知っているようで知らない「but」の正しい使い方と慣用フレーズ!「however」との違いは?

体験レッスン2回あり体験レッスン二回あり
無料トライアルする
  1. オンライン英会話ならQQ English
  2. 英語ブログ
  3. 知っているようで知らない「but」の正しい使い方と慣用フレーズ!「however」との違いは?
英語ブログ
検索
更新日:2026年3月7日 英文法

知っているようで知らない「but」の正しい使い方と慣用フレーズ!「however」との違いは?

あなたは「but」という英単語を正確に使いこなせていますか?

もしかすると「でも」「しかし」といった意味だけを覚えていませんか?

実は「but」には多様な使い方があり、ネイティブスピーカーは日常会話で正しく使い分けているのです!

中学1年生で習う基本的な単語だからこそ、どうしてもその奥深さを見落としがち。

しかし「but」を使いこなせるかどうかで、あなたの英語の自然さが大きく変わってきます。

特に「however」との使い分けは、カジュアルな会話とフォーマルな場面での印象を左右する重要なポイントです。

そこで本記事では「but」の基本的な意味から意外と知られていない使い方、そして「however」との明確な違いまで、豊富な例文とともに詳しく解説していきます。

この記事を読めば、あなたの表現力の幅が広がること間違いありません!

「but」の多様な品詞と基本的な意味

「but」には様々な品詞があり、使い方によって意味が異なります。

等位接続詞(しかし、~だが) 

「but」の代表的な品詞は接続詞です。

接続詞とは二つの文または「語と語」「句と句」「節と節」をつなげる語で、多くの場合「but」は接続詞として使われます。

そして以下の例文のように、前文に対して予想外のことを述べる逆接の役割を持っています。

また等位接続詞としては、ほかには「and(~と)」や「or(もしくは~)」が挙げられます。

例文:
I want to go out, but it’s raining.
(外に出たいけど雨が降っています。)

He is rich but stingy.
(彼はお金持ちだけれどケチです。)

I like coffee but not tea.
(私は、コーヒーは好きですが紅茶は好きではありません。)

The book is short but interesting.
(その本は短いですが面白いです。)

He’s young but experienced.
(彼は若いですが経験豊富です。)

前置詞(〜を除いて、~以外)

前置詞としての「but」は、「except(~を除いて)」と同じような働きを持っています。

この場合、「but」の前には「every・all・any・no」などの強い限定語が使われることがほとんどです。

例文:
Everyone graduated from university but Alex.
(アレックスを除いて全員が大学を卒業しました。)

Everyone but me knows the answer.
(私以外のみんなが答えを知っています。)

I have nothing but praise for her work.
(彼女の仕事については賞賛しかありません。)

Nobody but you can do this job.
(あなた以外には誰もこの仕事ができません。)

She eats everything but vegetables.
(彼女は野菜以外のすべてを食べます。)

副詞(ただ~だけ、ほんの~だけ)

実は「but」を副詞として使うこともできます。

「ただ~、ほんの~」と訳すことができ「only(ただ~だけ)」と同じように利用可能です。

例文:
He is but a child.
(彼はほんの子供に過ぎません。)

There is but one chance left.
(ただ一度だけ機会が残っています。)

名詞(意義、条件)

日常生活ではほぼ使われませんが、「but」は名詞としての役割を持っています。

例文:
Could you tell me ifs and buts?
(条件と意義を教えていただけますか?)

動詞(〜に意義を申し出る、しかしと言う)

「but」は口語で「しかしと言う」を意味する動詞で使われることもあります。

例文:
But me no buts.
(しかししかしと言わないで。)

関係代名詞

否定の意味を含んだ関係代名詞として使われます。

「There is no 名詞 but(~しない名詞はない)」というフレーズは高校英語でも登場するので覚えておくと便利です。 

例文:
There is no one but knows the truth.
(その真実を知らない人はいません。)

ネイティブがよく使う「but」のイディオム

続いて、ネイティブスピーカーがよく使う定番のフレーズをご紹介します。

1. not A but B(AではなくむしろB)

例文:
She is not shy but quiet.
(彼女は内気なのではなく、物静かなのです。)

He is not a teacher but a student.
(彼は教師ではなく学生です。)

2. cannot but 原形不定詞(~せざるを得ない)

これは少しフォーマルな表現ですが、知っておくと便利です。

例文:
I cannot help but think about you.
(私はあなたのことを考えずにはいられません。)

I cannot but admire his courage.
(彼の勇気には感心せざるを得ません。)

3. but for(〜がなければ)

仮定法と一緒に使われる定番表現です。

例文:
But for your help, I couldn’t have finished my homework.
(あなたの助けがなければ、私は宿題を終わらせることができませんでした。)

But for the rain, we could have gone camping.
(雨がなければ、私たちはキャンプに行けたのに。)

4. the last but one(最後から2番目)

順序を表す表現です。

この「but」は前置詞で直訳すると「最後を除いて最後」という意味になります。

例文:
He finished the last but one.
(彼は最後から2番目に終わりました。)

5. anything but 〜(決して〜ではない)

「never(決して〜ない)」と同じように強い否定を表すフレーズです。

例文:
The exam was anything but easy.
(その試験は決して簡単ではありませんでした。)

She is anything but lazy.
(彼女は決して怠け者ではありません。)

6. nothing but 〜(〜だけ、〜に過ぎない)

「nothing but」は「only(ただ〜だけ)」に似た慣用表現です。

例文:
She does nothing but complain.
(彼女は文句を言うだけです。)

It’s nothing but a rumor.
(それは単なる噂に過ぎません。)

7. all but 〜(ほとんど〜、〜も同然)

「all but」は「ほとんど〜だ」という意味で、完全ではないが非常に近い状態を表します。

例文:
The project is all but finished.
(プロジェクトはほぼ完成しています。)

She all but admitted her mistake.
(彼女は自分の間違いをほとんど認めたも同然でした。)

「but」と「however」の違いを徹底解説!

「but」と「however」はどちらも「しかしながら」という意味ですが、使い方が大きく異なります。

「しかし」の意味で使われる「but」は等位接続詞とご紹介しましたが、「however」は接続副詞なので品詞が違います。

具体的には「but」は接続詞なので文章と文章をつなぐことができず、「however」は節と節をつなぐことができません。

基本的に「but」は文章の途中で使います。

文を区切って使うことはできません。

×

I wanted to watch YouTube. But my battery was dead.
(ユーチューブを観たかったけれど、バッテリーが切れていました。)

◯

I wanted to watch YouTube but my battery was dead.
(ユーチューブを観たかったけれど、バッテリーが切れていました。)

基本的に「however」は文頭に置いて使います。

文章の途中で使うことはできません。

×

We went out, however, it was raining.
(私たちは外出しましたが雨でした。)

◯

We went out. However, it was raining.
(私たちは外出しましたが雨でした。)

※ただし、「but」は話し言葉では文頭に用いられることがあります。

書き言葉では避けるべきなので気をつけましょう。

例文:
I know you’re busy. But can you help me?
(忙しいのは分かってるよ。でも手伝ってくれない?)

But that’s not what I meant!
(でも、それは私が言いたかったことじゃない!)

おわりに

本記事では、誰もが知っている基本単語「but」について、基本的な使い方から意外と知られていない用法、そして「however」との明確な違いまで詳しく解説しました。

この記事で紹介した例文を何度も音読し、実際の会話で使ってみることで、自然と「but」を使いこなせるようになるでしょう!

間違えることを恐れずに、積極的に英語を使ってみてください。

こちらの記事もおすすめ

日本人のサポート付き無料体験レッスンはこちら