2025年度最新版!中学英語におすすめの問題集12選

英語はすべての教科の中でも特に積み重ねが重要とされる科目です。
中学校の3年間で身につけるべき知識や表現は多く、学習の進め方次第で得意・不得意がはっきり分かれやすい傾向があります。
そこで学習効果を高めるうえで欠かせないのが、自分に合った問題集の活用です。
本記事では、英語の理解を深めるための問題集を厳選し、目的やレベルに応じてご紹介します。
ぜひ自宅学習をサポートする一冊を見つける参考にしてみてください。
英語力の差がつくのは教材の選び方から
英語の学習は、日々の積み重ねが力になる一方で、つまずきやすいポイントも多くあります。
理解が追いつかないまま学年が進むと、ますます内容が難しく感じられるようになり、苦手意識が強まってしまうことも少なくありません。
そんな中で、学習の成果に大きく影響を与えるのが教材選びです。
どんな内容に取り組むかによって、身につく力や学びの質が変わってきます。
ここでは、教材選びのポイントについて詳しく解説していきます。
「何となく選ぶ」では伸びない理由
問題集を選ぶ際、「みんなが使っているから」「表紙が見やすかったから」といった理由で選んでしまうケースがあります。
しかし、そうした「何となく」の選び方では、本当に必要な学習ができず、成果につながりにくくなります。
たとえば、基礎がまだ固まっていない段階で応用問題中心の教材に取り組んでも、理解が追いつかず、ますます英語が苦手になる可能性があります。
逆に、ある程度の力がついてきた段階で簡単すぎる問題集を使い続けると、力が伸び悩む原因にもなるでしょう。
つまり、問題集には「今の自分」に合った難易度や内容が求められます。
また、説明のわかりやすさや解き直しのしやすさも、学習の継続に大きく関わります。
自分の課題を意識せずに選ぶと、必要な知識やスキルが身につかないまま学年が進み、あとから苦労することにもなりかねません。
中学英語は積み重ねがカギ
中学英語は、一度に覚えることが多く感じられがちですが、実際には一つひとつの内容を順を追って理解することで、着実に力を伸ばせる教科です。
たとえば、1年で習う文法が2年以降の学習の土台となり、積み上げ型の学習が求められます。
だからこそ、どの段階でどの知識が必要かを見極め、今の理解度に合った問題集を選ぶことが大切です。
特に注意したいのが「定着しやすい構成かどうか」。
学んだ内容がすぐに練習できる問題の流れになっているか、単元ごとに確認テストや復習ページがあるかなど、反復しやすい仕組みが整っている問題集が理想的です。
また、前学年の復習が自然にできる構成になっているかもポイントです。
英語は急にできるようになるものではなく、コツコツと積み上げることで、無理なく自信につながっていきます。
中学生の英語問題集を選ぶときにチェックすべきポイント
英語の学習を進めるうえで、問題集の選び方はとても大切です。
同じ英語でも、教材ごとに内容や特徴はさまざまで、どれが適しているかは学習の目的や状況によって異なります。
ここでは、中学生の英語問題集を選ぶときにチェックすべきポイントをご紹介します。
目的に合ったものを選ぶことで、学習効果を高めることができますよ。
目的別で選ぶ(予習・復習・テスト・入試・英検)
英語の問題集を選ぶときには、まず「何のために使うのか」という目的をはっきりさせておくことが大切です。
たとえば、授業内容の理解を深めたいときには、教科書の進み方に合った予習・復習用の問題集が効果的です。
文法を基礎から整理できたり、例文を通して自然な表現に親しめるような構成であれば、理解もしやすくなります。
定期テスト対策を意識するなら、出題傾向に合わせて繰り返し練習できる形式かどうかが選ぶポイントになるでしょう。
高校入試を見据える場合は、実戦的な問題に慣れたり、出題パターンを押さえたりできる内容が求められます。
また、英検を目指すなら、リスニングや長文読解、ライティングなどの技能ごとに対策できる構成かもチェックが必要です。
目的ごとに適した問題集は異なるため、目標に合ったものを選ぶことで、より効率的に学習を進められます。
