「both」の使い方で迷わない|意味・文法・否定文・「either」との違いを徹底解説

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更新日:2026年5月10日 英語コラム

「both」の使い方で迷わない|意味・文法・否定文・「either」との違いを徹底解説

「both」は「両方」「2つとも」と訳される、英語の基本的な単語です。

しかし、語順や否定でつまずきやすい単語でもあります。

よくある疑問は、次のようなものです。

  • 「both」はどこに置けばいいの?
  • 「both of」と何が違うの?
  • 「not both」ってどういう意味?
  • 「either」や「neither」とどう使い分けるの?

この記事では、「both は2つをまとめて言い切る単語」という基本イメージから、

  • 「both」の意味
  • 3つの基本パターン
  • 語順のルール
  • 動詞の形
  • 「not both」と「neither」の違い
  • 「either / neither」との使い分け

までを、例文つきでやさしく解説します。

文法が苦手な方でも大丈夫です。最後まで読めば、「both」の使い方がすっきり整理できます。

「both」の意味と基本イメージ|2つをひとまとめ

「both」は「両方とも/2つとも」を表す単語で、AとBの2つをまとめて「どっちも」と言い切るイメージです。

ここでは、「片方ずつ評価する」のではなく、2つをひとまとめにして判断している点が重要です。

なお、「both」が使えるのは対象が必ず2つのときだけで、3つ以上なら「all(全部)」を使うのが基本です。

例文:
I have two sisters, and I love both.
(姉妹が2人いて、私は2人とも大好きです。)

These two options are good. I want both.
(この2つの選択肢は良いです。両方ほしいです。)

I have three options, and I want all of them.
(選択肢が3つあって、私は全部ほしいです。)

日本語の「両方」とのズレ

日本語の「両方」は、とても便利な言葉です。

文脈によって、

  • いくつかの中の「両方」
  • 例外はあるけど「だいたい両方」

といった、あいまいな使い方もできます。

一方、英語の「both」は意味がはっきりしています。

  • 対象は2つだけ
  • その2つをまとめて肯定する

この日本語と英語のズレを認識できると「both」の使い方がわかってきます。

ズレ1:2つ以外には使えない

日本語だと「(いくつかの中の)両方」と言ってしまうことがありますが、英語では「both」 は「2つ限定」です。

従って「3つあるうちの2つがほしいです」と表現したい場合、

【不自然】I want both of the three plans.

は英語話者にとって「意味は分かるけど、不自然」と感じる表現です。

正しくは

【自然】I want two of the three plans.
(3つのうち2つがほしいです。)

と言うことに注意しましょう。

ズレ2:「まとめて肯定」が前提

「both」は「AもBも当てはまる」と言い切る表現です。

そのため、「片方は当てはまるが、もう片方は違う」場合には、そのまま使えません。

例文:
Both answers are correct.
(答えは両方とも正しいです。)

Not both answers are correct.
(答えが両方とも正しいわけではありません。)

このように、否定になると意味の範囲が変わる点が重要です。

「both」の使い方|3つの基本パターン

「both」の基本パターンは、次の3つです。

1. 「both A and B」の使い方

「both A and B」は「AもBも」という意味で、「both」を代表する使い方です。

A と B は、同じ種類にそろえます(名詞+名詞、動詞+動詞など)。

例文:
She likes both coffee and tea.
(彼女はコーヒーも紅茶も好きです。)

He can both read and write English.
(彼は英語を読むことも書くこともできます。)

「2つを並べてまとめて肯定しているだけ」と考えると分かりやすくなります。

2. 「both + 名詞」の使い方

「both」は名詞の前に置いて、「両方の〜」という意味で使うこともできます。

名詞は複数形が基本です。

例文:
Both answers are correct.
(両方の答えが正しいです。)

I invited both friends.
(2人の友だちを両方招待しました。)

3. 「both」単体の使い方

前後の文脈から「何が2つか」が分かる場合は、名詞をくり返さず「both」だけで表すことができます。

例文:
Which bag do you want? — I want both.
(どのカバンがいいですか?— 両方ほしいです。)

My parents are teachers. Both work at the same school.
(私の両親は教師です。2人とも同じ学校で働いています。)

「both」の語順ルール|どこに置く?

