前置詞「at」の使い方って?使いこなせれば会話の幅が広がります!

前置詞の一つに「at」があり、これは色々な前置詞がある中で、使い分けに悩むものの一つとなっています。
これを適切に使いこなすことができれば、会話の幅が広がるだけでなく、リスニングやリーディングなど英語のレベルの底上げにも大変役立ちます。
今回は、この「at」の使い方について徹底的に解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
※以前、「in」「at」「on」の使い分けについて記事にしていますので、こちらも参考までにご覧ください。
>>紛らわしい英語の前置詞「in」「on」「at」でもう迷わない!使い方について徹底解説します!
核心部分:「at」のコアイメージ
まずは、これ以降の解説の核心部分になる「at」のコアイメージを掴んでしまいましょう。
「at」のコアイメージは「点」です。
話題や焦点が広がったり放散したりするのではなく、「一点を指す」「焦点が定まる」「位置を指し示す」ようなイメージを掴んでしまいましょう。
例文:
I am at the station.
(私は駅にいます。)→駅という点を指している
The train arrives at 8 pm.
(その電車は午後8時に到着する。)
→時間をピンポイントで指し示している
She is good at social studies.
(彼女は社会科が得意だ。)
→得意分野に焦点を当てている
これらについて、もう少し個別に解説していきましょう。
前置詞「at」の使い方1. 時間
時間を指し示す時は、例えば7:00など、ピンポイントに指し示すことが多いと思います。
そのようなイメージは、「点」のイメージである「at」を使うことで表現することができます。
例えば「midnight」のような、数時間を内包するような時間表記、始まりや終わりのような正確な時間はわからなくとも「始点・終点」とイメージできる言葉も「at」でカバーすると英語では考えます。
- at 7:00
- at noon
- at midnight
- at the moment
- at the beginning
- at the end
- at that time
前置詞「at」の使い方2. 場所
特定の場所を指し示す時も、「点」のイメージである「at」が使えます。
- at school
- at work
- at home
- at the airport
一部は「in」と表現したくもなりますが、その場合はより大きな括りであったり、その中で何かをするような文脈である必要があります。
例文:
I am at the school.
(私は学校にいる。)
I am in the school.
(私は学校の中にいる。)
前置詞「at」の使い方3. 方向・対象
「at」は「点」のイメージとしていますが、転じて、「向かう先(の一点)」というイメージで使うこともできます。
以下の表現は一見単なる組み合わせを覚えるだけのように見えますが、全てそれ以降の対象に向かって何かをするようなイメージが持てるものとなっています。
- look at
- smile at
- shout at
- throw at
- aim at
例えば以下のような形で、前置詞のイメージ別に、意味を使い分けることもできます。
例文:
She shouted at me.
(彼女は私を怒鳴りつけた。)
She shouted to me.
(彼女は私に大声で呼びかけた。)
「at」は「点」のイメージなので「感情も含めて一点に収れん」、「to」は方向性そのもののイメージなので「相手に届く」という具合です。
前置詞「at」の使い方4. 能力・評価
英語では能力や評価を「抽象的な点」と捉えるため、能力や評価に対しても「at」を使うことができます。
- good at
- bad at
- surprised at
- angry at
- laugh at
一見分かりにくいですが、例えば「I was surprised at the news.」という文であれば、「the news」の内容に対する評価に焦点を当てているため「at」が使われると考えます。
熟語的に覚えるべき「at」
熟語的に覚えてしまった方が簡単なケースもあります。
それらについては、以下の一覧表にまとめましたので、一読してみてください。
コアイメージは同じであることがわかってもらえると思います。
|
表現 |
意味 |
用法・ニュアンス |
|
at first |
最初は |
後に対比が来ることが多い(最初は〜だったが) |
|
at last |
ついに |
長い時間の末に到達 |
|
at once |
すぐに/同時に |
文脈で意味が変わる |
|
at least |
少なくとも |
最低ラインを示す |
|
at all |
全く(否定文で) |
not とセットで使われることが多い |
|
at risk |
危険にさらされて |
be at risk の形でよく使う |
|
at peace |
平和な状態で |
心理的な安定も含む |
|
at war |
戦争状態で |
国同士・組織間で使う |
|
at hand |
手元に/差し迫って |
物理・時間どちらも可 |
|
at stake |
危機に瀕して/かかっている |
重大な利益や命など |
英会話で使いたいat
ここまで「at」の使い方を徹底的に見てきましたが、これらは知識だけを持っていても価値は半減してしまいます。
もちろん、最低限の知識を持つ必要があることは論を待ちませんが、それだけだと「読み書きできても、話せない人」になってしまいます。
「話せる人」までなるためには、大切になってくるのはアウトプットを如何に意識してやるかが大変重要になります。
忙しいビジネスパーソンにとって教室に通ったりするのは大変な手間になりますし、英会話サークルはしっかりとメリットデメリットを把握した上で活用していきたい所です。
この点についてはここでまとめましたので、併せてご覧ください。
>>英会話サークルに通うメリットとデメリットは?オンライン英会話との違いも解説します!
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「at」のよくある間違い
それでは最後に、「at」を使う時によくやってしまいがちな間違いを見ていきましょう。
at night
朝や昼であれば、通常は以下のように表現します。
- in the morning
- in the afternoon
- in the evening
となると、この流れで「in the night」とやりたくなりますが、これが間違い。
正解は「at night」となります。
朝や昼、夕方などの時間はイメージする通り一定の範囲内の話なので、「in」で正解なのですが、「night」は英語の歴史上、「活動が止まる時間帯」「1日の区切りのポイント」と扱われることが多いです。
そのため、使う前置詞も「点」のイメージの「at」を使います。
では、「in the night」を全く使わないか?と言われると、実は特定のケースでは正解になります。
I heard a strange noise in the night.
(夜中に変な音がきこえた。)
この場合は、「特定の夜の範囲内」について論じているため、点としての議論はしていません。
そのため、こういった場合のみ、「in the night」を用いることができます。
at the weekend
実はこれ、アメリカ英語とイギリス英語で差が出るポイントです。
アメリカ英語では、「on Sunday」のように曜日の延長として「weekend」を捉えるため「on the weekend」とします。
一方のイギリス英語では、週末を週内の特定の時間ポイントと捉える傾向があるため、「at the weekend」となるわけです。
考え方は地域差がありますが、コアイメージが一緒である点には注目してみてください。
まとめ
今回は「at」の使い方について徹底解説してきました。
前置詞「at」のイメージは「点」です。
前置詞を使いこなすことで、会話の幅を大きく広げることができますのでぜひ取り組んでみてくださいね。


