解説のわかりやすさと学習の続けやすさ
問題集を継続して使い続けるには、内容の良さだけでなく「使いやすさ」も大切です。
特に重視したいのが、解説のわかりやすさです。
説明が難しかったり、専門的な言葉ばかりだったりすると、理解に時間がかかり、やる気も落ちてしまいがちです。
反対に、図や例文が多く、考え方の流れまで丁寧に書かれているものは、理解がスムーズで復習もしやすくなります。
また、1ページの問題量や構成も見逃せないポイントです。
量が多すぎると「大変そう」と感じて途中で止まってしまうこともあります。
毎日少しずつ取り組めるように工夫された問題集のほうが、学習を習慣にしやすくなります。
わかりやすい解説と無理のない設計かどうかは、続けやすさに直結する重要な項目です。
授業内容の理解を深めたい中学生にぴったりの英語問題集
英語の授業内容をしっかり理解するためには、授業で習ったことをそのままにせず、日々の学習で確実に身につけていくことが重要です。
そのためには、自分のペースで復習できる問題集の活用が効果的です。
特に、授業とリンクした内容や構成のものを選ぶことで、学習の理解度が大きく変わってきます。
ここでは、授業の内容をより深く理解したい中学生に向けて、取り組みやすく続けやすい英語問題集をご紹介します。
中学教科書ワーク 英語 【2025年度改訂】
画像引用元:なるほど!BUNRI
『中学教科書ワーク 英語【2025年度改訂】』は、学校の授業内容としっかり連動している点が大きな特長です。
教科書と同じ順序で単元が進み、使われている英文や文法・語句の流れも一致しているため、授業の予習や復習がしやすく、学んだことをしっかり定着させることができます。
3つのステージ構成で、基本の確認から応用、定期テスト対策までを段階的にカバー。
それぞれのステージにリスニング問題やコラムも含まれており、楽しみながら学べる工夫も豊富です。
さらに、教科書では扱われない長文や英作文、スピーキングの練習も収録されており、実力アップにもつながります。
解答・解説は見やすく丁寧で、間違えた問題の振り返りにも便利です。
日々の学習をサポートしながら、テストや入試にもつながる力を育ててくれる一冊です。
定期テストの攻略本 英語 【2025年度改訂】
画像引用元:amazon
『定期テストの攻略本 英語【2025年度改訂】』は、効率よく定期テスト対策を進めたい中学生におすすめの一冊です。
教科書に完全対応しており、単元名や内容も教科書と一致しているため、テスト範囲の確認がスムーズ。
2週間前から使える学習計画表付きで、無理のないスケジュールで対策を始められます。
要点のまとめページでは、自分でノートを作る必要がなく、復習もしやすい構成。
出題されやすい問題に絞って演習できるので、時間をかけすぎずにしっかり力をつけられます。
さらに、CBT形式の追加問題や成績表ダウンロードも可能で、繰り返し学習にも対応。
直前期には赤シートを使ったチェックで、要点をコンパクトにおさらいできます。
計画から復習、直前対策までがこの一冊で完結する、まさに「定期テスト攻略」に特化した実践的な問題集です。
中学教科書ガイド 英語 【2025年度改訂】
画像引用元:amazon
『中学教科書ガイド 英語【2025年度改訂】』は、新しい教科書の内容に完全対応した、授業理解を深めるための心強い参考書です。
教科書の構成や学習順に沿って、重要な語句や文法事項、例題の解き方などを丁寧に解説。
授業で理解しきれなかった内容を自宅で見直したいときや、予習・復習を効率よく進めたいときに活用できます。
各ページが教科書とリンクしているため、どこを見直せばよいか迷うことなく学習に取り組めるのも大きな魅力です。
難しい説明や問題にも「どう考えればよいか」「なぜその答えになるか」がしっかり書かれており、自学習でもつまずきにくい構成になっています。
ノートづくりや要点の整理にも役立つ内容で、限られた時間の中でも効果的なテスト対策が可能。
教科書学習をより深く、確実に理解したい中学生にぴったりの一冊です。
