を組み立てるための基本の形として覚えておくと、これからの英語学習にも活かせるでしょう。
まとめ|SVOを理解して英文の基本を身につけよう

SVOは難しい文法用語に見えますが、基本はとてもシンプルです。
S(誰が・何が)+V(どうする)+O(誰を・何を)
という順番を覚えておけば、英文を読んだり、自分で文章を作ったりするときにも役立ちます。
今回のポイントを簡単に振り返ってみましょう。
- S(Subject):主語「誰が・何が」
- V(Verb):動詞「どうする」
- O(Object):目的語「誰を・何を」
- SVOは英語の基本文型のひとつ
- 英文を作るときは「誰が→どうする→何を」で考える
例えば、「I like music.」なら「I=S」「like=V」「music=O」です。
短い英文からS・V・Oを探してみるだけでも、英語の語順に少しずつ慣れていけます。
また、英語にはSVやSVCなど、SVO以外の文型もあります。
最初からすべてを覚えようとせず、まずはSVOを使った簡単な英文を読んだり作ったりすることから始めてみましょう。
基本の語順が身につけば、「英単語はわかるのに文章になると理解できない」という場面も減り、英文の仕組みが少しずつ見えるようになります。