「both」は意味よりも置き場所(語順)で迷いやすい単語です。

基本はシンプルに、「2人(2つ)をまとめて言いたい対象のすぐ近くに置く」と考えれば整理できます。

「both of + 名詞」の使い方

どの2つかがはっきりしている場合、「both of + 名詞」がよく使われます。

動詞は複数形が基本です。

例文:
Both of the students are absent today.
(2人の生徒とも今日は欠席しています。)

Both of my parents work full-time.
(両親2人ともフルタイムで働いています。)

「both of + 代名詞」の使い方

「us / them / you」などの代名詞の前では、必ず「both of」を使います。

例文:
Both of us agree with you.
(私たち2人ともあなたに賛成です。)

Both of you did a great job.
(あなたたち2人ともよくやりました。)

間違いやすいですが、「of」がない形、「both us / both them」は不自然な表現です。

「both」が主語のときの動詞ルール|複数形を使う

「both」が主語になるとき、動詞は基本的に複数形を使います。

例文:
Both students are absent today.
(2人の学生は今日欠席しています。)

Both of them are ready.
(彼ら2人とも準備ができています。)

「both」の否定文|「not both」と「neither」の違い

「both」を否定するときに大事なのは、一部だけを否定するのか、全部を否定するのかをはっきり言い分けることです。

not both:部分否定

「not both」は「両方とも〜というわけではない」という意味です。

つまり、2つのうち少なくとも1つは当てはまらないということです。

例文:
Not both answers are correct.
(答えが両方とも正しいわけではありません。)

Not both of them agree.
(彼らが2人とも賛成しているわけではありません。)

実際に当てはまるのが1つか0かは、文脈によって決まります。

「not both」は、数を確定させない言い方です。

neither:全体否定

「2つとも〜ない」とはっきり否定したいときは、「neither」を使います。

例文:
Neither answer is correct.
(どちらの答えも正しくありません。)

Neither of them is mine.
(どちらも私のものではありません。)

「neither」は文自体に否定の意味が含まれているため、「not」を一緒に使うことはできません。

「either / neither」はともに単数扱い

「either / neither」は原則として単数扱いになります。

例文:
Either answer is fine.
(どちらでもよいです。)

Neither answer is correct.
(どちらも正しくありません。)

「both / either / neither」の使い分け

「both / either / neither」は、すべて「2つが対象」という点は共通ですが、違いは「肯定か否定か」「2つをどう扱うか」にあります。

単語

基本の意味

肯定・否定

both

両方とも

肯定

either

どちらか一方

肯定

neither

どちらも〜ない

否定

同じ場面で比べると違いは明確です。

例文:
Both students passed the exam.
(2人とも合格しました。)<合格:2人>

Either student passed the exam.
(どちらか1人が合格しました。)<合格:1人>

Neither student passed the exam.
(2人とも不合格でした。)<合格:0人>

「neither」と「not both」の違い

「neither と not both の違いがわからない」と混乱する人は少なくありません。

ポイントは、どこまでをはっきり言い切っているかです。

「not both」は、「2人とも合格」という状況を否定しているだけの表現です。

つまり、

  • 1人だけ合格した可能性がある
  • 2人とも不合格の可能性もある

というように、結果に幅を残しています。

「合格者が何人か」は確定していない、という点が重要です。

例文:
Not both students passed the exam.
(2人とも合格したわけではありません。)<合格:0人または1人>

まとめ|「both」は「2つをまとめて言い切る」英語表現

「both」は「両方とも」「2つとも」と訳されますが、日本語の「両方」とは感覚が少し違います。

英語の「both」は、

  • 対象は必ず2つ
  • AもBもまとめて肯定する
  • ひとまとめで判断する

という、はっきりした意味を持っています。

また、否定では

  • not both → 部分否定
  • neither → 全体否定

と区別する必要があります。

「both」はただ暗記する単語ではなく、英語の「数の感覚」と「言い切り方」を学ぶ単語です。

「2つをどう扱っているか?」

この視点を意識できれば、「both / either / neither」の使い分けも自然にできるようになります。

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