英語が得意になるきっかけをつくるレベル別問題集
わからないをわかるにかえる 英語 【2025年度改訂】
画像引用元:楽天
英語が苦手なお子さまでも取り組みやすい工夫が詰まった、やさしいステップ構成の問題集です。
授業でつまずきやすい文法や単語を、見やすい紙面と豊富な図解でしっかりサポート。
各単元は短くまとまっており、集中力が続きにくい子供でも無理なく取り組めます。
カラー紙面に加えて、音声や単語カードといった補助ツールも充実しており、視覚・聴覚の両面から理解を深められるのも魅力です。
基礎固めを丁寧に行いたい方にぴったりの一冊です。
完全攻略 英語
画像引用元:楽天
教科書内容を超えた実力をつけたい中学生におすすめの問題集です。
要点の解説に加えて、「基本→標準→実戦」と段階的にステップアップできる構成で、確実に得点力を高めていけます。
特にリスニングやスピーキングにも対応しており、スマホやタブレットで音声や発音練習ができるなど、4技能のバランスも重視。
赤シート対応の復習ブックも付いており、暗記や直前対策にも便利です。
入試も視野に入れた本格派の学習にぴったりです。
ハイクラス徹底問題集 英語
画像引用元:amazon
難関高校を目指すお子さま向けに設計された、実戦力養成型の問題集です。
問題は3段階のレベル別に構成されており、徐々に難度を上げながら応用力を養えます。
リスニングや読解など、入試で求められる力を網羅的にカバー。
解説も丁寧で、つまずきやすい問題にも理解を助ける工夫がされています。
家庭学習で確かな力を育てたい方や、演習量をしっかり確保したい方におすすめの一冊です。
高校入試に備えよう!おすすめ問題集
高校入試対策問題集合格への最短完成英語 音声ダウンロード付
画像引用元:rakuten
短期間で入試に必要な力をまとめて強化できる、即戦力型の対策問題集です。
指導実績豊富な進学塾が監修しており、出題傾向に合わせた厳選問題で構成されています。
入試頻出の文法・読解・リスニングの重要ポイントを効率的におさえ、得点力を無理なく引き上げる設計です。
スマホで音声をダウンロードできるため、リスニング対策にも活用しやすく、入試直前期の仕上げに特におすすめです。
わからないをわかるにかえる 高校入試 英語
画像引用元:amazon
高校入試対策の第一歩として基礎から始められる構成が特長の問題集です。
文法や語句を場面ごとに整理し、視覚的に理解できるよう工夫されています。
入試でよく出る形式に沿って、英作文・長文・リスニングなどもトータルに対策可能。
携帯しやすいまとめブックや音声ダウンロードなど、家庭でもスキマ時間に活用しやすい内容です。
苦手意識を抱く前に、入試の基本をしっかり固めておきたいお子さまにぴったりです。
コーチと入試対策 !「8日間完成 中学1・2年の総まとめ」
画像引用元:amazon
短期間で中1・中2の内容を一気におさらいできる構成が魅力の総まとめ問題集です。
1日4ページ・全8日間のスケジュール設計で、要点の確認から問題演習までをテンポよく進められます。
コーチ役のキャラクターが学習のポイントをわかりやすくガイドしてくれるため、親しみやすく、やる気も引き出しやすい仕組みになっています。
付録のカレンダー型ミニテストや縮刷版の解答解説も充実。入試前の総仕上げにぴったりです。
高校入試「解き方」が身につく問題集 英語
画像引用元:obunsha
入試でよく出る問題パターンを集中的に練習し、確実に「解ける力」を育てる実戦的な問題集です。
暗記だけでは通用しない設問に対して、どのように考え、どこを見て解けばよいかを解説で丁寧に説明。
文法・読解・リスニングの3分野をバランスよくカバーし、分野ごとの典型問題に慣れておくことができます。
自主学習でも使いやすく、得点力に直結するポイントを効率よく学べる一冊です。
英検対策にも使える人気シリーズをチェック
【CD付】英検2級総合対策教本 改訂版
画像引用元:amazon
『【CD付】英検2級総合対策教本 改訂版』は、英検2級をはじめて受験する方に向けて作られた、安心のオールインワン対策書です。
受験申し込みから一次・二次試験の対策まで、この一冊で効率よく準備が進められるよう構成されています。
特に2016年度以降の試験形式に完全対応しており、新たに導入された英作文問題についても、書き方の基本から意見のまとめ方、見直しのポイントまで丁寧に解説。
出題傾向の分析や模擬試験も収録されているため、実戦力も自然と身につきます。
さらに、Q&A形式で受験に関する不安や疑問にも対応しており、初めてでも無理なく進められる内容です。
2025年度版 英検2級 過去6回全問題集【音声アプリ・ダウンロード付き】
画像引用元:amazon
『2025年度版 英検2級 過去6回全問題集【音声アプリ・ダウンロード付き】』は、英検2級合格を目指す受験者にとって心強い一冊です。
2024年度のリニューアル試験を含む最新6回分の過去問を収録し、新ライティング形式にも完全対応。
さらに、2025年度から導入される「準2級プラス」の対策問題もWeb特典として用意されており、新しい出題傾向への備えも万全です。
リスニング・面接の音声は、アプリやダウンロードで手軽に再生できるため、場所を選ばず学習が可能。
加えて、採点機能付きのアプリを活用すれば、理解度の確認もスムーズに進みます。
充実した別冊解答には、全問に丁寧な訳と解説を掲載。
過去問演習を通じて出題傾向を把握し、合格への確かなステップを踏める一冊です。
初めての受験にも安心して取り組めます。
家庭学習を習慣化させるコツと問題集の使い方
家庭での学習を続けるには、無理なく取り組める環境と習慣づけが大切です。
ただ勉強をやらせるのではなく、自分から取り組めるようになるためには、日々の積み重ねとちょっとした工夫がポイントになります。
継続することで知識が定着し、学ぶことへの苦手意識も少しずつやわらいでいきます。
ここでは、学習を生活の中に自然に取り入れるためのヒントと、問題集を効果的に活用する方法についてご紹介します。
毎日のスキマ時間を活かす方法
スキマ時間をうまく使うことで、忙しい日でもムリなく学習を続けることができます。
たとえば、朝のちょっとした時間や学校から帰ってきた後のひと息つく前、寝る前の数分など、ほんの短い時間でも積み重ねていけば大きな差になります。
1回で終わる問題や、さっと目を通せるページ構成の問題集を使えば、短時間でも集中して取り組めます。
通学中にリスニングを聞いたり、食後に単語をパッと見直したりと、場所や気分に合わせて工夫できるのもスキマ学習のよさです。
大切なのは「たくさんやる」よりも「少しでも毎日続ける」こと。
小さな習慣が、勉強をあたり前の行動に変えてくれます。
保護者ができるサポートのポイント
お子さまの家庭学習を支えるうえで、保護者の関わり方はとても大きな意味を持ちます。
勉強そのものを教える必要はありませんが、「見守っているよ」という姿勢を示すことで、お子さまのやる気が高まることもあります。
たとえば、学習時間を一緒に決めたり、終わったページにひと言声をかけたりするだけでも十分なサポートになります。
間違いを責めるのではなく、「ここまでできたね」と過程を認めてあげることも大切です。
また、勉強の内容を聞いてあげることで、お子さま自身が理解を整理するきっかけにもつながります。
日々の小さな声かけや習慣づくりの積み重ねが、学習に対する前向きな気持ちを育てていきます。
家庭でできるサポートを通して、学ぶ力を自然と引き出していきましょう。
まとめ
中学英語は、学習の進め方によって成果が大きく変わる教科です。
目的やレベルに合った問題集を選ぶことで、理解が深まり、苦手意識の克服にもつながります。
本記事では、授業の理解を助ける教材から入試・英検対策まで、幅広く役立つ12冊をご紹介しました。
さらに、学習習慣を定着させる工夫や保護者のサポートのコツも解説。
お子さまに合った一冊を見つけて、毎日の学びをより充実させていきましょう。
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